不動産投資を考える人の中で、名前がよく挙がる「プレサンス」。でもインターネットで検索すると、「やばい」「怪しい」といったネガティブなワードも出てきます。
この記事では、「プレサンスは本当にやばいのか?」という疑問を解消するために、実際の評判や口コミ、そしてプレサンスのメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。
これから不動産投資を始めたい人や、プレサンスに興味があるけど不安を感じている人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。


プレサンスはやばいと言われる原因は?
プレサンスが「やばい」と言われるのにはいくつかの理由があります。過去の事件や営業のやり方、不動産投資の難しさがその原因です。
過去に社長が逮捕されたことがあるから【無罪確定】
プレサンスが「やばい」と言われる大きな理由の一つが、元社長の逮捕事件です。2020年、当時の社長だった山岸忍氏が、土地の売買に関して業務上横領の疑いで大阪地検特捜部に逮捕されました。
この事件は大きなニュースになり、プレサンスのイメージが大きく下がったのも事実です。しかし、その後の裁判で山岸氏は無罪が確定しました。248日もの間勾留されたにもかかわらず、罪はなかったと認められたのです。
つまり、この事件だけでプレサンス全体が「やばい」と言うのは正しくないことがわかります。
メディアに大きく取り上げられたことで、不安に感じた人も多かったかもしれませんが、最終的には無罪判決という結果になりました。
営業電話がしつこいという声が多いから
プレサンスに対する不満でよく聞かれるのが、「営業電話がしつこい」という声です。不動産投資会社ではよくあることですが、プレサンスも例外ではなく、何度も電話がかかってくることがあります。
とくに資料請求やセミナー参加をした人に対して、営業担当から継続的に連絡があるようです。忙しい中で何度も電話が来ると、不快に感じる人もいるでしょう。
もちろん、すべての営業マンが強引なわけではありませんが、「しつこい」「断っても何度もかかってくる」という口コミも少なくありません。
営業手法は会社の印象に大きく関わるため、この点が「やばい」と感じられる一因になっています。
初心者には難しい不動産投資だから
不動産投資自体が、初心者にとってはハードルが高いものです。購入費用が大きく、物件選びや管理、ローンの返済など、考えるべきことがたくさんあります。
プレサンスでは投資用マンションを扱っていますが、投資未経験の人が簡単に手を出すと、収益が思ったより出なかったり、リスクに気づかなかったりするケースもあります。
「難しい」「話が専門的すぎて理解できなかった」といった声もあり、それが「プレサンスはやばい」と感じる原因になっている可能性があります。
つまり、プレサンスが悪いというよりは、不動産投資自体がリスクを伴うため、注意が必要ということです。
プレサンスはやばいと感じた人の評判・口コミ
プレサンスに対して「やばい」と感じた人の口コミを見ると、営業対応や契約後のフォロー、期待と現実のギャップに関する不満が多く見られます。
電話営業が強引で不快だった
「何度断っても電話が来る」「仕事中にもしつこく電話がある」など、電話営業に対するネガティブな口コミが目立ちます。
しっかりと断ったつもりでも、担当が変わって再び連絡が来ることもあるようです。
「しつこさ」によって、会社全体の印象を悪く感じる人もいます。
営業マンによっては丁寧な対応をする人もいますが、強引に契約を迫るような対応が「やばい」と思わせる要因になっています。
契約後のフォローが少なかった
「契約までは親切だったのに、購入後は連絡が減った」という声もあります。購入後のサポート体制が不十分だと感じる人もいるようです。
特に初めて不動産投資をする人にとっては、不安や疑問がたくさん出てきます。
そのときに相談できる相手がいないと、困ってしまいますよね。
アフターフォローが手薄だと、不信感につながるのも無理はありません。
収支シミュレーションと現実が違った
「最初に聞いていたシミュレーションよりも収益が少なかった」という口コミもあります。家賃の下落や空室リスクなど、シミュレーション通りにいかないこともあります。
物件を選ぶときには、今後の市場動向や地域の人気、需要などをしっかり見極める必要があります。
不動産投資は将来にわたって収益を生むものなので、長期的な視点が欠かせません。
短期的な利益だけを期待していると、「話が違った」と感じるのは当然です。
プレサンスの良い評判・口コミ
一方で、プレサンスには良い評価も多くあります。特に物件の立地や管理体制、初心者向けのサポートなどに対しては、高い評価が見られます。
駅近など立地条件の良い物件が多い
プレサンスが提供する物件は、駅から徒歩圏内の「好立地」な場所にあるものが多いです。
駅近の物件は入居者が見つかりやすく、空室リスクを減らせます。
