「ソニー生命はやばいって本当?」
「契約前に口コミや評判を知っておきたい」
「ソニー生命のメリット・デメリットは?」
生命保険は、人生で2番目に高い買い物と言われています。現在さまざまな会社から多種多様な商品が販売されており、消費者を悩ませる要因となっています。
そんな中で、ソニー生命は顧客1人1人に合ったオーダーメイドの保険を提案する保険会社です。しかし、一方で「ソニー生命はやばい」との噂もあり、契約しても大丈夫なのか不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで、口コミや評判からわかるソニー生命のメリット・デメリットについてご紹介します。ソニー生命が取り扱う保険商品についても詳しく解説するので、契約前の参考にしてください。
ソニー生命とは?基本情報を解説
名称 | ソニ-生命保険株式会社 |
---|---|
創立 | 1979年8月10日 |
事業所数 | 支社129拠点、代理店拠点37営業所 |
相談形式 | 対面もしくはリモートコンサルティング |
取扱保険商品 | 終身保険、医療保険、個人年金保険、変額保険、外貨建保険、養老保険、定期保険、特定疾病保険、がん保険、学資保険 |
ソニー生命は、ソニー株式会社とアメリカのプルデンシャル生命保険との合併出資により設立された保険会社です。当初はソニー・プルデンシャル生命保険株式会社だった社名をソニー生命保険株式会社へ変更し、ソニーの完全子会社となりました。
ライフプランナーバリューとして計画、共創、プロフェッショナル、社会を約束に掲げ、全国に90以上の支店を展開しています。従業員は9,000名以上おり、終身保険や定期保険、医療保険、学資保険、特定疾病保険などさまざまな商品を扱う保険会社です。
理想のライフプランを実現するため、定期的にセミナーを実施しており、顧客に寄り添う保険会社としてサービスを展開しています。
ソニー生命の不正送金事件
1978年8月設立以来、ソニー生命は多くの顧客と寄り添うことで売り上げを伸ばしてきました。何度か不祥事が取り沙汰されたこともありましたが、日本を代表とする保険会社として広く知られています。
実際、2021年ソニー生命に勤務していた元社員が海外子会社の口座から168億円相当の資金を不正送金したとして逮捕されました。不正送金された全額をビットコインに交換して隠したとして、詐欺罪と組織犯罪処罰法違反で起訴されています。
為替レートの影響で不正送金されたお金は約50億円増額し約221億円が返還され、懲役9年とする判決が出ています。本事件で大損害を被ったわけではないものの、168億円を1年半もの間、送金し続けたことが問題と話題になりました。
ソニー生命はやばい?評判・口コミを紹介
不正送金事件が発覚以来、たびたびソニー生命はやばいと噂されるようになりました。不正送金事件はソニー生命を揺るがす大規模な不祥事でしたが、それだけでやばい会社だと判断してはいけません。
長く付き合っていく保険会社だからこそ、一面だけで判断するのではなく、総合的に判断していくことが大切です。しかし、ソニー生命がどんな保険会社なのか、判断するのは難しいものです。実際に利用している人の評判や口コミを参考にすることをおすすめします。
ソニー生命の良い評判・口コミ
ソニー生命は、対面モデルでのコンサルティングに強みのある保険会社です。設立以来の保有契約高は50兆円、保有契約件数は830万件に達しています。多くの顧客を抱えるソニー生命では、以下のような良い評判や口コミが多数見られました。
- 自分の状況に合わせた保障を立てられる
- 大手会社なため安心できる
- 親身に相談に乗ってくれる
ソニー生命は顧客の資産や収入、将来プランを確認したうえで、最適な商品を提案することが特徴です。インターネットが普及した現在でも対面販売を基本としており、相談依頼はWebからも申し込めるものの、契約はできません。
しかし、知識や経験が豊富なプランナーと状況や要望を整理しながら作り上げる商品の満足度は高くなっています。また、会社の規模も大きく、倒産のリスクが低いことも評価されているポイントの1つです。
ソニー生命の悪い評判・口コミ
自分に合ったオーダーメイドの保険商品が選びやすいとの口コミが多いソニー生命ですが、決して良い評判ばかりではありません。悪い評判や口コミを知らないまま契約してしまうと、後悔するので注意しましょう。ソニー生命には、以下のような評判や口コミがあります。
- 担当者が何度も変わる場合がある
- 担当者によって対応や知識に偏りがある
- 保険の内容がわかりにくい場合がある
保険業界は安定していると言われることも多いですが、実は離職率が高い業種です。そのため、担当者が何度も変わってしまうことは少なくありません。
担当者によって知識や経験に偏りもあるため、不満に感じている人もいるでしょう。ただし、担当者が変わりやすいのはソニー生命だけに限ったことではなく、ほかの生命保険会社でも言えることです。
また、対面での加入のため、インターネットでは保険の内容がわかりにくいという口コミも一定数見られます。
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ソニー生命を利用するメリット3選
保険会社に限らず、どんな会社でも賛否両論あるのは仕方がありません。万人に適する保険は存在しないので、自分に合うのかどうか見極めましょう。口コミや評判をもとにわかるソニー生命のメリットは、以下の通りです。
- 知識やスキルを持ったライフプランナーが在籍している
- オーダーメイドで保険を購入できる
- 返戻率の高い保険商品を扱っている
ソニー生命を利用すると得られるそれぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
知識やスキルを持ったライフプランナーが在籍している
ソニー生命は、豊富な知識を持ったプランナーと自分に合った保険を選べるのがメリットです。現在、生命保険を取り扱う会社は40社を超えており、数え切れないほどの商品があります。
