生命保険の選び方、悩みますよね。比較的新しいFWD生命について、「最適なのはどの保険なのか」「評判や口コミはどうなのか」と気になっていませんか?
本記事では、FWD生命の評判、口コミ、特徴を元にメリット・デメリットを詳しく解説します。あなたがこの記事を読むことで、最適な保険を見つけ、万が一のことがあっても安心して生活できる将来を手に入れられるでしょう。
FWD生命とは?基本情報をチェック
FWD生命は、1996年に「富士生命」として創業した生命保険会社です。2013年に「AIG富士生命」、2017年に「FWD富士生命」、2021年に現在の「FWD生命」へと社名変更しています。FWD生命の特徴について次のようにまとめました。
- 旧富士生命(FWD富士生命)
- オリコン顧客満足度2年連続1位
- HDI-Japan 2021で三つ星を受賞
- 日経トレンディ「保険大賞2022」で優秀賞を獲得
※2022年3月時点
創業から25年あまりと、比較的新しい保険会社です。香港に本社のあるFWDグループが、保険市場規模第2位の日本に注目し、2017年に参入し始めました。
参入時は「AIG富士生命」を買収し、日本での事業を始めました。参入開始した2017年からわずか5年で、顧客満足度2年連続1位を獲得しています。また、HDI-Japanで三星を受賞、保険大賞2022も獲得するなど、急成長中の保険会社です。
FWD生命は本当にやばい?口コミ・評判を確認
FWD生命が提供する保険に加入してよいのか、スタッフの話やパンフレットだけでは伝わらない部分も多いです。そこで、FWD生命の評判や口コミを確認していきましょう。
FWD生命のいい評判・口コミ
FWD生命のいい評判、口コミを確認しましょう。
- 保障内容がわかりやすい
- 保険料の安さが魅力
- 健康状態が良いと保険料が割引に
FWD生命の評判や口コミでは保障内容が明確でわかりやすいとの声が多いです。保障範囲や内容が明確で、見直しや選択も容易との評価があります。
自分自身の状況に合わせて、保険を選びやすいのが特徴です。また、保険料の安さも評価されています。
シンプルな保障内容のため、自分に必要な保険をピンポイントで選ぶことが可能です。さらに、健康状態が良いと保険料が割引になる特典についても好評です。
健康な生活習慣を続けることで保険料が割引となり、健康管理と経済的メリットを同時に実現できるとの評価です。
FWD生命の悪い評判・口コミ
続いてはFWD生命の悪い評判・口コミについて確認しましょう。
- 実際に保険金請求をしてみると、支払いまでに時間がかかった。
- 契約、書類審査など、時間がかかった。
FWD生命の悪い評判や口コミについては契約中の保証内容についてよりも、契約前や支払い関係の口コミが散見されました。まず、「実際に保険金請求をしてみると、支払いまでに時間がかかった」との口コミがあります。
保険金の請求・支払いは迅速に行われることが望ましいところです。また、「契約や書類審査など、時間がかかった」という意見も見受けられます。
FWD生命の保険金請求は必要書類を公式サイトからダウンロードして印刷して郵送が必要です。しかし、これらは一部の意見であり、全体として、FWD生命のサービスに満足している契約者は多いです。満足している契約者が多くないと、オリコン顧客満足度2年連続1位は獲得できません。
これまでに見てきた評判や口コミは、FWD生命としての日々の運営やサービスについてでした。しかし、保険会社としての信頼性を評価するうえで、経営状況や安定性も重要な要素です。
続いてはFWD生命の財務状況や経営成績を見ていきましょう。具体的な数字を元に、FWD生命の健全性と経営安定性を確認します。
FWD生命の経営はどうなの?一度潰れかけた?数字をチェック
「FWD生命は一度潰れかけた」といううわさがありました。実際に、2017年度の損益計算書では9,089百万円の経常損益を計上しています。
事実としては、旧富士生命が経営難に陥りその後、FWDがM&Aにより事業を引き継いだ、という経緯があります。現在のFWD生命の経営状況はどうなのでしょうか。
健全性を示す指標の1つである「ソルベンシー・マージン比率」があります。2021年度の決算資料から、FWD生命のソルベンシー・マージン比率は1248.2%です。