また、都市部の人気エリアに集中しているため、資産価値も安定しやすいです。
実際に住んでみたいという声も多く、投資だけでなく、自分で住む目的でも魅力があります。
賃貸管理がしっかりしていて安心
プレサンスでは、オーナーの代わりに賃貸管理を行うサポート体制が整っているのもポイントです。
入居者募集、家賃の集金、クレーム対応など、面倒な手続きをすべて代行してくれます。
特に忙しい会社員や投資初心者にとっては、こうしたサポートは大きな安心材料になります。
「管理の手間が少なくて助かっている」といった口コミも多数あります。
初心者向けのサポートがある
プレサンスでは、セミナーや個別相談など、初心者向けのサポート体制も充実しています。
不動産投資が初めてでも、基本から丁寧に教えてもらえるため、安心して始められます。
また、資金計画や物件選びの相談にも乗ってくれるので、失敗のリスクを減らすことができます。
「丁寧に説明してくれた」「初心者でも理解できた」といった前向きな声も多く見られます。
プレサンスはやばいという声の真相を徹底解明
プレサンスに対して「やばい」という声がある一方で、それらの意見には誤解や偏った情報も含まれています。この章では、その真相について詳しく解説します。
過去の問題はすでに改善されているから
前述の通り、過去にはプレサンスの元社長が逮捕されたことがありました。しかしその後、無罪が確定し、会社としてもガバナンス(経営管理)や内部体制の見直しが行われています。
企業が一度問題を起こした場合、その後の対応が非常に重要です。プレサンスはその点で、再発防止のための仕組み作りや情報公開に努めています。
また、不動産業界全体でコンプライアンスの強化が進められており、プレサンスもその流れに乗って体制を強化しているのです。
つまり、「過去に問題があった=今もやばい」という考え方は、必ずしも正しくありません。
営業スタイルにばらつきがあるから
プレサンスに限らず、大手の不動産会社では多くの営業マンが在籍しており、対応の質に差が出ることは珍しくありません。
口コミの中には「丁寧で親切だった」という声もある一方で、「強引だった」という意見もあります。
つまり、営業マン個人の資質によって印象が大きく左右されることがあります。
このような営業スタイルのばらつきが、「やばい」「信用できない」といった感情につながっているのです。
リスクを理解せずに契約してしまう人が多いから
不動産投資には、株や投資信託とは違ったリスクがあります。空室や家賃下落、ローンの返済負担などを正しく理解せずに契約すると、期待外れの結果になる可能性があります。
プレサンスが提供する資料やセミナーでは、リスクについても説明されていますが、それを十分に理解せずに投資を始める人がいるのも事実です。
そうした人たちが「話が違った」「思ったより儲からなかった」と感じることが、「やばい」という声につながっています。
つまり、プレサンス自体が問題というよりも、情報の理解不足や判断ミスが原因でトラブルが起こるケースが多いのです。
プレサンスの基本情報
ここでは、プレサンスがどのような会社なのか、基本的な情報をまとめます。
プレサンスは大阪を中心とした近畿地方で展開している不動産投資会社です。特に、都市部の駅近ワンルームマンションに特化しています。
個人の会社員や公務員が、将来の年金対策や資産形成を目的として利用するケースが多いです。
また、中古の区分所有マンションを専門とする「ユズサチ」というサービスも提供しており、新築と中古、両方の投資スタイルに対応している点が特徴です。
物件の販売だけでなく、賃貸管理、リフォーム、売却までワンストップで提供できる点も、多くの投資家に支持されています。
プレサンスで不動産投資を始めるメリット
プレサンスで不動産投資を始めることで、さまざまなメリットがあります。ここでは、代表的な3つのポイントを紹介します。
ブランド力のある物件に投資できる
プレサンスが販売する物件は、「プレサンスシリーズ」として全国でも知名度があります。
このシリーズは、デザイン性や設備、立地条件にこだわって作られているため、入居者からの人気も高いのが特徴です。
ブランド力のある物件は、長期的に見ても安定した収益を生みやすく、売却時の価格も下がりにくいとされています。
実際、「プレサンスなら安心」と考えて物件を選ぶ人も多く、信頼感のあるブランドが投資家の心をつかんでいます。
管理サービスが整っている
プレサンスは物件の管理サービスがしっかりしていることでも知られています。
オーナーが直接対応する必要がないように、賃貸管理やクレーム対応、退去時の手続きまで一括して代行してくれます。
特に遠方に住んでいる投資家や、仕事が忙しい人にとって、このような管理代行サービスは大きな魅力です。
「買ったあとが不安だったけど、管理が丁寧で助かった」という声も多く、プレサンスの管理体制の評価は高いです。
立地の良い新築ワンルームマンションが中心
プレサンスの主力商品は、立地の良い新築ワンルームマンションです。
