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医療保険は更新型と終身型、どちらにすべき?自分に合ったタイプを知ろう

もしもの時に備えて、自分のためだけでなく家族のためにも入っておきたい医療保険。しかし、大きく分けて更新型と終身型の2タイプがあり、どちらがいいのか迷ってしまいます。「友人に意見を聞いてもバラバラで、決め手がわからない」とお悩みかもしれません。

そこで本記事では、更新型と終身型のそれぞれについて、特徴とメリットデメリットを解説します。2タイプについて熟知できるので自分に合うタイプを判断しやすいでしょう。

さらに、更新型と終身型のどちらが合うかの見極めポイントも紹介しています。医療保険選びに悩んでいる方も、この記事を読むと自分がどちらを選べばいいかが簡単にわかります。

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更新型の特徴を解説

更新型の医療保険は、5年や10年などの一定期間ごとに契約の更新が行なわれます。更新時点での年齢に基づいて保険料が再計算されるため、更新のたびに保険料が高くなる点が特徴です。保障内容に変更がない場合は、診療や告知が不要でそのまま更新できます。

更新型には3つのメリットと2つのデメリットがあります。更新型の長所短所の両面を知っておくと、ご自分に合っているかどうか判断しやすいです。以下でメリットデメリットについてくわしくご紹介します。

更新型のメリット

更新型には、次の3つのメリットがあります。

  • 若いうちは少額の保険料で備えられる
  • 古い保険に加入し続けるリスクが少ない
  • ライフステージに合わせた保障の見直しがしやすい

一定期間ごとに契約を更新するため、時代や状況に合った柔軟な対応ができるのが特徴です。各メリットについてご紹介します。

若いうちは少額の保険料で備えられる

更新型の場合、加入者が若い段階は少額の保険料で保障を受けられます。若い人は高齢者と比べて健康を害するリスクが低いため、保険料が安く設定されています。

更新型に若いうちに加入しておくと、低額の保険料でいざという時に備えることができます。更新時に継続または解約を自由に選べるので、加入者側にとってリスクはありません。若い世代にとって、更新型はお得とも言えます。

古い保険に加入し続けるリスクが少ない

更新型なら、1年や5年、10年といったスパンで保険の見直しができるため、古い保険に加入し続けるおそれがありません。昨今では医療状況が目まぐるしく変化しており、古い保険のままだと保障されない場合があるので要注意です。

たとえば、現在では医療技術の進歩や医療費削減目的による入院期間の短縮化により、病症によっては日帰り入院で済みます。しかし、古い保険では日帰り入院は保障の対象外の場合もあります。

がんの治療などにも適用される先進医療が古い保険の場合は保障の対象外になることも。更新型なら更新時に見直しを行うことで現状に即した適切な保障が受けられます。

ライフステージに合わせた保障の見直しがしやすい

更新型なら、ご自分のライフステージに合わせて必要な保障の見直しができます。たとえば、お子様の生活保障も含めて医療保険に加入していた場合、お子様が独立するとお子様分の保障は不要となります。更新型なら内容の見直しができ、必要な分の保障のみに切り換え可能です。

独身から結婚、出産、お子様の独立、退職などライフステージが大きく変わる場合、そのたびに必要な保障を検討すると保険料を抑えられます。1年や5年となど短いスパンで更新できる更新型なら、より柔軟に対応できます。

更新型のデメリット

フレキシブルに対応できる更新型ですが、以下にご紹介する2つのデメリットもあります。

  • 年齢が上がるほど保険料が高くなる
  • 更新可能または加入可能な年齢に制限が設けられている場合がある

デメリットも熟知したうえで判断することがおすすめです。各デメリットについてご紹介します。

年齢が上がるほど保険料が高くなる

更新型は、加入者の年齢が上がるほど保険料が高くなってしまいます。年齢を重ねると健康リスクが高まるため、保険料も年齢に応じて上昇します。若い頃は保険料が安く済む反面、年齢が上がり更新のたびに保険料も上がるのがデメリットです。

加入者が中高年世代になる時期は、ちょうどお子様の学費や教育費、住宅ローン支払いなど出費が増えるタイミングでもあります。その時期に更新型の保険料が高くなると、負担が重なります。

更新型は原則として自動的に更新されるため、見直しをしたい場合は更新前に保険会社に連絡をしてください。

更新可能または加入可能な年齢に制限が設けられている場合がある

更新型は加入や更新、解約が自在に行なえますが、更新や加入ができる年齢が制限されている場合があります。たとえば、80歳まで更新可能の場合は80歳以降は更新ができません。

「老後もこの保険があるから安心していたのに、保障が受けられない」という事態に陥りかねません。「新たにいい保険が見つかったからそっちに切り換えよう」と思っても、年齢で加入できない場合があります。

契約前に、ご希望の保険の複数候補について「何歳まで加入や更新ができるのか」を調べておきましょう。

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終身型の特徴を解説

終身型の医療保険は、加入してから一生保障を受けられる保険です。更新型の医療保険は更新可能年齢が設定されていることがありますが、終身型に年齢制限はありません。何歳まで生きても保障が続きます。保険料の変動がない点も特徴です。

