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家計

「貯金しなければ」と思っていても、なかなか貯められず悩んでいる人は多いです。そこで紹介したい方法がおつり貯金です。買い物時の少額のおつりを貯めるだけで、いつのまにかまとまった金額が貯金できています。今からすぐに始められる手軽さも魅力です。

本記事では、おつり貯金に向いているタイプや、具体的な方法、成功させるコツを紹介しています。現金派の人はもちろん、キャッシュレス派の人も使えるテクニックが満載です。今の自分にぴったりの方法がわかり、気軽に貯金を始められるでしょう。

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おつり貯金の仕組み

おつり貯金は、買い物のたびに受け取るおつりを貯金する方法です。

税込825円の商品を購入するとしましょう。会計時に千円札で支払うと、175円のおつりを受け取ります。おつりの175円を設定したボーダーラインに基づいて貯金します。

たとえば、300円を貯金のボーダーラインにした場合は、175円は300円未満のため全額を貯金します。100円をボーダーラインにした場合は、175円から100円を引いた75円を貯金に回します。

買い物をするたびにおつり貯金を実行すると、1回あたりの貯金額は少なくてもいつのまにかお金が貯まります。買い物で出た端数を貯金するだけなので、心理的負担も少なく続けやすいです。
 

おつり貯金が向いている人はどんな人?

「おつり貯金に向いているのはどんな人?」と気になるかもしれません。おつり貯金は今すぐ始められる簡単な貯蓄方法なので、多くの人におすすめできます。

「自分にはおつり貯金は向かないかもしれない」という場合も、アプリのおかげで続けやすいでしょう。おつり貯金にやや不向きな人のタイプと解決法も合わせて紹介しているので、ぜひご一読ください。
 

貯金初心者で手軽に貯めたい人にはおすすめ

おつり貯金は、日々の買い物のたびに少額をコツコツ貯める手法です。手軽にできるので、お小遣い感覚で貯めたい貯金初心者におすすめです。具体的には、以下のような人にマッチしています。

  • 手軽に貯金を始めたい人
  • まとまったお金を貯金にまわすことにハードルを感じる人
  • 会計のたびに少額の貯金をするため、お買い物が好きな人

貯金の必要性はわかっていても、「毎月○万円を貯金」と決めて生活するのは息苦しくなる時もあります。その点、おつり貯金なら気楽にできるので継続しやすいです。一定期間続けると、思った以上に貯められます。

継続することにハードルを感じる人はアプリで始めてみよう

おつり貯金は少額を気長に積み上げる方法なので、資産形成を目的とした貯金をしたい人にはやや不向きです。

おつり貯金は、自分の家計改善や、旅行や少し高額な買い物などの身近な目標を設定することが適しています。資産形成用貯金を別途行ないながらおつり貯金をすると、より家計状況が向上します。

「簡単でも、忘れっぽい自分は続けられるか不安」と思う人もご安心ください。おつり貯金専用のアプリを活用すると継続しやすいです。

現金でおつり貯金をする場合は、買い物のたびに忘れずにおつりを貯金する必要があります。しかし、おつり貯金専用のアプリではキャッシュレスで決済し、設定した金額に沿って貯金ができるため、手間に感じることも少ないでしょう。

おつり貯金は無理のない範囲でコツコツ貯めていく仕組みなので、自分で設定したルールを継続することが必要です。自分で管理や継続が不安な場合は、アプリを使ってみましょう。

おつり貯金の方法

おつり貯金の方法は、「現金派か?キャッシュレス派か?」好みの決済手段によって異なります。どちらも簡単に実践できる点は共通しています。思った以上に気楽に貯金できるので、今まで貯金に挫折した人も続けられるでしょう。

現金派の人の場合

現金派の場合は、買い物でできたおつりを財布から出して別管理します。ポイントは、自分が設定したルールに従うことです。おつり貯金する金額を、100円未満の端数のみにするのか、500円未満の端数にするのかなど事前に無理のない範囲に設定しておきましょう。

また、おつり貯金は通常の貯金と分けておくとわかりやすいです。おつり貯金専用の貯金箱を用意して形から入るのもおすすめです。お気に入りのデザインの貯金箱を選ぶとテンションも上がるので、気分よく続けられます。おつり貯金をすることで財布の中の小銭が減り、財布もスマートになります。

キャッシュレス派の人の場合

「キャッシュレス派の場合、そもそもおつりが出ないのにどうやるの?」と疑問に思っている人もいらっしゃるかもしれません。そんなキャッシュレス派のために、おつり貯金アプリがあります。

