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税金

キャッシュポイントの見つけ方と不労所得を得るための現実的な流れを紹介

キャッシュポイントとは収入源のことで、不労所得は働かずに得る所得を指します。最近は、キャッシュポイントを増やそうとする人が増えてきています。

背景として、定年まで給料が上がり続ける雇用環境の維持が危ぶまれている点が挙げられるでしょう。経団連会長とトヨタ自動車の社長2人が、2019年に「終身雇用は難しい」という趣旨の発言をしたことも話題になりました。

本記事は、収入源を増やしたいと考える方のために、キャッシュポイントと不労所得の基本を解説します。記事後半では、キャッシュポイントの見つけ方と不労所得をつくる現実的な流れを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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キャッシュポイントの意味とは?

キャッシュポイントの意味は、収入を得る機会(仕組み)です。

簡単に言えば収入源のことで、複数のキャッシュポイントを2つ以上持つことを収入源の多角化と呼んだり、ハイブリッドライフと呼んだりします。

例えばサラリーマンのキャッシュポイントは会社で働いて得る給与収入のことで、キャッシュポイントは1つです。このサラリーマンが副業をすれば、給与収入と副業収入の2つのキャッシュポイントを持つことになります。

終身雇用が危ぶまれているなか、給与収入だけでなく、その他の収入を得ることが生活の安定・安心につながるのです。

キャッシュポイントの例

ここでは、キャッシュポイントの例を紹介します。会社からの給料はもちろん、以下のような身近なものがキャッシュポイントです。

  • 年金
  • 週末副業
  • 週末起業
  • 不動産投資
  • 株式投資
  • 投資信託
  • FX
  • 暗号資産(仮想通貨)
  • クラウドソーシング
  • スキルマーケット
  • フリマアプリ
  • ポイ活

キャッシュポイントの見つけ方

キャッシュポイントは身近なところにたくさんあります。ただし、自分に合ったキャッシュポイントをずぐに見つけることは簡単ではありません。

そこで本章では、自分に合ったキャッシュポイントの見つけ方を紹介します。ぜひチェックしてみてください。

自分のスキルや経験が他人に役立たないか?

自分のスキルや経験が他人に役立てば、それをキャッシュポイントにできます。

ココナラ」のようなスキルマーケットがあるように、自分が得意なことは他人に役立ちます。たとえば以下のスキルがあります。

  • 美容師の経験を活かして髪型を提案するスキル
  • デザイナーの経験を活かしてパワーポイント資料をデザインするスキル
  • 動画編集の経験を活かして動画編集をするスキル
  • ITスキルを活かしてWebサービスを開発するスキル

他人がお金を払ってでも欲しいスキルや経験があれば、それをキャッシュポイントに変えることができます。まずは、自分のスキルや経験を洗い出すと良いでしょう。

資産を他人に売るか貸せないか?

資産を他人に売るか貸すことも、大きなキャッシュポイントになります。前述のスキルや経験も資産といえますが、ここでは現物の資産を紹介します。

  • 土地
  • 建物(家など)
  • アクセサリー
  • 現金
  • チケット
  • 自動車・バイク
  • パソコン
  • テレビ
  • その他家電など

以上を参考に、今持っているモノが売ったり貸したりできないか、確認してみると良いでしょう。

お金を出してリターンを得られないか?(インカムゲイン)

お金でお金を稼ぐ方法はたくさんあります。お金を貸して利息を得たり、投資したりする考え方です。

お金を出すことによって、リターン(見返り)があるものの例を挙げます。

  • 株式の配当金
  • クラウドファンディング
  • ソーシャルレンディング
  • 投資信託の分配金
  • FXの金利差によるスワップポイント
  • 普通・定期預金の利子

安く買って高く売れないか?(キャピタルゲイン)

インカムゲインがあれば、キャピタルゲインもあります。インカムゲインとは資産を保有していて得られる利益のことで、キャピタルゲインは値上がり益など売買によって得る利益です。

  • 現物取引:不動産・金・アンティークコイン
  • CFD取引:FX・暗号資産・商品先物・指数先物
  • 転売:せどり・ネットオークション・フリマ

以上のように値動きがあり、売買が可能なものは売買差益を狙えます。

他人の労力・スキル・資産を活用できないか?

これまでは自分自身の労力・スキル・資産によるキャッシュポイントを紹介してきましたが、他人を活用することもキャッシュポイントとなります。

  • 会社の経営者:従業員の労力を活用して会社の利益を出し、その利益をもとに会社から報酬をもらっている
  • 投資信託:投資のプロが実際に投資運用を行い、その利益から分配金を得ている

以上は一例ですが、他人の労力・スキル・資産を活用すれば、1人ではできないこともキャッシュポイントになります。広く考えましょう。

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不労所得とは?

