出産費用が退院時に足りなかった時の対処法とは?相場と公的制度・おすすめのキャッシング5選を紹介!

出産費用 退院時 足りないアイキャッチ

「出産費用が用意できるか不安…」
「急な出費で退院時に足りない場合はどうしたら良いの?」

出産にかかる費用は、入院のタイミングや妊婦さんと赤ちゃんの状態によってそれぞれです。また、出産費用は健康保険の適用外となってしまうため、高額になりがちです。どのタイミングでどんな費用がかかるかもなかなか予測できません。

そのため、退院時に支払うお金が足りないという事態になってしまう可能性があります。そのようなことにならないよう、出産費用の相場や公的制度について把握し、対策しておきましょう。

万が一足りないときの対処法はもちろん、いざという時に使えるカードローンについても紹介しますのでぜひ参考にしてください。

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消費者金融名
SMBCモビット

プロミス
アコム
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アイフル
アイフル
レイク
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金利3.0%~18.0%4.5%~17.8%3.0%~18.0%3.0%~18.0%4.5%~18.0%
利用可能限度額800万円500万円800万円800万円※2500万円
利用対象者堅実な生計を営み、かつ収入と
不調和な債務をお持ちでない方で、
基準をみたす方
年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方(高校生および定時制高校生、高等専門学校生を除く)
・18歳および19歳の方は収入証明書類のご提出が必須となります。
・収入が年金のみの方はお申込いただけません
20歳以上の安定した収入と
返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方
満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する方で、基準を満たす方満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
申し込み方法Web,電話,来店Web,電話,来店Web,電話,来店,郵送Web,アプリ,電話,来店Web,電話,来店
審査可能時間9:00~21:009:00~21:009:00~21:00非公開8:10~21:50(Web申し込み)
最短審査時間10秒簡易審査最短3分※4最短20分※1最短20分※325分
借入方法ATM,振り込みATM,振り込み,電話,来店ATM,振り込みATM,振り込みATM,振り込み
返済方法口座振替,振り込,ATM,Tポイント口座振替,振り込み,
ATM,来店
口座振替,振り込み,ATM口座振替,振り込み,アプリ,ATM口座振替,振り込み,Web,ATM
返済回数・期間最長60回(5年)
※ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、
合理的な理由があるとSMBCモビットが認めた
場合には、最長106回(8年10ヶ月)
最終借入後原則最長6年9ヶ月・1~80回最大100回
最長9年7ヵ月
最大151回
最長14年6ヶ月
最大60回
最長5年
遅延した際の年率20.0%20.0%20.00%20.0%20.0%
口座開設の
要・不要
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※1お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。※2ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です※3お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます※4お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
目次

出産費用が足りないと休暇中に気付いたら銀行カードローンを

休暇中に出産費用が足りないと気付いたら銀行カードローンを

妊娠すると、生活は一変してしまいます。身体の変化はもちろん、さまざまなことに気を配らなければならず、あっという間に日々が過ぎていたという人も多いのでは?

妊娠も後期に入り、休暇中に出産費用について計算してみると、思っていたより高額で足りないかもと心配している人もいるでしょう。

出産が差し迫っている状況で、お金を調達するのなら、まずは銀行のカードローンを契約しましょう。申込みから融資までの期間が短く、限度額までなら何度でも借入可能なので急な出費に備えるのにはぴったりです。

ただし、銀行系のカードローンのデメリットは借り入れまで時間がかかることと、手続きがやや面倒な点です。

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※1お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

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出産費用の支払いができない場合におすすめの銀行カードローン5社比較一覧表

出産費用の支払いにおすすめの銀行カードローン5社比較一覧表

急な出費に対応できる銀行カードローンですが、種類が多くどれを選べば良いのか分からないという人も多いでしょう。どのカードローンを選ぶかによって金利や借入方法・返済方法が異なることから、あなたに合ったものを選びたいところです。

この記事では、出産費用の支払いにおすすめの銀行カードローンを5社ピックアップしてみました

おすすめ銀行カードローン

  • 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
  • 楽天銀行カードローン「楽天銀行スーパーローン」
  • 新生銀行スマートカードローンプラス
  • イオン銀行カードローン
  • 住信SBIネット銀行カードローン

