SMBCモビットでの借入にかかる利息を少なく抑えたいとき、選択肢のひとつに「一括返済」があります。
利息で返済総額が膨らむほど自分の首を絞めるだけなので、一括返済を上手く活用することがおすすめです。
本記事では、SMBCモビットの一括返済のメリット・デメリット、手数料の節約方法を紹介しています。
資金に余裕ができてSMBCモビットの一括返済を検討している方は必見です。この記事を参考に、SMBCモビットの返済スケジュールの見直しを検討してみましょう。
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SMBCモビットで一括返済するメリット
一括返済とは、返済の途中で元本をすべて返済することです。元本を一括返済することで、支払い利息を少なくできます。
例として、50万円を1カ月後に一括返済した場合と24カ月間分割払いした場合を比較してみましょう。
【50万円を1カ月後に一括返済した場合】
| 借入額 | 500,000円 |
| 返済回数 | 1回 |
| 実質年利 | 18.00% |
| 利息 | 7,397円 |
| 返済合計 | 507,397円 |
【50万円を24カ月間で分割支払いした場合】
| 借入額 | 500,000円 |
| 返済回数 | 24回 |
| 実質年利 | 18.00% |
| 利息 | 99,079円 |
| 返済合計 | 599,079円 |
借入が50万円の場合、一括返済の場合は返済総額が507,397円となります。24回返済の場合は返済総額が599,079円となり、一括返済と24回払いの差額は91,682円です。
実際の金額は元本の金額や返済期間によって変わりますが、一括返済することで多くの利息を節約できる可能性があります。臨時収入などで資金に余裕ができた際には、ぜひ一括返済を検討してみましょう。
一括返済する際は、金利も重要です。SMBCモビットの金利について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでください。
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SMBCモビットで一括返済するデメリット
SMBCモビットで一括返済するデメリットは、手元の資金が大幅に減ることです。
支払い利息を節約したいという理由で、無理に一括返済してしまうと、その月の負担が大きくなってしまいます。たとえば、4カ月間かけて返済する予定の10万円を一括返済したとします。
【10万円を1カ月後に一括返済した場合】
| 経過日数 | 返済額 |
|---|---|
| 1カ月目 | 101,500円 |
| 2カ月目 | 0円 |
| 3カ月目 | 0円 |
| 4カ月目 | 0円 |
| 返済額合計 | 101,500円 |
【10万円を4カ月間で分割返済した場合】
| 経過日数 | 返済額 |
|---|---|
| 1カ月目 | 25,944円 |
| 2カ月目 | 25,944円 |
| 3カ月目 | 25,944円 |
| 4カ月目 | 25,945円 |
| 返済額合計 | 103,777円 |
返済額の合計は一括返済の方が少ないです。しかし、1カ月目の返済額で比較したとき、一括返済は101,500円、分割返済は25,944円で、一括返済した月の現金負担が75,556円多くなってしまいます。
一括返済したことにより生活費が足りなくなってしまっては本末転倒です。臨時収入など余ったお金から返済することを検討しましょう。
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SMBCモビットで一括返済する方法を解説
一括返済のメリット・デメリットを解説してきました。
「デメリットよりもメリットが大きいので、実際に一括返済をしてみたい」というあなたのために、SMBCモビットで一括返済する3つの手順を紹介します。
SMBCモビットで一括返済する3つの手順
返済金総額を把握する
SMBCモビットに電話をかけて、返済総額を確認しましょう。1日ごとに利息計算するので、あらかじめ一括返済の予定日をSMBCモビットに通知することで、正確な利息を算出してもらえます。
SMBCモビットのコールセンターの電話番号：0120-03-5000
一括返済の方法を3種類から選ぶ
SMBCモビットの一括返済の方法には、以下の3種類があります。
それぞれの特徴を説明するので、都合の良い返済方法を選びましょう。
提携ATM
コンビニや一部の銀行ATMなどの提携ATMで返済できます。ただし、提携ATMによっては1,000円未満の支払いができない場合があるので注意が必要です。完済するには、硬貨に対応したATMか銀行振込を利用しましょう。
取引金額に応じたATMの手数料を支払わなければならないことにも留意しておきましょう。手数料についてはこのあとご説明します。
銀行振込
銀行振込の場合は、利用者1人ずつに専用の返済口座が用意されています。会員サービスである「Myモビ」にログインし「利用状況照会」から振込口座を確認しましょう。
インターネット返済
一括返済をするなら、インターネットで返済することをおすすめします。返済手数料が無料なうえに、1,000円未満の返済も可能です。
インターネットでの返済は、「Myモビ」にログインして行えます。ただし、インターネットバンキングの口座を持っていない人は口座を開設する必要があります。
