借入れ時は、返済のことまで考えられる余裕がない状況もあるでしょう。しかし、借入れ金は返済する義務があり、返済が遅れたことによる遅延損害金の支払いはできるだけ避けたいものです。
また、返済時に避けられない利息の問題があり、返済の遅れや返済期間の設定により無駄に損をしてしまう可能性があります。
本記事ではレイクの2つの返済方式について解説した上で、計画的な返済のために知っておきたいポイントをご紹介します。
レイクでの借入れの際は、返済も考慮しなければなりません。ぜひ本記事の内容を参考にしてご自身に合う返済計画を立てましょう。
【最短即日】おすすめのキャッシングサービス
レイクの返済額は返済方式により異なる
レイクの利用者の中には「とにかくお金が必要になったため急いで借入れたが、いつどのくらい返済すれば良いかわからない」人もいるでしょう。レイクの返済方式には、残高スライドリボルビング方式と元利定額リボルビング方式の2種類があります。
利用者はいずれかの返済方法を選ぶ必要があるため、それぞれの返済方式の特徴を正しく理解しましょう。
利用できる返済方式
借入れ残高ごとに返済額が変化する:残高スライドリボルビング方式
残高スライドリボルビング方式は、借入れ金の残高に応じて返済額が変わることが特徴です。新規の借り入れ時に借入れ金額に応じた返済額が設定され、以後は追加の借入れが生じる度に返済額が再度設定されます。
残高スライドリボルビング方式の特徴を理解した上で、以下の実質年率18.0%で返済回数が60回以内の場合の返済例を確認しましょう。基準残高が高くなるにつれて返済額が上がるものの、残高に応じた返済額が設定されていることがわかります。
基準残高 | 返済額 |
---|---|
1~100,000円 | 4,000円 |
100,001~200,000円 | 8,000円 |
200,001円~300,000円 | 12,000円 |
300,001~400,000円 | 12,000円 |
400,001円~500,000円 | 14,000円 |
一定額を返済していく:元利定額リボルビング方式
レイクのもう1つの返済方法である元利定額リボルビング方式は、残高によらず借入れ金額に応じた一定額を返済していく方式です。
元利定額リボルビング方式は、契約限度額内での追加借入れ時も返済金額は変動しないことが特徴です。そのため、「まだ借りても毎月の返済額は変わらないから大丈夫」などと、安易に追加で借入れたり、借入れ期間が長期化する可能性がある点には注意しましょう。
以下は10万円、20万円を借入れた場合の返済例です。
契約額 | 10万円 | 20万円 |
---|---|---|
毎月の最低返済額 | 4,000円/36回まで | 8,000円/36回まで |
レイクの利用前に確認必須!返済について
2つの返済方式を理解した上で、返済方法や返済日といった詳細も確認しましょう。レイクでは提携ATMや銀行振込みなど複数の返済方法があり、返済期日も利用者が自由に設定できます。
理解しておきたいポイント
返済方法一覧
借入れ金の返済方法は、新生銀行カードローンATMなど以下の4通りがあります。
レイクの返済方法
- 新生銀行カードローンATM
- 自動引落し
- 提携ATM
- 銀行振込み
参考:レイク「ご返済について」
新生銀行カードローンATMや自動引き落としを利用すると、返済手数料がかかりません。また、コンビニなどに設置されている提携ATMなら時間や曜日を問わず返済可能です。
それぞれの返済方法の特徴を確認し、自分のライフスタイルに合う返済方法を選ぶと良いでしょう。
返済日は希望可能
返済日は、借入れ利用者の希望日を指定できます。また、当月の返済は返済日当日の14日前から返済ができるため、資金に余裕がある場合は早めに返済を済ませることが可能です。
なお、返済日前後にはメールによるお知らせサービスがあり、返済遅延を防ぐために積極的に利用しましょう。返済が遅れそうな場合は会員ページやフリーダイヤルから当月の返済日を変更できます。期日通りに返済するためにも適切な収支管理を心がけましょう。
返済額は借入れ金額による
毎月の返済額は借入れ金額により異なります。また、先述の通り、選択する返済方式によっても差が生じます。毎月の返済額の詳細は会員ページで確認可能です。なお、追加で借入れた場合は、借入れ後の利用残高に応じて返済額が再設定されます。