不労所得とは、自分の労働の対価ではなく得るお金のことです。つまり、働かなくてももらえるお金を指します。

不労所得のメリットは以下のとおりです。

  • 働かなくてもお金が入ってくる
  • 自由な時間が増えて好きなことができる
  • 病気やケガをしても収入がある

不労所得は魅力的ですが、構築には労力・時間・費用がかかります。つまり、まとまった不労所得を得るのは簡単ではありません。

本記事の後半では、不労所得を現実的に構築する流れについて紹介します。

不労所得の種類一覧

不労所得について、具体的なイメージがわかない人も多いかもしれません。そこで、不労所得の種類を紹介します。

  • 株式投資
  • 不動産投資
  • 債権投資(国債・地方債・社債・外国債・外国社債)
  • 投資信託(公社債型・株式型・コモディティ型・MMF・ETF・REIT)
  • 年金(付加年金・確定給付企業年金・確定拠出年金)
  • 権利(印税・アプリ販売・知財)
  • FX
  • 暗号資産(仮想通貨)
  • 先物取引
  • シェアリングサービス
  • ギャンブル(オンラインカジノ・競馬・競艇・競輪・宝くじ)

以上のようなものが不労所得として知られています。ただし、不労所得の大きさ(額)や、構築するまでの工数・確実性など、その性質はさまざまです。

キャッシュポイントを見つけて不労所得を構築する流れ

不労所得で定年より早く退職(リタイア)することは、FIRE(経済的自立による早期リタイア)と呼ばれています。

株式投資のみでFIREを目指すなら、目安となる資産は生活費の25倍と言われており、仮に生活費が月額25万円で年間300万円とすると、7,500万円もの資金が必要です。4%ルールとも言われています。

多くの人にとって、7,500万円を株式投資に投じる余裕はありません。

このように、「働かない選択」のためには、一般的に多額の資産と不労所得が必要となります。そこで、本章では現実的に不労所得を構築する流れを紹介していきます。

①支出を抑える「節約」

キャッシュポイントを見つけることよりも重要なのが、支出を抑えることです。理由は2つあります。

  • 不労所得だけで生活するハードルを下げるため
  • さらに収入を上げるための資金を用意するため

FIREするために必要な資金は、生活費によって大きく変わるため、支出を抑えるとFIREのハードルを下げられるのです。

また、「さらに収入を上げるための資金」というのは、自己投資を意味しています。例えば、旅行代金5万円を動画編集講座などに充てることで、動画編集で5万円以上稼ぐことができるかもしれません。

収入を増やすことより支出を減らすほうが簡単であることが多いため、まずは無駄な支出がないか見直してみましょう。

②時給を上げて「労働を効率化」

家計収支を見直したら、時給を上げることを目指しましょう。具体的には次のようなことをいいます。

  • 給料の額が決まっているなら、効率良く仕事を終わらせて自宅に帰る
  • 仕事のスキルを向上したり、資格取得したりして昇給を目指す

サラリーマンは、労働を効率化することで自己投資に向けた時間や資金を確保できます。自己投資によってスキルが上がれば、昇給や転職が可能となるでしょう。次項で紹介する副業や事業にもつながります。

③副業や事業で稼ぐためのスキルを習得する「自己投資」

労働を効率化すると、お金と時間に余裕が出てきます。そこで、自己投資をしながら副業や兼業によるキャッシュポイントを獲得しましょう。

なお副業・兼業は、サラリーマンとしてのダブルワークはおすすめしません。なぜなら、サラリーマンとしてダブルワークをすると、お金に余裕はできても時間に余裕ができないからです。

不労所得を目指しているのであれば、勤労所得ではなく、不労所得につながるキャッシュポイントを獲得すべきです。

④「キャッシュポイント」を増やして大きく

不労所得は、ある程度稼げるようになるまで労力・時間・費用がかかることがあります。不労所得のデメリットともいえますが、不労所得を目指すのであれば、ここが踏ん張り時です。

自己投資を継続しながらキャッシュポイントを増やし、育てながら収入を増やしましょう。

⑤余剰資金で少しずつ「分散投資」

キャッシュポイントを増やして大きくできたら、給料に頼らなくてもお金の余裕ができてきます。余剰資金で少しずつ分散投資をしてみましょう。

なくなっても当分は生活に困らないお金で、値動きの相関が低い銘柄に複数投資することがポイントです。投資に失敗はつきものであり、そのリスクを管理する手法だといえます。

分散投資について、例えば好景気で値上がりする資産と値下がりする資産を複数保有しておけば、景気がどうなろうと資産価値が大きく減ってしまうことはないのです。

上がっても下がってもどちらかには含み益があり、市場に資産を左右されることなく、自分で投資をコントロールしやすくなります。

⑥不労所得の構築が完成「リタイア・セミリタイア」

自分への教育と経験に投資しながら、給料・事業・投資など複数のキャッシュポイントを大きく育てていけば、不労所得の構築が完成します。

時間はかかっても、不労所得の構築は不可能ではないでしょう。

完全に勤労所得を捨てることが難しくても、パートと不労所得で生活費をまかなえるならセミリタイアも可能です。正社員として働くときよりも、就労によるストレスが軽減され、より自由で豊かな生活が実現できるでしょう。

まとめ:キャッシュポイントを育てて不労所得を構築しよう

キャッシュポイントは収入源のことであり、キャッシュポイントには不労所得があります。不労所得を構築してFIREを目指すなら、多くのキャッシュポイントを育てて、不労所得の元手を捻出しなければなりません。

そのためには、無駄な支出を抑え、自己投資しながら効率的にキャッシュポイントを育てることが重要です。

ぜひご自身に合ったキャッシュポイントを見つけ、育てながら不労所得の構築を目指しましょう。

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