新築物件は入居者がつきやすく、設備も最新のものが多いため、空室のリスクを下げやすいというメリットがあります。
また、建物の劣化も少ないため、初期の修繕費用が抑えられるという点もあります。
立地も重視されており、駅近や都市中心部に建てられていることが多いため、将来的な売却もしやすいのが特徴です。
プレサンスで不動産投資を始めるデメリット
プレサンスでの不動産投資には多くのメリットがありますが、当然ながらデメリットも存在します。ここでは、特に注意しておきたいポイントを解説します。
新築物件は価格が高く利回りが低い
プレサンスが提供する新築ワンルームマンションは、立地や設備が整っている分、物件価格が高めに設定されている傾向があります。
そのため、購入価格に対して家賃収入の割合(利回り)が低くなることもあります。
不動産投資においては「利回りの高さ」を重視する人も多いため、この点は投資スタイルによってはデメリットに感じられるかもしれません。
長期的な安定を目指す人には向いていますが、短期で高収益を狙う人にはやや不向きといえるでしょう。
営業が強引と感じることがある
口コミでもたびたび見られるように、プレサンスの営業手法は強引だと感じる人もいます。
電話でのアプローチが多く、資料請求やセミナー参加後には頻繁に連絡が来ることがあります。
人によっては「営業熱心」と評価する場合もありますが、「しつこい」とネガティブに感じる人も少なくありません。
営業担当の質には個人差があるため、信頼できる人と出会えるかどうかも重要なポイントになります。
物件の選択肢が限られている
プレサンスは、主に近畿地方を中心とした都市部のワンルームマンションに特化しているため、投資対象エリアや物件タイプが限られます。
ファミリー向け物件や地方の戸建て住宅など、幅広い選択肢を希望する人にとっては物足りないかもしれません。
また、新築中心のため、中古物件のような割安な価格帯の商品が少ないのも特徴です。
投資戦略の幅を広げたい人には、他の選択肢も検討する価値があるでしょう。
プレサンスでの不動産投資に向いている人
プレサンスでの不動産投資は、特定のニーズや目的を持った人に特に適しています。以下のような人に向いているといえるでしょう。
資金に余裕があり安定した収入を求める人
プレサンスの物件は新築が多く、価格も高めです。そのため、ある程度まとまった資金が用意できる人に向いています。
また、ワンルームマンション投資は大きな利益を狙うよりも、毎月の安定した家賃収入を得ることを目的とした投資に適しています。
そのため、本業で安定した収入があり、将来の副収入として活用したい人にはぴったりの投資先です。
余裕のある資金計画が立てられる人であれば、無理なく投資を続けることができます。
手間をかけずに運用したい人
プレサンスでは、賃貸管理や入居者対応などを代行してくれるサービスが充実しています。
そのため、忙しいビジネスマンや副業として不動産投資を始めたい人にも最適です。
物件の管理や運用にかかる手間を極力減らしたいと考える人にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
「ほったらかし投資」に近い形で、安定した運用が期待できます。
将来的な資産形成を考えている人
プレサンスのワンルームマンションは、将来の資産としての価値も重視されています。
老後の収入源や子どもへの資産継承を見据えた中長期の投資戦略にぴったりです。
将来の年金代わりとして、また物件を売却して現金化することも可能です。
数年ではなく10年、20年といった長いスパンで計画を立てられる人にとって、プレサンスは魅力的な選択肢になります。
プレサンスでの不動産投資に向いていない人
すべての人にプレサンスの不動産投資が合うわけではありません。以下のような人には向いていない可能性があります。
短期間で高利回りを狙いたい人
新築物件はどうしても価格が高く、その分利回りが低めに設定されることが多いです。
短期間での高収益を期待している人にとっては、プレサンスの投資スタイルはやや物足りなく感じる可能性があります。
特にリスクを取ってでも高い利益を追求したい人は、中古物件や地方物件などを扱う他の会社を検討するのが良いかもしれません。
プレサンスは「安定・安全」を重視した投資スタイルが特徴です。
自己資金が少ない人
プレサンスの物件は新築中心であり、ローンを組んでも初期費用としてある程度の自己資金が必要です。
頭金ゼロでも始められるケースもありますが、手元資金に余裕がない状態で投資を始めるのは非常に危険です。
突発的な修繕や空室が続いた場合など、余裕資金がないと対応が難しくなります。
そのため、最低限の貯金や余剰資金があることが前提となります。
不動産投資の知識が全くない人
プレサンスでは初心者向けのセミナーやサポートがありますが、全く知識がない状態で契約してしまうのは避けるべきです。
営業担当の話だけで判断せず、自分でも基礎知識を学ぶ姿勢が大切です。
