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区分マンション投資で節税できる仕組みとは?初心者向けに徹底解説

区分マンション投資は、家賃収入を得るだけでなく、条件によっては節税につながる場合があります。特に会社員の中には、「不動産投資で所得税や住民税を減らせる」と聞いて興味を持つ人も多いでしょう。

ただし、区分マンション投資の節税は、税金が安くなる可能性がある一方で、毎月の収支が赤字になれば手元のお金は減ります。節税効果だけを見て物件を買うと、家賃下落や空室、修繕費で失敗することがあります。

この記事では、区分マンション投資で節税できる仕組み、減価償却、経費にできる費用、メリット・デメリット、失敗しやすいケースを初心者にもわかりやすく解説します。区分マンション投資の節税で大切なのは、税金だけでなく投資全体の利益を見ることです。

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目次

区分マンション投資で節税できる仕組みとは?まず知っておきたい基本

この章では、区分マンション投資で節税できる仕組みの基本を整理します。家賃収入、経費、不動産所得、損益通算の関係を知ることで、節税の考え方がわかりやすくなります。

節税はお得に見えますが、赤字を出せばよいという話ではありません。収支全体で考えることが重要です。

家賃収入から経費を引いて不動産所得を計算する

区分マンション投資では、入居者から受け取る家賃収入があります。この家賃収入から、管理費、修繕費、固定資産税、ローン金利、保険料などの必要経費を引いて不動産所得を計算します。

不動産所得は、単純に家賃収入そのものではありません。家賃が年間100万円あっても、経費が40万円あれば、不動産所得は60万円になります。

この不動産所得が黒字なら、その分に税金がかかる場合があります。反対に、経費が大きくなれば、課税される所得を減らせる可能性があります。

区分マンション投資の節税は、家賃収入から正しく経費を引いて所得を計算することから始まります

経費が家賃収入を上回ると赤字になる場合がある

区分マンション投資では、経費が家賃収入を上回ると、不動産所得が赤字になる場合があります。たとえば、年間家賃収入が100万円で、必要経費が120万円なら、不動産所得は20万円の赤字です。

この赤字には、実際に現金が出ていく費用だけでなく、減価償却費のように帳簿上の経費も含まれます。減価償却費を使うことで、現金の支出以上に経費を計上できる場合があります。

ただし、赤字だから必ず得というわけではありません。現金支出が多い赤字なら、手元のお金は減っていきます。

節税につながる赤字と、家計を苦しめる赤字は違うものです。赤字の中身を確認することが大切です。

不動産所得の赤字を給与所得と損益通算できる場合がある

区分マンション投資で不動産所得が赤字になると、その赤字を給与所得と損益通算できる場合があります。損益通算とは、ある所得の赤字を別の所得の黒字と合わせて計算する仕組みです。

会社員の場合、給与所得があります。不動産所得の赤字を給与所得と通算できると、課税対象となる所得が下がり、所得税や住民税が減る可能性があります。

ただし、どの赤字でも必ず損益通算できるわけではありません。土地取得に関係するローン利息など、一定の制限がある場合があります。

損益通算は節税の中心になる仕組みですが、条件や制限を理解して使うことが重要です。

節税は「税金が安くなること」と「利益が出ること」が別だと理解する

区分マンション投資で大切なのは、「税金が安くなること」と「投資で利益が出ること」は別だと理解することです。節税で所得税や住民税が少し減っても、毎月の赤字や売却損が大きければ、全体では損になります。

たとえば、税金が年間10万円減っても、毎月2万円の赤字が出れば、年間24万円の現金が出ていきます。この場合、税金が減っても手元のお金は減ります。

営業担当者から「節税になります」と説明されても、それだけで良い投資とは言えません。家賃収入、ローン返済、管理費、修繕費、売却価格まで見る必要があります。

節税効果は投資全体の一部であり、最終的には手元にお金が残るかを見ることが大切です。

区分マンション投資は節税だけでなく収支全体で考える

区分マンション投資は、節税だけでなく収支全体で考える必要があります。毎月の家賃収入、ローン返済、管理費、修繕積立金、固定資産税、保険料、修繕費をすべて入れて判断します。

節税効果がある物件でも、空室が続いたり、家賃が下がったりすると、収支は悪くなります。さらに売却時にローン残債より安くしか売れない場合、自己資金が必要になることもあります。

