カードローンやキャッシングでお金を借りるとき、もっとも目につくのが金利です。金利が高いと、借りたお金にプラスして返済額が増えてしまいます。
そこで、お得に借りられる方法として注目されているのが、無利息期間のあるカードローンです。しかし、無利息期間があるカードローンは数多くあり、どれを選べばいいか迷ってしまうもの。
この記事では無利息期間があるカードローンのなかから、銀行・消費者金融のおすすめ商品を紹介します。無利息期間の長さや条件、金利や審査時間などを比較して、あなたにぴったりのカードローンを見つけましょう。
なお、プロミスなら初回借り入れの翌日から30日間無利息です。急いで借り入れる必要はないので、今のうちに申し込んでおきましょう。
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カードローンの「30日間無利息」とは
カードローンには、借りたお金に対して一定の割合で利息が発生するという特徴があります。一方で、カードローンのなかには「30日間無利息」という特典を提供しているものもあります。具体的には、初めてカードローンを利用する方に限り、契約日の翌日から30日間は利息がかからないという内容です。
しかし、全ての業者が無利息期間を設けているわけではありません。まずは、下記の特徴を踏まえカードローンの無利息について理解を深めてみましょう。
30日間無利息の特徴
- 「30日間無利息」は主に消費者金融で提供されているサービス
- 30日より長い無利息期間を設けている業者もある
- 無利息期間中に完済すれば一切利息が発生しない
30日間無利息のカードローンを利用する上で、知っておきたいポイントが4つあります。
そもそも「金利」とは
金利とは、お金を借りた人が貸した人に支払う対価のこと。借入れ額や借入れ期間に応じて利率に変化が生まれます。
金利は実質年率という単位で表されており、1年間借りた場合に支払う金利の割合のことをさします。 たとえば、実質年率18%で10万円を借りた場合、1年後に返済するときには10万円×18%=1.8万円の金利がかかる仕組みとなっています。
金利はお金を貸す側にとっては収入になるものの、お金を借りる側にとっては支払いになります。したがって、お金を借りるときは、できるだけ低い金利で借りたいというのが一般的な考え方です。
主に消費者金融で提供されている初回限定サービス
30日間の無利息期間は、主に消費者金融で提供されているサービスです。消費者金融とは、個人向けに小口の貸付をおこなう金融機関のこと。銀行とはことなり、即日借入れに対応した審査スピードの早さや24時間対応などのサービスが充実しています。
しかし、消費者金融の金利は銀行よりも高く、上限金利の18%が適用されることが多いです。 そのため、無利息サービスは消費者金融のメリットを活かしつつ、金利のデメリットを軽減するために考えられたサービスといえます。 無利息サービスは初回契約時に限られることがほとんどで、2回目以降の契約では通常の金利が適用されます。
消費者金融によっては30日より長い期間が無利息になることも
「30日間無利息」というサービスは、消費者金融によって内容や条件がことなります。なかには、30日よりも長い期間が無利息になる場合もあるのです。
たとえば、アコムではご契約がはじめてのお客さまは契約日の翌日から30日間、レイクでは契約日の翌日から60日間が無利息になるサービスをおこなっていたりします。期間内に一度完済すれば、再度の利用分も無利息になるのが特徴です。
このように、消費者金融によって無利息期間の長さや回数がことなるので、利用する前に必ず確認しておきましょう。
期間中に完済すれば利息は一切発生しないのがメリット
無利息期間における最大のメリットは、期間中に完済すれば利息が一切発生しない点。つまり、いくらお金を借りても返すときには元本だけで済むということです。これは、お金に困ったときや急な出費があったときなど、一時的にお金を借りても返済の負担を抑えられることに繋がります。
たとえば、10万円を借りて30日間無利息サービスを利用した場合、30日以内に10万円を返済すれば金利は0円です。 しかし、30日を過ぎても返済しなかったり、一部しか返済しなかった場合は、残りの借入額に対して通常の金利が発生します。
そのため、無利息サービスを最大限に活用するには、期間中に完済することが重要です。
30日無利息を使えるカードローンのチェックポイント
カードローンの無利息サービスは非常にお得な特典ですが、それだけでカードローンを選ぶのは危険です。 無利息サービスを使えるカードローンを選ぶときは、以下のポイントに注意しましょう。
カードローンを選ぶ際のポイント
ここでは、上記3つのポイントについて詳しく解説します。
30日間無利息になる条件
30日間無利息で使えるカードローンは、主に消費者金融で提供されています。しかし、すべての消費者金融が「30日無利息」をおこなっているわけではありません。また、「30日無利息」になる条件も、下記のように消費者金融によってことなります。