どの銀行カードローンも有名なところばかりのため、一度は聞いたことがあるというものばかりではないでしょうか。しかし、内容はそれぞれ違うため、どれを選べばいいか判断が難しいところです。

そこで比較しやすいように各項目ごとに一覧表にまとめてみたので、参考にしてください。

銀行カードローン名三菱UFG三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」楽天銀行楽天銀行カードローン「楽天銀行スーパーローン新生銀行スマートカードローンプラスイオン銀行イオン銀行カードローン
住信SBIネット銀行カードローン
金利(実質年率)年1.8%~年14.6%1.9%~14.5%4.5%~14.8%3.8%~13.8%1.59%~14.79%
利用可能限度額500万円最大800万円500万円800万円700万円
利用対象者満20歳以上65歳未満の国内在住の人毎月安定した定期収入がある方 
以下の全ての条件を満たす方 ①満年齢20歳以上62歳以下の方(※1) ②日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方) ③お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方 ④楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方 (※2)
※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下 ※2 当行が認めた場合は不要です
20歳以上満70歳以下の国内在住の人満20歳以上満65歳未満の日本在住の人満20歳以上満65歳未満の日本在住の人
申し込み方法インターネット、電話インターネット、アプリインターネット、電話、郵送インターネットインターネット
審査可能時間インターネットは24時間、電話は平日9:00~21:00、土・日・祝日9:00~17:008:10~21:50(毎月第3日曜日8:10~19:00)
最短審査時間翌営業日に連絡当日即時非公開非公開
借入方法ATM、振り込み提携ATM、振込振込み、提携ATMイオン銀行ATM、提携コンビニATM、提携金融機関ATM、インターネットバンキングインターネット、アプリ、ATM
返済方法自動支払い(口座引き落とし)、ATM、振り込みご指定口座からの自動振替
随時返済時は提携ATM、振込、インターネットが利用可能
会員ページ、提携ATM、自動引落しATM、イオン銀行普通預金口座からの引き落とし、他金融機関口座からの引き落とし振込・振替、ATM
返済回数・期間回数指定なし、35日サイクルでの返済回数指定なし、月1回以上(引落日は1日、12日、20日、27日から選択可能)
※27日は楽天銀行口座をお引き落とし口座にご指定いただく場合のみお選びいただけます。
60回、5年回数指定なし、月1回以上回数指定なし、月1回以上
遅延した際の年率非公開19.9%20.0%14.5%非公開
口座開設の要・不要不要不要不要不要
お得な情報ATM利用手数料無料条件達成でTポイント最大2,000ポイントプレゼント利息キャッシュバックキャンペーンスマプロポイント1,500ポイントプレゼント
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

出産費用が退院時に足りなかった場合におすすめの銀行カードローン5選

出産費用が退院時に足りない!おすすめの銀行カードローン5選

退院時に出産費用が足りないことに気がついたら、すぐに資金調達の方法について考えなければなりません。しかし、産後すぐに動くことは難しく、できることは限られています。

そんな時におすすめなのが、銀行のカードローンです。金利も低く、限度額までなら何度でも借入できるので、いざという時のために作っておいて損はしないでしょう。

ただし、銀行系カードローンのデメリットはお金を借りるまで時間がかかる点。出産費用が今すぐ欲しいあなたは大手消費者金融を使うことをおすすめします。

ただし、数あるカードローンの中から、どれを選ぶのかは難しいところ。おすすめのカードローンを5社紹介しますので、参考にしてください

1.三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

出典:mufg.jp

金利(実質年率)年1.8%~年14.6%
利用可能限度額500万円
利用対象者満20歳以上65歳未満の国内在住の人
申し込み方法インターネット、アプリ
審査可能時間インターネットは24時間、電話は平日9:00~21:00、土・日・祝日9:00~17:00
最短審査時間翌営業日に連絡
借入方法ATM、振り込み
返済方法自動支払い(口座引き落とし)、ATM、振り込み
返済回数・期間回数指定なし、35日サイクルでの返済
遅延した際の年率非公開
口座開設の要・不要不要
お得な情報ATM利用手数料無料

三菱UFJ銀行が提供するバンクイックは、最大500万円まで借入できるカードローンです。借入から返済まで、三菱UFJ銀行はもちろん、コンビニのATMの利用が可能。利用手数料はかかりません。

