キャッシュレス決済に、口座引き落とし、現金決済と、現在は決済方法が増えて支出の管理に手間取ってしまいます。さらに、資産運用や保険の管理を考えると、管理はより難しくなります。そこでおすすめなのが、いろいろなお金の動きを管理できる資産管理アプリです。
本記事では、資産管理アプリのおすすめ10選を紹介しています。また、資産管理アプリの選び方、および決める際のポイントも解説しています。それぞれに異なる強みがあるため、ぜひ各アプリの特徴を比較してみてください。
自分に合った資産管理アプリを選んで、いつでもどこでも手軽に資産を管理しましょう。
資産管理アプリとは:スマホで資産を一括管理できるアプリ
資産管理アプリとは、日々の決済から毎月の公共料金の支払、資産運用や保険など、幅広い資産をスマホで一括管理できるアプリです。
「喫茶店で現金支払い」「スーパーでクレジットカード払い」「公共料金は口座引き落とし」と、さまざまな決済方法が選択できるようになっています。しかし、決済方法が多い分、支出を記録するだけでも労力がかかります。
また、「つみたてNISA」など資産運用が一般化している現在、証券口座の管理も必須です。しかし、毎日の生活に追われる中では、なかなかチェックできません。
資産管理アプリがあれば、スマホひとつでいろいろなお金の動きを一括管理できます。また、アプリにもよりますが、ねんきんネットと連携して公的年金・iDeCoまで一括管理できるサービスも利用可能です。
ちょっとしたスキマ時間でチェックできるので、忙しい人でも手軽に資産管理をおこなえます。
資産管理アプリを利用するメリット
「今のところお金の管理はできているし、資産管理アプリを使う理由はないかも」と思う人がいるかもしれません。しかし、資産管理アプリは想像以上に便利です。
いろいろなメリットがありますが、特に大きなメリットは次の3点です。
- 現金だけではなく総資産を一括管理できる
- 保有資産額や日々の支出額を見える化できる
- クレジットカードや各種ポイントと連携できる
これら3つの特色によって、資産管理アプリで簡単に総資産を管理できるため、資産管理の一括化と時短の一石二鳥となります。以下で、各理由について詳しく説明します。
理由1:現金だけではなく総資産を一括管理できる
資産管理アプリは、現金だけではなく銀行口座残高や保険や証券など総資産を1つのアカウントで一括管理できるのが大きな強みです。
自分や家族のために各種保険に加入していたり、つみたてNISAやiDeCoなど資産の運用をしている人にとっては、非常に便利なツールです。資産管理アプリひとつで、銀行口座から各種保険、証券口座まで管理・チェックがおこなえます。
理由2:保有資産額や日々の支出額を見える化できる
日々の支出額や保有資産額の変動などを見える化できる点も、資産管理アプリを使うべき理由といえるでしょう。資産管理アプリは家計や保有資産を項目ごとに自動で計算し、グラフに見やすくまとめてくれるものも多いです。
一目で家計や資産を分析できるため、現在のマネー状況を簡単に把握できます。家計や資産を把握する重要性に関しては、以下の記事を参考にしてください。
理由3:クレジットカードや各種ポイントと連携できる
資産管理アプリは、クレジットカードや各種ポイントとも連携できます。中には、電子マネーと連携しているアプリもあります。キャッシュレス決済がおこなわれる現在、いくら使っているのかわかりづらくなる場合があるのではないでしょうか。
しかし、資産管理アプリならキャッシュレス決済も自動的に記録するので、手間いらずで支出を把握できます。
なお、アプリによって対応しているクレジットカードやポイント、電子マネーは異なるため、アプリ選びの際にご確認ください。
資産管理アプリのデメリット
資産を丸ごと管理できてクレジットカードや共通ポイントとも連携できることで知られる資産管理アプリ。
非常に便利なアプリですが、以下のようなデメリットがあることも知っておきましょう。
- 財布の中に入っている現金を管理するのは難しい
- スマホを紛失したり、故障させたりした場合にはデータがなくなる
財布の中に入っている現金を管理するのは難しい
資産管理アプリは、銀行口座に入っているお金や口座内の収支、クレジットカードの利用履歴などを確認するのに効果的なアプリです。
一方、財布のなかに持ち歩いている現金を管理するのは難しいでしょう。
収入をすぐに財布に入れて口座に移さない現金派でクレジットカードを使わない方や、口座にお金を入れない「タンス預金派」の人には、資産管理アプリはあまり向いていない可能性があります。