節税を目的にする場合でも、物件そのものの収益性を確認することが欠かせません。税金が減っても、物件選びを間違えると失敗します。

区分マンション投資は、節税、家賃収入、売却まで含めた総合的な収支で判断することが重要です。

区分マンション投資で節税につながる主な理由

この章では、区分マンション投資が節税につながる主な理由を解説します。減価償却や必要経費、損益通算などを理解すると、節税の仕組みが見えやすくなります。

節税につながる理由を知ることで、営業トークに流されず、自分で判断しやすくなります

減価償却費を経費にできるから

区分マンション投資で節税につながる大きな理由の一つが、減価償却費を経費にできることです。減価償却とは、建物の購入費を何年かに分けて少しずつ経費にする仕組みです。

建物は時間がたつと価値が減ると考えられます。その価値の減少分を、毎年の経費として計上できます。

減価償却費は、実際にその年に現金を支払っていなくても経費にできる場合があります。そのため、帳簿上の所得を下げる効果があります。

減価償却費は、区分マンション投資の節税を考えるうえで重要な経費です。ただし、土地部分は減価償却できない点に注意しましょう。

ローン金利の一部を経費にできる場合があるから

区分マンション投資でローンを使う場合、ローン金利の一部を経費にできる場合があります。ローン返済には、元本部分と利息部分があります。

経費にできるのは、基本的に利息部分です。元本返済は借りたお金を返しているだけなので、経費にはなりません。

ローン金利を経費にできると、不動産所得を下げる効果があります。ただし、土地部分に対応する借入金利息については、損益通算に制限がある場合があります。

ローン返済はすべて経費になるわけではなく、主に金利部分が経費対象になることを理解しておきましょう。

管理費や修繕積立金を経費にできる場合があるから

区分マンション投資では、管理費や修繕積立金を経費にできる場合があります。管理費は、マンションの共用部分の清掃、点検、管理会社への委託費などに使われる費用です。

修繕積立金は、将来の大規模修繕に備えて毎月積み立てるお金です。投資用物件を維持するための支出として、経費になる場合があります。

ただし、修繕積立金の扱いは状況によって確認が必要です。実際の税務処理では、支払い時に経費にできるか、修繕の内容によって扱いが変わるかを確認しましょう。

管理費や修繕積立金は毎月の固定費であり、節税だけでなく手残りにも大きく影響します

固定資産税や都市計画税を経費にできるから

区分マンションを所有すると、固定資産税が毎年かかります。地域によっては都市計画税もかかります。これらの税金は、不動産を所有している人が負担する費用です。

投資用の区分マンションにかかる固定資産税や都市計画税は、不動産所得を計算するときの経費にできる場合があります。家賃収入を得るために必要な支出と考えられるためです。

固定資産税は毎月ではなく年単位で支払うため、収支計算で見落としやすい費用です。節税の経費になる一方で、現金支出でもあります。

固定資産税や都市計画税は経費にできる可能性がありますが、手元資金から支払う必要がある費用です。

赤字が出ると給与所得と損益通算できる場合があるから

区分マンション投資で不動産所得が赤字になると、給与所得と損益通算できる場合があります。会社員の場合、給与から所得税や住民税が計算されています。

不動産所得の赤字を給与所得と通算できれば、課税対象となる所得が下がります。その結果、所得税や住民税が減る可能性があります。

ただし、損益通算には制限があります。すべての赤字が必ず通算できるわけではありません。土地部分に関する借入金利息などは、取り扱いに注意が必要です。

損益通算は節税につながる可能性がありますが、赤字の中身と税務上の制限を確認することが大切です。

確定申告で経費を正しく計上できるから

区分マンション投資で節税するには、確定申告で経費を正しく計上することが必要です。家賃収入や必要経費を整理し、不動産所得を計算します。

経費には、管理費、修繕費、固定資産税、保険料、ローン金利、減価償却費などが含まれる場合があります。領収書や明細を残しておくことが大切です。

経費を正しく計上しないと、本来より税金を多く払うことになる可能性があります。反対に、経費にできないものを入れると、税務調査で問題になることがあります。

節税は確定申告で正しく経費を整理して初めて成り立ちます。日頃から収入と支出を記録しておきましょう。

区分マンション投資で節税に関係する減価償却の仕組み

この章では、節税に大きく関係する減価償却の仕組みを解説します。減価償却を理解すると、帳簿上の赤字と現金の動きの違いがわかりやすくなります。

減価償却は便利な仕組みですが、いつまでも続くものではないため、将来の税負担も考える必要があります

建物の購入費を毎年少しずつ経費にする仕組み

減価償却とは、建物の購入費を毎年少しずつ経費にする仕組みです。マンションの建物は長く使うものなので、購入した年に全額を経費にするのではなく、一定期間に分けて経費にします。