毎月の最小返済額は1,000円と、カードローンを初めて利用する人にも安心です。返済期日は自分で選べるようになっていますが、3営業日前にEメールで返済日をお知らせしてくれます。うっかり返済を忘れてしまう心配もありません。

Webなら受付は24時間行っているので、ぜひこちらから申込みしてみましょう。

月1,000円から返済できる

2.楽天銀行カードローン「楽天銀行スーパーローン」

引用:楽天銀行スーパーローン

金利(実質年率)1.9%~14.5%
利用可能限度額最大800万円
利用対象者毎月安定した定期収入がある方
以下の全ての条件を満たす方 ①満年齢20歳以上62歳以下の方(※1) ②日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方) ③お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方 ④楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方 (※2)
※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下 ※2 当行が認めた場合は不要です
申し込み方法インターネット、アプリ
審査可能時間
最短審査時間最短当日
借入方法提携ATM、振込
返済方法ご指定口座からの自動振替
随時返済時は提携ATM、振込、インターネットが利用可能
返済回数・期間回数指定なし、月1回以上(引落日は1日、12日、20日、27日から選択可能)
※27日は楽天銀行口座をお引き落とし口座にご指定いただく場合のみお選びいただけます。
遅延した際の年率19.9%
口座開設の要・不要不要
お得な情報楽天会員ランクに応じて審査優遇(※一部例外あり)

楽天銀行スーパーローンは、ポイント還元やさまざまなキャンペーンが魅力の楽天銀行株式会社が提供する、カードローンです。最大限度額は最大800万円で、利用用途が限定されていないため自由に使えます

借入は、提携のコンビニATMや振込を利用してでき、手数料なども一切かかりません。

楽天銀行口座がなくても利用できるので、ぜひこちらから申込みを行ってください。

3.新生銀行スマートカードローンプラス

新生銀行スマートカードローンプラス

出典:shinseibank.com

金利(実質年率)4.5%~14.8%
利用可能限度額500万円
利用対象者20歳以上満70歳以下の国内在住の人
申し込み方法インターネット、電話、郵送
審査可能時間8:10~21:50(毎月第3日曜日8:10~19:00)
最短審査時間即時
借入方法振込み、提携ATM
返済方法60回、5年
返済回数・期間回数指定なし、月1回以上(引落日は1日、12日、20日、27日から選択可能)
※27日は楽天銀行口座をお引き落とし口座にご指定いただく場合のみお選びいただけます。
遅延した際の年率20.0%
口座開設の要・不要不要
お得な情報条件達成でTポイント最大2,000ポイントプレゼント

できるだけ早く利用したいと考えている人には、新生銀行スマートカードローンプラスがおすすめです。審査結果は申込み完了後、画面ですぐに確認できるため結果を待つ必要がありません。

借入は最短で申込みから翌日に可能で、新生パワーダイレクトを利用すれば24時間365日時間を気にする必要もなし。もちろん、提携ATMからの借入や返済も可能です。

初めて新生銀行スマートカードローンプラスを契約する場合は、Tポイントが1,000ポイントもらえます。収入証明書提出と借入れでさらに1,000ポイントがもらえるので、ぜひこちらから申込みしてみましょう。

4.イオン銀行カードローン

イオン銀行カードローン

出典:aeonbank.co.jp

金利(実質年率)3.8%~13.8%
利用可能限度額800万円
利用対象者満20歳以上満65歳未満の日本在住の人
申し込み方法インターネット
審査可能時間
最短審査時間非公開
借入方法イオン銀行ATM、提携コンビニATM、提携金融機関ATM、インターネットバンキング
返済方法ATM、イオン銀行普通預金口座からの引き落とし、他金融機関口座からの引き落とし
返済回数・期間回数指定なし、月1回以上
遅延した際の年率14.5%
口座開設の要・不要不要
お得な情報利息キャッシュバックキャンペーン

イオン銀行カードローンはイオン銀行のカードローンで、上限金利が年13.80%と低いのが魅力です。利用者一人ひとりに合わせた借入限度額を設定し、計画的に返済できるよう配慮。

状況に合わせて24時間365日ATMから返済ができるので、初めての人でも安心して利用できます。審査結果や利用明細はペーパーレスなので、周囲に利用がバレる心配もありません