おつり貯金アプリとは、クレジットカードやデビットカードで買い物した時の端数を「おつり」として計算します。発生した「おつり」はクレジットカードやデビットカードの口座から自動引き落としされ、おつり貯金用口座へ自動的に貯まる仕組みです。

「finbee」および「しらたま」がおつり貯金アプリとして知られています。この2種のアプリについて以下でご紹介します。
 

おすすめアプリ①finbee(フィンビー)

「finbee」は株式会社ネストエッグが運営するサービスです。利用の手順は下記のとおりです。

  • アプリをダウンロードする
  • アプリにクレジットカードを登録する
  • 貯金するおつりの単位(100円玉・500円玉・1,000円札)を選択する

なお、貯金ルール設定時に「デビットカード」または「クレジットカード」を選択します。

買い物で発生するおつりは、アプリに登録した貯金用口座に貯金されます。おつり貯金のほかに「つみたて貯金」「歩数貯金」「クエスト貯金」などユニークな貯金方法が用意されているところが「finbee」の特徴です。アプリの活用で、楽しみながら貯金が増やせます。

finbeeをApp Storeでダウンロードする
finbeeをGoogle Playでダウンロードする
 

おすすめアプリ②「しらたま」

「しらたま」は「しらずに、たまる」を略したネーミングのおつり貯金アプリです。株式会社マネーフォワードが運営しています。利用手順は下記のとおりです。

  • アプリをダウンロードする
  • アプリにクレジットカード(現在はセゾンカードのみ)を登録する
  • 貯金するおつりの単位(100円玉・500円玉・1,000円札)を選択する

おつりは、アプリに登録した貯金用口座(現在は住信SBIネット銀行のみ可能)か、アプリ内のプリカ(VISA)に貯金されます。プリカを発行するとネットショッピングで利用でき、貯金したお金をふだんの買い物に利用しやすいでしょう。

しらたまをApp Storeでダウンロードする
しらたまをGoogle Playでダウンロードする

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おつり貯金を継続させる2つのコツ

簡単に始められるおつり貯金ですが、成功させるためには継続が必要です。「自分は3日坊主タイプだから、続けられるか不安」と思うかもしれません。おつり貯金を継続させる2つのコツを知っておくと、無理なく実行できます。

  • 貯金の目標を決める
  • 1回のおつりで貯金する金額は無理のない範囲で設定する

この2つのコツについて、さらに詳しくご説明します。

①貯金の目標を決める

おつり貯金をする際は、目標を立てておくと継続しやすいです。「夏休みの旅行のため」や「好きなアイドルのコンサート用の資金集め」といった目的を明確にしたうえで、「○万円貯める」といった数値目標があるとモチベーションも上がり、続けやすいでしょう。

「貯金はしたほうがいい」とあいまいな気持ちで始めると、手軽なおつり貯金であっても途中で忘れたりあきらめたりしてしまいがちです。具体的な目標を決めておくと、自然と目標を達成したい意識に変わり、おつり貯金をコツコツと続けられます。
 

②1回のおつりで貯金する金額は無理のない範囲で設定する

「おつり貯金で貯めよう」とがんばり過ぎるのも禁物です。おつり貯金をうまく続けるためには、1回のおつりで貯金する金額を無理のない範囲で設定することが重要です。たとえば、260円の買い物に500円玉で払うとおつりは240円、1,000円札で払うとおつりは740円です。

無理をしておつり全額を貯金に回すと月末には生活費が足りなくなり、貯金を崩す羽目に陥りかねません。現金決済・キャッシュレス決済のいずれの場合も、貯めるおつりの金額は自分にとって楽に貯められる範囲で設定しておきましょう。

最初は100円未満のスタートでもじゅうぶんです。慣れたら設定金額を上げていくとより貯まりやすくなります。
 

まとめ:自分にあった方法で無理のない範囲で始めてみよう

今回は手軽に始められるおつり貯金についてご紹介しました。おつり貯金のポイントは下記のとおりです。

  • おつり貯金は現金もキャッシュレス決済も実行可能な貯金方法
  • 現金の管理が難しい場合は専用のアプリを活用すると継続しやすい
  • 無理のない範囲でコツコツと続けることが大切

自分が行ないやすい方法を選び、無理のない金額に設定すると気楽に続けられ、いつのまにか貯金ができているでしょう。

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