スマホを紛失したり、故障させたりした場合にはデータがなくなる
資産管理アプリは、盗難や紛失、故障といったトラブルに見舞われるリスクがあります。
手書きの家計簿は自宅に保管していて持ち出すことはなく、誰かに盗まれたり失くしたりするリスクはほぼありません。一方の家計管理アプリに関してはスマートフォン内にデータがある関係上、スマートフォンを失くしたり盗まれたりしてデータを失う可能性があります。
また、スマートフォンを落としたり水没させたりして故障し、資産管理アプリが使えなくなる可能性もあります。バックアップを取っていないとデータを取り出すことができず、今まで記録したことが無駄になる可能性もあります。
資産管理アプリの選び方
「資産管理アプリを使いたいけれど、たくさんあり過ぎてどう選べばいいかわからない」とお悩みかもしれません。その場合は、機能やセキュリティなどに注目して選ぶことをおすすめします。
自分の使いたい機能があるかどうか
まず、各資産管理アプリに自分の使いたい機能があるかどうかをチェックしてください。機能の例として、いくつか以下に挙げてみます。
- クレジットカードとの連携
- 各種ポイントとの連携
- 電子マネーとの連携
- レシート読み取り機能
- 証券口座の管理のしやすさ
人によって必要な機能は異なります。自分が必要とする機能を明確にし、その機能を備えたアプリをお選びください。
セキュリティ面の信頼性はどうか
セキュリティ面の信頼性も、資産管理アプリを選ぶうえで重要なポイントです。資産管理アプリには自分や世帯の資産などの個人情報が入っているため、情報漏洩は絶対に避けねばなりません。
資産管理アプリの多くは、データの暗号化や、二段階認証やパスコードロックに対応するなど、セキュリティを重視しています。アプリの公式サイトにセキュリティに関する記載があるため、ダウンロード前に一読することをおすすめします。
利用料金はいくらなのか(有料・無料がある)
利用料金も、資産管理アプリを選ぶ際に注目したい点です。料金体系は、完全無料・基本無料で一部有料・完全有料の3パターンといえるでしょう。基本無料で一部有料のパターンは、無料版では一部機能が制限されています。
完全有料のアプリ以外は、まず無料で試してみて気に入った場合に有料に切り替える、というスタイルがおすすめです。
他の決済サービスやアプリ等との連携機能はあるかどうか
資産管理アプリによって、クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済と連携ができます。最近でいえば「PayPay」などのQRコード決済に対応することも増えており、資産管理アプリはますます便利になっています。
ただ、他の決済アプリやクレジットカードなどとの連携ができるのか、どのサービスと連携しているのかは、アプリごとに異なります。
多くの決済アプリやクレジットカードなどを利用されている方は、可能なら自身が利用している全てのサービスと連携しているアプリを選びたいものです。
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資産管理アプリのおすすめ10選
資産管理アプリのおすすめ10選を紹介します。いずれも、機能やセキュリティに定評があるアプリばかりです。中には、広告で名前を見聞きしたことがあるアプリもあるでしょう。
それぞれ特色が異なるため、自分に合うアプリはどれなのか、ぜひ参考にしてみてください。
Zaim
Zaimは多彩な連携が特徴です。銀行口座や複数のクレジットカード、電子マネー、ポイント、通販サイトに連携しており、支出が即座に記録されます。レシート読み取り機能もあるため、現金決済の人にもおすすめです。
レシートを撮影するだけで金額や品名を自動で読み取るので、現金決済分も簡単に記録できます。それらの記録を「何にどれだけ使っているか」など、多彩な分析をおこなってくれるため、現状把握も一目でわかります。
マネーフォワードME
マネーフォワードMEは、株式や投資信託、FX、暗号資産(仮想通貨)など資産運用に積極的な人におすすめです。これら複数の投資を一括管理するため、運用成績をこまめにチェックできます。もちろん、クレジットカード決済など日々の支出やその内訳も管理できます。
また、2,500以上の金融関連サービスと連携しているので、あなたが利用している金融機関や各種ポイントや電子マネーにほぼ対応可能です。