自分に最適な保険商品の組み合わせを導き出すのは簡単なことではないでしょう。保険選びで失敗しないためには、最低限押さえておくべき考え方と知っておきたい知識があります。
しかし、そのような知識やスキルを持ち合わせていない人が多いのが現状です。ソニー生命には、知識やスキルを持ったプランナーが多く在籍しているので、相談しながら考えられる点がメリットです。
オーダーメイドで保険を購入できる
必要な保障は人それぞれ異なるものの、知識がなく自分に合った保険商品をきちんと選べない人も少なくありません。不要な保障まで付帯していると、無駄に保険料を支払うことにもなります。
ソニー生命では、顧客のライフプランにあったオーダーメイドの保険を提案するコンサルティングサービスを実施しています。プランナーに相談しながら、ライフスタイルに合わせてカスタマイズできるため、無駄がないのもメリットの1つです。
返戻率の高い保険商品を扱っている
ソニー生命では、さまざまな保険商品を取り扱っています。なかには、返戻率の高い保険商品も取り扱っており、貯蓄性を求める人にも最適です。
例えば、ソニー生命の学資保険は、払込期間が10歳までで年払いを選択すると、返戻率は108.7%とかなり高い水準です。契約者に万が一のことが起きた場合、保険料の払込が免除されるうえに、保障はそのまま受けられるため人気が高い商品の1つです。
ほかにも、特殊養老保険や有期払込終身保険など、返戻率の高い保険商品を扱っています。
ソニー生命を利用するデメリット2選
知識やスキルを持つプランナーと自分に合った商品を選べるソニー生命はメリットが多く魅力的に感じられます。しかし、デメリットがないわけではありません。
メリットばかりに目を向けて加入すると、後悔してしまうことになるので注意しましょう。口コミや評判からわかるソニー生命のデメリットは以下の通りです。
- クレジットカード払いができない
- 女性の疾病に特化した商品を扱っていない
それぞれのデメリットについて、詳しく見ていきます。
クレジットカード払いができない
キャッシュレス化が進み、さまざまな支払いをクレジットカードで行っている人は少なくありません。現金払いに比べてポイントが貯まるといったメリットの多い支払い方法です。
しかし、ソニー生命ではクレジットカードでの支払いに対応しておらず、口座引き落としで保険料を支払う必要があります。初回の保険料のみクレジットカードでの支払いが可能ですが、それ以降は利用できません。
支払いをクレジットカードで行い家計管理を行っている場合は、不便に感じられることもあるので注意しましょう。
女性の疾病に特化した商品を扱っていない
女性特有の疾病は、若くても罹患するリスクが高いのが特徴です。そのため、近年は女性の疾病に特化した商品を取り扱う保険会社も増えてきました。
女性の疾病に特化した商品は、乳がんや子宮頸がんなどの病気で入院したり、手術したりした場合に、給付金を受け取れる保険です。しかし、ソニー生命には女性の疾病に特化した商品の取り扱いがありません。女性の疾病に特化した特約はあるので、必要な場合はそちらを検討しましょう。
特約について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
ソニー生命の保険商品を3つ紹介
ソニー生命では、多くの保険商品を取り扱っています。しかし、種類が多すぎてどんな保険商品があるのか、把握できない人も多いでしょう。
失敗しないためにも、加入者の満足度が高い保険商品を知っておきたいものです。そこで、ソニー生命で人気のある以下の3つの保険を紹介します。
- 変額個人年金保険
- 学資保険
- 終身がん保険
それぞれの保険商品について、詳しくご紹介します。
変額個人年金保険
変額個人年金保険は、年金保険に投資信託を組み込んで運用するタイプの保険商品です。ソニー生命の変額個人年金保険は、保険金や返戻金に最低保証はないため、運用次第で受け取れる金額が大きく変わります。
一般的に返戻率は高くても110%程度ですが、ソニー生命の変額個人年金保険は120%以上の返戻率になるケースもあります。かなり魅力的な商品でありながら、毎月3,000円からスタートできるという手軽さも特徴の1つです。
また、変額個人年金保険は生命保険料控除が受けられるため、税の負担が軽くなる可能性があります。
学資保険
子どもの教育費を準備する目的で加入する学資保険も、ソニー生命では人気の高い商品です。ソニー生命の学資保険は、払込保険料を上回る学資金が受け取れ、元本割れの心配がありません。
さらに、学資金受け取りのタイミングを自分で設定できるため、必要な時期にまとまった金額の保険金が受け取れます。また、保険料払込免除制度があるため、契約者に万が一のことがあっても保険料の支払いは必要ありません。
保険金は、通常通り受け取れる貯蓄と保障の両方を実現した魅力的な保険商品です。
学資保険について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
終身がん保険
今や2人に1人はがんにかかると言われる現代では、がん治療に備えたがん保険の加入を検討している人も多いでしょう。ソニー生命ではがんによる入院や手術、死亡、高度障害状態を一生涯にわたり保障する終身がん保険を取り扱っています。
ソニー生命が扱う終身がん保険では、入院給付金の支払日数やがん手術給付金の支払回数に限度がありません。そのため、入院が長期に渡っても安心して治療が受けられます。
まとめ:ソニー生命の評判・口コミを理解した上で判断しましょう
本記事では、ソニー生命の基本情報や評判・口コミ、メリットなどを解説しました。
やばいと言われるソニー生命ですが、過去に起こった不正送金事件が噂の発端でした。すでに事件は解決しており、現在はソニー生命に大きな問題はありません。
逆に、ソニー生命は顧客1人1人に合ったオーダーメイドの商品を提案すると評判の良い保険会社です。知識のあるプランナーと相談しながら、自分に合った商品を選べるため、保険に詳しくない人でも安心できるでしょう。
ただし、クレジットカードが使えないことや、女性疾病に特化した商品がないなどのデメリットがあるのも事実です。メリットとデメリットの両方を考慮したうえでの加入がおすすめです。