「ネット保険は安いと聞くけど、なんだか不安…」
「実はデメリットが多いのでは?」
「ネット保険の選び方が分からない」
と悩んでいませんか?
スマートフォンの普及により、インターネット上で完結する手続きが増えてきました。ネット保険もその1つで、若年層を中心に需要が高まっています。しかし、万が一の事態に備えるという保険の特性上、手軽に申し込みができることに不安を感じている人もいるでしょう。
確かにネット保険にはデメリットもありますが、対面での保険にはないメリットも多数存在します。デメリットをしっかり把握した上で活用すれば、よりお得に保険加入が可能となるでしょう。
そこで、ネット保険のメリットやデメリット、購入時の注意点などについてご紹介します。選び方についても解説していきますので、どうネット保険を選べば良いか悩んでいる人も参考にしてください。
ネット保険とは
近年、CMなどでも目にする機会が増えたネット保険。ネット保険とは、インターネット上で見積りが取れ、そのまま申込みまでできる保険のことを総称します。生命保険文化センターが2016年以降の民保加入経路を調査したところ、「通信販売」は6.4%。中でもネットを通じての加入は4.0%でした。(参照元:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」)
しかし、実際には営業担当者を通じての加入や保険ショップでの取り扱い商品と大きな差があるわけではありません。そのため、先述したように通信販売における保険加入の中でもネットを通じて加入する割合が高く、需要が高まってきています。
ネット保険を対面の保険と比較した際の3つのメリット
ネット保険とは言っても、商品ラインナップや内容が従来の保険と全く異なるわけではありません。それならば、対面の加入の方が安心できるのではないかと考える人も多いでしょう。
しかし、ネット保険には対面加入にはない、以下のようなメリットがあります。これらのメリットを把握しておけば、より自分に合った保険に加入することが可能です。
ネット保険のメリット:
- 保険料を低く抑えられる
- 手軽に保険に加入できる
- 商品や保障内容がわかりやすい
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
①保険料を低く抑えられる
ネット保険最大のメリットは、保険料の安さです。ネット保険は従来型とは違い、契約者1人1人に担当者がつく必要がありません。少人数で運営できるため、対面加入に比べて人件費を抑えられます。
また、店舗運営費などその他の経費も最小限に抑えられるでしょう。その結果、保険料を安く設定できるのです。特に生命保険は住宅に次ぐ高額な買い物と言われており、必要な保障内容で料金が安くなるのならそれに越したことはありません。ネット保険なら同じ内容の保障でも、保険料の負担が軽減するため大きなメリットです。
②手軽に保険に加入できる
保険加入を検討している人の中には、時間的な融通が利かずに加入できていない人もいます。営業担当者と時間を合わせる、営業時間内に店舗へ出向くなど、自分の都合だけでは動けないことも多いでしょう。
一方で、ネット保険であれば、24時間365日自分の好きなタイミングで加入が可能です。見積もりから契約まですべてネットで完結するため、どこかへ出向く必要もありません。気軽に保険加入ができることも、ネット保険のメリットの1つです。
③商品や保障内容がわかりやすい
保険は、加入する人によって必要な保障が異なります。そのため、さまざまなバリエーションが用意されていることが多いでしょう。
しかし、種類の豊富さからどれを選べば良いか悩んでしまうことも少なくありません。対面の場合は営業担当者と相談しながら申し込みできますが、ネット保険は自分自身で決めていくことがほとんどです。
だからこそ、ネット保険の商品は分かりやすくシンプルなプランが多くなっています。スタンダードな保険に加入したいと考えている人には、大きなメリットと言えるでしょう。
ネット保険を対面の保険と比較した際の3つのデメリット
対面での加入に比べて保険料が抑えられるなどメリットの多いネット保険ですが、デメリットがないわけではありません。手軽に加入できるネット保険だからこそ、デメリットを踏まえた上で検討することが重要です。
デメリットを知らないまま契約してしまうと、後悔してしまうことにもなるので注意しましょう。ネット保険のデメリットは、以下の通りです。
ネット保険のデメリット:
- 自分で商品や保障内容を選択しなければならない
- 自分で全ての手続きをしなければならない
- 商品や保障内容の選択肢が少ない
それぞれのデメリットについて、詳しくみていきます。
①自分で商品や保障内容を選択しなければならない
保険とひと言で言っても、生命保険や医療保険、損害保険など数多くの商品ラインナップが用意されています。さらに、家族構成やライフスタイルによっても必要な保障が異なるため、目的によって種類を選ばなければなりません。
保障内容を充実させればその分保険料も高くなってしまうため、自分に合った内容の保険に加入することが重要です。対面とは違い、ネット保険は自分で商品や保障内容を選択しなければならない点はデメリットの1つとして挙げられます。