30日無利息になる条件
- 初めてカードローンを利用する方に限る
- Web申込みやメールアドレス登録などの手続きをする
- 契約日の翌日から30日間以内に借入れをする
- 30日以内に借入れ額以下の返済をする
これらの条件を満たさない場合は、30日無利息の対象外となり、通常の金利が発生します。したがって、30日無利息を使う場合は、事前に条件を確認し、計画的に借入れと返済をおこなう必要があります。
無利息になったカードローンの返済日
30日のあいだ無利息になったカードローンの返済日は、消費者金融によってことなりますが、一部の消費者金融では契約時に返済日を自由に選ぶことができます。たとえば、レイクでは1ヶ月の間で返済日を自分で選べるほか、アコムでは契約時に指定された毎月10日・20日・末日のいずれかが返済日となります。また、プロミスでは契約時に指定された毎月1~28日のいずれかが返済日です。
このように、消費者金融によって返済日がことなるため、借入れが決まった際ははじめにチェックしておくことが大切です。
無利息期間のカウント開始日がいつか
金利が30日間無利息になるカードローンでは、無利息期間のカウント開始日がいつなのかに注意する必要があります。一部の消費者金融では、契約日の翌日から30日間が無利息期間となります。たとえば、アイフルやアコムは、契約日の翌日から30日間が無利息期間である一方、プロミスでは初回借入日から30日間が無利息期間となります。
無利息期間を最大限に活用するためにも、業者によってことなる無利息期間を把握することや、期間内に返済することを重要視しておきましょう。
30日無利息を利用するのに適したタイミング
カードローンの無利息サービスは、どんなときに利用するとお得なのでしょうか。 ここでは、無利息サービスを利用するのに適したタイミングを下記2点から解説します。
無利息サービス利用に適したタイミング
通常の借入よりも返済総額を安く抑えたいとき
「30日無利息」を利用するのに適したタイミングの一つは、通常の借入よりも返済総額を安く抑えたいときです。カードローンでは、借りたお金に対して一定の割合で利息が発生します。利息は、借りたお金の額や期間によって変わりますが、一般的には年率3%~18%程度です。
たとえば、年率15%で10万円を借りた場合、1年間で1.5万円の利息が発生します。しかし、「30日無利息」を利用すれば、契約日の翌日から30日間は利息がかかりません。つまり、30日以内に10万円を返済すれば、利息は0円で済むということです。これは、通常の借入よりも返済総額を大幅に安く抑えることができるというメリットに繋がります。
利息を負担せずに利用実績を作りたいとき
「30日無利息」を利用するのに適したタイミングのもう一つは、利息を負担せずに利用実績を作りたいときです。カードローンでは、借り入れや返済の履歴が信用情報機関に登録されます。この履歴は、カードローンの審査や限度額の決定などに影響します。
一般的には、過去にカードローンを利用してきちんと返済している方が、審査に有利だったり限度額が高くなったりすることがあります。しかし、「30日無利息」を利用すれば、利息を負担せずにカードローンの利用実績を作ることができます。
将来的にカードローンを使う可能性がある方や、限度額を増やしたい方にとって有効な方法です。
30日無利息を利用できるおすすめの消費者金融・銀行カードローン
カードローンの無利息サービスは非常にお得な特典ですが、それだけではなく他の条件も重要です。 たとえば、限度額や金利、審査時間や融資スピードなどは、カードローンを選ぶときに考慮すべきポイントです。
ここでは、無利息サービスのあるカードローンの中から、消費者金融と銀行カードローンに分けておすすめの業者を紹介します。 それぞれのカードローンの特徴やメリット、デメリットも併せて解説していきますので、 自分に合ったカードローンを見つける参考にしてください。
おすすめの消費者金融・銀行カードローン
プロミス
金利(実質年率) | 4.5~17.8% |
利用可能限度額 | 500万円 |
利用対象者 | 年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方(高校生および定時制高校生、高等専門学校生を除く) ・18歳および19歳の方は収入証明書類のご提出が必須となります。 ・収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
申込方法 | Web・アプリ・来店・電話 |
審査可能時間 | 9:00~21:00 |
最短審査時間 | 最短3分※ |
借入方法 | インターネット振込・スマホATM・コンビニ・提携ATM・プロミスATM・プロミスコール(電話) |
返済方法 | インターネット返済・口座振替・スマホATM・コンビニ・提携ATM・プロミスATM・銀行振込 |
返済回数・期間 | 最終借入後原則最長6年9ヶ月(1~80回) |
遅延した際の年率 (遅延損害金) | 20.0%(実質年率) |
口座開設の要・不要 | 不要 |