たとえば、建物部分の価値を何年かに分けて経費として計上することで、不動産所得を下げる効果があります。これが節税につながることがあります。

減価償却費は、実際にその年に現金を支払っていなくても計上できる場合があります。そのため、帳簿上は赤字でも現金は残るケースがあります。

減価償却は、区分マンション投資の節税を考えるうえで中心となる仕組みです。

土地部分は減価償却できない

区分マンションを購入した場合、建物部分と土地部分に分けて考える必要があります。減価償却できるのは、基本的に建物部分です。

土地は時間がたっても使い続けられる資産と考えられるため、減価償却の対象になりません。そのため、購入価格の全額を減価償却できるわけではありません。

区分マンションでは、購入価格の中に建物部分と土地部分が含まれています。節税効果を考えるには、この内訳を確認する必要があります。

減価償却できるのは建物部分であり、土地部分は対象外であることを理解しておきましょう。

建物部分と設備部分で償却期間が変わる

区分マンションでは、建物部分と設備部分で償却期間が変わる場合があります。建物本体は長い期間で減価償却し、設備部分は比較的短い期間で減価償却することがあります。

設備には、給排水設備、電気設備、空調設備などが含まれる場合があります。設備部分の償却期間が短いと、初期に大きめの経費を計上できることがあります。

ただし、建物と設備をどのように分けるかは、資料や税務上の判断が必要です。自己判断で分けると間違える可能性があります。

建物部分と設備部分の扱いは節税効果に影響するため、必要に応じて税理士に確認することが安心です。

中古区分マンションは耐用年数の計算に注意する

中古区分マンションは、耐用年数の計算に注意が必要です。耐用年数とは、減価償却を何年に分けて行うかを決めるための年数です。

新築と中古では、減価償却の期間が変わる場合があります。中古物件では、築年数に応じて残りの耐用年数を計算する必要があります。

耐用年数が短いと、1年あたりの減価償却費が大きくなる場合があります。そのため、帳簿上の赤字が出やすくなることもあります。

中古区分マンションは減価償却による節税効果が出やすい場合がありますが、耐用年数の計算を正しく行うことが重要です。

減価償却で帳簿上の赤字が出ても現金が残る場合がある

減価償却費は、実際にその年に現金が出ていかない経費として計上できる場合があります。そのため、帳簿上は赤字でも、現金収支では黒字になることがあります。

たとえば、家賃収入からローン返済や管理費を引いた現金収支は黒字でも、減価償却費を入れると不動産所得が赤字になる場合があります。この赤字が損益通算につながることがあります。

