「贅沢をしていないのに、なぜかお金が貯まらない」という人の中には、給与口座のみで家計管理をしている人も多いでしょう。いつの間にか口座の残高が減ってしまっていて、なかなか貯金ができないというケースが多いのではないでしょうか。
貯金するためには、3つの口座を使い分けることがおすすめです。給与用以外に貯金用と緊急出費用の口座を用意すると、いつの間にか口座の残高が減っているという事態を改善し、毎月コンスタントにお金を貯めていくことができます。
3種類の銀行口座を持つだけで家計管理の仕組みができあがり、無理なく貯金をすることができるので、ぜひ参考にしてください。
貯金用の口座開設は必要ある?

貯金をするためには、貯金用の口座開設が効果的です。口座が1つの場合、生活費や娯楽費と貯金用のお金が区別されていないため、何となく毎月お金を使い切ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
生活費などの「使うためのお金」と、「貯金するためのお金」を明確に口座に分けておくことで、今月はあとどれくらい使うことができるのか?がはっきりします。使えるお金の範囲内で出費し、貯金するための口座には一切手をつけないことを徹底するだけで、毎月自然にお金が貯まっていくでしょう。
貯金用の口座開設におすすめの銀行4選

貯金用の銀行口座を作る際は、銀行選びにも注意しましょう。それぞれの給与用の口座とは利用頻度や目的が異なることから、選び方のポイントが異なります。おすすめの銀行口座を紹介するので、ご自身に合ったものを選んでください。
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【無料】マネー相談会はこちら①楽天銀行
おすすめの銀行口座の1つ目は、楽天グループが運営しているネットバンクの楽天銀行です。楽天銀行は、楽天市場や楽天証券と連動した特典が魅力的で、普段から通販を利用することが多かったり、株の取り引きをおこなっている人は、他のサービスと連動させて活用することで、たくさんの特典を受けることができます。
楽天銀行の預金金利:
普通預金金利 | 0.02% |
---|---|
定期預金金利 | 0.02% |
②イオン銀行
イオン銀行は実店舗とネット銀行のハイブリッド型ともいえる形態で、店舗で保険や資産運用、銀行ローンについての相談をすることも可能です。ネット銀行の利便性も享受しつつ、実店舗の安心感も欲しいという人に向いているといえるでしょう。
イオン銀行は、「イオン銀行Myステージ」というサービスがあり、対象の取引ごとにスコアが設定されていて、毎月の獲得したスコアに応じて、ステージが変わります。ステージによって、獲得できる特典や預金金利が異なるシステムです。
WAONの利用金額もスコア獲得につながるため、普段から利用している場合はイオン銀行も併せて活用することをおすすめします。
イオン銀行の預金金利:
普通預金金利 | 0.001~0.1% |
---|---|
定期預金金利 | 0.01% |
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【無料】マネー相談会はこちら③SBI新生銀行
SBI新生銀行は、定期預金の金利が高いため、長期的に貯金を考えている場合に適している口座といえます。年間のサービス利用状況に基づき5段階のステージが判定され、ステージアップすると金利や獲得できる特典がグレードアップする仕組みです。
定期預金についても目的に応じてさまざまな商品が用意されているため、長期的かつある程度大きい金額を貯金し、利息を受け取りたい場合にはぜひ利用を検討してください。
SBI新生銀行の預金金利:
普通預金金利 | 0.001~0.2% |
---|---|
定期預金金利 | 0.01%~0.25% |
④住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行では、口座開設時に作られる代表口座以外にも、さまざまな目的に応じて1つの名義内で使い分けることができる「目的別口座」が10個まで利用できるため、口座を使い分けるには利便性が高いです。
給与振り込み用の口座を代表口座に設定し、毎月金額とタイミングを設定しておくと、目的別口座に自動振替ができます。目標金額や期日を設定し、達成状況が確認できるため、手間を省いてより確実に毎月貯金したい場合には最適な口座といえるでしょう。
住信SBIネット銀行の預金金利:
普通預金金利 | 0.001% |
---|---|
定期預金金利 | 0.02% |
引用:NEOBANK住信SBIネット銀行「円普通預金|金利のご案内」
引用:NEOBANK住信SBIネット銀行「円定期預金|金利のご案内」
貯金用口座を選ぶ時の3つのポイント

