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家計

夫のお小遣いに関することは他人に聞きづらいですが、家計を管理する上で非常に大切なポイントです。

時には「まわりの男性のお小遣いはいくらだろう」と気になることもあるでしょう。

本記事では、夫のお小遣いの平均額やお小遣いを増やす方法を解説します。本記事を参考にしながら、夫の適切なお小遣いの金額を夫婦で話し合うきっかけにしてみてください。

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夫のお小遣いの平均額はいくら?

夫のおお小遣いの平均額はどのくらいでしょうか。統計局の家計調査では、おお小遣い制度をとっていない世帯も含めて平均を出しているため、おお小遣い制度をとっている世帯は半分と考えると、夫のおお小遣いは下記の表のとおりです。

  全体 20代 30代 40代 50代
お小遣いの平均月額 14,256円 5,690円 7,629円 13,831円 16,662円

出典:総務省統計局「2021年家計調査 家計収支編」をもとに作成

夫のおお小遣いの考え方

統計局の家計調査の「世帯主のお小遣い」の項目を使用して算出しています。飲み会やランチの支出は別の項目である「交際費」や「食料費」に計上されている可能性もあります。

 

全体の平均額は14,256円であり、各年代を通して1.5万円前後が夫のお小遣いの相場であることがわかります。

しかし、お小遣いの適切な金額は世帯ごとに異なります。上記の平均額を目安にしながら、家計とのバランスを考慮したお小遣い額を設定することが大切です。

どこまでお小遣いから出す?お小遣いの範囲について

「給料の〇割」など、安易に夫のお小遣いの金額を決める方法は適切ではありません。なぜなら、人によってお小遣いで賄わなければならないものが異なるからです。

そこで、お小遣いの範囲に含めるべきか検討する項目を以下で解説します。下記の費用について、お小遣いから出すのか、家計から出すのか夫婦で相談しましょう。

昼食代

昼食代については、自宅からお弁当などを持参するか、外食か社食かによって、必要な費用額は異なります。一般的には、お弁当を持参、社食利用、外食利用の順で費用が大きくなるでしょう。

サラリーマンにとって毎日の昼食は仕事中の息抜きであったり、同僚と過ごす付き合いの場であることもあり、簡単に節約することは難しい場合があります。

家計を圧迫している場合は、週に何回かをお弁当の持参に変更できないか、社食を利用できないかを考えることをおすすめします。

交際費

上司や同僚との飲み会に参加する費用はお小遣いから出すという人が多いです。また、飲み会以外にも、仕事関係での付き合いや食事会などのイベントもあるでしょう。

ここでは、統計局のデータより「交際費」「他の交際費」「つきあい費」を合算したものを交際費として表にまとめました。

  全体 20代 30代 40代 50代
交際費の平均月額 14,523円 10,452円 10,578円 13,531円 17,134円

出典:総務省統計局「2021年家計調査 家計収支編」をもとに作成

外で飲む機会が多い場合は、自宅で飲む場合と比べて飲み会代がかさみます。飲み会代はお小遣いから払うと決めておくことで、飲み会に参加する回数も抑えられます。

医療費

体調不良などで医療機関を受診する際の費用は、少額であればお小遣いから出すことができます。しかし、病気やケガによる入院・手術など多額の医療費がかかることが想定される場合は、貯蓄から医療費を出すと良いでしょう。

多額の医療費で貯蓄を切り崩したり、家計が圧迫されることのないよう、民間の医療保険に加入することも検討することが大切です。また、高額療養費など公的制度についても確認してください。

たばこ代

喫煙は身体にさまざまな悪影響を及ぼすと分かっていても、たばこがやめられないという人は少なくありません。「禁煙してほしい」と願う妻も多く、たばこ代は夫のお小遣いから出す人がほとんどです。