現在、イオン銀行カードローンでは、利息キャッシュバックキャンペーンを実施しています。お得に借入れするチャンスなので、こちらをタップして申込みしてください。

5.住信SBIネット銀行カードローン

住信SBIネット銀行カードローン

出典:netbk.co.jp

金利(実質年率)1.59%~14.79%
利用可能限度額700万円
利用対象者満20歳以上満65歳未満の日本在住の人
申し込み方法インターネット
審査可能時間
最短審査時間非公開
借入方法インターネット、アプリ、ATM
返済方法振込・振替、ATM
返済回数・期間回数指定なし、月1回以上
遅延した際の年率非公開
口座開設の要・不要
お得な情報スマプロポイント1,500ポイントプレゼント

できるだけ低利息でカードローンを利用したいという人におすすめなのが、住信SBIネット銀行カードローンです。プレミアムコースであれば、金利年1.59%からと他社に比べて圧倒的な低さ。

スタンダードコースでも所定の条件を満たせば、基準金利から最大年0.6%の金利引き下げが適用され利息を抑えられます。

手続きの全てをネット上で完結できるのも魅力の1つ。妊娠中の大変な時期に、手続きのために出歩く必要がありません。

また、ローン専用カードの発行がなく、銀行のキャッシュカードにカードローンの機能が付帯。周囲にバレずに利用できるのも嬉しいポイントです。

借入れや返済時の手数料は、いつでも何度でも無料なので、ぜひこちらから申込みしてみましょう。

退院時の出産費用の相場はいくら?平均費用と自己負担額の目安を知っておこう

出産費用はいくらかかるの?平均費用を知っておこう

初めて出産する人にとって、どれくらい費用がかかるのかは不安なものです。しかも妊娠や出産は病気ではないため健康保険の適用外となることから、高額になりやすいもの。

人によって費用は異なるとはいえ、平均でどれくらいかかるのか知っておきたいという人も多いでしょう。

厚生労働省によると、出産費用の平均は以下の通りです。

施設平均出産費用
公的病院45.2万円
全施設46.7万円
参照元:厚生労働省「出産費用の実態把握に関する調査研究(令和3年度)の結果等について」

出産は人によってケースバイケースであるものの、平均で46.7万円の費用がかかっていることが調査で分かっています。

ただし、このデータは令和3年度のものでやや古いもので、2023年4月から出産一時金が50万円に引き上げられたタイミングで多くの産院が値上げをしています。

その結果、出産費用は年々増加しており、出産育児一時金ではまかないきれず自己負担しなければいけないケースも増えています。

さらに、以下のようなケースでは出産費用が増えてしまうので、自己負担が20万円を超えることがあるので注意が必要です。

自己負担金額が増えるケース

  • 吸引分娩になった場合
  • 緊急帝王切開になった場合
  • 祝日や夜間に入院した場合
  • 入院が長引いてしまった場合
  • 無痛分娩を利用した場合
  • 切迫早産など想定外の追加費用がかかった場合

想定以上に費用が膨らんでしまって今すぐ、お金を借りたい・手続きはWebで済ませたいあなたにはアコムがおすすめ。アコムなら最短20分※1で借り入れ可能・はじめての方なら30日間金利0円で利用できます。

アコムの公式サイトは以下のボタンをタップして確認してください。※1お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

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出産後の退院時に出産費用の他はどんな費用がかかる?

出産は出産費用の他にどんな費用がかかる?

出産は分娩費用だけでなく、何かとお金がかかってしまいます。これらの費用も人によって金額が異なるため、一概にいくらかかるとは断言できません。

しかし、計画的に予定を立てておかなければ、退院時に出産費用が足りないといった事態になってしまう可能性もあります。まずは、一般的にどのような費用がかかるかを把握し、必要な金額の目安を整理しておきましょう

分娩費以外に発生する出産費用は、以下の通りです。

それぞれの費用について、詳しく見ていきます。

①マタニティ用品の購入費用

妊娠すると約10ヶ月をかけてお腹のなかで、赤ちゃんを育てていきます。最初は数ミリ程度しかない赤ちゃんも、臨月に近づくにつれ大きくなっていき50㎝前後の大きさに。

赤ちゃんが大きくなるにつれてお母さんの身体も変化するため、妊娠前の洋服などは入らなくなってしまいます。また、産後の授乳服などさまざまなマタニティ用品を購入するための費用が必要です

