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家計

好きな人と同棲を始めると、想定外のお金関係のトラブルが発生することがあります。お互いの収入や金銭感覚、将来への展望等が異なる場合も多く、相手のお金の使い方があり得ないと思ってしまい、最悪の場合はケンカになりかねません。

そのような事態を避けるためには、あらかじめ2人でお金の管理方法を決めておくのがおすすめです。本記事では、同棲中にお金のトラブルになる原因の詳細と、お金の管理方法3選、お金の管理でもめないためのポイントを解説します。

お金の管理方法3選では、各方法のメリット・デメリットも解説しているので、自分たちに合う方法はどれか、じっくり検討できます。本記事を参考に、2人にぴったりのお金の管理方法を選び、幸せな同棲生活を過ごしてください。

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同棲生活でお金の分担と管理がトラブルの原因となる理由

同棲生活でお金のトラブルが起きてしまう主な理由は、次の2点です。

  • 収入差があるとお金の支出に不満が生じやすい
  • お金の管理方法に不満が生じやすい

これら2点は、同棲生活を始めるまでは意外と気づきにくいポイントです。同棲前または同棲の早い段階で認識しておくと、お金のトラブルを回避できます。各理由について、以下で詳しく解説します。

収入差があるとお金の支出に不満が生じやすい

同棲中にお金のトラブルが起こる原因のひとつは、収入差があるとお金の支出に不満が生じやすくなる点にあります。カップルには収入差がある場合も多く、収入が高い側が自然と多くの費用を負担しがちです。

しかし、単なるデート費用だけではなく、生活費も多く負担するとなると「自分ばかりがお金を払っている」と損をした気分に陥りかねません。家賃や水道光熱費等、2人が共同で使用する費用の分担を事前に決めておくと、トラブルを避けられます。

なお、引っ越しや家具の購入等、同棲の初期費用にはまとまった金額が必要です。初期費用をお互いにバランスよく負担すると、その後の同棲生活の費用分担もおこないやすくなります。同棲生活の初期費用がどの程度の金額なのかについては、以下の記事を参考にしてください。

お金の管理方法に不満が生じやすい

同棲生活のお金のトラブルとして、相手のお金の管理方法への不満が挙げられます。そもそも、お金の管理方法は日常生活の過ごし方と密接に関係しています。人によって日常生活の過ごし方が異なるため、お金の管理方法も違ってしまうのはごく自然です。

たとえば、カップルであるAさんとBさんのライフスタイルが以下の場合だったとします。

  • Aさん:先取貯蓄をし、家計簿も毎日しっかりつける
  • Bさん:毎月の大まかな収支のみを把握し、手元に残金があれば貯金する

この場合、2人とも貯金および収支管理をする意志はありますが、意欲の強さが異なります。AさんはBさんを「だらしない」と感じてしまうのではないでしょうか。ライフスタイルと金銭感覚は、個々人でまったく異なるため、同棲前にお互いを理解しておくことが必要です。

同棲生活でのお金の管理方法を3つ紹介

同棲生活で起こり得るお金のトラブルは、お金の管理方法を決めておくと回避できます。おすすめの方法は、次の3つです。

  1. 一括管理
  2. 男女別管理
  3. 共同出資

ただし、これらの3つの方法にはそれぞれメリットデメリットがあります。メリットだけではなくデメリットも知っておくと、より自分たちに合う方法を選べます。以下で各方法について解説するので、ぜひメリットデメリットの両面から検討してみてください。

管理方法①:一括管理

一括管理は、2人の収入を共同の口座に入れて生活費を支払い、残金が2人の自由に使えるお金になるという方法です。メリットは、管理がわかりやすい点です。2人の収入を共有して支払うため、家計が明確になります。また、費用分担が決まっているので管理が楽です。

一方、デメリットは自由にお金を使いにくい点です。収入が2人共同のものとなってしまうため、たとえば趣味関連費用も相手に相談してから使うことになります。そのため、特に収入が多い側にとって、不満がたまるおそれがあります。

管理方法②:男女別管理

男女別管理は、各自で収入を管理し、家賃や水道光熱費等の固定費を割り勘で支払う方法です。メリットは、負担分を払った後は自分の収入を自由に使える点にあります。また、相手のライフスタイルや金銭感覚が自分と異なっても介入不要なので、ストレスがかかりません。

