「終身保険にはどんなデメリットがある?」
「終身保険が気になるけど入るべき?」
「損をしたらどうしよう…」
と悩んでいませんか?
終身保険は「万が一の保障」と「将来の備え」の2つが兼ね備わった保険です。保障を残しつつ貯蓄ができるという魅力満載な一方、保険料が高いといったデメリットも存在します。
本記事では、終身保険の解説だけでなく、向いている人・向いていない人についても具体的に紹介します。5つの特徴が異なる終身保険についても徹底解説。この記事を最後まで読めば、あなたに終身保険が必要か判断する基準がわかるでしょう。
終身保険とは?わかりやすく解説
終身保険とは、一生涯の保障を継続しつつ、貯蓄機能を持つ保険商品のことです。生命保険の一種で、満期がなく、契約期間中に契約者が死亡した場合や高度障害を負った場合に遺族は保険金が受け取れます。また、一定の期間が過ぎると、解約しても支払った保険料以上の解約返戻金が期待できます。
貯蓄性があるため、葬儀費用や遺された家族の生活費を目的として加入する人が多いのも特徴です。魅力的な終身保険ですが、保険料が高かったり、早期解約に向いていなかったりするデメリットも存在します。次章以降で解説しますので、これを機に終身保険への理解を深めてください。
終身保険はここがおすすめ!入るべき6つのメリット
終身保険のおすすめポイントは生涯の保障と貯蓄性だけではありません。以下の6つが、終身保険をおすすめする理由です。
終身保険のメリット:
- 一生涯保障が続く
- 保険料が上がらない
- 解約時に解約返戻金が受け取れる
- 保険料が生命保険料控除の対象になる
- 相続税対策になる
- 契約者貸付制度でお金を借りられる
どのメリットも、保険会社に限らず終身保険ならどの商品でも当てはまる内容です。それぞれ詳しく解説するのでみていきましょう。
①一生涯保障が続く
「終身保険」はその名の通り、保険期間が終身なので一生涯に渡って保障が受けられます。この点が、保障が一定期間に限られる定期保険にはない、終身保険の大きな特徴です。満期や更新を迎えた定期保険は、保障を継続させるために更新しなくてはいけません。
一方、終身保険は、解約しない限り90歳で亡くなっても100歳で亡くなっても死亡保険金を残すことができます。
②保険料が上がらない
保険を更新する際、保険料はその時の年齢に応じて決まるため、保険料が上がるのが一般的です。しかし、終身保険は更新といった概念がないため、加入時の保険料から上がることはありません。
保険料は変わりませんが、払い込む期間は商品によって異なります。契約者が死亡するまで一生払い続ける「終身払」と、一定期間または一定年齢まで払い続ける「有期払」の2パターンがあります。どちらで払っても保障内容は一生涯続きます。あなたに合った払い込み方法を選びましょう。
③解約時に解約返戻金が受け取れる
終身保険には貯蓄性があり、支払った保険料は掛け捨てになりません。解約返戻金として受け取れます。一方で、いわゆる掛け捨てタイプと呼ばれる定期保険は、解約してもお金は戻ってきません。そのため、終身保険は支払ったお金が無駄にならないメリットがあります。
早期解約をすると元本割れする可能性もありますが、一定の期間が過ぎれば払った保険料の総額を上回る解約返戻金が受け取れます。解約返戻金が元本を上回る時期を60歳に設定した商品に加入すると、保障を確保しつつ老後資金も貯められます。この貯蓄性も、終身保険が選ばれる人気の理由の1つです。
④保険料が生命保険料控除の対象になる
終身保険も生命保険のため、生命保険料控除を申告することにより所得税や住民税の負担が軽減されます。
納税者が生命保険料、介護医療保険料および個人年金保険料を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。
2011年1月以降に契約した保険は「一般生命保険料控除」「介護医療保険料控除」「個人年金保険料控除」の3つに分類されます。このうち終身保険は、「一般生命保険控除」に当てはまります。
