カードローンの申し込みには、原則として本人確認書類と収入証明書が必要です。運転免許証などの本人確認書類はすぐに準備できますが、源泉徴収票などの収入証明書は準備のハードルが高いでしょう。
「準備が面倒くさいから、収入証明書が不要なカードローンが良い」と考えていませんか。今回は、収入証明書が不要になるケースを紹介していきます。収入証明書が不要なカードローンがどんなものか理解でき、借入先を探しやすくなるでしょう。
収入証明書はどうして必要なのか、収入証明書が不要になるカードローンを利用する注意点も取り上げています。ぜひ最後まで読んで、カードローンを検討するときの参考にしてください。
そもそも「収入証明書」とは?

収入証明書についてはっきりと理解している人は少ないのではないでしょうか。ここでは、収入証明書とは何かを紹介します。
主な収入証明書の種類は以下の6つです。
- 所得証明書
- 源泉徴収票
- 課税証明書
- 給与明細書
- 確定申告書
- 年金証書
実は、収入証明書という名前の書類はありません。収入証明書は収入を証明する書類の総称です。ただし、金融業者によっては、紹介した書類でも一部は収入証明書として認めていない場合があるので、注意してください。
①所得証明書
所得証明書は、昨年1年間の収入を証明する書類です。所得証明書はお住まいの地域の役所で受け取ることが可能です。ただし、役所によって呼び名が異なるため、注意しましょう。
所得証明書を手に入れる際には、役場で「昨年1年間の収入を証明する書類が欲しい」と伝えれば問題ありません。
②源泉徴収票
年末調整で発行される源泉徴収票も収入証明書として有効です。確定申告の際に提出してしまうことも多く、なかなか準備するのが大変かもしれません。確定申告などで提出してしまい、源泉徴収票が手元にない場合は再発行をしましょう。
会社に再発行をお願いすれば、無料で再発行できます。ただし、郵送料金は請求される可能性があるので注意してください。再発行は早くて即日、遅くて2週間程度で手元に届句こと一般的です。
③課税証明書
課税証明書は昨年1年間の住民税が記載されている書類です。住民税は所得額に応じて決められているため、所得額も記載されています。
課税証明書も役所によって名称が異なるため注意が必要です。「昨年1年間の住民税額がわかる書類が欲しい」と伝えれば問題ありません。
④給与明細書
給与明細書も収入証明書として利用できる場合があります。給与明細は毎月発行されるものなので、比較的容易に準備しやすいでしょう。
ほとんどの場合、直近の給与明細書の提出を求められます。給与明細書ならいつのものでも良いわけではないので、注意してください。多くの場合は、連続した数カ月分の給与明細書の提出が必要です。
⑤確定申告書
給与所得がない人(自営業者や年金生活者)は、確定申告書を収入証明書として利用することになります。国税庁の公式サイトからダウンロードするか、最寄りの税務署に行って入手してください。
⑥年金証書
年金を受け取っている場合は、年金証書が収入証明書となります。年金証書は年金の受け取りを始めるときにもらえる書類です。もし、紛失してしまった場合は、年金事務所で再発行をしましょう。
カードローンを利用するために収入証明書が必要な2つの理由

カードローン利用時には、先ほど紹介した収入証明書が必要です。とは言え、収入証明書がカードローンの利用時になぜ必要なのかを知らない人も多いでしょう。
ここでは、カードローンの申し込みに収入証明書が必要な理由2つを紹介します。
- 申込者に返済能力があるか確認するため
- 貸金業法で定められているため
収入証明書が必要な理由を知っておけば、収入証明書が不要なカードローンや注意点がわかりやすくなります。ここでしっかりと理解しておいてください。
①申込者に返済能力があるか確認するため
カードローンを貸し出す側からすると、貸し出したお金が返ってこないことは最も避けたい事態です。そのため、カード会社は申込者にローンの返済能力があるのかどうか、収入証明書で確認し、滞納や破産をしそうな人にはお金を貸さないようにしています。
ただ、これはカードローン会社のためだけではなく、あなたを守るための仕組みであると捉えることもできます。滞納や破産をしてしまうと、信用情報に傷がついてしまうからです。
信用情報に傷がつくと5~10年間はブラックリスト入りしてしまうので、返済が困難になるようなローンは組まないようにしましょう。
②貸金業法で定められているため
カードローン会社は、カードローンを利用する人の返済能力を確認しなければいけないと法律で定められています。この法律を貸金業法と言います。
貸金業法の返済能力の確認義務は、ローンの返済に苦しむ人を減らすために定められました。法律の条文は以下の通りです。
貸金業法 (返済能力の調査) 第十三条
貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
引用元:貸金業法
カードローンは銀行、もしくは消費者金融が貸付を行っているものです。しかし、貸金業法は消費者金融に適用されますが、銀行には適用されないので、覚えておきましょう。
とは言え、銀行のローンも審査が厳しくなっており、収入証明書の提示を求める銀行が多いです。「銀行なら収入証明書はいらない」というわけではないので、注意してください。
カードローンで収入証明書が不要なケース