②ベビー用品の購入費用

出産後には、ベビー用品も必要です。ベビー服やおむつはもちろん、哺乳瓶やベビーベッド、ベビーカーなど必要に応じて準備しなければなりません。

特に最初の頃は肌も弱く清潔にしておかなければならないため、肌着やベビー服は何枚も必要です

退院時にすぐ必要でないものは、様子を見ながら買い足しても問題ありません。ただし、おむつは洋服は赤ちゃんの成長によってすぐにサイズアウトしてしまう可能性も。必要最低限で購入していくことをおすすめします。

③里帰り出産の交通費・期間中の生活費用

初めての出産は不安なことも多く、周りのサポートが必要不可欠です。経験したことがないことばかりなので、経験者である母親に頼りたくなるのも無理はありません。そのため、実家での里帰り出産を選択している人も多いでしょう。

しかし、里帰り出産は心強いサポートが望める反面、交通費や二重にかかる生活費などが発生します。予定外の出費でお金が足りないというような事態にならないよう、あらかじめ交通費や生活費を出産費用に含めて計算しておいてください。

出産費用の支払いに役立つ公的制度9つを紹介

出産費用の支払いに役立つ9つの公的制度を紹介

出産費用は分娩費だけでも高額で、その他の費用を含めれば簡単に用意できる金額ではありません。赤ちゃんに会える期待より、お金が足りないのではないかと言う不安の方が大きいと言う人も多いのではないでしょうか。

確かに出産にかかる費用は高額ですが、日本にはその費用をサポートする以下の9つの公的制度が存在します

出産費用に使える公的制度について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

公的制度①:出産育児一時金

基本的に、出産する全ての女性が支給対象となる出産育児一時金。出産に関する費用負担の軽減のために、公的医療保険から支給されます。

2023年4月より出産一時金は支給額が引き上げられました。支給対象となるのは、以下の場合です。

妊娠4ヵ月(85日)以上の方が出産したときは、一児につき50万円(産科医療補償制度の対象外となる出産の場合は48.8万円の出産育児一時金が支給されます。

引用元:全国健康保険協会「出産育児一時金について」

出産育児一時金は、被保険者または被扶養者が対象で、一児につき原則50万円が支給されます。また、出産育児一時金の受給方法は、3つの方法から選択可能。

直接支払制度を利用すれば健康保険から医療機関に直接支払ってくれるため、退院時の自己負担が軽減されます。医療機関によって対応する方法が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

公的制度②:出産手当金

出産により仕事を休んでいる期間は、原則として給与が支給されません。そんな無給期間をサポートしてくれるのが、出産手当金です。

対象となる以下の期間内について、加入している健康保険から手当てが支給されます。

出産手当金は出産日(出産が予定日より後になった場合は、出産予定日)以前42日(多胎妊娠の場合は98日)から出産日の翌日以降56日までの範囲内で、会社を休み給与の支払いがなかった期間を対象としてお支払いします。

引用元:全国健康保険協会「出産手当金について」

出産育児一時金とは違い、出産手当金は会社の健康保険に加入している人のみが支給対象です

そのため、国民健康保険に加入している人、家族の健康保険に被扶養者として加入している人は支給されません。また、支給額も一律ではないため注意が必要です。

公的制度③:高額療養費制度

妊娠や出産は病気ではないため、基本的に健康保険の対象外です。しかし、さまざまな要因から帝王切開や吸引分娩、鉗子分娩などの処置を行うケースもあるでしょう。

これらは治療とみなされるため、健康保険が適用されるほか、高額療養費の対象です。

高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。

引用元:全国健康保険協会「高額な医療費を支払ったとき(高額療養費)」

自然分娩は高額療養費制度の対象外となりますが、帝王切開などは対象となるため、払い戻しを受けられる可能性があります。ただし、自己負担の限度額は年齢や所得によって異なりますので、注意しましょう。

また、申請から払い戻しまで時間がかかる点も頭にいれておいてください。

公的制度④:自治体の出産祝い金

自治体の中には、出産に伴い出産祝い金や出産祝い品を支給しているところもあります。(参照元:内閣府「各種手当ての支給」

広島県庄原市では、出産お祝い金として第1子に10万円・第2子 10万円・第3子以降は25万円を支給。(参照元:広島県庄原市ホームページ「出産祝金」)また、北海道厚沢部町では、誕生祝金として子ども1人当たり10万円を支給してもらえます。(参照元:北海道厚沢部町ホームページ「ふるさと定住促進」