3つの控除を合計した適用限度額は最大で、所得税12万円、住民税7万円です。加入している保険会社から、生命保険料控除証明書が毎年10~11月ごろに届きます。年末調整や確定申告で、忘れずに申告しましょう。
生命保険料控除に関してさらに詳しく知りたいあなたは、以下の記事も参考にしてください。
⑤相続税対策になる
終身保険に限らず、生命保険の死亡保険金は相続税対策に有効的です。相続財産とは別に「みなし相続財産」と呼ばれ、非課税枠が設けられているためです。
非課税枠の範囲内であれば、相続人は相続税を払わずにそのままの金額を受け取れます。非課税になる金額は以下のように定められています。
この死亡保険金の受取人が相続人(相続を放棄した人や相続権を失った人は含まれません。)である場合、すべての相続人が受け取った保険金の合計額が次の算式によって計算した非課税限度額を超えるとき、その超える部分が相続税の課税対象になります。
500万円 × 法定相続人の数 = 非課税限度額
引用元:国税庁「No.4114 相続税の課税対象になる死亡保険金」
法定相続人が配偶者と子ども3人、計4人のケースで考えてみましょう。500万円×4人=2,000万円となり、死亡保険金2,000万円までは非課税となります。
定期保険の死亡保険金も同じく非課税枠が利用できますが、保険期間が定まっているため、その間に死亡しない限り受け取れません。終身保険の保障は一生涯続くので、いつでも保険金を確保できます。そのため、相続税対策のために加入する生命保険は、終身保険が最適です。
⑥契約者貸付制度でお金を借りられる
意外と知られていませんが、保険会社からお金を借りることができます。「契約者貸付制度」といい、解約払戻金の一部を融資してもらえる制度です。保険会社や保険商品・契約年数によって異なりますが、解約返戻金の7~9割程度の融資が受けられます。ただし、返済には利子が発生するので注意してください。
解約払戻金を担保として貸付を行うため、定期保険などの掛け捨て型の保険商品ではこの制度は利用できません。これは、あくまで保険を解約せずに保障は継続したまま利用できる制度です。一時的にまとまったお金が必要なときは、解約する前に契約者貸付制度を活用してください。
終身保険はやめたほうがいい?5つのデメリット・注意点
これまで終身保険のメリットをお伝えしました。良い面がたくさんある終身保険ですが、デメリットも存在します。ここでは、以下の5つのデメリット・注意点をご紹介します。
終身保険のデメリット・注意点:
- 掛け捨ての保険に比べると保険料が割高になる
- 早い時期に解約すると解約返戻金が保険料を下回る可能性がある
- 保険料を支払う期間が長い
- 保険が見直しにくい
- インフレで価値が目減りしてしまうリスクがある
しっかり理解した上で、あなたに合った保険選びを行いましょう。
①掛け捨ての保険に比べると保険料が割高になる
解約返戻金が受け取れる貯蓄性の高い終身保険の保険料は、掛け捨てタイプの保険料に比べ割高になります。受け取れる恩恵を考えれば当然の話ですが、毎月の保険料が負担に感じる方もいるでしょう。
保険料は加入時の年齢に応じて決まるため、若いうちに加入しておくと保険料が抑えられます。高い保険料がネックで加入を迷っている方は、少しでも早く加入することを検討してください。
②早い時期に解約すると解約返戻金が保険料を下回る可能性がある
解約返戻金が受け取れる点は終身保険の大きなメリットですが、結果的に損をするケースも想定されます。特に、保険料払込期間中に解約すると、保険料払込総額より下回ることがほとんどです。損をしたくない方は、払込期間が満了するまで解約しないようにしてください。
どうしてもお金に困った場合は、先ほど紹介した契約者貸付制度も検討しましょう。早期で解約する事態にならないよう、しっかり支払能力を確認した上で保険料を決定してください。
③保険料を支払う期間が長い