「家賃が入るから大丈夫」と思い込んで投資してしまうと、思わぬ落とし穴にはまる可能性もあります。
まずは書籍やインターネットで情報収集をしてから、プレサンスの物件を検討することをおすすめします。
プレサンスで不動産投資を始める5ステップ
ここでは、プレサンスで不動産投資を始めるまでの基本的な流れを5つのステップに分けて紹介します。初めての方でも安心して進められるよう、丁寧にサポートされる仕組みがあります。
資料請求して物件情報を確認する
最初のステップは、公式サイトや資料請求フォームから物件情報を取り寄せることです。
プレサンスでは、取り扱っている新築ワンルームマンションや中古物件の詳細なパンフレットを送ってくれます。
立地や間取り、価格、想定利回りなどを事前に確認できるため、まずはここからスタートするのがおすすめです。
物件情報を比較することで、自分に合った投資スタイルを見つけることができます。
営業担当と面談して投資プランを相談する
資料を確認したら、次は営業担当との面談や電話相談のステップです。
面談では、投資の目的や資金状況、将来のライフプランに合わせた最適な提案を受けられます。
希望があれば、オンラインでの面談にも対応しているため、忙しい方でも無理なく相談可能です。
不明点や不安なことがあれば、ここでしっかり確認しておくと安心です。
ローン審査を受ける
物件が決まり、投資を進める意思が固まったら、金融機関によるローン審査を受けます。
プレサンスは複数の銀行と提携しており、提案された物件や年収・勤務先に応じて最適なローンを案内してくれます。
審査に通れば、頭金や返済プランを確認した上で、次のステップに進むことになります。
無理のない返済計画を立てることが、成功のカギです。
契約手続きを行う
ローンの仮審査が通過すれば、売買契約とローン契約の手続きに入ります。
契約時には、重要事項説明書の読み合わせや、物件の詳細説明を受けることになります。
契約内容は慎重に確認し、不明点は必ず質問してクリアにしましょう。
契約が完了すれば、晴れて物件のオーナーとなります。
物件の引き渡し・運用を開始する
最後に、物件の引き渡しを受けて賃貸運用がスタートします。
管理会社が入居者募集や家賃管理を代行してくれるため、オーナーとしての手間はほとんどありません。
家賃収入は毎月口座に振り込まれ、確定申告のサポートなども受けられます。
運用後も相談できる体制が整っているので、安心して長期的に続けることができます。
プレサンスはやばいという口コミ・評判に関するよくある疑問
プレサンスに関する疑問や不安の声は多く聞かれます。ここでは、よくある質問をピックアップして丁寧に回答します。
本当に騙されるリスクがあるの?
「騙される」という表現は過剰です。 プレサンスは東証スタンダード上場企業グループの一員であり、一定の信頼性があります。
ただし、投資判断を他人任せにせず、自分で内容を理解して納得してから契約することが重要です。
無理な契約や情報不足で後悔しないよう、セミナーや説明会に参加してしっかり学びましょう。
情報の受け手側の姿勢も、投資成功には大きく関わります。
他の不動産会社と比べて評判はどう?
プレサンスは、「物件の質」と「立地の良さ」では高く評価されている会社です。
一方で、営業手法や新築中心のラインナップに関しては、好みや価値観によって賛否が分かれます。
他社と比べると、都市部に特化しており管理体制が整っている点では優位性があります。
「どこを重視するか」によって、評価が変わるのが実情です。
営業電話は断れないの?
もちろん、営業電話ははっきり断ることができます。
「今後の連絡は不要です」ときちんと伝えれば、多くの場合はその後の電話は止まります。
それでも連絡が続く場合は、担当者を変えてもらったり、会社の代表窓口に連絡する方法もあります。
営業活動が気になる場合は、最初の問い合わせ時に「メールのみで連絡してほしい」と伝えておくのも効果的です。
プレサンスの物件で赤字になることはある?
不動産投資には空室や修繕費などのリスクがあるため、赤字になる可能性もゼロではありません。
ただし、プレサンスの物件は立地が良いため、適切に運用すれば高い入居率を保つことができます。
事前に収支シミュレーションをしっかり行い、余裕のある資金計画を立てることが赤字回避のポイントです。
「利回りが低い=赤字」ではなく、長期で安定収益を目指すことが大切です。
まとめ
プレサンスに対して「やばい」「怪しい」といった声があるのは事実ですが、その多くは過去のイメージや誤解によるものです。
実際には、立地の良い物件や手厚い管理サービスが魅力の企業であり、初心者にも始めやすい体制が整っています。
ただし、不動産投資にはリスクもあるため、情報をしっかりと理解した上で判断することが重要です。
この記事で紹介したメリット・デメリットや口コミ、向いている人・向いていない人の特徴を参考に、自分に合うかどうかを見極めましょう。
プレサンスでの不動産投資は、正しく活用すれば将来の安定収入や資産形成に大きく役立つ可能性を秘めています。