メットライフ生命は危ない?特徴やメリット・デメリット、おすすめ商品を徹底解説

中西 諒太

監修者:中西 諒太

アパレル販売員をしながら独学で宅建士を取得。
賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務を経て独立、株式会社了を設立。
現在は、不動産賃貸業・不動産関連Webメディア運営・監修を手掛けている。
会社ホームページはこちら:https://ryoestate.com/

「メットライフ生命危ないって本当?」
「メットライフ生命って聞いたことはあるけど、どんな会社なの?」
「ちょっと気になるけど実際の評判は?」
こんな疑問やお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

今回は、「メットライフ生命の特徴やメリット・デメリット、おすすすめ商品」などについて、保険に詳しくない方にも分かりやすく解説していきます。「メットライフ生命への加入を検討している」「メットライフ生命のおすすめ商品を知りたい」という方は、ぜひこのページをご一読ください。

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目次

メットライフ生命は危ない会社?基本情報をチェック

メットライフ生命は、アメリカに本社を置く世界有数の生命保険グループ「メットライフ」の日本支店です。基本情報をまとめたので、チェックしてみましょう。

  • アメリカで155年、日本では50年続く保険会社
  • 国内保有契約数約953万件
  • 日本初の外資系保険会社

メットライフは、155年前にアメリカで誕生した生命保険グループです。日本では、1973年に米国法人の日本支社として、日本初の外資系保険会社の営業を始めました。

その後、日本支社から株式会社へ営業形態を変え、2014年に今のメットライフ生命に名前を変更し、2023年には50周年を迎えました。現在国内では、953万件の契約を保有しております。(2022年3月末時点)これは第一生命など大手生命保険会社に次いで、第5位の契約数となっています。

メットライフ生命の財務健全性

メットライフ生命をネットで検索すると「危ない」というキーワードを目にします。ここからは、メットライフ生命が危ない会社なのかどうかを、財務状況から検証します。

保険会社各社が毎年公表している「ソルベンシー・マージン比率」を用いると、保険会社が支払い余力を有しているかを調べることが可能です。

ソルベンシー・マージン比率とは、保険会社の健全性を測る指標のひとつです。保険会社は、過去の統計などから想定した損害など(保険事故)を保障(補償)できるように保険料などを決めていますが、予測不可能な大規模損害が発生した場合にも自己資本や準備金などから保険金を支払う必要があります。そのような通常の予測を超えたリスクに対する支払余力がどの程度あるのかを判断する行政監督上の指標のひとつがソルベンシー・マージン比率で、200%以上が健全性の目安とされています。

引用元:ソルベンシー・マージン比率 (ソルベンシー・マージンひりつ)-SMBC日興証券

それでは、実際にメットライフ生命のソルベンシー・マージン比率はどうなっているのか見てみましょう。メットライフ生命のソルベンシー・マージン比率692.6%(2023年6月末)と非常に高い指標となっております。

つまり、メットライフ生命の経営に問題はなく、十分な支払い余力があり、日本からの撤退や保険金の不払いなどのリスクはほとんどないと言えるでしょう。

メットライフ生命のソルベンシー・マージン比率は、目安とされる200%を遥かに超えていることがわかりました。想定外のリスクに対して十分な支払い余力がある証拠です。メットライフ生命は財務の健全性について、全く問題なく、安心して加入できる保険会社と言えそうです。

格付け機関によるメットライフ生命の評価

続いては、民間の第三者機関が行った格付け結果から、メットライフ生命が危ないかどうかを検証します。格付けは、保険会社の保険金支払いに関する確実性をアルファベットと記号・単語などで表したものです。

会社の財務・収支情報、営業・経営戦略などさまざまな情報にもとづき決定されています。S&Pグローバル・レイティング・ジャパン株式会社という格付け機関の保険財力格付けの評価は以下の通りです。

格付け機関 格付け評価
S&P保険財務力格付 AA

AAカテゴリーの定義は「保険会社が保険契約債務を履行する能力は非常に高い。また、最上位の格付け(「AAA」)との差は小さい。」とされています。この結果からもメットライフ生命の財務力があると判断できるでしょう。

メットライフ生命は危ない会社?特徴を3つ確認

メットライフ生命は、財務状況や格付け機関の格付け結果は全く問題ないことは分かりました。でも、どのような保険会社なのでしょうか。次は、メットライフ生命の特徴について解説していきます

  • 保険料が最大54%割引になる
  • 外資系企業のため、保険料がリーズナブル
  • 6種14商品の多彩な保険商品が魅力

上記が他の保険会社との違いになります。それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。

保険料が最大54%割引になる

メットライフ生命では、健康リスクの低い人ほど保険料が割引になるという商品があります。このような商品自体は他の保険会社にも存在しますが、特筆すべきはその驚きの割引率です。

非喫煙で健康体であれば、なんと最大54%もの割引が受けられます。保険料率は、喫煙の有無や血圧・体格など、健康状態によって4種類あります。

健康な方ほど保険料が安くなり、家計の負担が軽くなる仕組みになっています。健康な人にとっては、どの保険会社よりも安い保険料で加入できる保険です。

外資系企業のため、保険料がリーズナブル

メットライフ生命は、外資系企業のため、お手軽な保険料で保険に加入することができます。その理由は、保険料の内訳にあります。

実は、我々が保険会社に支払う保険料の中身は、保険金の準備金とスタッフの人件費となっております。外資系の保険会社は、日本の保険会社と比べて外交員が少ないため、この人件費が抑えられるのです。そのため、顧客が支払うべき保険料も安く抑えることができます。

6種14商品の多彩な保険商品が魅力

メットライフ生命では、「医療保険」「死亡保険(生命保険)」「変額保険・外貨建保険」「ガン保険」「持病のある方のための保険」「個人年金保険」の6種類の保険商品が準備されています。そこからさらに、個人の状況に合わせて14商品の用意があります。