貯金用の銀行口座を選ぶ時のポイントを紹介します。メインバンクとなる給与口座を決めた後、給与口座との相性を考慮してください。
①給与口座から自動振り替えができる
貯金用口座は、給与口座と同じ銀行を選ぶと、自動積立定期預金の利用が可能です。自動積立定期預金なら、自分が決めた一定額を毎月自動的に給与口座から定期預金口座に移し替えられるので、着実にお金が貯まります。お金の流れを自動化することで、貯金に苦手意識がある方も簡単にお金を貯められるでしょう。
ネット銀行も選択肢のひとつです。他の銀行口座からの振込が、毎月一定額までなら手数料無料となるサービスもあります。ネット銀行なら金利が通常の銀行より高いこともメリットです。自動積立定期預金の利用はできませんが、移し替えが面倒でない場合はおすすめです。
②預け入れ金利が高い
特に、長期的に大きい金額を貯金していく場合は、金利は高いほうがいいでしょう。目安としては0.1%以上の金利の口座を選ぶことをおすすめします。
現在、多くのメガバンクの金利は0.002%程度となっており、受け取れる利息は少額です。一方で、ネット銀行であれば0.1~0.2%の金利の銀行もあるため、長年メガバンクを利用している人も、貯金用口座の開設を機に、ネット銀行の利用も検討してみてください。
③貯金用口座に有利な特典がある
銀行によっては、金利以外にも貯金用口座に有利な独自の特典を付けていることもあるため、それぞれの銀行の特典を確認しておきましょう。
たとえば、楽天銀行であれば、楽天証券の口座と連動させると金利が通常0.02%から0.1%にアップするなどの特典があります。必ずしも株の取引をする必要はなく、それぞれの口座を開設すれば特典を受けることができるため、利用しない手はありません。
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銀行口座を使い分けるメリット

銀行口座を使い分けることによって、毎月一定の金額を貯金することができます。貯金ができない人の多くは、毎月の貯金額が決まっていない人や、余ったお金を貯金しようと考えている人が多いでしょう。
しかし、明確に口座を分けていないため、翌月に出費が多かった場合はその余ったお金も使い切ってしまい、なかなかお金を貯めることができません。貯金を着実に行うためには、お金が貯まる仕組みをきちんと作ることが大切です。
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【無料】マネー相談会はこちら銀行口座はいくつ持つのが適正?考え方のポイントも解説

給与用口座以外に、貯金用と緊急出費用の口座を作ると貯金がしやすいです。「3種類もいるかな。新たに貯金用だけ作ればいいのでは」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
貯金用口座と緊急出費用にさらに口座を分割する理由は、貯金用口座には目標額や目標期間まで「絶対に手をつけない」というルールを設けておくためです。給与用と貯金用、緊急出費用の3種類を作ることで、口座の役割をより明確に分けられます。
そのため、収入を「使えるお金」と「貯めるお金」、「万が一の時に備えるお金」に分けることをルール化することで、お金が自然に貯まる習慣がつきます。あとはルールどおりに生活するだけで貯金が自然と増えます。
3種類の口座の役割について、以下で詳しくご説明します。
①貯金用口座には手をつけない
貯金用口座は、基本的には普段手をつけないようにします。マイホームやマイカーなど大きな買い物の費用や、旅行代、子供の教育費、老後資金などのために必要なお金を準備する口座です。
基本的には将来のために準備するお金なので、引き出しは厳禁です。できれば、毎月手取りの1割以上を貯金用口座に入れるようにすると、着実にお金が貯まります。
②給与口座はメインバンクとして使う
給与口座は、家計のメインバンクとして使います。給与が毎月振り込まれ、生活費を引き出したり、公共料金やクレジットカード代金が引き落とされたりと、3つの口座のうち、最も頻繁に使うことになるでしょう。
ポイントは、給与が振り込まれた時に一定額を、貯金用口座と後述する緊急出費用口座に入れておくことです。貯金用口座と緊急出費用口座があれば、給与口座内の預金は自由に使いたいだけ使うことができます。倹約のストレスから解放され、心にゆとりを持つことができます。
③緊急出費用口座は突発的な出費に備える
緊急出費用口座は、突発的な出費に備える口座です。結婚式やお葬式など突然のイベントや、家電が壊れて急遽買い替えるなどの突発的な予定外の支出に対応します。これらの出費を貯金用口座から引き出すと、いつまでたってもお金が貯まりません。
緊急出費用口座を作ることで、貯金用口座に手をつけずに済みます。ポイントは、使った金額は必ず補充しておくことです。緊急出費用口座には、常に一定額がある状態をキープしておきましょう。
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【無料】マネー相談会はこちらまとめ:貯金用口座はお金を貯めるのに最適!おすすめの口座から自分に合うものを選びましょう
貯金用口座におすすめの銀行口座やお金を貯めるための口座の使い分けについて紹介しました。貯金をするためには、自分の意思に頼るのではなく、お金が貯まる仕組みを作ることが大切です。
貯金用口座を作り、うまく使い分けることによって、毎月自然にお金が貯まっていくようになるでしょう。毎月コツコツと継続していくことが重要であるため、最初は生活に無理のない範囲の金額からはじめることをおすすめします。