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生命保険の種類と選び方を紹介|何故加入したいのか目的を明確にすることが重要です

生命保険選びは、目的を最初に明確にすることが重要です。なぜなら、目的によって選ぶ生命保険の種類が変わってくるからです。例えば、万が一の際の資産構築なら貯蓄型の保険というように、適した保険を選ぶ必要があります。

この記事では、生命保険の選び方について解説します。あわせて、生命保険以外に資産形成できる方法についても紹介するので参考にしてください。
 

生命保険の選び方のポイント

生命保険に入りたいと思っても、さまざまな種類があり、自分にあったものがどれなのか、何を選ぶのが最適なのかわからないという人も多いでしょう。生命保険を選ぶ際には、ポイントを押さえることが重要です。ここでは、生命保険の選び方のポイントについて詳しく解説していきます。
 

何のために加入したいのか、まず目的を明確にする

生命保険に加入する目的は、人によってさまざまです。生命保険を選ぶ際には、最初に目的を明確にしましょう。何らかのトラブルや万が一の際に備えたいと思うのなら、そのときにどのような保障が必要なのかも把握できます。

例えば、万が一自分が死んでしまった場合や、事故・病気などで働けなくなった後など、家族の生活や子どもの養育費に不安を持っている人もいるでしょう。また、老後の生活への不安や葬式などの資金といった経済的な不安に備えたいといった人もいます。加入の目的を明確にすることで、選ぶべき生命保険の種類が絞れます。
 

自分の世代や家族構成によっても目的は変わる

目的は、自分の世代や家族構成によっても変わるものです。そのため、自分がどのような環境にいるのか客観的に把握することも大切です。例えば、20~30代で独身ということであれば、遺される家族は基本的にいないため、家族の経済的リスクなどを考慮する必要はありません。

一方、40~50代の既婚者で子どもがいるケースなどは、万が一のことがあった場合、遺された家族の経済的リスクが大きくなるでしょう。独身か既婚かだけでなく、未成年の子どもがいるか、老後の生活を考えなければいけない年齢かなどでも、それぞれに加入の目的は変わります。
 

目的がはっきりとしたら、加入したい保険の種類(内容)を検討します

生命保険に加入する目的を明確にした後は、保険の種類を検討しましょう。目的がはっきりすることで、どの保険が自分にあっているのかを検討しやすくなるのです。保険の種類については後述します。

生命保険の種類と内容は合わせて慎重に選ぶ

生命保険の内容は、加入した保険でどの程度の保障が受けられるのかを表しています。例えば、保険期間はいつまでか、万が一のことがあった際にどのくらいの保険金がもらえるのかといったことです。

保険の種類と内容は、あわせて慎重に選ぶことが重要です。保険の種類に応じて、保障される内容は異なります。保険金額や保障内容が目的にあっているかどうか、保険の期間は適切かなどをチェックしましょう。
 

生命保険加入の目的と選ぶ保険の種類【例】

ここでは、どのような種類・内容の生命保険があるのかを説明する前に、生命保険に加入する目的とその目的にみあった保険の種類について、具体例を紹介します。

怪我や病気など、自分が働けなくなった時に備えておきたい

事故にあって怪我をしたり、思わぬ病気になったりして働けなくなるリスクは誰にでもあります。そのような事態に陥り自分が働けなくなったときに、公的な保険では賄えない医療費や生活費・収入面などの不安を抱えている人は多いでしょう。このような場合には、医療保障の保険や所得補償保険などがあります。

遺される家族の生活を守りたい

自分が死んでしまった後に、家族の生活費や子供の教育資金などを考えて加入を検討するのなら、死亡保障の保険を選ぶとよいでしょう。死亡保障の保険は、自分の死後も家族を支えられるため、自分の稼いだお金で家族を養っている人にとっては安心材料のひとつです。また、自分の葬式代を準備しておきたい場合も、死亡保障の保険になります。

老後資金を貯めておきたい

万が一に備える上記の2つと、若干意味合いが異なりますが、老後資金の形成も生命保険の目的の1つです。生命保険には、資金を計画的に貯めていく貯蓄型の保険があり、貯金と保険の双方の要素があるのです。老後に関することでは、個人年金保険や養老保険などがこれに当たります。貯蓄型には、学資保険や子ども保険といった子どもの教育費の準備ができるものもあります。
 

生命保険の種類は大きく分けると3つ

上記の例からもわかるように、生命保険の種類は大きく分けると3つあります。「医療保障型」「死亡保障型」「貯蓄型」です。それぞれのタイプでどのような特徴があるのか、具体的に解説します。