終身保険は、保障が一生涯続く特徴ゆえ保険料の支払い期間が長くなりがちです。死ぬまで保険料を払い続ける「終身払」を選んだ方は、老後の年金生活中も支払いが続くことを覚えておいてください。
保険料は割高になりますが、一定期間または一定年齢まで支払う「有期払」もあります。老後の支払いが心配な方は「有期払」を検討してください。保障を一生涯受けられるよう、無理のない支払い計画を立てることが大切です。
④保険が見直しにくい
ライフステージや経済状況が変わったら、保険は適宜見直しが必要です。しかし、終身保険には満期や更新といったタイミングがないため、見直しには向いていません。
途中で解約すると解約返戻金で損をしてしまう可能性もあります。子どもが小さいうちは手厚い保障がほしいと考える方は、終身保険で足りない部分を定期保険といった他の保険でカバーしましょう。手厚い保障が不要になったら、定期保険だけを解約すれば保険料を抑えられます。
長期的に必要な保障を終身保険でまかない、見直しが発生する保障は定期保険でカバーするのがベストです。目的に応じて生命保険を使い分けてみてください。
⑤インフレで価値が目減りしてしまうリスクがある
「インフレ」とは、世の中の物価が上昇し続ける状態のことです。インフレが起きても、支払う保険料は変わらないのが一般的です。しかし、受け取る保険金の「価値」そのものは下がってしまいます。
例えば、老後資金のために2,000万円を終身保険で用意したとします。契約当時は2,000万円で十分だった生活費も、数十年が経過しインフレが生じると物価が高騰し足りなくなる可能性があります。お金の価値は一定ではないと覚えておきましょう。
一部の終身保険には、インフレリスクに対応できる商品が存在します。次章で解説しますので、気になるあなたはご覧ください。
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終身保険の5つの種類ごとのメリットとデメリット
終身保険のメリット・デメリットを理解できました。保障が一生涯続く終身保険ですが、それぞれ特徴の異なる商品が存在します。高い利率でのリターンが期待できる商品や、お祝い金が受け取れる保険も。本記事では以下の5つをご紹介します。
終身保険の種類:
- 低解約返戻金型終身保険
- 変額終身保険
- 積立利率変動型終身保険
- 外貨建て終身保険
- 生存給付金付終身保険
それぞれの特徴をわかりやすく説明します。メリットだけでなくデメリットもしっかり伝えるので、あなたに合った保険選びの参考にしてください。
種類①:低解約返戻金型終身保険
保険料払込期間中の解約返戻金を通常よりも低く設定することで保険料を割安にした商品を、低解約返戻金型終身保険と呼びます。メリットは保険料が安く抑えられる点です。安い保険料でも保険料支払期間が満了すると、解約返戻金は増加する仕組みになっています。
一方で、デメリットは、途中で解約した場合の解約返戻金が通常よりも少ないことです。終身保険の早期解約は損をする可能性がありますが、低解約返戻金型終身保険の場合は特に注意が必要です。無理なく支払える保険料か、保険料払込期間中に大きな出費はないか、など一度確認しましょう。あなたの未来の収支状況をしっかりと把握してから加入してください。
種類②:変額終身保険
変額終身保険とは、支払った保険料を株式や債券といった投資で運用し、運用実績によって保険金や解約返戻金が増減する保険のことです。運用がうまくいかなくても、死亡保険金は契約した金額が最低限保証されています。
メリットは、インフレにより株式相場が上昇すれば、死亡保険金や解約返戻金も高くなることです。保険で保障をカバーしつつ、高い利回りを狙える可能性があります。
デメリットは、運用実績が悪化すると解約返戻金が低くなることです。解約返戻金には最低保証がないため、支払ったトータル保険料で考えると損をするケースも考えられます。
種類③:積立利率変動型終身保険