ただし、減価償却は購入した建物の価値を少しずつ経費にしているだけです。永遠に使える仕組みではありません。

減価償却による帳簿上の赤字は節税に役立つ場合がありますが、現金収支と分けて考えることが大切です。

減価償却が終わると節税効果が小さくなる場合がある

減価償却は、決められた期間が終わると使えなくなります。減価償却費を計上できなくなると、不動産所得が増え、税負担が増える場合があります。

それまで帳簿上の赤字を作れていた物件でも、減価償却が終わると黒字になりやすくなることがあります。黒字になれば所得税や住民税が増える可能性があります。

減価償却が終わった後も、ローン返済や管理費、修繕費は続きます。そのため、将来の税負担と現金収支を合わせて考えることが重要です。

区分マンション投資では、減価償却がある期間だけでなく、終わった後の収支も確認することが大切です。

区分マンション投資で節税できる経費の種類

この章では、区分マンション投資で経費にできる可能性がある主な費用を解説します。経費を正しく理解することで、不動産所得を適切に計算しやすくなります。

経費にできるものとできないものを分けて考え、記録を残すことが大切です。

管理費・修繕積立金

管理費は、マンションの共用部分を維持するために毎月支払う費用です。清掃、点検、管理会社への委託費などに使われます。

修繕積立金は、将来の大規模修繕に備えて積み立てるお金です。外壁、屋上、配管、エレベーターなどの修繕に使われます。

投資用物件に関する管理費や修繕積立金は、経費として扱える場合があります。ただし、修繕積立金の扱いは状況によって確認が必要です。

管理費と修繕積立金は、節税だけでなく毎月の手残りにも影響する重要な費用です。

固定資産税・都市計画税

固定資産税は、不動産を所有している人に毎年かかる税金です。地域によっては都市計画税もかかります。

投資用区分マンションに関する固定資産税や都市計画税は、不動産所得を計算するときの経費にできる場合があります。家賃収入を得るために必要な費用と考えられるためです。

固定資産税は毎月の支払いではないため、収支計算で見落としやすいです。しかし、年間では大きな支出になることがあります。

固定資産税と都市計画税は、経費として計上できる可能性がある一方で、現金支出として必ず見込むべき費用です。

火災保険料・地震保険料

投資用区分マンションでは、火災保険料や地震保険料も経費にできる場合があります。火災や水漏れ、風災、地震などに備えるための費用です。

保険は、万一の事故や災害から物件を守る役割があります。特に賃貸物件では、水漏れや設備トラブルなどへの備えも大切です。

保険料は節税のためだけでなく、リスクを減らすために必要な費用です。補償内容を削りすぎると、事故が起きたときに困る場合があります。

火災保険料や地震保険料は、経費としての面とリスク対策としての面を両方考えることが大切です。

ローン金利

区分マンション投資でローンを使う場合、ローン金利は経費にできる場合があります。ローン返済のうち、利息部分が経費の対象になることが一般的です。

一方で、ローン元本の返済は経費にはなりません。元本返済は借りたお金を返しているだけなので、所得を減らす経費とは別に考えます。

ローン返済額のすべてを経費と考えてしまうと、収支や税金の見方を間違えます。返済予定表で元本と利息を分けて確認しましょう。

ローン返済は元本と金利を分け、経費にできるのは主に金利部分だと理解することが重要です。

賃貸管理会社への管理手数料

賃貸管理会社へ支払う管理手数料も、経費にできる場合があります。管理会社は、家賃回収、入居者対応、修繕手配、退去対応などを行います。

会社員など本業が忙しい人にとって、管理会社に任せることで手間を減らせます。ただし、手数料がかかるため毎月の手残りは減ります。

管理手数料が安くても、対応が遅かったり入居者募集が弱かったりすると、空室が長引く可能性があります。費用とサービス内容を比較しましょう。

賃貸管理手数料は経費になる場合がありますが、投資収支を下げる固定費でもあるため、管理会社の質を確認することが大切です。

入居者募集の広告費や仲介手数料

入居者を募集するときにかかる広告費や仲介手数料も、経費にできる場合があります。退去後に新しい入居者を探すためには、賃貸仲介会社への費用が発生することがあります。

空室を早く埋めるには、広告や募集活動が必要です。広告費をかけることで早く入居者が決まれば、空室損を減らせる場合があります。

ただし、入退去が多い物件では、広告費や仲介手数料の負担が大きくなります。単身者向け物件では退去の回転が早いこともあります。

入居者募集費は経費にできる可能性がありますが、空室期間と合わせて収支に入れることが重要です。

修繕費・原状回復費・設備交換費

修繕費、原状回復費、設備交換費も経費にできる場合があります。入居者が退去した後の壁紙張り替え、床補修、ハウスクリーニングなどが該当します。

また、給湯器、エアコン、トイレ、キッチンなどの設備交換が必要になることもあります。これらは物件を貸し続けるために必要な支出です。

ただし、修繕の内容によっては、すぐに経費にできるものと、資産として計上して減価償却するものに分かれる場合があります。判断に迷う場合は税理士に確認しましょう。

修繕費や設備交換費は節税につながる場合がありますが、現金支出でもあるため資金準備が必要です。

税理士報酬や確定申告ソフトの費用

区分マンション投資の確定申告に関係する税理士報酬や確定申告ソフトの費用も、経費にできる場合があります。不動産所得の計算や申告に必要な支出と考えられるためです。

税理士に依頼すると費用はかかりますが、経費の判断や減価償却の計算を相談できます。申告ミスを減らせる点もメリットです。

確定申告ソフトを使えば、自分で収入や経費を整理しやすくなります。弥生会計、freee会計、マネーフォワード クラウド確定申告などを使う人もいます。

税理士報酬や申告ソフトの費用は、正しい申告と経費管理のための支出として考えることができます。

区分マンション投資で節税するメリット

この章では、区分マンション投資で節税するメリットを解説します。税負担を減らせる可能性や、経費管理を通じて収支を見やすくできる点がメリットです。

節税メリットは魅力ですが、投資として利益が出るかを同時に確認することが重要です。

所得税や住民税の負担を減らせる場合がある

区分マンション投資で不動産所得が赤字になり、給与所得と損益通算できる場合、所得税や住民税の負担を減らせる可能性があります。課税対象となる所得が下がるためです。

会社員の場合、給与から税金が引かれています。確定申告で不動産所得の赤字を反映すると、払いすぎた税金が戻る場合があります。

ただし、税金が減るかどうかは、所得、経費、赤字の内容によって変わります。誰でも同じように節税できるわけではありません。

所得税や住民税が減る可能性はありますが、自分の年収や物件条件で具体的に試算することが大切です。

給与所得が高い人ほど節税効果を感じやすい場合がある

給与所得が高い人ほど、区分マンション投資の節税効果を感じやすい場合があります。所得が高い人は、所得税率が高くなることがあるため、所得を下げる効果が大きくなりやすいからです。

不動産所得の赤字を給与所得と通算できる場合、課税所得が下がり、税負担が減る可能性があります。年収が高い会社員が節税目的で不動産投資を検討することがあるのはこのためです。