出産にはお金がかかるため、子どもを産み育てることを断念してしまう人もいるかもしれません。これでは、少子化は進んでしまうばかり。

特に地方では過疎化が進んでおり、人口減少は大きな課題となっていると言わざるをえないでしょう。

そこで、出産祝い金を支給する自治体が増えてきました。しかし、出産祝い金は、すべての自治体で支給されているわけではありません。

そのため、住んでいる自治体にそのような制度があるのか事前に確認しておきましょう。

公的制度⑤:入院助産制度

出産は病気ではないため、健康保険適用の対象外です。そのため、入院には多額の費用がかかってしまいます。

健康保険より出産育児一時金として一児あたり42万円が支給されますが、全額を賄えない可能性もあります。出産費用が足りないのではないかと心配な人は、入院助産制度の利用も検討してみましょう。

出産に当たって、保健上必要であるにもかかわらず、経済的な理由で病院又は助産所に入院できない妊産婦の方を対象に、その費用を助成します。

引用元:東京都福祉保健局「入院助産(出産費用の助成)」

入院助産制度は、児童福祉法という法律で定められている全国的な制度。しかし、地域によって名称が異なるためか、意外と知られていないのが現状です。

対象となるかは自治体によって異なり、申請時期もさまざまですので早めに確認しておいてください。

公的制度⑥:妊娠高血圧症候群等の医療費助成制度

近年は、以前に比べても高年齢での出産が増えてきました。それに加えて、食生活の変化や生活習慣などにより妊娠中毒症を発症する人が増加しています。

特に妊娠中の高血圧は重要視されており、無事出産を終えるためにも適切な治療を受けなければなりませんそのような人を対象としたのが、以下の妊娠高血圧症候群等の医療費助成制度です

東京都の市町村(八王子市及び町田市を除く)に住所を有し、対象疾病にかかっている方で、認定基準を満たし、医療機関に入院して治療を受ける必要のある方。

引用元:東京都福祉保健局「妊娠高血圧症候群等の医療費助成」

この制度も、ほかの道府県によっては助成の有無や基準・手続き方法・助成内容が異なる可能性があります。対象となる場合は、事前に確認しておきましょう。

公的制度⑦:妊婦検診費用助成制度

妊娠中は、定期的に産婦人科で検診を受けることが推奨されています。出産までの受診回数は約14回。

しかし、病気とは異なり健康保険が使えないため、検診費用が負担となってしまいます。そこで、検診費用の負担を軽減する目的で、自治体が一部助成を行っています。

「妊婦健康診査受診票」を医療機関に提出することで、1人14回を上限に妊婦健康診査費用の助成を受けることができます。

引用元:東金市ホームページ「妊婦一般健康診査」

妊娠の届出を行った際に、母子手帳などと一緒に助成金で検診が受けられる補助券が支給されます。ただし、補助券の枚数や金額は自治体により異なり、差額の分は自分で支払わなければなりません

妊娠検診の全額が助成されるわけではないので、注意してください。

公的制度⑧:出産費貸付制度

妊娠、出産は思い通りに進んでいくとは限りません。急な事態の変化で、お金が必要となるケースもあるでしょう。そんなときに利用できるのが、出産費貸付制度です。

出産育児一時金が支給されるまでの間、無利子で出産費用を貸付できるため、いざという場面で活躍します。対象者は、以下の通りです。

全国健康保険協会管掌健康保険の被保険者又は被扶養者で、出産育児一時金の支給が見込まれる方のうち、次の(1)もしくは(2)に該当する方です。
(1) 出産予定日まで1ヶ月以内の方。
(2) 妊娠4ヶ月(85日)以上の方で、病院・産院等に一時的な支払いを要する方。

引用元:全国健康保険協会「出産費貸付制度」

出産費貸付制度は、出産育児一時金の支給が見込まれる人を対象とした貸付制度です借りられるのは支給見込み額の8割までです。無利子で借りられるため、急な出費で困った場合はぜひ活用しましょう。

ただし、出産育児一時金を使って返済するため、分娩費用が足りないとなってしまうケースも。あくまで一時的な対策となる点は頭にいれておきましょう。

公的制度⑨:生活福祉資金貸付制度

妊娠、出産にはさまざまな出費がつきものです。しかし、出産後はすぐに働けないことから、出産費用だけでなく生活費が足りないと不安に感じている人も多いでしょう。そんな人は、退院後、子育てに専念できるよう生活福祉資金貸付制度の利用も検討してみてください