過度な喫煙習慣は、将来の医療費負担を大きくする要因の1つになるため、お小遣いの範囲で楽しむとはいえ、禁煙に挑戦してみましょう。

車・ガソリン代

車を持っていると、維持費ガソリン代駐車場代といったさまざまな費用がかかります。夫が趣味で乗っている車があれば、せめてガソリン代はお小遣いから捻出してほしいものです。

しかし、家族が利用する場合、車にかかる費用は家計から捻出することが一般的といえます。

理髪店代・美容院代

身だしなみにかかる費用として、理髪店代や美容院代があります。男性の中には、髪型にこだわり、毎回の理髪店代・美容院代がかさむ人もいるでしょう。

理髪店・美容院を利用する頻度や金額に応じて、お小遣いから出すのか家計から出すのか決めると、夫婦双方が納得できます。

また、仮に夫の理髪店代・美容院代をお小遣いから出すと決めたら、妻の美容院代もお小遣いから出し、夫婦平等に費用を負担することが大切です。

趣味にかかる費用

趣味にかかる費用は夫のお小遣いから出すことが一般的で、趣味はあくまでもお小遣いの範囲内で楽しむ人が多いと言えます。

しかし、夫婦や家族みんなで楽しめる趣味にかかる費用は、家計や貯蓄から出すことで、夫に過度な費用負担が生じるのを防ぐことができます。

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お小遣いを増やすには家計の見直しや副業を検討しよう

お小遣いはできるだけ多い方が嬉しく、「できればお小遣いを上げてほしい」と思う人がほとんどです。しかし、お小遣いの金額は簡単に上げられるものではないため、支出の見直し収入を増やすといった努力が不可欠です。

そこで、お小遣いを増やすために実践したい3つの方法を以下で解説します。無理のない範囲で早速実践してみましょう。

①家計簿をつける

お小遣いアップの近道として、無駄な支出がないか見直す方法があります。支出の見直しには家計簿を利用しましょう。毎月の収支が把握でき、「もう少し削れる費用はないだろうか」という視点を持つことで、お小遣いにまわせるお金が生まれるかもしれません。

特に、通信費や保険料など、毎月一定の金額がかかる項目を見直すことでも家計改善に大きな効果があります。ただし、家計簿をつけることで削ることができた費用の全額をお小遣いに充当することは避け、一部は貯蓄に回すと良いでしょう。

家計簿をスマホで簡単につけることができるアプリもあります。下記記事をご参考ください。

②副業を始める

無駄な支出を削ると共に、収入を上げることでお小遣いを増やすことができるでしょう。収入を増やすには、本業の他にも収入源を持つことが重要です。最近では副業を始める人が増えており、本業の合間や、家事・育児のスキマ時間に取り組める副業もたくさんあります。

副業による収入をお小遣いに上乗せすると、お小遣いが増えて使途もさらに広がります。

③投資を始める

支出を見直し収入を増やすと同時に、貯金を投資に充てることでお金を増やせる可能性があります。株式や投資信託を利用し、長い時間をかけて少しずつ資産を増やすことで、お小遣いにまわす余剰金が生まれるかもしれません。

なお、投資を始める際は、投資に回すお金と貯金の割合に注意し、生活防衛資金を先に確保した残りの貯金から投資資金を捻出しましょう。

生活防衛資金とは?

傷病や失業、災害などの不測の事態に備えるための資金を生活防衛資金といいます。貯蓄とは別に生活防衛資金を確保しておくことで、収入の減少や想定外の支出に備えることが可能です。

まとめ:夫婦で話し合い夫のお小遣い金額や内訳項目を決めよう

本記事では、夫のお小遣いの平均金額を解説した上で、お小遣いに含まれるものの範囲やお小遣いを増やすためのコツを紹介しました。

夫のお小遣いから出す費用と家計から捻出する費用を区別することで、お小遣いの使途も明確になり、必要なお小遣い額が把握しやすいです。

無駄使いには注意しながら、夫のお小遣いの金額についてこの機会に夫婦で話し合ってみましょう。

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