金融庁が安全ラインとしている200%を大幅にクリアしています。現在のFWD生命は経営が安定しており、リスクに対して十分に耐えうる能力を有しています。
ソルベンシー・マージン比率とは、保険会社の健全性を測る指標のひとつです。保険会社は、過去の統計などから想定した損害など(保険事故)を保障(補償)できるように保険料などを決めていますが、予測不可能な大規模損害が発生した場合にも自己資本や準備金などから保険金を支払う必要があります。そのような通常の予測を超えたリスクに対する支払余力がどの程度あるのかを判断する行政監督上の指標のひとつがソルベンシー・マージン比率で、200%以上が健全性の目安とされています。
引用元:SMBC日興証券
FWD生命のソルベンシー・マージン比率は1248.2%
FWD生命を含む主要な生命保険会社のソルベンシー・マージン比率を比較してみましょう。
FWD生命 | 1248.2% |
---|---|
日本生命 | 1,060.0% |
住友生命 | 652.1% |
明治安田生命 | 975.8% |
フコク生命 | 1,105.8% |
FWD生命のソルベンシー・マージン比率は1248.2%です。他の大手生命保険会社と比較しても高いレベルです。この数値は、FWD生命が保険契約者に対する保証責任を果たすため、経済的な能力が極めて高いことを意味しています。
2019年には一時的な経営難に見舞われ、従業員の2割をリストラする計画を立てましたがその後、経営状況は持ち直しました。そして、現在では支払余力にかなり余裕がある状態となっています。リストラすることなく、経営を持ち直す手腕を含め、FWD生命は安心して任せることができる保険会社です。
高いソルベンシー・マージン比率は、保険会社としての信頼性、安定性を表します。これは、FWD生命を選ぶメリットの1つです。
しかし、経営の健全性だけでなく、具体的に利用者にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。次項では、「FWD生命を利用するメリット3選」について詳しく見ていきましょう。
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FWD生命を利用するメリット3選
FWD生命を選ぶ理由として、多くの利点が挙げられます。その中でも口コミや評価などで得られたメリットを3つ紹介します。
- 健康な人は保険料が割安になる
- 保険の自由設計ができる
- 優良特約が安い
これらのメリットは、FWD生命が他社と比較してリードしている部分であり、FWD生命を選ぶ大きな動機になります。また、健康な人に対して割安な保険料を設定することで、健康意識の高い人はさらにお得になります。
具体的には、次の内容をクリアしていると保険料の最大20%割引で加入可能です。
- 血圧値が最大血圧140mmHg未満/最小血圧90mmHg未満の範囲内であること
- 肝機能検査(肝機能を調べるための血液検査)においてAST(GOT)の数値が36U/L(IU/L)未満であること
また、保険の自由設計ができる点は、ライフステージや生活スタイルに応じて、適切なプランの提供が可能です。
FWD生命を利用するデメリット3選
FWD生命にはデメリットも存在します。利用する際のデメリットとして3つ紹介します。
- 最低保険料が1,980円
- 書類請求が面倒
- 複数回の社名変更により知名度が低い
FWD生命の保険は入院日額の変更や手術の保障を外せるなど、カスタマイズ性は高いです。その反面、最低保険料が1,980円となっています。
最低保険料を上回らないと契約できません。また、書類請求の手続きが面倒であるという意見も一部あります。
保険金の請求や契約の手続きは公式サイトから必要な書類をダウンロードし、印刷後に郵送する必要があります。インターネットで請求が完結できる他社と比較した場合には、手間がかかる部分であると感じる方もいるかもしれません。
さらに、過去に何度も社名を変更していることで、知名度が低いという点もデメリットとして挙げられています。
FWD生命をおすすめできる人とおすすめできない人の特徴
前項では口コミや評判、経営状態、メリット、デメリットを通じてFWD生命の概要をお伝えしました。保険料が安く、シンプルでわかりやすいことが特徴的ですが、万人にFWD生命の保険をおすすめすることは難しいです。
