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夫婦のお小遣いの相場や目安はいくら?お互いが納得できるお小遣いの決め方もあわせて解説

by 【監修者】金子賢司

夫婦のそれぞれに対し、お小遣いをどの程度の金額に設定すべきか、お悩みではありませんか。お小遣いを減らしすぎると互いにストレスがたまり、いざこざの原因になることも。しかし、お小遣いが多いと無駄遣いしてしまうのでは、という懸念も浮かびます。

また、どのような支出をお小遣いでまかなうべきか、という点も悩みの種です。そこで本記事では、夫婦のお小遣いの相場や平均額、使い道をご紹介します。一般的にお小遣いがどのように設定されているかが分かると、夫婦間で納得のいくお小遣いを決められます。

お小遣いのルールと適切なお小遣い額の決定方法もあわせて解説するので、夫婦間のお小遣いを決める参考にしてみてください。適切なお小遣い額にすることで、夫婦で不満なく、仲良く生活できます。

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夫婦のお小遣いの目安や平均はいくら?

「夫婦それぞれ、どの程度のお小遣いにすればいいのか、基準がわからない」という方も多いのではないでしょうか。「そもそもお小遣い制の夫婦って多いのかな」と気になるかもしれません。

そこで、お小遣いの目安となる金額や、実際のお小遣いの相場や平均を解説します。また、お小遣い制の夫婦がどの位の割合を占めているのかも、あわせてご紹介します。世間の夫婦のお小遣いスタイルの状況が分かる内容です。

一つの目安は世帯収入の10%

夫婦のお小遣いの合計額の目安として、「世帯収入(手取り)の10%」という基準値が知られています。たとえば世帯収入の手取り額が月40万円の場合、夫婦のお小遣い合計額は4万円です。この4万円を夫婦間で分配します。

世帯収入の10%と決めておくと、家計を浪費せずに済むうえに、仕事に対して積極的になれるので一石二鳥です。

「1か月3万円」と金額を固定すると、昇給や昇進があってもお小遣いに反映されないため、やる気が起こりにくいです。お小遣いが世帯収入の10%と決められていると、稼ぐほどお小遣いが増えると知っているので、仕事のモチベーションも向上します。

そもそもお小遣い制の夫婦の割合は?

お小遣い制を採用している夫婦は、どの程度の割合いるのでしょうか。株式会社UOCCが2021年5月に行なった調査によると、結果は次のとおりです。

  • お小遣い制の夫:45.2%
  • お小遣い制の妻:29.0%

つまり、お小遣い制ではない夫婦がそれなりに多いということが分かります。夫の場合は54.8%、妻は71.0%がお小遣い制ではありません。

お小遣い制採用の夫婦では、どのようにお小遣いの金額が決められているのかも、調査で明らかになっています。

  • 夫婦で話し合う:74.9%
  • 夫が決める:12.4%
  • 妻が決める:12.7%

お小遣い制を選んだ夫婦のうち、4分の3が夫婦間で金額を決めている一方、夫または妻の判断のみによる家庭も4分の1を占めています。

お小遣いの相場や平均は?

夫婦のお小遣いの相場はどのくらいの金額なのでしょうか。前述の調査によると、お小遣いの平均額は次のとおりです。

  • 夫のお小遣い平均額:3万53円
  • 妻のお小遣い平均額:1万9,697円

夫が約3万円で妻が約2万円です。しかし、この金額に満足できている訳ではないと推定されます。理想とするお小遣いの夫婦別金額は、次のとおりです。

  • 夫の理想のお小遣い金額:3万8,176円
  • 妻の理想のお小遣い金額:3万268円

夫・妻ともに、実際の平均額よりも約1万円高い金額が理想とされています。

お小遣いの使い道は?

お小遣い制の場合、世間一般の夫婦は何に多くお小遣いを使っているのか、気になる方も多いでしょう。全体的な傾向としては、次のとおりです。

  1. 昼食代
  2. 衣服費(洋服・靴・バッグ・アクセサリー)
  3. 夕食代・飲み会代

ただし、共働き夫婦か片働き夫婦かで、使い道は異なります。また片働き夫婦の場合は、自分が働く側か専業主婦(または専業主夫)かによって、やはり使い方が違ってきます。どのように違うのか、それぞれについて以下で見てみましょう。

共働き夫婦のお小遣いの使い道

共働き夫婦のお小遣いの使い道トップ3は、次のとおりです。

  1. 昼食代
  2. 夕食代・飲み会代
  3. 衣服費(洋服・靴・バッグ・アクセサリー)

働いているため、昼食や夕食、飲み会といった外食代や付き合いなど交際費関係の費用が上位に入っています。

片働き夫婦のお小遣いの使い道

片働き夫婦の場合は、お金を稼いでくる働き手なのか専業主婦(専業主夫)なのかで、お小遣いの使い道が大きく異なります。以下でご紹介します。

専業主婦(専業主夫)のお小遣いの使い道

専業主婦(専業主夫)は主に、次の3点にお小遣いを使っています。

  1. 美容費(化粧品・美容院・エステ・マッサージ)
  2. 衣服費(洋服・靴・バッグ・アクセサリー)
  3. 昼食代

既に紹介した「共働き夫婦のお小遣いの使い道」のトップ3には入らなかった、美容費がトップを占めています。専業主婦(専業主夫)は美容と衣服などおしゃれ代と、ランチ代にお小遣いを使っているようです。