医療保障型の保険

日本には公的な健康保険制度があり、健康保険がきく治療であれば自己負担は1~3割に抑えられます。しかし、公的な健康保険ではカバーされない部分、例えば保険がきかない治療費や入院時の個室の差額ベッド代などがかかるケースもあります。それらをカバーしたいと考えているのなら、「医療保険」や「がん保険」などへの加入を検討しましょう。

また、怪我や病気で働けなくなったときには、収入が減ってしまう場合もあるでしょう。医療保障型保険には、そのような経済不安に対応するための「所得補償保険」「就業不能保険」などがあります。

これらの保険は、病気や怪我で働けなくなった際に、1カ月あたり10万円や15万円といった給付金が受け取れる保険です。給付される額は保険金の額や内容によって異なりますが、一定の金額がもらえるため、仕事を休んで収入がなくなったり、減ったりした場合でも安心です。

死亡保障型の保険

万が一自分が死んでしまった場合、遺された家族の生活費が心配、子供の教育資金を用意しておきたいなどの理由でまとまったお金を残すためには、死亡保障型の保険を選びましょう。また、死亡保障型の保険には「終身保険」や「定期保険」「収入保障保険」などがあります。

終身保険は保障が一生涯続きます。保険料は高めですが、保険を解約した際に解約返戻金があるプランを選べば、老後の経済不安がある場合も安心できるでしょう。個人年金保険や養老保険なども老後の経済不安がある人に向いています。

定期保険は、契約時に定めた期間内に万が一のことがあった場合、保険金が受け取れます。保険料は比較的安めで、掛け捨てタイプが一般的です。そのため、生活費や子供の養育費に備えたいというように、決められた期間のみ多めの保障を用意したい人に向いています。
 

貯蓄型の保険

老後の生活に不安がある、子どもの教育費を準備しておきたいなどの場合は、貯蓄型の保険を選びましょう。子供の教育にかかる費用や老後の生活に必要になる費用などは、どの程度かかるか把握しやすい費用です。そのため、貯蓄型の保険で想定される資金を積み立てておくとよいでしょう。

子どもの教育費を準備しておきたい場合、学資保険や子ども保険などが向いています。子どもが18歳もしくは20歳を迎えたときに、大学などの学費、1人暮らしを始めるための資金などに充てるために加入するものです。

老後の生活資金を準備したい場合には、個人年金保険や養老保険などが向いています。養老保険は、万が一の際や満期になったときに保険金が下りるため、老後の資産形成と万が一に備えての双方をカバーできます。

生命保険加入の最終的な目的は有事の際の資産構築

生命保険に加入する際の最終的な目的は、万が一の際に資産構築することです。特に、医療保障や貯蓄型の保険は、生活面での経済的不安に備えてのものです、しかし、経済的不安に備える方法は生命保険だけではありません。

生命保険以外の、有事の際の資産を構築する方法

生命保険に加入する以外にも、万が一を見越して資産構築する方法はあります。例えば、通常の貯蓄をしておく、不動産投資を行うなどです。将来に対する不安を取り除く方法は1つだけではありません。複数を組み合わせて備えておくことが大切です。

しかし、どのように資産構築をすればよいのかわからない人も多いでしょう。資産構築の方法を知りたい場合は、生命保険会社や保険ショップなどへ相談する方法があります。また、それだけではなくファイナンシャルプランナーに相談したり、資産形成セミナーに参加したりする方法もあるため、色々な方法を試してみてください。
 

【参考】不動産投資が生命保険の代わりになるパターン

不動産投資とは、マンションなどの不動産を購入して第三者に貸し出し、家賃収入を得る投資手法です。入居者がいれば安定した収入を継続的に得られます。

また、不動産投資をする場合、ローンを組んで不動産を購入するケースが多いでしょう。その際、団体信用生命保険に加入することが必要です。万が一、加入者が死亡したり怪我などで後遺症を負ったりした場合、ローンの返済義務がなくなる保険で、生命保険代わりにもなります。
 

まとめ

生命保険に加入する際は、どのような目的で加入するのかを明確にすることが大切です。また、必要な保障が受けられる保険を選ぶようにしましょう。万が一のことがあった際の資産構築、老後の生活に備えたい場合には、不動産投資という選択肢もあります。

SURE INNOVATION(シュアーイノベーション)は、大阪(梅田)・神戸(三ノ宮)の中古コンパクトワンルームを取り扱っています。不動産投資だけではなく、カウンセリングやライフプランの提案まで行っていますので、有事の際の資産構築をお考えならぜひ一度セミナーにご参加ください。

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