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家計

無駄遣いはしていないはずなのに、なぜかお金が貯まらないという悩みはありませんか。その場合、散財している可能性があります。

本記事では、散財についての説明と散財癖のある人の特徴、散財癖から脱却する方法などをご紹介します。読み終えると、なぜ散財していたのか、どうすればお金が貯められるかがわかります。

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そもそも散財とは?浪費との意味の違いもチェックしよう

お金を無駄遣いすることを「散財」と表現しますが、「浪費」という言葉もよく使います。散財と浪費は何か違いがあるのでしょうか。

それぞれの言葉の定義を明確にし、区別することで「散財」とはなにかをより深く理解できます。
 

「散財」は不必要なことに金銭を使うこと

「散財」は使わなくていいことにお金を使ってしまうことを指します。別にそこまで必要ではないものを何となく買ってしまったり、最近は使っていないサービスに料金を払い続けたりしている状態です。

「浪費」は金銭・時間・精力などを無駄に使うこと

「浪費」はお金・時間・体力・ものなどを無駄に使ってしまうことを意味します。散財と異なる点は、お金以外の無駄遣いも含まれていることです。「あの人に会うのは時間の浪費だった」などと使います。

散財癖のある人の特徴3選【行動編】

実は、散財癖のある人には行動面でも特徴があります。

  • 衝動買いによる無駄遣いが多い
  • お金のかかる趣味を持っている
  • 収入があるとすぐに使ってしまう

思い当たりがある人も多いでしょう。それぞれの行動について、なぜ散財につながるのか説明します。

①衝動買いによる無駄遣いが多い

心がひかれてつい不要なものを買ってしまうという、無駄遣いが多いことが散財する人の行動パターンです。ネットショッピングで気軽に「これいいかも」と思ったアイテムをポチっていると、お金は貯まりません。

女性の場合、使っていない化粧品がいつのまにか山積みになっているということも。手持ちの化粧品を使い切る前に、新色が出たからと気軽に買ってしまう人も多いのではないでしょうか。

散財を防ぐためには、欲しいと思ったときにいったん冷静に考える必要があります。

②お金のかかる趣味を持っている

趣味は生活を彩り気分転換になりますが、お金のかかる趣味は資産形成の観点でみると危険です。パチンコ・競馬などギャンブルは、「当たれば大逆転」という発想で散財してしまいます。勝利の快感にはまってしまうと、結局お金が逃げていくだけです。

車やバイクもはまると散財しがちです。本体価格が高く、内装やカスタマイズにこだわりだすとキリがありません。釣り・グルメ・お酒・ゲームも、楽しんでいるうちに散財してしまう趣味です。

趣味でリフレッシュすることも良いですが、その出費の必要性を見極めることも時には大切です。

③収入があるとすぐに使ってしまう

給料日になると「とりあえず飲みに行く」「今月がんばった自分へのごほうびにブランドバッグを買う」と散財する人もいます。

お金が手元にあると気分が大きくなり、すぐに使ってしまうタイプです。欲しいと思ったものを深く考えず、お金があるからとすぐに入手しようとする傾向があります。

貯金をするつもりであっても目先の欲望に勝てず、結果「今月も貯金できなかったけどまあいいか」という生活をくり返す羽目に。せっかくの給料も、散財されるだけで結局手元に残りません。

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散財癖のある人の特徴4選【性格編】

散財癖のある人には、性格でも共通の特徴があります。

  • 計画性がない
  • ミーハーでトレンドに流されやすい
  • 飽きっぽい
  • 交友関係が広すぎる

これらの性格が散財にどのように関係するのか、説明します。

①計画性がない

長期・短期のいずれの意味においても、計画性がないという特徴があります。人生の長期設計、たとえば子どもの教育費や親の介護費、自分の老後の生活費について具体的に考えません。貯金するつもりと口では言いながら、現在の楽しみに散財してしまいます。

