大樹生命（旧三井生命）はやばい？メリット・デメリット、おすすめ商品を解説

監修者：中西諒太

アパレル販売員をしながら独学で宅建士を取得。
賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務を経て独立、株式会社了を設立。
現在は、不動産賃貸業・不動産関連Webメディア運営・監修を手掛けている。
会社ホームページはこちら：https://ryoestate.com/

「大樹生命の評判は？」
「利用者の口コミが気になる…」
大樹生命への加入を検討している方は、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

「大樹生命」とインターネットで検索すると、「やばい」というキーワードを目にするので、実際の評判が気になるのは当然のこと。本記事では、やばいと噂されている理由を、口コミ・経済状況の2方向から詳細に解説。やばいという言葉を鵜呑みにするのではなく、理由、実態を把握した上で加入を検討しましょう。

メリット・デメリットはもちろん、おすすめできる人・おすすめできない人についても解説します。記事の後半では、大樹生命の豊富なラインナップの中からおすすめ商品2つを厳選してご紹介。

この記事を最後まで読めば、大樹生命がやばいかどうかを判断でき、あなたに適した保険選びの参考になるでしょう。

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大樹生命の基本情報をチェック

まずは、大樹生命の基本情報を確認しましょう。

1927年創業　旧三井生命（2019年に大樹生命に社名変更）
全国47の都道府県に442箇所の拠点
4つの保障から必要な保障を組み合わせられる「大樹セレクト」が主力商品

大樹生命は、1927年に設立された旧三井生命としてスタートし、2019年に現在の社名に変更されました。最近はCMなどで名前を聞くことがある方もいらっしゃるかと思いますが、歴史は95年続く老舗の保険会社です。

日本全国に拠点を持ち、全国47の都道府県に合計442箇所の拠点を展開しています。幅広い地域に支店を設置しているため、地元の方々にも親しみやすい存在となっています。

大樹生命の主力商品は、「大樹セレクト」と呼ばれる保障プランです。このプランでは、4つの保障を組み合わせることで、必要な保障をカスタマイズして選ぶことができます。次に、大樹生命の財務状況を確認しましょう。

大樹生命の財務健全性

大樹生命の財務健全性を、ソルベンシー・マージン比率という数値からどのくらいなのかを紹介します。

ソルベンシー・マージン比率とは、保険会社の健全性を測る指標のひとつです。保険会社は、過去の統計などから想定した損害など（保険事故）を保障（補償）できるように保険料などを決めていますが、予測不可能な大規模損害が発生した場合にも自己資本や準備金などから保険金を支払う必要があります。そのような通常の予測を超えたリスクに対する支払余力がどの程度あるのかを判断する行政監督上の指標のひとつがソルベンシー・マージン比率で、200%以上が健全性の目安とされています。

引用元：ソルベンシー・マージン比率（ソルベンシー・マージンひりつ）-SMBC日興証券

大樹生命のソルベンシー・マージン比率は2022年度末で854.3%です。一般的に200％を下回ると経営状況に懸念が見られるとされていますが、大樹生命はこの数値ラインを大きく超えています。よって、経営状況に問題はないと言えます。

それゆえに、大樹生命からの保険金支払いが唐突に止まるといった心配はなく、経営面からは安心して選択することができる会社と判断ができます。

格付け機関による大樹生命の評価

外部の格付け機関からの評価は以下の通りです。

格付け機関	格付け評価
R&I保険金支払能力	AA
S&P保険財務力格付	A

2023年1月末時点で、格付け機関2社からいずれもA以上の評価を得ています。S&PはシングルA評価ですが、S&P社A評価の基準は「強い保険財務力を有するが上位2つの格付に比べ、事業環境が悪化した場合、その影響をいくぶん受けやすい。」とあり、の不安定要素があることを認めるBBよりも高い評価のため、不安定要素はない状況と考えるのが妥当です。

つまり、格付け機関から見た大同生命は保険支払能力のある財務状況と評価されています。大樹生命の保険支払能力は、複数の外部機関から共通して高評価を受けており、支払の滞りを心配する必要はありません。

大樹生命の評判は最悪？実際の口コミを確認

大樹生命の口コミでは、高評価の声が多いですが、その中で不満点も散見されます。良い評価を受けているのはカスタマイズ性の高い商品内容や担当者の対応に関するものが多く見受けられます。

一方で、営業職員に対しての不満や保険金に対する不満も少なくありません。大樹生命の保険商品を検討している場合、実際の保険加入・利用者の声を踏まえて、良し悪しを確認しましょう。

大樹生命のいい評判・口コミ

大樹生命へのいい口コミは、職員の手厚いサポートに対するものや、長期的な加入・サポートを見据えた商品へのものが多く見受けられました。

丁寧なサポートに安心できました
人生100年時代にマッチした保険会社です
オリジナルプランを作れるのが嬉しい

大樹生命は外部の格付け会社、HDI-Japan（運営：シンクサービス株式会社）が主催する2022 年度公開格付け調査「問合せ窓口」「Web サポート」部門において、「問い合せ窓口」では9年連続、「Webサポート」では2度目の最高ランクを受賞するほどのサポートの良さを売りにしています。口コミには押し売りのような営業がなかったとの意見も散見され、カスタマー側も納得する、格付け機関の評価通りの営業をしていると思われます。

大樹生命の悪い評判・口コミ

大樹生命は、外貨建て保険へのリスクや、一部の給付金支給が遅いことに対しての悪い評判・口コミも散見されます。

外貨建ての保険はリスクが気になる
入院給付金を支払ってくれません

担当者が変わった後の連絡がなかったり、3年間で何回も担当者が変わったりと契約した地域・支社の担当者によっては悪いイメージを持つ方もいらっしゃるようです。また、ごく少数ですが「掛け捨て型の保険で月額15000円もかかった、とても高額だ」という声も上がっており、実際に契約を検討している方は担当者にしっかりと確認をすることが重要です。

大樹生命は保障を組み合わせるタイプの保険のため、あれもこれもと自分に必要なさそうな保証までかけてしまうと高額になってしまう可能性があります。

大樹生命のメリットをチェック

ここまで、大樹生命の財務状況や口コミを確認してきました。ここからは、実際に加入を検討する際に必要となるメリット・デメリットを紹介します。実際に読んでみて、自分の状況とメリットがマッチしているかを確認してください。

大樹生命のメリット：

ニーズに合わせて保障を自由設計できる
問い合わせ窓口がHDIの格付けで9年連続三つ星評価

2つのメリットを以下で詳しく説明します。

ニーズに合わせて保障を自由設計できる

大樹生命の主要な保険商品の中には、「大樹セレクト」というものがあります。この商品は、「死亡保障」「生前給付保障」「介護保障」「医療保障」の4つから不要な保障を省き、必要な保障のみを追加したい方にとって最適な保険商品と言えるでしょう。

自分の体調や保険ニーズに合わせて、必要な保障だけを自由に設計できるという点は、大樹生命を検討する際に覚えておくべきメリットの1つです。

問い合わせ窓口がHDIの格付けで9年連続三つ星評価

外部の格付け会社、HDI-Japan（運営：シンクサービス株式会社）が主催する 2022 年度公開格付け調査「問合せ窓口」部門において、「問い合せ窓口」で 9 年連続で最高ランクを受賞しています。契約を検討している方にとっては、問い合わせをする際に存在する不安を取り除いてくれるという判断が可能になるのではないでしょうか。

また、2022年度の顧客満足度において91.8%という高い数字を記録しており、前年度から向上している事から常にお客様第一の精神で業務にあたっていることがわかります。

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