積立利率変動型終身保険は、市場金利に応じて積立利率が変動する保険です。そのため、金利が上昇すれば、死亡保険金や解約返戻金も増える可能性があります。積立利率には最低保証があり、死亡保険金や解約返戻金が下がることはありません。
メリットは、インフレに強いことです。インフレにより金利が上昇すれば、死亡保険金や解約返戻金も高くなることが期待できます。デメリットは、通常の終身保険より保険料が高いことです。積立利率が上がらなければ、割高な保険料を払い込んで終わる結果となる可能性もあります。
種類④:外貨建て終身保険
外貨建て終身保険とはその名の通り、外貨で保険料を支払う終身保険です。支払うときだけでなく、死亡保険金や解約返戻金として受け取るときも外貨です。
日本は超低金利時代が続き、海外の金利のほうが高い傾向があります。そのため、同じ保障内容の円建て保険と比較した場合、保険料が安くなることがメリットとして挙げられます。
一方でデメリットは、為替レートの影響を受けやすいことです。死亡保険金として10万ドル受け取ったと仮定し、レートの違う2つのケースで比較します。
1ドル=140円の場合:10万ドル×140円=1,400万円
1ドル=100円の場合:10万ドル×100円=1,000万円
同じ10万ドルですが、受け取るときの為替レートによって400万円もの差が生じることがわかります。円高よりも円安の際に受け取る方が有利なので、可能な場合は一時据え置くことも検討しましょう。
種類⑤:生存給付金付終身保険
終身保険の保障を継続しつつ、一定期間に生存していれば給付金がもらえる保険を、生存給付金付終身保険といいます。
メリットはもちろん生きている間に給付金が受け取れることです。保険会社や商品により異なりますが、2~3年ごとに給付金が支給される商品が一般的です。死亡保険金や解約返戻金でなく、定期的にお金を受け取りたい方におすすめです。
デメリットは、保険料が割高に設定されている点です。通常の終身保険にプラスした保障があるので、高い保険料になると覚えておいてください。
終身保険の必要性が高い・おすすめな人はどんな人?
メリットもデメリットもある終身保険ですが、以下の方には特におすすめです。
終身保険の必要性が高い・おすすめな人:
- 一生涯の保障をつけておきたい人
- コツコツと貯蓄することが苦手な人
- 子どもの教育費を貯蓄したい人
- 老後に向けて資金を形成したい人
- できるだけ多くの遺産を相続したい人
なぜ上記5つに当てはまる人がおすすめなのか、理由もそれぞれ説明します。あなたに当てはまっているか、一度確認してみましょう。
①一生涯の保障をつけておきたい人
保障が生涯続いてほしいと思う方には終身保険が最適です。定期保険はいつか必ず満期や更新を迎えます。更新後は保険料が高額になり、経済的な負担が大きくなるといった懸念点もあります。
終身保険の内容はシンプルで、見直しの手間もありません。余計な心配をせずに家族に死亡保険金を残したい方は、終身保険への加入を検討しましょう。
②コツコツと貯蓄することが苦手な人
保険料の払込方法は保険会社によって異なりますが、クレジットカードまたは口座からの引き落としが一般的です。そのため、加入してしまえば、強制的に保険料が支払われます。支払われた保険料は解約返戻金や死亡保険金に充てられ、無駄になりません。
解約しない限り、貯蓄を意識しなくても自動的に貯まる仕組みになっています。コツコツと貯蓄することが苦手な方こそ、終身保険を活用してお金を貯めましょう。
③子どもの教育費を貯蓄したい人
大学卒業までの教育費の目安は、子ども1人あたり約1,000万円と言われています。その高額な費用を貯める手段の一つとしても、終身保険はおすすめです。
例えば、子どもが生まれたときに15年で解約返戻金が元本を上回る終身保険に加入したケースで考えてみましょう。15年の間に契約者に万が一のことが起きても保険金が受け取れるので、遺された家族は安心して生活できます。そして、無事15年が経過したら元本を上回る解約返戻金が受け取れるため、高額になりがちな高校以降の学費に充てられます。