また、ボーナス時期など、手元資金に余裕がある場合は一括返済を検討すると良いでしょう。その際の完済金額は以下の式を用いて算出されます。
完済金額の計算式
- 完済金額=利用残高+利息+その他費用
利息は日割で計算されるため、利用期間が短いほど完済金額が少なくなる点を覚えておきましょう。一括返済は、硬貨を取り扱うことができる新生銀行カードローンATMと銀行での振込が利用できます。
レイクの返済に関する3つのポイント
レイクでの借入れ時は、期日通りに返済できるよう計画的に利用しなければなりません。返済が滞ると信用情報機関に記録され、以後の借入れや各種ローン利用時に大きく影響する可能性があります。
ここでは、返済に関するポイントを3つ解説します。
返済に関するポイント
①借入れ金額を検討する
借入れを利用した時点から返済義務が発生します。過度な借入れは返済遅延を招くことになるため、毎月の収支やライフスタイルに合わせて無理のない金額を借入れましょう。
②計画的に返済していく
適切な借入れ金額を検討すると同時に、計画的な返済も心がけなければなりません。レイクのホームページでは、残高スライドリボルビング方式を選択した場合の返済額や返済回数の返済シミュレーションが可能です。
借入れ期間が長引くほど支払う利息が増えることを念頭に置き、シミュレーションを参考しながら返済計画を立てましょう。
参考:レイク「カードローンのご返済シミュレーション(返済プラン)」
③借入れ利息を確認しておく
レイクのカードローンは4.5%~18.0%の利息(実質年率)が適用され、利息は以下の式で算出されます。
利息の計算式
- 利息=利用金額×貸付利率(実質年率)÷365日×借入れ日数
ただし、借入れ当日は借入れ日数(利用日数)に含みません。
契約限度額が200万円以下
200万円以内の契約であれば、利用中における最大の借入れ残高が基準残高です。適用利率は、借入れ残高が以下の表の基準残高に達した日に変更されます。なお、一度でも借入れ残高が100万円を超えると、その後の返済で借入れ残高が100万円未満の場合でも利率は変わらないため注意が必要です。
基準残高 | 適用利率 |
---|---|
1~999,999円 | 15.0%~18.0% |
1,000,000円~2,000,000円 | 12.0%~15.0% |
契約限度額が200万円超
レイクのサービスである「30日間無利息サービス」を利用した上で契約限度額が200万円を超える場合は、契約限度額に応じて以下の利率が適用されます。
基準残高 | 適用利率 |
---|---|
2,000,001~3,000,000円 | 9.0%~15.0% |
3,000,001~4,000,000円 | 7.0% |
4,000,001~5,000,000円 | 4.5% |
返済が遅れてしまった場合は遅延損害金が発生する
期日までに返済できない場合、遅延損害金が発生します。遅延損害金とは借入れ金の返済を滞納した場合に課される損害賠償金で、レイクの損害遅延金は20.0%です。さらに、返済が遅れると電話や書面による督促の可能性があります。
また、返済が遅れると以後の増額審査で不利になることも想定されます。返済の遅延情報が信用情報機関に登録されることもあります。そのため、返済遅延は住宅ローンなど以後の借り入れ審査時の落ちる原因になりかねませんので注意が必要です。
期日通りの返済が厳しい場合は、会員ページから返済日を変更し、返済日を案内してくれる「ご返済日前お知らせサービス」を積極的に利用しましょう。返済が遅れたときは、フリーダイヤルに電話をして入金の意志を伝えた上で、できるだけ早く返済する必要があります。
遅延期間を短期間に抑えることで、レイクの印象や登録信用情報に与える影響を最小限にできます。返済が遅れることのないよう、計画的な利用を心がけましょう。
まとめ:レイクの2つの返済方式を理解した上で計画的な返済を
今回はレイクの返済方式や返済に関するポイントを解説しました。レイクの2つの返済方式の特徴を再度おさえておきましょう。
返済方式の特徴
- 残高スライドリボルビング方式:返済額は借入れ残高に応じて変動
- 元利定額リボルビング方式:返済額は借入れ残高に関係なく一定
それぞれの返済方式を正しく理解した上で計画的な利用を心がけましょう。なお、返済が遅延すると遅延損害金を支払う必要があります。
毎月の期日までに返済できるよう、レイクでの借入れ時には無理のない返済プランを立ててください。