「第一生命はやばい会社?」
「実際に契約している人の口コミが気になる…」
第一生命への加入を検討している方は、このような悩みをお持ちではないでしょうか。
インターネット上にはやばいという噂もあることから、事実が気になる方もいます。本記事では、第一生命の不祥事や評判・口コミから噂の真相、メリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。本記事を最後まで読めば、第一生命が適しているかどうかを判断できるでしょう。
第一生命とは?基本情報を解説
名称 | 第一生命保険株式会社 |
---|---|
創立 | 1902年9月15日 |
事業所数 | 支社92、営業オフィス等1,226 |
相談形式 | 店舗、電話、インターネット |
取扱保険商品 | 医療保険、就業不能保険、個人年金保険など |
120年以上の歴史を持つ第一生命は、日本ではじめての相互主義による保険会社として設立されました。経営の基本理念はお客さま本位(お客さま第一)です。一生涯のパートナーとして、1人1人に寄り添った保険サービスを提供しています。
最寄り店舗窓口での保険相談はもちろん、フリーダイヤルやインターネットでの見積もり依頼にも対応しています。近くに店舗がない方でも、気軽に相談できる環境が整っている点が特徴の1つです。また、第一フロンティア生命・ネオファースト生命は、第一生命グループの一員です。
第一生命はやばい?営業職員の不祥事を解説
第一生命がやばいと噂される要因の1つとして、職員の不祥事が挙げられます。2020年10月、山口県の元営業職員による、約19億5000万円の巨額詐欺事件が明らかになりました。
ニュースで耳にしたことがある方もいるでしょう。これだけではとどまらず、その後、和歌山県・福岡県・神奈川県・北海道・長野県でも元営業職員らによる金銭搾取事件が相次いで発覚しました。
本事件は、生命保険業界への信頼を揺るがす事態となりました。保険会社の職員が金銭を預かったり、高金利を謳う特別枠での金融取引を持ちかけたりすることはありません。契約有無に関わらず、怪しいと感じたら、保険会社に相談しましょう。
第一生命はやばい?評判・口コミを紹介
不祥事によりやばいと言われる第一生命ですが、ここからは評判・口コミに着目して、やばいかどうかを検証します。第一生命への評判・口コミは、良い内容と悪い内容どちらも見受けられました。実際の利用者の貴重な声なので、検討している方は参考にしてください。
第一生命の良い評判・口コミ
良いイメージを持っている方の口コミは以下のとおりです。
- 大手会社で安心感がある
- 担当者の対応が丁寧
- 保険金の支払いが早い
第一生命・日本生命・明治安田生命・住友生命は日本を代表する大手保険会社で、4大生保とも呼ばれています。資産規模や保険料収入、資産運用規模も日本トップレベルです。
老舗大手で安心できる点が、良い評価につながっています。また、ケガや病気で入院した際、誰しも早く給付金を受け取りたいものです。
第一生命なら保険金は請求してから原則5営業日以内に受け取れます。インターネットでの請求もでき、受け取りまでのスピーディーさも人気の理由の1つです。
第一生命の悪い評判・口コミ
逆に、悪いイメージを持っている方もいました。口コミは以下のとおりです。
- 保険料が割高
- 勧誘が多い
顧客対応について、良い口コミもありましたが、勧誘が多いと感じる方もいます。担当者によって対応が異なるため、あくまでひとつの意見として参考にしましょう。
また、保険料が割高といった声もありました。第一生命は手厚い保障内容を提供している分、他社よりも保険料が高くなる傾向があります。保険に加入する際は、事前に予算を決めたり、無駄な特約を付けたりしないように心がけてください。
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第一生命を利用するメリット3選
利用者の口コミ・評判がわかったところで、続いては第一生命を利用するメリットを解説します。第一生命ならではの特徴を理解しましょう。
- 必要な保険を組み合わせられる
- 健康診断に合わせた割引がある
- 健康サポートのアプリを利用できる
上記で紹介したメリットの中で知らなかった内容もあるのではないでしょうか。無料で利用できるサービスもあるため、最大限活用してください。それぞれの内容を詳しくお伝えします。
必要な保険を組み合わせられる
第一生命の「ジャスト」は、あなたに必要な保険を組み合わせられる総合保険です。必要な保険を、14種類の中から自由に選んで契約する商品となっています。
1つの保険で、医療費・死亡保障・将来の貯蓄など幅広いリスクをカバーできます。選べる種類が多く、自分に合った保障を見極めることが難しいと感じるかもしれません。
しかし、第一生命には生涯設計デザイナーがいるため、相談しながらご自身にあった保険選びが可能です。必要な保険を1箇所にまとめたい方は、第一生命がおすすめです。
健康診断に合わせた割引がある
第一生命では、契約時に健康診断結果を提出することで保険料が割引される可能性があります。「健診割」といい、健康な方を対象とするのではなく、健康診断を受診する行動に対し、保険料を割り引く制度です。
実際に、先述した保険商品「ジャスト」の利用者の約8割が「健診割」を活用しています。健康診断の受診率向上にも繋がる取り組みです。手続きは簡単で、健康診断を提出するだけです。ただし、割引適用になるかは条件があるため、担当者に確認しましょう。
健康サポートのアプリが利用できる
契約者は「健康第一」というアプリを利用できます。契約している保険内容の確認はもちろん、住所変更や請求手続きも簡単にできる便利なアプリです。
インターネットで諸手続きができる保険会社は増えていますが、アプリを提供している会社はあまり聞きません。さらに、健康支援サービスを無料で提供しています。