カードローンに収入証明書が必要な理由を紹介してきました。収入証明書の提出は、カードローン業者の利益を守るだけでなく、あなたの信用情報を守るものでもあります。書類の準備には少し手間がかかりますが、必要な場合は必ず提出してください。
ただ、すぐにお金を借りたい場合は、どうしても収入証明書が不要なカードローンを利用したくなるでしょう。ローン利用額が一定金額以上にならなければ収入証明書が不要な場合もあります。
ここからは、銀行と消費者金融のカードローンに分けて、それぞれ収入証明書が不要なケースを紹介していきます。銀行か消費者金融かで、収入証明書が不要な条件が異なるため、混同しないように理解しましょう。
銀行カードローンの場合
すでに紹介したように、銀行のカードローンには貸金業法が適用されません。しかし、融資した人が破産することを避けるために、銀行も独自の基準を設けている場合がほとんどです。
銀行によって基準は異なりますが、多くの場合、以下の2つの基準で収入証明書が不要とされています。
- 利用限度額50万円以下
- 利用限度額と他社借入の合計が100万円以下
必ず当てはまるわけではありませんが、多くの銀行でこの基準が使われていることを覚えておきましょう。
ここからは、具体的な銀行カードローンを3つ取り上げて、収入証明書が不要になるケースを紹介します。
- 三菱UFJ銀行カードローン『バンクイック』
- オリックス銀行カードローン
- イオン銀行カードローン
ここで取り上げる3つのカードローンはあくまで一例です。このほかのカードローンについても収入証明書が不要になるケースがあります。
三菱UFJ銀行のカードローン『バンクイック』三菱UFJ銀行カードローン『バンクイック』では、利用限度額が50万円以下の場合には収入証明書が不要です。担保、保証人、手数料が全て不要なため、利用しやすいカードローンといえます。
オリックス銀行のカードローンオリックス銀行カードローンも、利用限度額が50万円以下の場合は収入証明書が不要です。ただし、申し込み内容によっては50万円以下の場合でも収入証明書の提出が必要となるケースもあります。
イオン銀行のカードローンイオン銀行のカードローンでも、利用限度額が50万円以下の場合には収入証明書が不要です。ただし、個人事業主の場合は収入証明書の提出が求められます。
消費者金融の場合
消費者金融のカードローンには貸金業法が適用されるため、基本的に収入証明書が必要となります。ただし、借入額が少ない場合には収入証明書が不要なケースもあります。
以下の2つの条件を満たす場合は、収入証明書が不要です。
- 利用限度額が50万円以内
- 他社との利用額の合計が100万円以内
気付いた人もいるかもしれませんが、銀行が定めている条件と同じです。
ここでは、2つの条件さえ満たせば、収入証明書が不要になる消費者金融のカードローン3つを紹介します。
- プロミス
- アイフル
- アコム
上に挙げた消費者金融はあくまで一例です。このほかの消費者金融でも収入証明書が不要なカードローンもあります。
契約した金額内なら出し入れ自由!プロミスのカードローンプロミスなら2つの条件を満たせば収入証明書の提出なしにカードローンを利用できます。
提出した収入証明書類の発行日から3年以内の場合であれば、再度収入証明書を提出する必要はありません。プロミスなら、利用限度額以内であればいつでも借入可能です。知人の結婚式など急な出費のときでも、安心して利用できます。
スマホアプリがカード代わりになる!アイフルのカードローンアイフルのカードローンも、2つの条件を満たせば収入証明書が不要です。
アイフルのアプリのみで申し込みを完結できます。そのため、書類の郵送を省くことができ、家族に気づかれる心配もありません。アイフルのカードローンについてさらに詳しく知りたい場合は、下記の記事も参考にしてください。
24時間借入できる!アコムのカードローンアコムのカードローンも、2つの条件を満たすことで収入証明書が不要です。
アコムは24時間電話受付しているため、いつでも借入の申し込みできます。急な出費で借入をしたい人には嬉しいサービスです。
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収入証明書が不要なカードローンに申し込む際の注意点