また。同じくマネーフォワードのアプリに「for住信SBIネット銀行」もあります。預金、株式、投資信託など、さまざまな資産をスマートフォンで一括管理できるので、SBI証券で資産運用をしている方はこちらも要チェックです。
MoneyTree
MoneyTreeは、AIが搭載された資産管理アプリです。AIが明細を学習して自動的に支出を項目ごとに分類し、記録します。そのため、家計管理が非常に簡単におこなえます。Amazonポイント・楽天ポイントなどの共通ポイントも資産として管理することが可能。
また、有料版にはなりますが、個人事業者向けのMoneyTreeWorkや、事業者向けのMoneyTreeCorporateもあります。副業をしている人から経営者まで、事業収支をアプリひとつで管理できるのが大きな特徴です。
楽クラライフノート
楽クラライフノートは、お金の管理に加えてエンディングノートが一体となった、終活を目的とした資産管理アプリです。老後資金がいくら必要かといったシミュレーションや、生前贈与や相続、葬儀の準備など幅広い終活に対応しています。
また、終活に関するさまざまな悩み事について、専門家に無料相談できるのもうれしいメリットです。老後のライフプランを考えたい人におすすめのアプリです。
ロボフォリオ
複数のポートフォリオをAIで管理するロボフォリオは、株式投資をしている人におすすめの資産管理アプリです。複数の証券会社の口座や保有銘柄を一括で管理できるため、保有資産の動向が一目でわかります。
また、適時開示情報の閲覧が可能であり、プッシュ通知で届くのも投資家にとってうれしい機能です、これらがすべて完全無料で使用できるので、株式投資をしている人は一度試してみてはいかがでしょうか。
OsidOri
OsidOriは、夫婦や同棲カップルにおすすめの資産管理アプリです。家賃や水光熱費、生命保険、子供の学資保険など2人が共有する家計を、アプリで共有します。口座残高や支払い状況、貯蓄額などがわかり、家計の改善にもつながります。
いっぽう、自分のクレジットカード決済などプライベートな資産管理を、同じアプリ内でおこなえるのも特徴です。この自分専用の資産管理ページはパートナーには見えないため、プライベートを保てます。
おかねのコンパス
おかねのコンパスは、銀行口座や証券口座、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどを一括で管理できる完全無料の資産管理アプリです。ベーシックな機能はすべて備えているいっぽう、無料版にありがちな広告がないためストレス無く使えます。
MoneyPro
MoneyProは予算のマネジメントに強い資産管理アプリです。家族の支出を同期することで、予算とどの程度金額差があるかを示してくれるため、支出削減に役立ちます。また、オンラインバンキングができるため、家族間の口座への送金が可能です。
資産管理~わが家の総資産~
資産管理~わが家の総資産~は、銀行や証券、FXなどの複数の口座を一括管理できる資産管理アプリです。まさに「資産」の管理に特化したアプリといえます。月に1回残高情報を登録するだけで、総資産の増減額を把握できます。
OneStock
OneStockは野村証券がマネーフォワードと共同開発した資産管理アプリです。銀行や証券の口座、暗号資産、不動産、ローンなど幅広い資産を一括で管理できます。また、保有資産の「資産寿命」のシミュレーションもでき、今後の資産運用に役立てられます。
資産管理アプリを決める際のポイント
資産管理アプリを決める際に、見落としてはいけない2つのポイントがあります。その2つをおさえておくと、後悔しない資産管理アプリ選びができます。以下で各ポイントについて解説するので、アプリを決定する前にぜひご確認ください。
自分にとって必要な機能を最優先する
いろいろな機能がある資産管理アプリが魅力的に見えるかもしれません。しかし、自分にとって必要な機能を最優先することが、資産管理アプリの活用につながります。自分が使わない機能が多くあると、何となくアプリを開くことが面倒になりがちです。
たとえば、資産運用をする予定はなく、まず家計の改善に取り組みたい場合は家計簿のみに特化したアプリが適しているかもしれません。アプリの多機能性に惑わされず、必要な機能を重視しましょう。家計簿アプリについての詳細は、以下の記事を参考にしてください。
「無料」にこだわり過ぎない
資産管理アプリを無料で使えるなら、それに越したことはありません。しかし、無料にこだわりすぎることは避けましょう。自分の必要とする機能が有料である場合、妥協して無料版で使っていても不便なだけです。