なお、Myモビへのログイン方法についてはSMBCモビットの公式サイトをご覧ください。
一括返済をする
一括返済の方法が決まったら、SMBCモビットに通知した期日に支払いを行いましょう。
1,000円未満の端数も精算できれば、借入残高は完済です。もしも借入残高を残したままにしてしまうと、残った返済残高に利息がつきます。余計なお金を支払わないように、返済残高を確認して残高を残さないようにしましょう。
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SMBCモビットで一括返済するときに手数料を節約する方法
借入を一括返済するために、提携ATMや銀行振込を行う際には、利息のほかにサービスの利用手数料がかかります。
ここでは、SMBCモビットで一括返済する際の手数料を節約する3つの方法を紹介していきます。
一括返済時の手数料を節約する3つの方法
特定の銀行や方法であれば手数料が無料なので、コストを節約したい人は必見です。
三井住友銀行の金融サービスを利用して手数料を無料にする
SMBCモビットで一括返済するとき、三井住友銀行のATMや口座振込などの金融サービスを利用すると手数料が無料になります。
三井住友銀行ATMと口座振込は、手数料がかかりません。一方、たとえば提携ATMのセブン銀行を利用して一括返済した場合、以下の手数料がかかります。
提携ATMの手数料
- 返済金額1万円以下のとき手数料110円
- 返済金額1万円超のとき手数料220円
手数料を節約するなら、三井住友銀行のATMか口座から返済しましょう。
三菱UFJ銀行の口座から振込みをする
SMBCモビットの一括返済で銀行振込を選択するとき、三井住友銀行以外では三菱UFJ銀行口座からの振込であれば手数料が無料です。
そのほかの銀行からの振込みは、個人負担となります。たとえば、みずほ銀行の窓口で3万円以上の返済を行った場合、990円の手数料がかかります。
手数料無料の銀行から返済口座へ振込みをして、少しでも節約しましょう。
インターネット返済する
会員サービスである「Myモビ」で返済を行うと、1カ月に10回まで返済手数料が無料になります。ただし、インターネットバンキングを利用できる銀行口座を開設する必要があります。口座を開設している銀行が、インターネットバンキングに対応していた場合に利用しましょう。
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SMBCモビットで一括返済以外で利息を減らす方法
SMBCモビットで一括返済する方法や手順などを解説しました。しかし、一括返済をすると手元資金が大幅に減ってしまうことは、デメリットであることを紹介してきました。「手元資金を残しつつ、利息も減らしたい」という人もいるでしょう。
この章では、一括返済以外で支払い利息を少なくする方法を紹介していきます。
一括返済以外で支払利息を少なくする方法
繰り上げ返済する
SMBCモビットは、当初の返済スケジュールから前倒しする繰り上げ返済に対応しています。
資金に余裕ができたからといって、無理に一括返済する必要はありません。繰り上げ返済を上手に使って、自身の生活とバランスを取りながら計画的にスケジュールを見直しましょう。
他社のカードローンで借り換えする
カードローンの借り換えは、返済負担を軽くする目的で行います。SMBCモビットよりも金利が低いなど、条件が良いカードローンと契約できれば、SMBCモビットの借入を完済して利息の総額を減らしましょう。
カードローンの借り換えを検討しているあなたは、以下の記事を読めばきっとカードローンの借り換えができて、利息が減らせます。
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SMBCモビットで一括返済の後に契約は解除するべき？
SMBCモビットで一括返済を行ったとき、契約を残しておくかどうかを検討しましょう。
契約を残しておくと以下のようなメリットがあります。
契約を残すメリット
- 審査に通過しているので、次回は手続きなしで借入できる
- 返済能力の高い優良顧客と認定される可能性がある
再びSMBCモビットで借入する予定がある人は、契約を残しておいた方が次回の手続きがスムーズです。もし解約してしまうと、利用実績がリセットされてしまいます。再度SMBCモビットを利用したい場合は、新規申し込み扱いとなり、審査からやり直しとなるのです。
再審査の際に、初回利用時に提出した収入よりも減少していると、2度目の審査に通らない可能性もあります。一括返済をした後にもう一度利用するかどうかで、契約を残すか検討しましょう。
ちなみに、SMBCモビットのコールセンター（0120-24-7217）へ電話をかけ、解約したい旨を伝えると解約できます。営業時間9時から18時となっています。
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まとめ：SMBCモビットで全額返済する最適な方法を選ぼう
本記事では、SMBCモビットの一括返済について詳しく解説しました。資金に余裕ができたときや臨時収入を得たときには、一括返済を利用することで、支払い利息を少なくできます。ただし、日々の生活とのバランスを考えて無理のない範囲で行いましょう。
ぜひ、本記事を参考にSMBCモビットの返済スケジュールを見直してみてください。
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