収入証明書が不要なカードローンについて紹介してきました。条件さえ満たしていれば収入証明書がなくても、カードローンを利用できます。
しかし、カードローン会社によっては、収入証明書が必要な条件に該当しなくても、提出を求められる場合があります。
収入証明書の提出を求められる可能性が高いケースは以下の3つです。
- 利用限度額ギリギリまで申請している場合
- 自営業者や非正規雇用者の場合
- 利用が長引いている場合
これらの条件に当てはまる場合は、収入証明書の提出を求められる可能性が高いことに注意が必要です。申し込み前に準備しておくことをおすすめします。提出不要であった場合でも、収入証明書を提出したほうが審査に通りやすくなるので損はしないでしょう。
①利用限度額ギリギリまで申請している場合
基本的に、利用限度額が50万円以下であれば収入証明書の提出は不要です。とは言え、「50万円」や「49万円」など、ギリギリまで申請していると収入証明書の提出を求められる可能性が高くなります。
限度額いっぱいに設定すると書類が必要になってしまいます。
利用実績ができた後、各会社で増額審査を受けると、利用を始めた後でも利用限度額を引き上げることが可能です。最初は利用限度額を低めに設定しておくと良いでしょう。
②自営業者や非正規雇用者の場合
あなたが自営業者や非正規雇用者である場合には、収入証明書の提出を求められる可能性が高いです。直近数カ月分の収入証明書が求められるケースが多く、月の収入差が少ないほど審査に通りやすいです。収入が安定していると、返済能力があると判断されるためです。
そもそも自営業者や非正規雇用者は、正規雇用者と比べて審査に通りにくいと言われています。収入証明書を提出したほうが審査に通りやすいので、必要だと言われる前に提出してしまうと良いでしょう。
③利用が長引いている場合
収入証明書は利用開始時だけでなく、利用中に提出が求められる場合があります。利用が長引いている場合、失業で収入が途絶えたり、雇用形態が変わっていたりする可能性があると融資元に判断されてしまいます。
どのくらいの期間で収入証明書の提出が求められるかは、利用する会社によって変化します。ただし、最初に定めた契約期間中に利用を終わらせることができれば、提出しなくても良い可能性が高いです。
なるべく利用期間が長くならないように、お金を借りたら、早めに返済を行いましょう。
カードローンよりも低い金利でお金を借りる方法

ここまで、カードローンについて紹介してきました。カードローンは金利が高めなので、返済に時間がかかればかかるほど損をしてしまいます。
「お金が必要だからカードローンを利用するけど、金利が安い方法があれば知りたい」という人も多いはずです。実は、国の制度を使えば、カードローンよりも安い金利でお金を借りることができます。
ここでは、カードローンよりも安い金利でお金を借りることができる国の制度を2つ紹介します。
- 求職者支援資金融資制度
- 生活福祉資金貸付制度
国の制度なので、詐欺などの心配はありません。基本的にカードローンよりも金利が低いことが特徴です。国の制度を利用するためには条件があります。カードローンを使う前に、国の制度が使えないか確認してみてください。
求職者支援資金融資制度
求職者支援資金融資制度は、就職を目指す人に向けてお金を貸し出している制度です。ハローワークで就職に向けた職業訓練を受けると、職業訓練受講給付金と呼ばれるお金を月額10万円受け取ることができます。
しかし、職業訓練受講給付金だけでは生活が苦しい場合は、お金を借りることが可能です。配偶者の有無などによって上限が異なりますが、以下の計算式で借りられるお金が決まります。
融資可能額=月額5万円(上限)または 10万円 (上限) × 受講予定訓練月数
現在、定職についていない人(労働時間が週20時間未満の人を含む)が利用できます。利用する場合には、ハローワークに行って、職業訓練を受けたい旨を伝えてください。
生活福祉資金貸付制度
定職についていても、生活資金が足りない場合は生活福祉資金貸付制度が利用できないか確認してください。生活福祉資金貸付制度が利用できる目安は、住民税が非課税になる所得額であることです。
給付を受けられるかどうかの詳細は、社会福祉協議会が判断します。お住まいの市町村の社会福祉協議会に相談しましょう。
まとめ:カードローン会社ごとに収入証明書が不要な条件は異なる
今回は、カードローンで収入証明書が不要になる条件について紹介しました。収入証明書の提出は面倒だと感じるかもしれませんが、あなたの信用情報を守るための取り組みでもあるので、提出を求められたら応じましょう。
収入証明書が不要だとされているカードローンは会社によって条件が異なります。利用時には、それぞれの公式サイトで条件を確認するようにしてください。
また、収入証明書の提出が不要なカードローンであっても、申請内容によっては提出を求められるケースもあります。提出を求められないように利用するか、提出するかは状況に合わせて選びましょう。