ただし、給与所得が高いからといって、どの物件でも良いわけではありません。毎月の赤字や売却損が大きければ、税金が減っても損になります。

給与所得が高い人ほど節税効果を感じる可能性はありますが、物件の収益性を無視してはいけません

減価償却を使って帳簿上の赤字を作れる場合がある

区分マンション投資では、減価償却を使って帳簿上の赤字を作れる場合があります。減価償却費は、その年に現金が出ていかない経費として計上できる場合があるためです。

現金収支は黒字でも、減価償却費を入れることで不動産所得が赤字になることがあります。この赤字が損益通算につながる場合があります。

ただし、減価償却はいつまでも使えるわけではありません。償却期間が終わると、節税効果が小さくなることがあります。

減価償却による節税は一時的な効果であり、終わった後の税負担まで考えることが大切です。

経費を正しく使うことで手残りを管理しやすくなる

区分マンション投資では、経費を正しく使うことで手残りを管理しやすくなります。どの費用が経費になり、どの費用が現金支出なのかを整理すると、投資の実態が見えやすくなります。

管理費、修繕費、固定資産税、保険料、ローン金利などを記録しておけば、毎年の収支を確認できます。黒字か赤字かを感覚ではなく数字で判断できます。

経費を整理していないと、税金を多く払ったり、逆に経費にできないものを入れて問題になったりする可能性があります。日頃の記録が大切です。

経費管理は節税だけでなく、投資を続けるべきか判断するためにも重要です。

節税と家賃収入を組み合わせて資産形成を考えられる

区分マンション投資では、節税と家賃収入を組み合わせて資産形成を考えられます。家賃収入を得ながらローンを返済し、長期的に資産を作ることを目指せます。

節税効果がある期間は、税負担を抑えながら運用できる場合があります。ローン完済後は、家賃収入が手残りとして増えやすくなる可能性もあります。

ただし、空室、家賃下落、修繕費、売却損があると、資産形成どころか家計の負担になることがあります。長期の収支計画が必要です。

節税と家賃収入を組み合わせるには、税金だけでなく長期の収益性を確認することが大切です。

弥生会計・freee会計・マネーフォワード クラウド確定申告などで経費管理しやすい

区分マンション投資の経費管理には、弥生会計、freee会計、マネーフォワード クラウド確定申告などの会計ソフトを使う方法があります。収入や支出を入力しやすく、確定申告の準備をしやすくなります。

家賃収入、管理費、修繕費、保険料、税金などを日頃から記録しておけば、申告時に慌てにくくなります。銀行口座やクレジットカードと連携できるサービスもあります。

ただし、ソフトを使えばすべて自動で正しくなるわけではありません。経費にできるかどうかの判断は自分で確認する必要があります。

会計ソフトは経費管理を助ける道具であり、正しい判断が必要な部分は税理士などに相談することが安心です。

区分マンション投資で節税するときのデメリットと注意点

この章では、区分マンション投資で節税するときのデメリットと注意点を解説します。節税はメリットだけでなく、赤字や売却時の税金、経費の誤計上などに注意が必要です。

節税効果だけを見て物件を買うと、投資全体で損をする可能性があります

節税できても毎月赤字なら資金が減る

区分マンション投資で節税できても、毎月赤字なら手元資金は減ります。税金が安くなっても、ローン返済や管理費、修繕積立金で毎月現金が出ていく場合があります。

たとえば、税金が年間10万円減っても、毎月2万円の赤字なら年間24万円の支出です。この場合、差し引きで手元資金は減ります。

節税効果があるから大丈夫と考えると、家計が苦しくなる可能性があります。空室や修繕費が重なると、さらに負担は増えます。

節税額より毎月の赤字額が大きい物件は、長期的に家計を圧迫する可能性があるため注意しましょう。

赤字目的で物件を買うと失敗しやすい

赤字目的で区分マンションを買うと失敗しやすいです。不動産投資の本来の目的は、家賃収入や売却益で資産形成を目指すことです。赤字を作ること自体が目的になると、物件選びを間違えやすくなります。