生活に困っている低所得世帯や障害者世帯・高齢者世帯を対象に、生活福祉資金貸付制度が設けられています。(参照元:厚生労働省「生活福祉資金貸付制度」

利息も低く、連帯保証人が用意できれば無利子で借りることも可能です。ただし、手続きが複雑となっていることもあり、出産費用が足りないからといってすぐに貸付してもらえるわけではありません。前もって確認しておきましょう。

出産費用が退院時に足りない場合の支払方法4選

出産費用が退院時に足りない場合の4つの支払方法

出産費用で使える公的制度がありますが、手続きが複雑なこともあり事前の準備が必要です。しかし、出産は何が起こるか分からないものであり、急遽費用が発生するケースも珍しくありません。

退院時に出産費用が足りないことが判明したところで、公的制度で賄おうと思っても間に合わない可能性もあります。それでは、そんなときどうすれば良いのでしょうか。出産費用の支払方法には、以下のようなものがあります

それぞれの支払方法について、詳しくみていきましょう。

なお、お金がない時の乗り切り方をより詳しく知りたい方は、こちらの記事に詳しく書いてあります。緊急時に困らないよう、今のうちに読んでください。

①民間の生命保険の給付金から支払いする

正常分娩であれば健康保険も適用されず、医療保険の給付も対象外です。しかし、帝王切開などのケースでは健康保険が適用となり、医療保険も給付対象に。入院給付金や手術給付金が支給されることになります

また、女性保険などに加入している場合は、追加で給付金が支給される可能性もあります。加入している生命保険によって支給される金額などが異なるため、確認してみてください

②クレジットカードで支払いする

退院時に出産費用が足りないとなった場合、最も確実に対応できるのがクレジットカードで支払う方法です。現金がすぐに用意できない場合でも支払いができ、分割払いを選べば負担も軽減できるでしょう。

ただし、出産する医療機関が必ずしもクレジットカード払いに対応しているとは限りません。キャッシュレス決済が進んでいるとはいえ、支払いは現金払いのみという医療機関もまだまだ多いものです。

クレジットカード払いに対応しているのかは、あらかじめ確認しておいてください。

③両親や親戚にお金を借りて支払いする

出産費用が足りない場合、頼れるのであれば事情を説明して両親や親戚にお金を借りるというのも1つの方法です。親族であれば、返済予定などをきちんと説明すれば借りやすいのではないでしょうか。

ただし、親族とはいえきちんと借用書を作成して借りることをおすすめします。「金の切れ目は縁の切れ目」ということわざもあるように、トラブルに発展しないよう、細心の注意を払うようにしましょう。

お金貸してください」とお悩みの方は、こちらの記事も参考にしてください。

④カードローンでお金を借りて支払う

どの方法も難しい場合は、カードローンでお金を借りて支払うことも検討してみてください。カードローンであれば使用用途も指定されていないため、出産費用の支払いにも利用可能です。

申込みから融資まで、最短1日でできるところもあり、急遽お金が必要なタイミングにもぴったり

ATMはもちろん、振込による借入もできるので、わざわざ出向く必要もありません。限度額までなら何回でも借入可能なため、いざという時のために用意しておくと役立つでしょう。

なお、カードローンおすすめ人気ランキングは、こちらの記事を読めばわかります。カードローン選びでお悩みの方はご覧ください。

まとめ:出産費用が足りない場合は公的制度を上手く利用しよう

まとめ:出産費用が足りない場合は様々な方法を検討しよう

妊娠、出産は、何が起こるか誰にも分かりません。順調に思えても、急な事態により費用が発生することもあり得るでしょう。

しかし、出産は病気ではないので健康保険が使えず、高額な費用がかかってしまいがちです。退院時に出産費用が足りないと慌ててもできることは限られてしまうので、事前に準備しておくことをおすすめします。

出産費用が足りない場合の対策としてはいくつか方法がありますが、銀行カードローンならいざというときに役立つこと間違いありません。楽天銀行スーパーローンならポイントを獲得できてお得に利用できるので、ぜひこちらから申込みしてみましょう。

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