短期的な計画設計も難しいでしょう。来週目上の人と会うためにフォーマルな服がいるとわかっていても、まずは今週の友人とのパーティーを楽しむことを優先して散財。そして、本当にお金が必要なときに手元になくてピンチという状況に陥ります。

②ミーハーでトレンドに流されやすい

インスタグラムで流行っているものはチェックしないと気が済まない、という人もいますが要注意です。流行はグルメ・アイテム・スポットなど多方面にわたります。流行が気になってすべて追いかけると相当の金額を散財する羽目になります。

自分の好みではないけれどトレンドだから乗っかる、という場合も。好きでも必要でもないものにお金を使っていると、お金はどんどん消えていきます。「流行の最先端」という満足心に執着することをやめてみましょう。

③飽きっぽい

物事に対して飽きっぽい性格も散財につながります。気に入って買ったはずのアイカラーなのに少し使うと飽きてまた新色を買うということをくり返すとお金はたまりません。新しい商品に引きつけられがちな人は、飽きっぽさも持ち合わせています。

エクササイズ器具が家の中に増えていく場合も。ヨガのためにマットを買ったのに、テレビ通販で最新脂肪燃焼器具を見て飛びつき、マットのことを忘れてしまうことはありませんか。

使わないのなら買わなくてもよかったのに、そのくり返しで散財してしまいます。

④交友関係が広すぎる

友だちが多いのはいいことのようですが、交友関係が広すぎると散財してしまいがちです。毎週末誰かと一緒に遊びに行ったり外食したり、まとまった休みのときは一緒に旅行に行ったりと出費がかさみます。楽しく過ごそうとするとつい余計にお金を使ってしまいます。

一緒に行動することで服・小物・お金の使い方を友だちに合わせてしまうことも。見栄の心も働いて、少しぐらいの無理をするのも当たり前になります。友だちとの関係も大切ですが、散財に直結する遊び友だちではない関係性を目指したいものです。

散財しているように見えてもお金が貯まる人の特徴5選

いつも身綺麗にしていて、飲み会や食事などのつきあいもいいのにお金を貯めている人もいます。その人たちに共通する特徴が、次の5点です。

  • 収入と支出を管理できている
  • 無駄を省いている
  • 感情や欲望をうまくコントロールできている
  • 貯蓄用と生活費用で口座を分けている
  • 資産運用をしている

それぞれの特徴を知ることで、自分と同じように散財しているように見える人がなぜお金を貯められているのか理解できます。

①収入と支出を管理できている

散財しているようでいてお金を貯められる人は、収入と支出を管理できています。自分の収入を把握したうえで、支出額の上限を決めています。お金を使い果たすことがなく、しっかりとお金を貯めることが可能です。

あくまで支出額の限度をきっちりと設定しているのであり、ケチケチして生活するのではありません。お稽古のダンスの発表会や趣味の旅行がある月は、その分を含めて支出の上限を決めています。ストレスなくお金を貯めて、充実した生活を送ることができているでしょう。

②無駄を省いている

人生を楽しんでいるのにお金を貯められる人は、無駄を省いています。切り詰めて生活するのではなく、必要でないものを買わないのがポイントです。たとえば、スーパーやコンビニでは目的の商品だけを買い、ついで買いはしません。

コーヒーが好きでも出先で頻繁に買うのではなく、家でコーヒーを作りタンブラーに詰めて持ち歩いています。好きなものを我慢せずに、それでいて散財も避けてお金を貯められると生活にも精神にもゆとりが生まれるのです。

③感情や欲望をうまくコントロールできている

自分の感情や欲望をうまく抑制できるとお金も貯まっていきます。感情や欲望に振り回されている人は、衝動的に新製品に飛びついたり、欲しいものを我慢できなかったりと無駄遣いが多くなります。

一方、お金を貯められる人は自制心が強い傾向があるでしょう。だからといって無理をしてストイックな生活を送っているわけではありません。無駄遣いしてしまったときに冷静に自覚し、その後の出費を抑えるだけです。