担保 | 不要 |
お得な情報 | 初めての方に30日間無利息サービス |
プロミスは、消費者金融のなかでも人気の高いカードローンです。 プロミスの無利息サービスは、初回契約時にメールアドレスとWeb明細利用の登録をすると、お借入の翌日から30日間利息が0円になります。 また、30日以内に追加借入しても、その分も無利息対象となります。
プロミスのメリットは、最短3分※で融資が可能であることや、Web完結・カードレスで24時間365日申込み・借入・返済ができること。 デメリットは、限度額が500万円までであることや、金利が4.5%~17.8%とやや高めであることです。
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アコム
金利(実質年率) | 3.00%~18.00% |
利用可能限度額 | 800万円 |
利用対象者 | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方 |
申込方法 | Web、店舗、電話、郵送 |
審査可能時間 | 9時~21時 |
最短審査時間 | 最短20分※1 |
借入方法 | Web、スマホアプリ、電話、全国のアコムATM、コンビニ、金融機関ATM |
返済方法 | Web、アコムATM、提携ATM、振込、口座振替 |
返済回数・期間 | 最終借入日から最長9年7ヵ月・1回~100回 |
遅延した際の年率 (遅延損害金) | 20% |
口座開設の要・不要 | 不要 |
担保 | 不要 |
お得な情報 | 初めて利用する人に30日間無利息サービス |
アコムは、三菱UFJフィナンシャルグループの消費者金融です。 アコムの無利息サービスは、初回契約時に限り契約日の翌日から30日間利息が0円になります。 また、30日以内に追加借入しても、その分も無利息対象となります。
アコムのメリットは、最短20分※1で審査が完了し、最短即日融資が可能であることや、限度額が800万円まであることです。 デメリットは、金利が3.0%~18.0%とやや高めであることや、Web完結ではなくカード発行が必要であることです。
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アイフル
金利(実質年率) | 3.0~18.0% |
利用可能限度額 | 800万円※1 |
利用対象者 | 満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する方で、アイフルの基準を満たす方 |
申込方法 | Web・アプリ・電話・無人店舗 |
審査可能時間 | 非公開 |
最短審査時間 | 最短18分※2 |
借入方法 | 振込・スマホアプリ(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)・提携ATM |
返済方法 | 振込・提携ATM・コンビニATM(セブン銀行・ローソン銀行)・口座振替 |
返済回数・期間 | 1回の支払いにつき35日以内または毎月約定日払い、借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)※3 |
遅延した際の年率 (遅延損害金) | 20.0% |
口座開設の要・不要 | 不要 |
お得な情報 | 初めての方に最大30日間利息0円サービス |
※2お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます
※3500万円を12.0%(実質年率)で借入した場合
アイフルは、消費者金融のなかでも老舗のカードローンです。 アイフルの無利息サービスは、初回契約時に限り契約日の翌日から30日間利息が0円になります。 また、30日以内に追加借入れをした場合、その分も無利息対象となります。
アイフルのメリットは、最短18分※2で審査が完了し、最短18分※2融資が可能であることや、限度額が800万円までであることです。 デメリットは、金利が3.0%~18.0%とやや高めであることや、Web完結ではなくカード発行が必要であることです。
\ 申し込み時に原則在籍確認なし/
レイク
適用条件 | Webで申し込むこと |
適用期間 | 初回契約翌日から60日間または180日間(選択制) |
金利 | 無利息期間後は4.5%~18.0% |
限度額 | 1万円~500万円 |
審査時間 | 最短30分 |
レイクは、三井住友銀行グループの消費者金融です。 レイクの無利息サービスは、初回契約時に限り契約日の翌日から60日間利息が0円になります。 また、借入れのうち5万円までは180日間無利息の特典も選択可能です(契約額200万円まで)。
レイクのメリットは、最短15秒で審査結果表示が可能であることや、Web完結・カードレスで24時間365日申込み・借入・返済ができることです。 デメリットは、限度額が500万円までであることや、金利が4.5%~18%とやや高めであることです。
初めての利用なら60日間無利息!