営業担当者から「赤字にすれば節税できます」と言われることがあります。しかし、その赤字が現金支出によるものなら、手元のお金は減っていきます。

赤字でも良い投資になるのは、減価償却などで帳簿上の赤字が出て、現金収支や売却を含めた全体で成り立つ場合です。

節税のために赤字を作るのではなく、利益が出る投資の中で税金を適切に抑えることが大切です。

減価償却が終わると税負担が増える場合がある

減価償却が終わると、税負担が増える場合があります。減価償却費を経費にできていた期間は、不動産所得を下げられますが、償却期間が終わるとその経費がなくなります。

減価償却費がなくなると、不動産所得が黒字になりやすくなります。黒字が増えれば、所得税や住民税の負担が増える可能性があります。

ローン返済や管理費、修繕費は続くため、税金だけが増えるように感じる場合もあります。購入前に、減価償却が終わった後の収支も確認しましょう。

減価償却による節税効果は期間限定であり、終わった後の税負担まで見込むことが重要です。

売却時に譲渡所得税がかかる場合がある

区分マンションを売却して利益が出ると、譲渡所得税がかかる場合があります。譲渡所得は、売却価格から購入費用や売却費用などを引いて計算します。

節税しながら保有していても、売却時に利益が出れば税金が発生する可能性があります。保有期間によって税率が変わる場合もあります。

また、減価償却を行うと、税務上の取得費が下がるため、売却時の譲渡所得が増える場合があります。売却時の税金まで考える必要があります。

区分マンション投資では、保有中の節税だけでなく売却時の税金も含めて全体の利益を見ることが大切です。

ローン元本の返済は経費にできない

区分マンション投資でよくある誤解が、ローン返済をすべて経費にできると思ってしまうことです。ローン返済には元本と利息があります。

経費にできるのは、基本的に利息部分です。元本返済は借りたお金を返しているだけなので、経費にはなりません。

毎月の返済額は現金支出ですが、税務上は全額が経費にならないため、現金収支と税務上の所得にズレが出ます。このズレを理解しないと、資金繰りを間違えます。

ローン元本は経費にできないため、返済額と税金計算を分けて考えることが重要です。

プライベート費用を経費にすると税務調査で問題になる

区分マンション投資では、プライベート費用を経費にすると税務調査で問題になる可能性があります。経費にできるのは、家賃収入を得るために必要な費用です。

たとえば、私的な飲食代や旅行代、投資と関係のない買い物を経費にすることはできません。関係のない費用を入れると、否認される可能性があります。

経費にする場合は、何のために使った費用なのか説明できるようにしておくことが大切です。領収書や明細も保管しましょう。

節税を意識しすぎて無理な経費計上をすると、後で大きな問題になる可能性があるため注意しましょう。

節税効果だけを営業トークで強調する会社に注意する

区分マンション投資の営業では、「節税になります」と強く説明されることがあります。確かに節税効果が出る場合もありますが、それだけで良い投資とは言えません。

節税効果ばかりを強調し、空室、家賃下落、修繕費、売却価格の下落を十分に説明しない会社には注意が必要です。投資全体のリスクを確認しましょう。

特に新築区分マンションでは、価格が高く、毎月の収支が赤字になる場合があります。節税で補えるかどうかは、具体的な試算が必要です。

節税だけを前面に出す営業トークではなく、収支全体とリスクを説明してくれる会社を選ぶことが大切です。

区分マンション投資で節税に失敗しやすいケース

この章では、区分マンション投資で節税に失敗しやすいケースを解説します。節税目的だけで購入したり、利回りや費用の確認を怠ったりすると、投資全体で損をする可能性があります。