「必要な保障だけを選べるタイプ」「支払った保険料が実質全額戻ってくるタイプ」などを幅広い選択肢から、それぞれの年齢や健康状態、状況に合わせた保険を選ぶことができるのです。

メットライフ生命のメリットをチェック

それでは、ここからはメットライフ生命のメリットを2つ紹介します。加入の決め手ともなるポイントなので、しっかり押さえておきましょう。

メットライフ生命のメリット:

  • 健康状態が良いと保険料が割安になる
  • 外貨建保険を利用し、資産形成を狙える

あなたの知らない内容もあるのではないでしょうか。それぞれ詳しく解説します。

健康状態が良いと保険料が割安になる

特徴でもお伝えした通り、メットライフ生命では健康状態が良いと保険料が非常に割安になります。実際に、保険金額1,000万円/35歳・男性/保険期間・保険料払込期間20年の場合の保険料を比較してみると、喫煙する標準体の人が月額3,460円に対して、非喫煙の健康体の人は月額1,580円で同じ保険に加入することができます。

本来は健康であることが一番ですから、健康を保つことで利点があるのは嬉しいポイントです。これは、非喫煙で体が健康な人にとっては大きなメリットと言えるでしょう

外貨建保険を利用し、資産形成を狙える

外貨建て保険とは、払い込んだ保険料が外貨で運用される保険商品です。原則として、保険料は米ドルや豪ドル、ユーロなどの外貨で払い込み、保険金、解約返戻金などを外貨で受け取ることができます。

日本では、近年低金利が続いているため、海外の高い利率で運用することで、資産を大きく増やせる可能性があります。また、為替レートは絶えず変動しています。

そのため、保険金は保険金受取時、年金は年金受取時、解約返戻金の場合は解約時といった受取りのタイミングによっては大きく運用成果が生まれることがあるのです。

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メットライフ生命のデメリットを確認

メットライフ生命には、魅力的なメリットがたくさんあります。しかし一方で、デメリットもあります。デメリットについても、しっかりと把握した上で加入の検討をしましょう。

メットライフ生命のデメリット:

  • 外資系企業ならではの対応がある
  • 外貨建て保険は為替リスクがある

それぞれ詳しく解説します。

外資系企業ならではの対応がある

メットライフ生命のデメリットの1つとして、外資系企業ならではの対応が挙げられます。日本企業と比較して、きめ細やかな対応とは言えないため、人によっては冷たく感じたり、不親切に思うこともあるでしょう。

また、案内や説明があまり詳しくない可能性もあるので、自分自身でも保険に関する知識をよく調べて学んでおくことで、安心して契約を進めることができます。

外貨建て保険は為替リスクがある

メリットの1つとしてもご紹介した外貨建て保険ですが、実はリスクも伴います。保険金や解約金は、外国通貨を基準に定められています。

そのため、為替相場の変動により円での受取金額が変動します。保険料の支払い時よりも円高になっている場合、元本割れを引き起こす可能性もあります。外貨建て保険に加入する際には、為替リスクに関してもしっかりと理解しておきましょう。

メットライフ生命のおすすめ商品を2つ紹介

ここまで、メットライフ生命について特徴やメリット、デメリットを解説してきました。それでは実際に、メットライフ生命に加入する場合、どの保険商品を契約すればいいのでしょうか。特におすすめの商品を2つご紹介します。

メットライフ生命のおすすめ保険:

  • スーパー割引定期保険
  • USドル建終身保険 ドルアドバンス

スーパー割引定期保険

まずおすすめしたい商品の1つ目は、「スーパー割引定期保険」です。これは、ここまでにも何度か紹介した健康な方ほど安くなる死亡保険です

特に、煙草を吸わない健康に自信のある方にはおすすめです。また、「スーパー割引定期保険」は、保険期間と保険金額を自由に設定することができます。

保険期間は、決められた期間を保障する「更新タイプ」と決められた年齢までを保障する「満了タイプ」があります。万が一の備えを必要な期間だけ設定することができるようになっています。さらに、保険金額も「500万円コース」から「3,000万円コース」まで、100万円刻みで用意されています。

USドル建終身保険 ドルアドバンス

続いておすすめしたいのは、「USドル建終身保険ドルアドバンス」です。こちらの商品は、ライフステージに合わせて必要な保障を確保しながら、将来に備えた資産形成もできる、米ドル建て平準払いの利率変動型終身保険となっています

毎月の基準利率は2.0%が最低保証されており、保険料払込期間中は解約返戻金が支払った保険料の範囲内となっております。しかし、払い込みを終えると一気に返戻率がアップしていくのが特徴です。そのため、保障よりも資産形成を重視したい人に特におすすめです。

今回、2つのおすすめ保険商品を詳しくご紹介いたしました。しかし、メットライフ生命の特徴の1つとして、多彩な商品ラインラップがあります。

この他にも、個人年金保険など必要な保険商品が多数取り揃えられております。気になった方はぜひ一度メットライフ生命のHPを確認してみてください。

まとめ:メットライフ生命は危なくない!自分に合うと感じたら加入を検討しよう

外資系大手の保険会社であるメットライフ生命は、その財務健全性や格付け、多彩な商品ラインナップなどから見ても、決して危ない会社ではありません。日本で最も歴史のある外資系保険会社のメットライフ生命。

特に健康状態に自信のある方や、外貨で資産形成をしたい方にはおすすめの保険会社と言えるでしょう。メリットやデメリットをよく確認して、自分に合っていると感じた場合には加入を検討してみましょう。メットライフ生命のHPから簡単に保険の相談をすることができます。

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