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家計

結婚、出産、将来の不安。30代はライフステージの変化が大きいタイミングです。「実際、周りの主婦がどのくらいお金が使えているのか?」「自分も働いたほうがいいのか?」「働くと生活がどう変わるのか?」と気になる人も多いのではないでしょうか。

この記事では30代主婦の使えるお金や家計を助ける働き方、役立つ資格について解説します。働くメリット・デメリットを理解してライフプラン設計の参考にしてください。

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30代主婦の使えるお金は?

それではまず、30代主婦の使えるお金を見ていきます。今回は専業主婦と共働き、それぞれのお小遣い相場について、株式会社ビズヒッツが2019年に実施したアンケート結果(※)をもとに紹介します。

※参考:株式会社ビズヒッツ「妻のお小遣い額とその使い道についてのアンケート調査」

専業主婦のお小遣い平均金額は?

専業主婦の1ヶ月のお小遣い平均金額は、7876円です。最も多い金額帯は5000円〜10000円で、全体の1.5割の人は0円でした。大多数の専業主婦の人が1万円以下のお小遣いでやりくりしているのが実情です。

共働き主婦のお小遣い平均金額は?

共働き主婦の1ヶ月のお小遣い平均金額は、24671円です。専業主婦と比べると、お小遣いの平均金額は約3倍となり、全体の1.5割が5万円以上のお小遣いがあるようです。

30代主婦の家計を助ける働き方2選

30代専業主婦が家計を助けたいと思ったらどのような方法があるのでしょうか。

今回は代表的な2つの働き方「パート」と「フルタイム」を解説していきます。

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1日4時間、パートで働いた場合

働き方の1つ目がパートタイム勤務です。仮に1時間1000円の仕事に就いたと仮定しましょう。

週5日(月20日)、1日4時間働くと月に8万円、年間96万円分の収入を増やすことができます。33歳でパートに就き、もし60歳までの27年間働き続けたとすると2592万円もの収入が増えることになります。

状況に合わせて勤務時間を増やすこともできるでしょう。ライフスタイルに合わせて柔軟に働けることが魅力です。

フルタイムで働いた場合

2つ目の選択肢がフルタイムで働いた場合です。仮にフルタイムで働いて、税引き後の手取りで年間200万円得られる場合を考えてみましょう。

パートの試算と同じく33歳から60歳まで27年間働いた場合、5400万円もの収入増になります。

厚生年金に加入していれば、老後の貯金の不安も少なくなります。夫にいつ何があるかもわかりません。配偶者に頼らずとも経済的に自立するという意味で、フルタイムで働くという選択肢を頭に入れておくといいでしょう。

30代主婦が働くときに役立つ豆知識

さてここからは、30代主婦がいざ働こうと思った時に役立つ豆知識を解説していきます。働く前に知っておくと得する情報をまとめたので、ぜひご覧ください。

扶養内で働くことは本当にお得?

「夫が外で働き、妻が家を守る」という考え方を持っている家庭は少なくありません。しかし、仮に妻に働く意志があった場合、夫の扶養内のみで働くというのは長期的目線で見ると、家計にはマイナスになる可能性もあります。 

扶養内で働くメリット・デメリットをまとめたので、働き方を検討する際に参考にしてください。
 

扶養内で働くメリット

扶養のメリットとして

  • 夫が配偶者控除を受けられること
  • 妻が所得税を支払う必要がないこと
  • 妻が保険料を支払う必要がないこと

が挙げられます。

1日4時間の週5日働く場合、月に8万円、年間96万円分の収入を増やすことができます。33歳でパートに就き、もし60歳までの27年間働き続けたとすると、各種税負担を抑えながら2592万円の収入を得ることができます。

扶養内で働くデメリット

一方、配偶者控除を受ける場合、妻がパート等で働いたとしても年収103万円以内でないといけません。つまり月8.5万円ほどが収入の上限になるということです。

しかし、仮に妻に働く意志もスキルもあり、月に20万円前後の給与を得られると考えた場合、各種税負担を考慮しても扶養控除を受ける場合より収入は増えます。

税引き後の手取りで200万円残ると考えて、60歳までの27年間働き続けたとすると、5400万円の収入増になり、扶養控除内に収まり続けた場合と比較して約2800万円もの差が出てきます。

扶養控除を受けることに固執しなければ、長期的にみた時にこれだけの収入差が出てくることを頭に入れて、今後の動き方を考えてみると良いでしょう。

取っておくと役に立つ資格3選

妻が働くと決めた場合、取っておくと役に立つ資格を紹介します。今すぐではなくとも、今後パートかフルタイムで働く選択肢があれば、時間に余裕のある内に資格を取得することを推奨します。

①簿記

1つ目が簿記の資格です。簿記は個人商店から大企業まで、企業規模を問わず経理、財務に必要不可欠なスキルであるため、パートからフルタイムまで簿記資格必須の求人も多数あります。

企業には帳簿の作成義務がありますが、そのつけ方を知っているのが簿記資格保有者です。再就職に備えて取得してる人も多いので、持っておいて損はないでしょう。
 

②マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

2つ目がマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)の資格です。WordやExcelの利用スキルについて、マイクロソフト社が資格認定します。

WordやExcelはあらゆる会社の業務の中で使用頻度が高いため、精通していると再就職の際に有利に働くでしょう。業務効率化に応用できるスキルのため、就職後も社内評価をあげやすい資格ともいえます。

③介護資格

3つ目が介護資格です。言わずもがな日本は超高齢化社会を迎えており、今後ますます需要が高まる資格であることは間違いないでしょう。介護資格にはいくつかの種類がありますが、入門編といえるのが、「介護職員初任者研修」という資格です。


訪問介護や介護施設など、家の近くで職を見つけやすいことも主婦の人にとっては嬉しいポイントです。介護職は今後も安定的に求人の見込める職種なので、ひとつの選択肢として考えておくと良いでしょう。

まとめ:30代主婦の使えるお金は平均7876円、パートで働けば月に8万円家計が楽になる

あらためてまとめると、1ヶ月に使えるお金の平均は専業主婦が7876円、共働き主婦が24671円です。

時給1000円で1日4時間、週5日パートとして働けば、月に8万円、年間96万円家計が楽になります。

家計を楽にしたいなら、フルタイムも含め、自身が働くというライフプランも頭に入れておいて良いかもしれません。ぜひ今回の記事を参考にして働き方を検討してみてください。

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