失敗パターンを知っておくことで、危ない物件や甘い説明に気づきやすくなります

節税目的だけで新築区分マンションを買ってしまう

節税目的だけで新築区分マンションを買うと失敗しやすいです。新築は建物や設備が新しく安心感がありますが、購入価格が高くなりやすいです。

購入価格が高いと、ローン返済が重くなり、毎月の手残りが少なくなります。節税効果があっても、毎月赤字が続けば手元資金は減ります。

さらに、購入後は中古扱いとなり、売却価格が下がる場合があります。売却時にローン残債より安くなるリスクもあります。

新築区分マンションは、節税目的だけでなく、価格、家賃、売却価格まで確認して判断することが重要です。

表面利回りだけを見て実質利回りを確認しない

表面利回りだけを見て実質利回りを確認しないことも、節税に失敗しやすい原因です。表面利回りは、年間家賃収入を物件価格で割った数字です。

この数字には、管理費、修繕積立金、固定資産税、保険料、空室、修繕費などが入っていないことが多いです。そのため、実際の利益より良く見えます。

節税効果があるように見えても、費用を入れると毎月大きな赤字になる場合があります。投資として成り立つかを確認する必要があります。

節税を考える前に、表面利回りではなく実質利回りと現金収支を確認することが大切です。

空室や家賃下落を考えずに収支を組んでしまう

空室や家賃下落を考えずに収支を組むと、節税計画は崩れやすくなります。満室で家賃が下がらない前提なら、収支は良く見えることがあります。

しかし、実際には退去や空室が起こります。築年数が進むと、家賃を下げないと入居者が決まらない場合もあります。

空室中でもローン返済、管理費、修繕積立金、固定資産税は発生します。家賃が入らない期間の資金負担を考える必要があります。

節税目的でも、空室や家賃下落を入れた現実的な収支計画を作ることが重要です。

管理費・修繕積立金・固定資産税を見落とす

管理費、修繕積立金、固定資産税を見落とすと、実際より利益が多く見えてしまいます。これらは区分マンション投資で必ず発生しやすい費用です。

管理費と修繕積立金は毎月支払います。固定資産税は毎年支払います。空室でもこれらの支払いは続きます。

経費として計上できる場合があっても、現金が出ていく支出であることに変わりはありません。節税効果だけでなく資金繰りに影響します。

節税計算では、経費になるかだけでなく、実際に支払う固定費として収支に入れることが大切です。

減価償却が終わった後の税負担を考えない

減価償却が終わった後の税負担を考えないと、後から収支が悪化したように感じる場合があります。減価償却費を計上できる間は、不動産所得を下げやすいです。

しかし、償却期間が終わると、その経費がなくなります。その結果、不動産所得が増え、所得税や住民税が増える可能性があります。

ローン返済や管理費、修繕費は続くため、税金だけ増えるように見えることがあります。長期保有では特に注意が必要です。

減価償却が終わった後の収支と税負担を購入前から確認しておくことが重要です。

売却価格がローン残債を下回る可能性を考えない

売却価格がローン残債を下回る可能性を考えないと、出口で失敗することがあります。ローン残債とは、まだ返済していない借入金の残りです。

売却価格がローン残債より低い場合、売却するために自己資金が必要になることがあります。保有中に節税できても、売却時の損が大きければ全体ではマイナスです。

特に高く買った新築区分マンションや、売却しにくい立地の物件では注意が必要です。購入前に将来の売却価格を想定しましょう。

節税だけでなく、売却時にローンを返しきれるかまで確認することが大切です。

RENOSY・楽待・健美家などで相場比較をせずに契約してしまう

RENOSY、楽待、健美家などで相場比較をせずに契約してしまうと、割高な物件を買うリスクがあります。営業担当者から提案された物件だけを見ると、相場感がわかりにくいです。

同じエリア、同じ築年数、同じ広さ、同じ間取りの物件を複数比較することで、価格や利回りが妥当か判断しやすくなります。家賃相場もSUUMO、HOME’S、at homeなどで確認しましょう。