ただし、デメリットとして、相手または双方がまったく貯金をしていないという危険性が挙げられます。それでは、急な出費が必要な場合に対応できないかもしれません。また、収入が少ない側にとっては、男女別管理は負担が収入に比して大きいため不満がたまりがちになります。

管理方法③:共同出資

共同出資とは、2人が毎月決めた金額を平等に出しあい、その金額内でやりくりする方法です。生活費が月およそ24万円であるなら、お互いに毎月12万円ずつ共同口座に入れます。生活費が想定より少なかった場合は共同の貯金に回せるので、貯金を増やしやすいのがメリットです。

しかし、残念ながら2人が別れる場合、共同の貯金や共同出資で購入した家電の所有権等がどちらのものかで争うおそれがあるのがデメリットです。貯金がしやすい方法である一方、その貯金が万一の場合はトラブルの原因になり得る方法であるといえるでしょう。

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同棲時にお金の管理でもめないためのポイント

同棲中にお金の管理が原因でもめないために、次の3つのポイントをおさえておきましょう。

  • 同棲前にお互いの収入と支出を確認する
  • 同棲前に「お金の使い方・考え方」を話し合う
  • 費用の分担方法について決めた後も一定の期間で話し合う

同棲前に済ませておくことと、同棲中に継続しておこなうことがあります。これらをタイミングよく実行して、お金のトラブルを回避しましょう。以下で各ポイントについて解説します。

同棲前にお互いの収入と支出を確認する

まず、同棲前にお互いの収入と支出を確認します。デートの時は気前の良かった相手が、実は収入も貯金も想定以上に少ないというケースもあります。お互いに正直に、自分の現在の収入について明かしましょう。2人の収入がわかると、家賃等の予算をより適切に設定できます。

また、支出額とその内訳を共有することも重要です。支出内容を知ることで、相手の金銭感覚やライフスタイルを確認できます。デートだけではどのような金銭感覚の持ち主なのかは、判断できません。同棲する前に必ず相手の支出内容についても知っておいてください。

同棲前に「お金の使い方・考え方」を話し合う

お互いの収入と支出の確認を済ませたなら、やはり同棲前にお金の使い方・考え方について話し合いましょう。相手には理解しづらい趣味や推し活等、お金の使い方で譲れない一線がある人も多いです。率直に、お金に関して自分が大切にしていることを共有しましょう。

ただし、同棲すると思ったよりも生活費が必要になるかもしれません。事前に生活費をシミュレーションしておくと、より適切にお金の使い方を決められます。同棲の生活費に関しては、以下の記事を参考にしてください。

収入と支出、お金の使い方をお互い確認した段階で、お金の管理方法を決めておくことをおすすめします。上述の3つの方法のうち、現在の自分たちに合う方法を選び、金額や分担等を同棲前にルール化します。そのルールの下で、同棲を始めてみてください。

費用の分担方法について決めた後も一定の期間で話し合う

お金の管理方法を決めて同棲を始めたものの、想定イメージと実際は違っていたというケースもよくあります。費用の分担方法を決めた後も、ルールのみにこだわらず一定の期間で話し合いましょう。期間を決めて、定期的にお金の管理方法について話し合うことをおすすめします。

また、途中で転職等によって状況が変わることもあるでしょう。そのような場合も話し合い、お金の管理方法について改めて決め直す必要があります。ルール作りは同棲生活において必須です。しかし、ルールに縛られず、お互いに話し合って柔軟に対応することも大切です。

まとめ:お金の管理方法について、相談して決めよう

同棲生活でお金の管理方法がトラブルの原因になる理由と、おすすめのお金の管理方法3選、同棲時にお金の管理でもめないためのポイント3つを解説しました。金銭感覚やライフスタイルは人によって違うため、いきなり同棲を始めるとトラブルにつながりかねません。

同棲前にお互いの収支やお金の使い方、お金の管理方法について相談して決めておきましょう前もってお互いの金銭感覚を知り、2人に合ったお金の管理方法を選ぶと同棲もうまくいきます。ぜひ今から、お金の管理方法について話し合ってみてください。

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