PayPay銀行
適用条件 | 初回借入時に「初回キャッシング30日間無利息」に申込むこと |
適用期間 | 初回借入日から30日間 |
金利 | 無利息期間後は4.9%~14.6% |
限度額 | 10万円~500万円 |
審査時間 | 最短即日 |
PayPay銀行は、ソフトバンクグループのネット銀行です。PayPay銀行では、初回キャッシング30日間無利息というサービスを提供しています。
PayPay銀行を含む銀行系カードローンは、消費者金融系に比べ金利が低い傾向にあります。その分、審査が厳しく時間がかかることで知られています。
借入限度額は最大1,000万円
東京スター銀行カードローン
適用条件 | 初めてご契約いただいた方 |
適用期間 | ご契約日の翌日から30日間 |
金利 | 無利息期間後は年率1.5%∼14.6% |
限度額 | 10万円~1,000万円 |
審査時間 | 最短即日 |
東京スター銀行カードローンは、東京スター銀行のカードローンです。東京スター銀行カードローンでは、初めての契約に限り、30日間の無利息期間を受けることができます。
契約から30日間利息が0円!
静岡銀行カードローン
適用条件 | 初めてご契約いただいた方 |
適用期間 | ご契約日から45日間 |
金利 | 無利息期間後は1.5%~14.5% |
限度額 | ~1,000万円 |
審査時間 | 最短即日 |
静岡銀行カードローンは、静岡銀行のカードローンです。静岡銀行カードローンでは、初めての契約に限り、45日間利息がキャッシュバックされます。
愛媛銀行カードローン
適用条件 | 初めてご契約いただいた方 |
適用期間 | ご契約日の翌日から30日間 |
金利 | 無利息期間後は4.4%~14.6% |
限度額 | 10万円~800万円 |
審査時間 | 最短即日 |
愛媛銀行カードローンは、愛媛銀行のカードローンです。初めての契約に限り、30日間の無利息期間を受けることができます。
ダイレクトワン
適用条件 | 初めてご契約いただいた方 |
適用期間 | ご契約日の翌日から30日間 |
金利 | 無利息期間後は3.0%~18.0% |
限度額 | 10万円~500万円 |
審査時間 | 最短即日 |
ダイレクトワンは、オリックス銀行のカードローンです。ダイレクトワンでは、初めての契約に限り30日間の無利息期間を受けることができます。
最短30分でカード発行
ベルーナノーティス
適用条件 | 初めての借入れ 完済後、前回の借入れ日から3ヶ月経過した再度の借入れ |
適用期間 | 初回借入れ日から14日間(何度でも利用可) |
金利 | 無利息期間後は4.5%~18.0% |
限度額 | 1万円~300万円 |
審査時間 | 最短30分 |
ベルーナノーティスは、セディナが提供するカードローンです。ベルーナノーティスでは、「30日無利息」ではなく、「14日無利息」を利用できますが、連続して何度でも利用できるという特徴があります。
カードローンの30日無利息の注意点
借入れ金を無利息期間内に返済すれば利息が一切発生しない無利息サービス。 利用者にとっては大きなメリットがある一方で、無利息サービスを利用するにはいくつかの注意点があります。 ここでは、無利息サービスにおける以下3つの注意点について解説します。
無利息サービス利用時の注意点
無利息の開始時期の違いに注意
無利息サービスの仕組みには、大きく分けて2つのパターンがあります。
無利息サービスのパターン
- 契約日の翌日から無利息になるパターン
- 初回借入日の翌日から無利息になるパターン
この2つのパターンは一見同じように見えますが、実は大きくことなります。 それぞれの特徴と注意点を見ていきましょう。
契約日の翌日から無利息になるパターン
カードローンの契約をした翌日から最大30日間が無利息期間となります。 たとえば、5月1日に契約した場合、5月2日から5月31日までが無利息期間です。 注意しなければならないのは、借入れをしていなくても無利息期間は経過してしまうということです。 つまり、契約しただけで無利息期間がスタートするので、借入れする前に30日間が過ぎてしまう可能性があります。