利用料金は家計や資産を管理するための経費とみなし、必要な機能を使ってお金の動きをチェックすると、結果的に家計や資産の管理能力も向上します。
資産管理アプリの注意点
資産管理アプリを利用する前に、以下のような注意点についても事前に把握しておきましょう。
- 資産の情報が漏れる
- 住所がばれる
- 銀行の口座情報の漏洩
- クレジットカード番号やセキュリティコードの漏洩
資産の情報が漏れる
資産管理アプリには、銀行口座に残ったお金やクレジットカードの履歴、投資の資産など個人情報がたくさん記録されています。
セキュリティ対策が甘いアプリを利用すると、情報が漏えいしたり盗まれたりするリスクがある点に注意が必要です。
気になる資産管理アプリが見つかったら、公式サイトにアクセスして「どのようなセキュリティ対策をしているか」を確認しておきましょう。また、スマートフォンのセキュリティも同様で、可能な限り設定して不正なアクセスをシャットアウトしましょう。
住所がばれる
レシート撮影機能がある資産管理アプリを万が一盗まれた場合、アプリを開かれてしまうと居住地域が特定されるリスクがあります。レシート読み取り機能で明細に店舗名が載るタイプなどが該当します。
何度も同じ地域で買い物していることがレシートでわかると店舗付近に住んでいることが特定され、何らかのトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
家計管理アプリがあるスマートフォンは失くしたり盗まれたりしないように、外出時は細心の注意を払いましょう。
万が一盗まれたときのことを考えて、パスワードや顔認証などのセキュリティ対策は必ず実施しておきましょう。
銀行の口座情報の漏洩
資産管理アプリのなかには、金融機関の情報を紐づけして家計簿をつけてくれる「自動家計簿アプリ」があります。
非常に便利ですが、銀行口座の情報漏えいリスクがあることを覚えておきましょう。
自動家計簿アプリは金融機関と連携するときに金融機関のログイン IDとパスワードを入力することになり、自動家計簿アプリのセキュリティが突破されると「どの銀行にいくらのお金が入っているか」を知られるリスクがあります。
取引パスワードは知られることがないので勝手にお金が別口座に振り込まれることはありませんが、銀行口座のお金の流れを知られるリスクがあることは覚えておきましょう。
クレジットカード番号やセキュリティコードの漏洩
家計簿アプリ自体のセキュリティが突破された場合、アプリに連携しているクレジットカードの利用明細などの履歴情報が漏れるリスクがあります。
クレジットカード番号や有効期限などの情報は家計簿アプリには連動しないので不正利用の心配はないものの、カードの履歴を見られることは何としても避けたいものです。
普段から盗難や紛失に注意し、アプリのセキュリティ機能だけでなくスマートフォンのセキュリティ機能をフル活用して、他人に資産管理アプリの情報が渡らないように対策しましょう。
資産管理アプリに関するよくある質問
最後に、資産管理アプリに関してよくある質問と回答をまとめました。資産管理アプリに興味をお持ちの方は、こちらも読み進めてみてください。
資産管理アプリは無料で使えますか?
資産管理アプリの料金体系は、「完全無料」「基本無料で一部有料」「完全有料」の3パターンがあります。
コストをかけたくない方や、とりあえず資産管理を始めたい方は完全無料のアプリを利用しましょう。機能性に満足できれば、無理に有料版を利用する必要はありません。
無料版からさらに使い勝手の良いアプリに乗り換えたい場合には、有料の体験版などをダウンロードしてみると良いでしょう。
おすすめの資産管理アプリはどれですか?
本記事では、以下の10個の資産管理アプリをおすすめしています。
- Zaim
- マネーフォワードME
- MoneyTree
- 楽クラライフノート
- ロボフォリオ
- OsidOri
- おかねのコンパス
- MoneyPro
- 資産管理~わが家の総資産~
- OneStock
例えば「Zaim」では、銀行口座や複数のクレジットカード、ポイント、電子マネー、通販サイトなどと連携しており、支出したとき即座に反映されるようになっています。レシートの読み込み機能があるため、クレジットカードや電子マネーを使わない人でも正確性の高い家計簿を作ることが可能です。
資産管理を積極的に行いたい人は「マネーフォワードME」がおすすめです。複数の投資を一括で管理するため、運用成績を効率良くチェックできます。
資産管理アプリのメリットはなんですか?