ただし、近年のネット保険は商品や保障内容について電話やチャットなどで相談できるサービスを行っていることも。
活用することで、対面での加入と同様に自分に合った内容の保険を見つけやすくなるでしょう。
②自分で全ての手続きをしなければならない
対面での保険加入の場合、契約者1人1人に担当者がつくのが一般的です。そのため、さまざまなアドバイスがもらえます。しかし、ネット保険は見積りから加入手続きまで、契約者自身ですべて行わなければなりません。
また、加入済みの保険もライフスタイルによって保障内容が合わなくなることもあるでしょう。定期的な見直しが必要となりますが、それらの手続きについても自分で行う必要があります。
給付金請求の手続きも同様です。請求漏れがないように、どのようなケースで給付金がもらえるのかをしっかりと確認しておきましょう。
③商品や保障内容の選択肢が少ない
すべての手続きを自分で行うというネット保険の特性上、商品はシンプルで分かりやすくなっています。保障内容のバリエーションも、対面で加入する保険に比べるとそう多くはありません。ネット保険では付加できない特約があることも。
商品や保障内容の選択肢が少ないため、自分に合った保険が見つかるとは限らない点もデメリットの1つです。さまざまな点でオーダーメイドの保険を選びたい人には、不向きでしょう。ただし、複数の保険に加入して種類の違う保障をつけることでカバーできる場合もあります。
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ネット保険の選び方・申し込み方に関する3つの注意点
メリットの多いネット保険ですが、少なからずデメリットもあります。しっかり考えた上で加入しなければ、後悔してしまうことにもなるので注意しましょう。ネット保険を選ぶ際は、以下の点に注意してください。
ネット保険の注意点:
- 自分に必要な保障内容を十分に理解しておく
- 支払える保険料を事前にシミュレーションしておく
- 申告内容や手続きに必要な書類に不備がないよう確認する
それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
①自分に必要な保障内容を十分に理解しておく
保険によって必要な保障は、ライフスタイルや家族構成など人によって異なります。対面での加入とは違い、ネット保険では内容や金額について自分自身で決めていかなければなりません。
そのため、どんな保障が必要なのか、金額についてもあらかじめ確認しておく必要があるでしょう。ネット保険に限らず、保険に加入する場合はインターネットなどで情報をチェックしておくことをおすすめします。
②支払える保険料を事前にシミュレーションしておく
保険は、保障内容によって料金が大きく変化します。保障内容が充実するほど保険料も高くなりますが、支払いによって家計が圧迫されてしまっては本末転倒です。解約すれば保障が受けられず、これまで支払った費用が無駄になりかねません。
そのため、無理なく支払える保険料を事前にシミュレーションしておきましょう。ただし、保険料が割安だからといって必要ではない保険に加入するのはやめてください。
③申告内容や手続きに必要な書類に不備がないよう確認する
ネット保険は、すべての手続きを自分で行います。アドバイスをくれる担当者は、基本的にいません。そのため、手続きの書類に不備がないようにしましょう。特に、告知義務のある健康状態などは漏れないよう注意が必要です。
もし分からないことや気になることがあれば、コールセンターなどで相談してみてください。不備により給付が受けられないことにならないよう、細心の注意を払いましょう。
ネット保険がおすすめなのはどんな人?
ネット保険、対面型の保険のどちらにもメリット・デメリットがあります。後悔しないためには、自分に合った方法で加入することが大切です。保険加入について、どういう希望があるのか考えてみると良いでしょう。具体的には、以下の要望があるならネット保険がおすすめです。
ネット保険がおすすめな人:
- 保険料をできるだけ安くしたい人
- 窓口で対面相談する余裕がない人
- 自分で保険を検討、選択したい人
ネット保険の最大のメリットは保険料が抑えられること。保険料に割ける予算が少ない人は、ネット保険がおすすめです。そして、時間的な余裕がなく保険加入を先延ばしにしている場合は、ネット保険を検討しましょう。生命保険や医療保険は、いつでも加入できるとは限りません。先延ばしにした結果、病気や事故などで加入できなくなってしまうリスクもあります。また、他人に干渉されず保険を検討したい人にもネット保険は最適です。
まとめ:自分でしっかり理解した上でネット保険に加入しよう
万が一に備えるため、保険に加入しておくことはリスク回避の上でも重要なことです。近年は、見積りから契約まですべての手続きが自分でできるネット保険が増えてきました。人件費や店舗運営費などを抑えられるため、保険料が安くなるなどのメリットがあります。
もちろんメリットばかりではありませんが、しっかりと理解した上での加入であれば選択肢の1つとしておすすめです。まずは、自分自身に必要な保障内容を考える、インターネットで情報を収集するなどできるところから始めましょう。