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家計

「貯金をしたくても、上手に貯められない……」このような悩みを抱えた人も多いのではないでしょうか。社会人として生活しているとさまざまな出費が発生するため、コツを理解して意識的に節約をしていかないと貯金はできません

1年間で100万円の貯金を目指すなら、生活の仕方から大きく見直す必要があります。

本記事では1年で100万円の貯金を達成したい方に向けて、やめるべき習慣や貯金のコツ・ポイントについて解説します。

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1年でお金を100万円貯めることは難しい?

「1年後に友達と海外旅行をしたい」
「1年後に入籍することを見越して引っ越しの費用を貯金したい」

理由はさまざまですが、「1年で100万円を貯めたい」と考える人も多いのではないでしょうか。

単純に計算すると、月に約8万3,334円を貯金する必要があり、金額だけを見ると「自分の収入では難しい……」と感じるかもしれません。

では、本当に1年で100万円の貯金をすることは難しいでしょうか?「年収別」「年代別」の貯金額から、1年で100万円を貯金する難易度をチェックしてみましょう。

平均貯蓄額の割合【年代別】

「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和4年調査結果」によれば、年代ごとの金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)は以下のとおりです。

  金融資産保有額の平均 金融資産保有額の中央値
20歳代 176万円 20万円
30歳代 494万円 75万円
40歳代 657万円 53万円
50歳代 1,048万円 53万円
60歳代 1,388万円 300万円

上記の表を見ると、平均値では20代でも100万円を大きく超える資産を保有しています。ただ、参考にするなら中央値のほうが良いでしょう。

平均値は「データの合計をデータの個数で割って得られる値」であり、他の人と比べて極端に高い(もしくは低い)貯蓄がある人がいると影響を受けてしまいます。

一方の中央値は「データを大きさの順に並べ替えたとき、ちょうど順番が真ん中になる値」であるため、極端な数値の影響を受けません。

中央値で見てみると50代までは100万円を大きく下回る貯金額(単身世帯)になっています。1年で100万円を貯めるには、意識して効率的な貯金をしていくことが必要でしょう。

平均貯蓄額の割合【年収別】

同調査によれば、年収別の金融資産の平均保有額と、保有する貯蓄の中央値は以下のとおりです。

年間収入額 金融資産保有額の平均 金融資産保有額の中央値
300万円未満 682万円 50万円
300~500万円未満 796万円 200万円
500~750万円未満 1,988万円 600万円
750~1000万円未満 3,054万円 1,283万円
1000~1200万円未満 4,428万円 2,154万円
1200万円以上 3,984万円 3,300万円

年収が高くなるほど、金融資産保有額が基本的に右肩上がりになっていることが分かりました。

中央値を見てみると、「年収300万円~500万円未満」から貯蓄額が100万円を超えています。年収が300万円未満のフリーターや新卒社員の方が「1年で100万円」の貯金を達成するには、工夫と準備が必要でしょう。

「1年で100万円」など目標を持って貯金することの重要性

目的を持って貯金をしている人はもちろん、そうでない人でも目標を立ててコツコツと貯金をすることは重要です。

ここでは「1年で100万円」など目標を立てて計画的に貯金することの重要性を見ていきましょう。

1.急な出費があった際に借金せずに対応できる

日頃から貯金しておくことで、急な出費が発生しても慌てずに対応できます。

仕事をしていれば、週末の飲み会や送別会などに参加する機会が多くあります。急な出張、接待などで一時的に自腹を切ることも少なくありません。プライベートでも家族の冠婚葬祭や自分が病気になって入院するなど、急な出費が必要になるケースがあるでしょう。

このようなケースが発生したとき、貯金していないと困ってしまいます。「家族や友人から借りる」「カードローンを利用する」といった方法でお金を集めるしかありませんが、借金を背負うことで、ますます貯金が難しくなるでしょう。

何かあった際に家族や友人に迷惑をかけずに対処するためにも、計画的に貯金することは重要です。

2.精神的なゆとりを得ることができる

貯金を持っていれば「急な事情で退職をする」「会社の業績悪化で賞与がカットされる」「個人事業の売り上げが落ちた」などのトラブルが発生しても生活ができます「何かあっても当面の生活には問題ない」という状態を作ることで、精神的な余裕に繋がるでしょう。