契約日の翌日から無利息になるパターンのカードローンを利用する場合は、契約したらすぐに借入れをおこなうことがおすすめです。
初回借入日の翌日から無利息になるパターン
カードローンで初めて借入れをおこなった翌日から最大30日間が無利息期間となります。 たとえば、5月1日に契約して5月10日に初回借入れをおこなった場合、5月11日から6月9日までが無利息期間です。 このケースの注意点は、初回借入れをおこなわないと無利息期間が始まらないということ。 つまり、契約しただけでは無利息期間はスタートしないので、借入れするタイミングを自由に選べます。
初回借入れ日の翌日から無利息になるパターンのカードローンを利用する場合は、借入が必要になった時点で行うことがおすすめです。
無利息期間中にも返済は発生する
無利息サービスを利用すると、一定期間金利がかからないというメリットがありますが、それはあくまでも「金利」のことであり、「返済」のことではありません。 つまり、無利息期間中にも返済は発生するということです。 カードローンの返済方法は、基本的には「元金均等返済」と「元利定額返済」の2種類があります。 それぞれの特徴と注意点を見ていきましょう。
カードローンの返済方法
- 元金均等返済
- 元利定額返済
元金均等返済
借入金額を分割回数で割った金額を毎月の元金として返済します。 たとえば、30万円を12回で返済する場合、毎月の元金は30万円÷12回=2万5千円です。 この元金に加えて、借入残高に対する金利も支払います。 しかし、無利息期間中は金利がかからないので、元金だけを支払えばよいことになります。
元利定額返済
毎月の返済額が一定になるように計算されます。 たとえば、30万円を12回で返済する場合、毎月の返済額は2万7千円程度です。 この返済額には、元金と金利が含まれていますが、無利息期間中は金利がかからないので、その分だけ元金が多くなります。
一部のカードローンを除いて適用は初回契約のみ
無利息サービスは非常にお得なサービスですが、そのほとんどは初回契約時に限り適用されるものです。 つまり、一度カードローンを契約して解約した後に再度契約しても、無利息サービスは使えないということです。
ただし、例外的に何度でも無利息サービスを利用できるカードローンもあります。 その代表例が、「ベルーナノーティス」です。 ベルーナノーティスは、セディナが提供するカードローンで、「30日無利息」ではなく、「14日無利息」を連続して何度でも利用できるという特徴があります。
どのくらい得になる?1ヶ月の利息の計算方法
カードローンの利息は、次の計算式で求められます。
カードローンの利息計算式
- 利息=借入金額(利用残高)×金利(年利)×利用日数÷365日
たとえば、100万円を1ヶ月(31日間)借りたときにかかる利息を、金利が10%と18%の場合で比較してみましょう。
金利が10%の場合
- 利息=100万円×10%×31日÷365日=8,493円
金利が18%の場合
- 利息=100万円×18%×31日÷365日=15,288円
このように、金利が高いほど支払う利息も高くなるほか、借入れ金額や利用日数が多いほど利息も増えます。
まとめ
この記事では、無利息サービスのあるカードローンを銀行と消費者金融に分けて紹介しました。 無利息サービスは非常にお得な特典ですが、それだけでカードローンを選ぶのは危険です。 無利息サービスを選ぶときは、以下のポイントに注意してください。
注意したいポイント
- 無利息期間の長さと開始時期を確認する
- 無利息期間後の金利や返済方法もチェックする
- 無利息期間中でも返済が発生することを忘れない
無利息サービスはカードローンのメリットの一つですが、それ以上に大切なのは自分の返済能力です。 カードローンは計画的に利用し、無理のない返済を心がけましょう。
なお、プロミスなら初回借り入れの翌日から30日間無利息です。急いで借り入れる必要はないので、今のうちに申し込んでおきましょう。
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