うっかり散財してもその感情を自覚しコントロールすることで、それ以上の散財を止めることができます。

④貯蓄用と生活費用で口座を分けている

収入を貯蓄用口座と生活費用口座に分けて管理している人も多いです。手元にお給料が丸々あると、気が大きくなって散財してしまいます。必要な生活費を算出して生活費用口座に入れ、残りは貯蓄用口座に入れることで散財を防止できます。

いったん貯蓄用口座に預けたお金には絶対に手をつけません。生活費用口座の範囲内で暮らすことが習慣になっています。

⑤資産運用をしている

散財しているように見えるのにお金がある人は、資産運用をしている可能性があります。支出を減らすのはもちろん大切ですが、貯めたお金を増やすことも資産形成をするうえで重要です。

散財癖を直してお金に余裕を持つ方法【3STEPで紹介】

「散財している現状から脱却して、お金にゆとりを持ちたい」と思っても、実際にはどうすればいいのか悩んでしまうかもしれません。 そこで、散財癖を直してお金を貯める方法を3ステップで紹介します。

  1. ライフプランを作成して目標を明確にする
  2. 支出を把握して無駄を発見する
  3. 先取り貯金と資産運用をおこなう

これらのステップを順番どおりに実施することが大切です。いきなり資産運用をおこなっても続かず、お金も貯まりにくいです。順序に従って実行しましょう。

STEP①ライフプランを作成して目標を明確にする

まずは、ライフプランを作成してお金を貯める目標を明確にしましょう。「老後は年金だけではくらせないらしいから貯めなければ」などのぼんやりとした目標では、なかなか実行できません。目標を明確・具体的に定めることでお金を貯めようという積極性が生まれます。

そのためにも、ライフプランを作成します。「この頃にはリフォームが必要」「子どもが大学に行くためにかかる費用」「老後の年金を補うのに必要な貯金」などを予定し計算してみてください。自然と資産形成の意欲が高まり、散財を防止できます。

STEP②支出を把握して無駄を発見する

支出を把握して、自分がどんな無駄遣いをしているか発見することも大事です。散財する人はそもそも自分の支出を把握できていない場合が多いです。気分のままに散財しているので、自覚がないままお金が流れ出てしまいます。

コンビニでつい買ってしまうスイーツやペットボトル、スキマ時間に立ち寄るコーヒーショップなどは意識の中に無駄遣いとして残りにくいです。家計簿アプリなどを使って、自分の支出の実態を認識してみてください。無駄遣いの多さに驚くかもしれません。

関連記事:家計簿アプリのおすすめ7選

STEP③先取り貯金と資産運用をおこなう

最後のステップでは、先取り貯金と資産運用でお金を増やします。将来に向けての人生設計と明確な目標を持ち、現状の支出を把握できているのでお金を貯めることに意欲的になっているでしょう。

まずは先取り貯金の実施です。あまったお金を貯金するのではなく、前もって毎月一定額を貯金します。自動積立定期預金などを使うと便利です。

貯めることに慣れてきたら、少額から資産運用をはじめてお金を増やすことに挑戦してみましょう。毎月1,000円程度で可能な投資もあります。

「どう運用すればいいのかわからない」という人にはまずは積立投資がおすすめです。プロが運用する金融商品を毎月1,000円などの一定額で買い続けます。長期運用が前提だとリスクも抑えやすいので、挑戦のハードルも下がるでしょう。

まとめ:散財癖を直して貯金体質を目指そう

散財の定義と、散財癖のある人の特徴や散財をしているようでもお金が貯まる人の特徴、散財癖を直してお金に余裕を持つ方法をご紹介しました。お金を使っているつもりではないのになぜか貯まらないという人にも、散財癖からの脱却法を理解していただけたのではないでしょうか。

将来の自分のためにライフプランを立てて目標を明確にし、現状の支出を把握してまずは先取り貯金「配偶者の給与所得が103万円以下」をはじめてみましょう。貯金が形成されるだけではなく、目標を持つことで散財も減っていきます。散財癖を直すとゆとりある人生を楽しむことができます。

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