終身型にはメリットとデメリットがそれぞれ2つずつあります。いい面とよくない面の両面を知って、終身型に入るかどうか検討してみてください。

終身型のメリット

終身型のメリットは次の2つです。

  • 保険加入期間中は保険料が上がらない
  • 保障が一生涯続くため安心感がある

複雑な計算や見直しが不要で、一生続く安心を手に入れられるのが終身型のメリットです。以下でそれぞれのメリットについてご紹介します。

保険加入期間中は保険料が上がらない

終身型の医療保険なら、保険加入期間中は保険料が上がりません。更新型の場合は、加入者の年齢が上がり更新するたびに、保険料も上がります。終身型は加入してから契約を終えるまで保険料は一定です。保険の見直しに頭を悩ませる必要がありません。

お子様の教育費や各種ローンの支払いなど家計が厳しい時も、更新型と違って定額のままなので負担しやすいでしょう。

高齢者になって退職して収入が減った時も更新型なら年齢に応じて保険料が上がりますが、終身型なら保険料が変わりません。保険料が定額というメリットは、年齢を重ねた時に実感できます。

保障が一生涯続くため安心感がある

終身型は名前のとおり、まさに一生保障が続くので安心感があります。更新型は「更新可能年齢が80歳まで」など保障の年齢制限をしている場合があり、長生きへの不安を感じてしまうことも。

その点、終身型なら加入しておけば死ぬまで保障されるので、長生きリスクに脅かされずに済みます。何歳になっても金銭的ゆとりを持って医療を受けられる安心感は、終身型だからこそ得られるメリットです。

終身型のデメリット

安定した保険料と一生続く安心感が魅力の終身型ですが、デメリットも2点あります。

  • 更新型と比べて加入時の保険料が高額になりがち
  • 時代に対応した保障内容を受けられない可能性がある

更新型と比べて若い時の負担が大きく、フレキシブルさに欠ける点が終身型のデメリットです。以下で2つのデメリットについてそれぞれご紹介します。

更新型と比べて加入時の保険料が高額になりがち

終身型は、更新型と比べると加入時の保険料が高くなりがちです。更新型は若い時に加入をすればその年齢のリスクに見合った保険料が計算されるため保険料は比較的安いです。いっぽう、終身型は一生分のリスク負担を全保険期間で等分しているため、加入時の保険料が更新型と比較すると高くなります。

そのため、「終身型に加入したものの短期間で別の医療保険に変えた」というケースは、割高な保険料を負担して損をしたことになります。年齢を重ねてこそ終身型のメリットを得られるので、終身型に加入する場合は継続を前提にして、慎重に検討してください。

時代に対応した保障内容を受けられない可能性がある

終身型は加入してから長い場合は数十年契約するため、時代に対応した保障を受けられない可能性があります。数十年前の契約内容では、最新の医療状況や経済情勢を反映できません。かつて対象外であった先進医療であれば、昔契約した終身型の場合は保障の対象になりません。

インフレーションなどで物価上昇が起こった時は医療費も上がる可能性がありますが、終身型ではその上昇した医療費をまかなえないかもしれません。安定した保険料と一生続く安心感が魅力の終身型ですが、時代や医療技術などへの対応も含めて、定期的に見直すことが必要です。

あなたは更新型?終身型?

「更新型と終身型のメリットデメリットはわかったけれど、自分がどちらを選べばいいのかわからない」とお悩みかもしれません。そのため、各タイプにマッチする人の特徴をまとめてみました。

  • 更新型がマッチする人の特徴
  • 終身型がマッチする人の特徴

自分がどちらに向いているのかがすぐにわかります。

更新型がマッチする人の特徴

更新型がマッチする人は、ライフステージの変化に合わせて保険を見直したい人です。自分の状況にぴったりの保険をこまめに検討するなら、更新型がおすすめです。また、一定期間ごとに保険の見直しを行ないたい場合も更新型が合います。

更新型を選ぶ場合、一生の保障ではなく一定年齢を超えると保険対象外になる点に注意が必要です。そのため、保険の保障期間内に堅実に貯蓄し、高齢期の医療費に対して備えができる人なら更新型を選択した場合でも長生きリスクを避けられます。

終身型がマッチする人の特徴

終身型がマッチする人は、とにかく保障が一生涯続くという安心感を求めている人です。何歳まで長生きしても終身型なら保障してくれるため、穏やかな心で老後を過ごせます。

また、保険料が更新のたびに上がることに抵抗感がある人にも、終身型がおすすめです。終身型の保険料は加入時から契約終了まで一定額のままで、上がりません。更新ごとに最適な保険料の計算や検討をするのが面倒なら、終身型を選ぶと手間いらずです。

まとめ:保険は自分にあったタイプの選択が重要

更新型と終身型のメリットデメリットをご紹介しました。更新型と終身型でそれぞれマッチするタイプの人は以下のとおりです。

  • 更新型がマッチする人:時代に合った最新の保障内容で備え、高齢期の医療費は貯蓄で賄える人
  • 終身型がマッチする人:一生続く保険に加入するという安心感が欲しい人

医療保険の加入を考える時に、友人や家族に意見を聞いて「同じ保険に入ろう」と考える人もいますが、それは危険です。個人の性格や状況によって適した保険のタイプはまったく異なります。

保険に加入する際は、友人や家族の意見は参考にとどめておき、自分の状況に合わせて選択する必要があります。本記事では医療保険の2タイプのメリット・デメリットの双方をご紹介しているため、両タイプの欠点もわかったうえで判断できます。自分や家族にぴったりのタイプをお選びください。

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