トラブルが起きなかったとしても、貯金があれば趣味に打ち込んだり、新しいことにチャレンジしたりといった活動に惜しげなくお金を使えます。

1年で100万円を貯めるためにやめるべき習慣

50代まで貯蓄額の中央値が100万円を大きく下回るというデータ(単身世帯)をみても、「1年で100万円」の貯金は簡単ではないことが分かります。

1年で100万円を貯めるためには、まず不要な出費を切り詰めることが重要です。貯金の目標を達成するために、すぐにでもやめるべき3つの習慣を紹介します。

やめるべき習慣1.ひんぱんな飲み会への参加

社会人になると「コンパ」「歓送迎会」「新年会」など、さまざまな名目の飲み会が発生します。どのお店を利用するかでも料金は変わりますが、安くても3,000円~5,000円はかかります。終電を逃してタクシーで帰ったりホテルに宿泊したりすると、1万円を超えることも少なくありません。

月に1回程度の飲み会でも、1年続ければ10万円を超える出費になることもあるでしょう。仮に全てを貯金に回すことができれば、1年で100万円の貯金達成に一気に近づきます。

友人や会社の同僚との関係を深めるためにも「全て断る」ということは現実的ではありませんが、一部をキャンセルして貯金に回すようにしてみると良いでしょう。特に「自分のストレス解消のため」という目的だったり、乗り気ではなかったりする飲み会への参加は自粛するのも選択肢の1つです。

やめるべき習慣2.予算を決めない外食

働いていると、どうしても多忙になって外食に頼ってしまいがちです。外食をゼロにするということは現実的ではありませんが、あまりに回数が多いと貯金することが難しくなります

たとえば、昼食でラーメンを食べる場合、1食当たり1,000円かかることも少なくありません。そこを自作の弁当に切り替えることで、大きな節約が期待できます。

1回の弁当の食材費が500円だとしても、外食との差額が1回あたり500円、月20日の出金と仮定すると年間で12万円の節約になります。

外食には毎月の予算を決めておき、オーバーする分は弁当に切り替えるだけでも節約に繋がるでしょう。

やめるべき習慣3.無駄な固定費・変動費の支出

詳しくは次章で紹介しますが、1年で100万円を貯金するなら毎月の収支を把握して無駄を省くことが大変重要です。

なかでも、生活に必須ではない「固定費」については、積極的に見直していきましょう。固定費を節約できれば、その後ずっと同じ金額を節約できるため、労力に対して効率的な貯金が可能です。

「カーシェア」「ウォーターサーバー」「音楽配信サービス」などを契約している人は、本当にそのサービスがないと仕事や生活ができないのかを今一度考えてみましょう

固定費の見直しができたら、変動費も見直すことをおすすめします。「急な飲み会への参加」「衝動買いした電子書籍」など、意味なく使った変動費が明らかになれば、意識してやめることで貯金が容易になります。

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1年で100万円の貯金を貯めるためにやるべきこと

ここからは、1年で100万円の貯金を達成するためにやるべきことを紹介します。

やるべきこと1.毎月の貯金の目標額を決める

「1年で100万円を貯金する」と決めたら自分の給与や賞与から、毎月の貯金額をいくらにするのか計画を立てましょう

毎月同じ額を貯金して100万円を貯めるには、毎月8万3,334円以上の貯金が必要です。しかし、給与から生活費を差し引いて5万円しか残らない人は、その方法では貯金できません。賞与を受け取れる人は、賞与も含めて以下のような計画を立てましょう。

【毎月の貯金】
5万円×12ヶ月=60万円

【夏季・冬季賞与の貯金額】
20万円×2回=40万円

毎月の給与や賞与の金額をゴールから逆算し、後述する先取り貯蓄を利用することで、確実に100万円の貯金を達成できるでしょう。

やるべきこと2.先取り貯蓄を徹底する

1年で100万円の貯金をする際に重要な方法が、「先取り貯蓄」です。

給与が入金されたら、「やるべきこと1.」で決めた毎月の目標分の金額を貯金に回して、残ったお金で1ヶ月の生活をやりくりしましょう。

「1ヶ月後に余った分を貯金する」という方法だと毎月の貯金額が一定ではなくなり、せっかく立てた目標が達成できない可能性があります。「目標をクリアできたらいいな」ではなく、「確実に目標貯金額をクリアしたあとで生活費を節約する」という意識をすることが大切です。