教育費として終身保険を検討しているあなたには、以下の記事も参考になるのでぜひ読んでみてください。
④老後に向けて資金を形成したい人
物価が上昇しているのにもかかわらず、年金支給額は減少しています。将来の年金生活に不安を覚えて当然です。日本の平均寿命は80歳を超えています。老後に安心して暮らせるよう、年金で足りない部分を用意しておく必要があるのです。
解約返戻金が受け取れる終身保険は、老後資金を貯める手段に向いています。いつ受け取りたいかを考えて、それまでに払い込みが終わるようにしてください。60歳や65歳で払込満了の契約になっているかを確認した上で加入しましょう。
⑤できるだけ多くの遺産を相続したい人
子どもや孫、配偶者に少しでも遺産を多く残したいと思う方は多いです。預貯金を相続する場合、通常は相続税が発生します。しかし、終身保険を利用すれば、相続税対策に繋がります。
死亡保険金の非課税枠は「500万円 × 法定相続人の数」です。この範囲内であれば、税金は課せられません。まずは、いくら残したいか、法定相続人は何人で非課税枠は何円なのかを確認しましょう。無駄なく相続できるよう、あらかじめシミュレーションして保険金額を設定してください。
終身保険が不要・おすすめしない人はどんな人?
終身保険がおすすめな人について解説しましたが、逆に、以下の3つに当てはまる方には終身保険はあまりおすすめしません。
終身保険が不要・おすすめしない人:
- 万が一の際に備えて十分な貯蓄を持っている人
- 保険料をできるだけ抑えたい人
- 早期解約をする可能性がある人
保険は加入しておくと安心できますが、手厚くしすぎるともったいないことになる可能性があります。なぜ終身保険がおすすめできないのか、理由はそれぞれ存在します。あなたに当てはまってないか確認しましょう。
①万が一の際に備えて十分な貯蓄を持っている人
第一に保険とは、今後起こりうるリスクに備えるためのものです。終身保険は、契約者が死亡した際の保障と将来のための貯蓄、2つの目的のために加入します。
そのため、貯蓄が十分にあり、そこからカバーできる方には終身保険はあまり必要ありません。保険料の支払いがもったいないので、過度な保障内容になっていないか今一度確認しましょう。
②保険料をできるだけ抑えたい人
貯蓄性のある終身保険は、掛け捨てタイプの保険に比べて保険料は割高です。保険料を抑えつつ死亡保険金を用意したい方は、掛け捨ての定期保険を検討してください。
定期保険は割安な保険料で、大きな保障を付けられます。「終身保険で貯蓄もしたいけど保険料を抑えたい」と思う方には、先述した低解約返戻金型終身保険がおすすめです。途中解約した際の解約返戻金は少ないですが、支払期間が満了すれば問題ありません。
③早期解約をする可能性がある人
終身保険は、払込期間を満了すると支払った保険料以上の解約返戻金が見込める保険です。途中で解約すると、解約返戻金は支払った保険料を下回る金額になるケースがほとんどです。
そのため、途中で解約する可能性がある方にはおすすめできません。最後までしっかり払える金額なのか、将来の収支を把握した上で加入を検討してください。
まとめ:終身保険のメリットとデメリットを知って賢く選ぼう
保障が生涯続く終身保険は、定期保険に比べ割高な分、解約返戻金が戻ってくる保険です。支払う保険料は一定で、シンプルな保障内容なので見直しは不要。貯蓄性が高いため、資金形成にも役立てられます。
特におすすめなのは、教育費用・老後費用を準備したい方です。保険料の支払いを一定期間で終え、将来必要になる費用に備えておきましょう。
大切なのはあなたに合った内容になっているかです。貯蓄が十分にあったり、高い保険料の支払いが厳しかったりする方には終身保険は向いていません。終身保険の中には、保険料が抑えられたものやインフレリスクに対応できるものもあります。加入目的を明確にして、あなたに合った保険を見つけてください。