保険はライフスタイルやニーズ、リスク許容度によって最適な保険内容が変わってくるためです。そのため、続いてはFWD生命をおすすめできる人、お勧めできない人の特徴について説明します。
FWD生命をおすすめできる人
- 持病がなく、健康優良割引が使える人
- シンプルでわかりやすい保障内容に魅力を感じる人
健康な人にとってはFWD生命がおすすめです。FWD生命独自の基準で健康状態が「良好」と判断されれば、最大20%割引で加入できます。
また、シンプルでわかりやすい保障内容に魅力を感じる人にも、FWD生命はおすすめです。保険選びは複雑で難しいものであると感じる人も多いです。
しかし、FWD生命の保険商品は、内容がシンプルであり、それぞれの商品が何を保障しているのかが一目でわかるようになっています。そのため、シンプルな保障内容を求めている人には、FWD生命の保険商品はおすすめです。
FWD生命をおすすめできない人
- 健康状態に自信がない人
- 知名度が低い保険会社は不安な人
健康状態に自信がない人には、FWD生命が最適な選択とは限りません。FWD生命には健康優良割引制度があります。健康状態が「良好」と判断されれば保険料が割り引かれますが、そうでない場合は実質的に割高での加入となります。
また、知名度が高い保険会社に安心を感じる人にとっては、FWD生命が適した選択とは言えないでしょう。FWD生命は創業から25年あまりと比較的新しく、知名度の低さが不安の要因となることがあります。
たとえば、「FWD医療」のスタンダードプランで健康優良割引が使える場合の保険料は月額2,872円です。使えない場合は月額3,421円となり、同じ保障内容でも549円の差があります。
FWD生命をおすすめできる人は健康優良割引が使えて、シンプルで理解しやすい保障内容を好む人です。一方で、健康状態に不安がある人や、知名度が低い保険会社に不安を感じる人は、より最適な保険会社があるかもしれません。
「FWD医療」の見積もりは公式ホームページで生年月日を入力するだけで簡単に行うことが可能です。
FWD生命の保険商品を2つ紹介
FWD生命の特徴、そのメリットとデメリット、そして特におすすめできる人の特性について詳しく説明してきました。次項では、FWD生命をおすすめできる人に向けて、おすすめできる保険を2つ紹介します。
- FWD収入保障
- FWD医療
FWD収入保障
「FWD収入保障」は、死亡または所定の高度障害状態に該当した場合、年金支払期間満了まで年金が支払われます。オリコン顧客満足度調査ランキングでは3年連続1位を獲得しており、人気です。
生活支援特則を付加することで、身体障害者手帳1~4級が交付されるなど、特定の状態に該当した場合に年金が支払われます。また、健康優良割引が使える場合、35歳男性で、次のような契約内容の場合、保険料は月額2,322円です。同じ契約内容で、喫煙者健康優良割引が使えない場合、月額5,003円です。
- 保険期間
- 保険料払込期間
- 年金支払期間が65歳
- 最低支払保証期間が5年
- 年金月額が10万円
FWD医療
「FWD医療」は、日帰り入院から保障を受けることができ、入院日数に応じて給付金を受け取れます。特筆すべき点として、保障内容を細かく選択できる点です。
12個の特約を好みに合わせて付与できます。主契約部分である入院給付金も30日型、60日型、120日型の3種類から選べるなど、とても自由度が高い保険です。
スタンダードプランで加入する場合、健康優良割引が適用できる30歳男性なら月額2,775円で加入できます。
まとめ:メリット・デメリットを理解してFWD生命の保険を検討しよう
FWD生命の特徴は、加入を検討している人のニーズや健康優良割引が使えること、禁煙者であれば高い評価を得られることです。FWD生命の医療保険は日帰り入院から保障を提供し、ニーズに合わせて特定の疾患に対して備えるための特約を付与できます。
創業から25年あまりで新しい保険会社のため、知名度はそこまで高くなく、知名度を重視する人にはデメリットになります。しかし、保険商品の充実度は大手保険会社と比較しても遜色ありません。
「FWD生命の保険は自分に向いているかも?」と考えている方は一度、保険代理店に行って相談することをおすすめします。その際には、「FWD生命のFWD収入保障が気になってます」と伝えましょう。