やるべきこと3.毎月の収支を家計簿で把握する

給料から先取り貯蓄をしたあとの金額で生活するにあたり、家計簿をつけるクセを身につけましょう

家計簿をつけていると、「明らかに使いすぎている」という無駄な出費が見つかりやすくなります。先取り貯蓄をした後の金額でも生活費が黒字で終わる状態を作りあげることで、無理なく先取り貯蓄を続けることができるでしょう。

逆に、家計簿をつけずに「生活が苦しいから」と、安易に貯金を崩してしまうと目標達成が困難になります。

貯金が苦手な人でも1年で100万円を貯めるコツ

「どうしても自分で生活を見直すことが苦手」という方もいるかもしれません。ここからは、貯金が苦手な人でも1年で100万円を貯めるためのコツ・ポイントを紹介します。

コツ1.会社の財形貯蓄や積立定期預金を利用する

どうしても自分から先取り貯蓄をすることが難しい方は、会社や銀行の福利厚生・サービスを利用することも可能です。

会社に「財形貯蓄制度」があれば積極的に利用を検討しましょう。財形貯蓄は国と会社が連携して従業員の資産づくりを支援する制度です。会社を通じて提携金融機関に給与の一部が積み立てられ、確実な貯金が可能になります。

たとえば新築や住宅購入の資産形成に利用できる「財形住宅貯蓄」なら、「財形年金貯蓄と合算して元利合計550万円まで」の利子等が非課税になるメリットもあります。

ただし、5年以上の積立期間が必要です。「1年で100万円の貯金を継続して、住宅ローンの頭金にする」といった使い方をしたい方に向いているでしょう。

いつでも解約できる貯金をしたいなら、銀行の積立定期預金でも毎月コツコツと貯金することができるでしょう。非課税の恩恵はありませんが、用途に制限はありません。

コツ2.貯金が上手くできない時はフリマで商品を売ることもできる

毎月の貯金目標を設定したとしても、時には急な出費などがあって給与収入だけでは目標に達しないことも考えられます。そんな時、「達成できなかった分は翌月で調整しよう」と考えてしまうと、翌月の目標達成がさらに困難になってしまいます。

その月の目標貯金額は、その月のうちに達成できるようにしましょう。そこで利用できるのが、「所持品を売却して現金にすること」です。

「メルカリ」「ラクマ」などのフリマアプリなら、自宅にいながら所持品を現金化することができます。発送が面倒な人や、今すぐ現金化したい人は街のリサイクルショップに持ち込むという方法もあります。

コツ3.1年後の貯金のために「投資」はNG

効率的にお金を貯める方法として「投資」を思いつく人もいるかもしれませんが、目標が「1年」など短期の場合はおすすめできません。

投資は株式や投資信託などを保有することで値上がり益や配当金を得る方法ですが、元本割れを起こすリスクがあります。リスクを回避するためには「銘柄の分散」「地域の分散」「時間分散」などを行い、暴落が発生した際の値動きを抑えることが重要です。

時間分散とは、主に積立投資信託のように、少額・定期・定額で投資を行う「ドルコスト平均法」のことを指します。

「定額」を毎月買い付けることで価格が高い時期には少量のみ、価格が低い時期には大量の口数に投資できるため、自然と高値掴みを防いで1回あたりの投資金額を引き下げることが期待できます。

1年だけ貯金をがんばりたい人はこの時間分散が上手く機能せず、市場環境によっては大きく損失を出す可能性があります。元本が減らない「普通預金」「積立定期預金」で目標達成を目指しましょう。

一方、「1年で100万円の貯金を10年間続けたい」など、10年以上の長期でお金を貯めるなら時間分散が効いてくるため、貯金の一部を資産運用に振り向けることも有力な選択肢になります。

まとめ:簡単ではないが、誰でも1年で100万円貯まる

年収にもよりますが、20代~50代の人の貯金額は中央値で100万円を下回ることが少なくありません。1年で100万円を貯めようと思ったら、意識して生活を見直す必要があります。

ただ、「固定費の見直し」「先取り貯蓄」といった基本的なポイントを意識すれば、簡単ではなくても1年で100万円を貯めることは可能です。

まずは毎月の貯金の目標を設定し、達成に向けて先取り貯蓄と生活費の見直しをするところから始めてみましょう。

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