例えば、写真を撮るだけで食事のカロリーがわかるサービスや、ヘルスケア雑誌社提供のコラムを毎日無料で掲載しています。アプリを活用すれば、健康につながる取り組みが自然とできるでしょう。
第一生命を利用するデメリット3選
メリットがある一方で、デメリットも存在します。知らなかったとあとから後悔しないために、この機会に覚えておいてください。第一生命を利用するデメリットは以下の3点が挙げられます。
- 健康診断書で割引が適応されない場合がある
- 保険料が高くなることがある
- インターネットで申し込みができない
メリットでお伝えした健康診断書による割引は、対象外となるケースが存在します。また、保険料が高くなる点にも注意が必要です。ここからは、それぞれのデメリットを細かく見ていきましょう。
健康診断書で割引が適応されない場合がある
画期的なサービスの健診割ですが、第一生命が指定する所定の条件を満たさなければいけません。割引を受けるための条件は以下のとおりです。
- 第一生命所定の要件を満たす健康診断書、人間ドック結果通知書、母子手帳などを提出すること
- 健康診断などの受診日が告知日からさかのぼって1年2か月以内であること
- 契約時の被保険者の年齢が 18 歳以上であること
健康状態によっては、さらに保険料が割引になります。健康診断優良割引の適用条件は以下のとおりです。
- BMI 18.0以上27.0以下
- 血圧 最低85mmHg未満かつ最高130mmHg未満
- 血液検査 ヘモグロビンA1c:5.5%以下
健診割は契約時に1回、健康診断の結果を出すだけなので、忘れないようにしましょう。第一生命の保険料は割高な傾向なので、健診割を利用して保険料を抑えてください。
保険料が高くなる場合がある
第一生命で契約した場合、他社と比較して保険料が割高になる可能性があります。14種類の中から自由に選んで契約できる「ジャスト」は、保障を手厚くするほど、保険料も高くなります。
保険料を抑えたい方は、最低限の保障にしましょう。最低限に抑えるためにも、ご自身や家族にいくら必要かを見極めることが重要です。
備えることは安心につながりますが、保険料が家計を圧迫しては本末転倒です。無駄な特約がないか、過度な保険金額になっていないかなどを確認してください。
インターネットで申し込みができない
第一生命は、インターネットで契約手続きができません。見積もりや相談はインターネット・電話でできますが、申し込みは第一生命ほけんショップ(ご来店窓口)のみです。
ほけんショップは全国で14箇所あり、予約制で営業しています。事前に、公式ホームページまたは電話で来店予約を行ってください。
専門スタッフに対面で相談できる良い機会です。しかし、近くに店舗がない方やインターネットで気軽に済ませたい方にはデメリットと感じるでしょう。
第一生命の保険商品を3つ紹介
メリット・デメリットが理解できたところで、第一生命にどのような商品があるのか気になるのではないでしょうか。あなたにあった商品がみつかるかもしれません。
- 3大疾病・介護・身体障害保険
- 統合医療一時金保険
- 就業不能保険
それぞれの商品の特徴をわかりやすく説明します。今回紹介する保険商品は、誰にでも起こりうるリスクに備える保険です。病気になったときや働けなくなったときを想定し、必要かどうかを判断してください。
3大疾病・介護・身体障害保険
日本人の死因上位3位である、がん・心疾患・脳血管疾患の3つの病気に伴う医療費をカバーできる商品です。3大疾病だけではなく、要介護・身体障害状態と診断された場合にも一時金が受け取れる点が特徴です。
保険金の支払いは1回限りで、死亡した場合は保険金額と同額の死亡返還金が支払われます。3大疾病に罹患したとき、治療期間は長期化し、医療費が高くなる傾向にあります。
介護や寝たきり状態になることも十分想定できるため、保険で備えておくことが最善の方法です。
総合医療一時金保険
入院や手術だけではなく、放射線治療や骨髄移植などに備えたい方には、総合医療一時金保険がおすすめです。入院給付金の支払限度回数は、1回型・2回型・4回型から選択できます。
保障範囲はA~C型からご自身で決められ、顧客のニーズにあわせて選べる商品となっています。生活習慣病や女性に多い特定疾病にも備えることが可能です。ただし、治療を目的としない入院・手術などは対象外なので注意しましょう。
就業不能保険
14日以上の入院・在宅医療により働けなくなった場合に、給付金が受け取れるのが就業不能保険です。就業不能状態が14日以上続くと、短期就業不能給付金が15万円支給されます。
仕事に復帰できず、30日以上就業不能状態になると、就業不能給付金30万円×6ヶ月分を受け取れます。一括で受け取ることも可能なので、働けない期間の貴重な収入となるでしょう。
死亡保険金はありませんが、給付金支払期間中に被保険者が死亡した場合、就業不能給付金に残りがあれば一括で支払われます。
まとめ:第一生命の特徴を把握した上で利用の検討をしましょう
大手保険会社の第一生命ですが、過去の不祥事や保険料の高さから、やばいと噂されているようです。不祥事発覚後、全契約において不正がないかを調査し、再発防止策が取られました。
他社と比べて保険料が割高な傾向がある第一生命ですが、充実した保障を提供しているため、保険料は高い傾向にあります。不要な特約を外したり、健診割を活用したりすることで、保険料は抑えられるでしょう。
あらかじめ支払える予算を決めておくこともおすすめです。第一生命は、インターネットでの契約はできませんが、店舗窓口なら専門スタッフに直接相談できます。
保険を組み合わせて生涯カバーできる商品は、必要な保障を選ぶことが難しいため、プロからのアドバイスが必要不可欠です。第一生命で、自身に適した保険を見つけ、想定外の事態に備えましょう。