資産管理アプリのメリットは以下のとおりです。
- 現金だけではなく総資産を一括管理できる
- 保有資産額や日々の支出額を見える化できる
- クレジットカードや各種ポイントと連携できる
資産管理アプリを利用することで現金だけでなく、株式や債券、投資信託など資産全体を管理できる強みがあります。資産の保有額や毎日の支出額を見える化することで、自分が持つ資産全体の動きを1つのアプリで確認できます。
資産管理アプリの安全性は大丈夫ですか?
本記事で紹介しているアプリは運営会社が万全のセキュリティ体制を構築しており、安全に利用できます。ただし、ウイルスやハッキングと言った技術も進歩しており、100%絶対に安全とは言い切れないことがあります。
また、セキュリティが万全でもスマートフォンそのものを紛失したり、盗難されたりする可能性もあるため、セキュリティ機能だけを過信せずに個人でも情報がもれないようにする努力は必要でしょう。安心して利用するためにも、アプリの安全性にはこだわりましょう。
資産管理アプリを選ぶポイントはなんですか?
資産管理アプリを選ぶ際は、以下のような点に気を付けて探してみましょう。
- 自分の使いたい機能があるかどうか
- セキュリティ面の信頼性はどうか
- 利用料金はいくらなのか(有料・無料がある)
まず、自分が使ってみたい機能があることが大切です。例えば「手書きの家計簿から解放されたい」という気持ちが強いなら、レシート読み取り機能があるアプリを絞り込んでみましょう。
また、個人情報が満載のアプリになるため、セキュリティ機能の比較検討は欠かせません。
資産管理アプリを利用するデメリットはありますか?
資産管理アプリのデメリットとして考えられるものは、以下の2つです。
- 財布の中に入っている現金を管理するのは難しい
- スマホを紛失したり、故障させたりした場合にはデータがなくなる
財布に入っているお金を管理することはできないため、現金派の人は上手に機能を使いこなせない可能性があります。
また、いかにセキュリティ機能が充実していても、紛失や盗難のリスクがある点に注意が必要です。
手入力が面倒なのですが、自動入力機能があるものはありますか?
レシートの内容を手入力するだけでなく、自動読み取り機能が付加されたアプリもあります。手入力から解放されて効率良く家計簿を作成したい方は、レシート自動読み取り機能の有無を考えてみると良いでしょう。
ただし、自動読み取り機能の機能性はアプリごとに異なります。機能性が低いとレシートをうまく読み込めないこともあるので、公式サイトや口コミを利用して高評価の自動読み取り機能を持ったアプリを利用しましょう。
金融機関と連携させなくても資産管理アプリは利用できますか?
可能です。
例えばマネーフォワードMEでは「インターネットバンキング」「クレジットカードのオンライン明細」を利用しない方に対し、手動入力の方法を別途で用意しています。
財布(現金管理)の機能で手入力用の仮想口座として作成し、それぞれ手入力が可能です。
財布は複数作ることができ、目的別に管理することも可能です。
支出を把握できるメリットはなんですか?
支出を把握することで、余分な支払いや無駄遣いをしている部分が明確になり、節約につなげることができます。
余分な支払いを節約した分は貯金や資産運用に回すことで将来に備えられたり、子どもの教育費や遊興費に充てたりすることで生活が豊かになったりすることが考えられます。
有料アプリの方が使いやすいですか?
有料版のほうが高機能なのは間違いありませんが、必ずしも「有料のほうが無料よりも優秀で使いやすい」と決まったわけではありません。例えば有料でも無料でも、画面に表示される内容にそこまでの大きな違いはないでしょう。
人によっては無料版で十分だったり、有料版よりも他社の無料版のほうが使いやすいと感じたりすることもあります。
まとめ:資産管理アプリで手軽に資産や支出を管理しよう
資産管理アプリの選び方とおすすめのアプリを紹介しました。スマホアプリは、時間・場所を選ばず手軽に資産を一括管理できるため、忙しい人でもおすすめです。
資産管理アプリごとに特色が異なっているので、あなたの目的や生活に合う資産管理アプリで資産や家計を管理してみてください。