働き手(配偶者が専業主婦)のお小遣いの使い道

片働き夫婦のうち、自分が働き手の場合のお小遣いの使い道は、以下のとおりです。

  1. 昼食代
  2. 夕食代・飲み会代と衣服費(洋服・靴・バッグ・アクセサリー)が同率

共働き夫婦のお小遣いの使い道と似た傾向を示しており、昼食や夕食、飲み会といった外食費と衣服費に使われています。

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お小遣いのルールの決め方4つのポイント

夫婦でお小遣い制を採用する時には、前もってお小遣いのルールを決めておくと、後からもめずに長く続けられます。おさえておきたいポイントは、次の4点です。

  • 給料に対するお小遣いの割合をあらかじめ決めておく
  • ボーナスや臨時で収入が入ったときのルールを決めておく
  • お小遣いを使うべき範囲を明確にしておく
  • 無理にお小遣いを減らしたりしない

これらのルールを夫婦で話し合って納得した状態にしておくと、お小遣い制で家計をうまく管理できます。各ポイントについて、以下でご紹介します。

給料に対するお小遣いの割合をあらかじめ決めておく

給料に対するお小遣いの割合を、あらかじめ決めておきます。前述のとおり、世帯収入の10%をお小遣いの金額の基準とすることをおすすめします。

お小遣いの割合を決めた後は、その金額を夫婦間でどのように配分するかを決めましょう。夫婦双方が納得できるまで、しっかりと話し合って決めることが重要です。

ボーナスや臨時で収入が入ったときのルールを決めておく

毎月の給料以外に、ボーナスや臨時収入が入った場合のルールも前もって決めておく必要があります。このルールを決めておかないと、たとえば働き手の夫が「ボーナスは全部自分のお小遣いだ」と誤解して浪費しかねません。

通常時のお小遣いと同様に、ボーナスや臨時収入の場合も10%をお小遣いにすると決めておくと、夫婦お互いに納得しやすいでしょう。

お小遣いを使うべき範囲を明確にしておく

どのような支出をお小遣いでまかなうのか、お小遣いを使う範囲を明確にしておきます。たとえば、車を主に夫が使っている場合、ガソリン代をすべて夫のお小遣いで払うべきかどうか、慎重に考えましょう。

夫の趣味がドライブなら、ガソリン代をお小遣いで負担することが当然といえます。しかし、家族のために運転しているなら、ガソリン代は家計から出す方がよいでしょう。お小遣いでまかなわせると、「自分の負担が大きい」と不満がたまってしまうおそれがあります。

何をお小遣いで支払い、何を家計の出費とするか、事前に夫婦で話し合っておきましょう。

無理にお小遣いを減らしたりしない

家計のやりくりが難しいからといって、無理にお小遣いを減らすことは禁物です。日々の節約や貯金は大切です。しかし、家計のために無理をすると夫婦間がギスギスしかねません。働く意欲が失われ、ストレスだけがたまるおそれもあります。

どうしても家計が苦しい場合は、夫婦間で話し合って互いに納得したうえで、お小遣いを減らすようにしましょう。

適切なお小遣い額を決定するための3ステップ

お小遣い制にする際に一番気がかりになるのは、お小遣いの金額でしょう。自分たちにとってどの程度のお小遣い額が適切なのか、判断する必要があります。次の3ステップどおりに決定するだけで、適切なお小遣い額が分かります。

  1. 生活費やお小遣いから支払うべき範囲を決めておく
  2. 夫婦全体でのお小遣いの金額を決定する
  3. 全体のお小遣いのうち夫と妻にどの割合でお小遣いを分けるか決める

1.生活費やお小遣いから支払うべき範囲を決めておく

まず、生活費で支払う範囲とお小遣いから支払う範囲を、それぞれ決定します。たとえば、家族のレジャー費など生活費で払うべき費用を夫のお小遣いで負担すると、夫には不満がたまってしまうでしょう。

反対に、お小遣いで済ませるべき美容院代を生活費に入れると、家計がルーズになり貯金ができないおそれがあります。項目ごとに、生活費とお小遣いのどちらで負担するのか夫婦で話し合って決めておくことをおすすめします。

2.夫婦全体でのお小遣いの金額を決定する

世帯収入から、夫婦2人分のお小遣いの金額を決定します。収入の10%がオーソドックスですが、世帯状況によっては割合を変えることもあり得ます。

「貯金を目指す」「ストレスを減らす」など、状況に応じて夫婦のお小遣い合計額を決めてください。

3.全体のお小遣いのうち夫と妻にどの割合でお小遣いを分けるか決める

夫婦全体のお小遣い額が決まったら、夫と妻にどのような割合で配分するか決めましょう。たとえば共働きの場合でも、夫婦で同じ割合にしたり、収入の比率に応じてするなど、さまざまな分け方があります。

どのように分けるのか、お互いが納得できるまでじっくりと話し合いましょう。
 

まとめ:お小遣いの相場を知ってお互いが納得できるルールを設定しよう

夫婦のお小遣いの相場や、お小遣いのルールや金額の決め方をご紹介しました。お小遣いの相場を知っておくと、お小遣い額を決める参考にしやすいです。また、相手を説得する根拠としても、お小遣いの平均額を知っておくことは有効です。

お小遣いの相場を知ったうえで、自分たちの世帯収入と照らし合わせて適切な金額に決定しましょう。そして、お互いが納得できるルールを決めることで、夫婦ともストレスフリーにお小遣いを使え、家計もうまく回すことができます。

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