節税効果があるように見えても、相場より高く買うと売却時に損が出やすくなります。価格の妥当性は必ず確認すべきです。

契約前には複数サービスで相場比較を行い、節税より先に物件価格が適正かを確認することが重要です。

区分マンション投資で節税を考える前に確認したい収支計画

この章では、節税を考える前に確認したい収支計画を解説します。税金が減るかどうかだけでなく、毎月の手残り、空室、家賃下落、金利上昇、売却まで見ることが大切です。

節税は収支計画の一部であり、投資全体が成り立つかを先に確認する必要があります

家賃収入から全費用を引いた毎月の手残りを確認する

区分マンション投資で節税を考える前に、家賃収入から全費用を引いた毎月の手残りを確認しましょう。家賃からローン返済、管理費、修繕積立金、管理手数料などを引きます。

さらに、固定資産税、保険料、修繕費、空室損も年単位で入れる必要があります。月単位だけで見ると、実際より良く見えることがあります。

節税効果があっても、毎月の手残りが大きく赤字なら資金は減ります。まずは現金収支が無理なく続けられるかを確認しましょう。

節税より先に、すべての費用を引いた後に毎月いくら残るかを見ることが重要です。

所得税・住民税がどれくらい変わるか試算する

節税を考えるなら、所得税や住民税がどれくらい変わるかを試算しましょう。不動産所得の赤字が給与所得と通算できる場合、税負担が減る可能性があります。

ただし、減る税金の額は年収、所得税率、物件の経費、赤字額によって変わります。営業資料の例が自分にも当てはまるとは限りません。

税金が減る金額と、毎月の赤字や将来の売却損を比べることが大切です。税金だけ減っても、手元資金が減るなら注意が必要です。

節税額は必ず自分の所得と物件条件で試算し、現金収支と合わせて判断することが大切です。

空室が数か月続いた場合の赤字額を確認する

区分マンション投資では、空室が数か月続いた場合の赤字額を確認しましょう。区分マンションは1室だけの投資なので、空室になると家賃収入はゼロになります。

空室中でも、ローン返済、管理費、修繕積立金、固定資産税は支払い続けます。管理会社への費用や入居者募集費がかかる場合もあります。

節税効果があっても、空室中の現金支出には対応しなければなりません。生活費とは別に余裕資金を残すことが必要です。

空室が3か月から6か月続いても返済できるかを確認することが、節税よりも先に大切です。

家賃が下がった場合の収支を確認する

区分マンション投資では、家賃が下がった場合の収支も確認しましょう。購入時の家賃がずっと続くとは限りません。築年数が進めば、家賃を下げる必要が出ることがあります。

家賃が月1万円下がると、年間では12万円の収入減です。毎月の手残りが小さい物件では、家賃下落だけで赤字になる場合があります。

家賃が5%下がった場合、10%下がった場合の収支を試算しましょう。悪いケースでも運用できるかを見ることが大切です。

節税計画は家賃が下がっても成り立つかを確認して初めて現実的になります

金利が上がった場合の返済額を確認する

ローンを使って区分マンション投資をする場合、金利が上がった場合の返済額を確認しましょう。変動金利を選ぶと、将来返済額が増える可能性があります。

返済額が増えると、毎月の手残りは減ります。節税効果があっても、金利上昇による赤字が大きければ家計の負担になります。

金利が1%上がった場合、2%上がった場合の返済額を試算しましょう。家賃下落や空室と同時に起きる可能性も考えると安心です。

ローンを使う場合は、節税額より金利上昇後も返済できるかを確認することが重要です。

減価償却が終わった後の収支を確認する

区分マンション投資では、減価償却が終わった後の収支も確認しましょう。減価償却費がある間は、不動産所得を下げやすくなります。

しかし、償却期間が終わると、その経費がなくなります。その結果、税金が増える可能性があります。現金収支は大きく変わらなくても、税負担だけ増えることがあります。

購入時には、減価償却が終わる年と、その後の不動産所得を試算しましょう。長期保有では特に重要です。

減価償却がある期間だけでなく、終わった後の税金と手残りまで確認することが大切です。

売却時の価格とローン残債を確認する

区分マンション投資では、売却時の価格とローン残債を確認しましょう。保有中に節税できても、売却時に損が出ると投資全体では失敗になることがあります。

ローン残債より高く売れれば手残りが出る可能性があります。反対に、売却価格がローン残債を下回ると、自己資金で差額を払う必要が出る場合があります。

売却時には、仲介手数料や税金もかかります。将来いくらで売れそうか、売却費用を引いた後にいくら残るかを確認しましょう。

節税を考える場合でも、最終的な利益は売却時まで含めて判断することが重要です。

区分マンション投資で節税についてよくある疑問

この章では、区分マンション投資の節税についてよくある疑問に答えます。会社員でも節税できるのか、赤字は必ず損益通算できるのか、確定申告は自分でできるのかを整理します。

疑問を残したまま物件を買わず、仕組みを理解してから判断することが大切です。

会社員でも区分マンション投資で節税できる?

会社員でも、区分マンション投資で節税できる場合があります。不動産所得が赤字になり、その赤字を給与所得と損益通算できる場合、所得税や住民税が減る可能性があります。

ただし、誰でも必ず節税できるわけではありません。年収、物件の収支、経費、減価償却、ローン内容によって結果は変わります。

会社員は給与から税金が引かれているため、確定申告で不動産所得を申告する必要があります。正しく申告しないと節税効果は反映されません。

会社員でも節税できる可能性はありますが、自分の所得と物件条件で具体的に試算することが大切です。

区分マンション投資の赤字は必ず損益通算できる?

区分マンション投資の赤字は、必ず損益通算できるわけではありません。不動産所得の赤字は給与所得と通算できる場合がありますが、制限がある項目もあります。

特に、土地取得に関係する借入金利息などは、損益通算に制限がかかる場合があります。そのため、赤字のすべてが節税につながるとは限りません。

物件ごとの建物部分と土地部分、ローン金利の内訳などを確認する必要があります。自分で判断が難しい場合は税理士に相談しましょう。

不動産所得の赤字は節税につながる場合がありますが、必ず全額通算できるとは考えないことが重要です。

減価償却は新築と中古でどう違う?

減価償却は、新築と中古で償却期間が変わる場合があります。新築は法定耐用年数をもとに長い期間で償却することが多いです。

中古物件は、築年数に応じて残りの耐用年数を計算する必要があります。耐用年数が短くなると、1年あたりの減価償却費が大きくなる場合があります。

そのため、中古物件は短い期間で大きめの減価償却費を計上できる場合があります。ただし、物件条件によって違います。

新築と中古では減価償却の期間や節税効果が変わるため、購入前に具体的な計算を確認することが大切です。

管理費や修繕積立金は経費にできる?

管理費や修繕積立金は、投資用物件に関する支出として経費にできる場合があります。管理費は共用部分の清掃や点検などに使われる費用です。

修繕積立金は将来の大規模修繕に備えるお金です。税務上の扱いは状況によって確認が必要な場合があります。

経費にできる場合でも、管理費や修繕積立金は現金支出です。節税効果があっても、毎月の手残りは減ります。

管理費や修繕積立金は経費にできる可能性がありますが、収支に与える影響も必ず確認することが重要です。

ローン返済はすべて経費にできる?

ローン返済はすべて経費にできるわけではありません。ローン返済には元本部分と利息部分があります。

経費にできるのは、基本的に利息部分です。元本部分は借りたお金を返しているだけなので、経費にはなりません。

毎月の返済額全体を経費として考えると、税金計算を間違えます。返済予定表で元本と利息を分けて確認しましょう。

ローン返済は現金支出ですが、税務上の経費になるのは主に利息部分であることを理解しておきましょう。

節税目的のワンルームマンション投資は危ない?

節税目的のワンルームマンション投資は、物件選びを間違えると危ない場合があります。特に新築ワンルームは価格が高く、毎月の手残りが少ない、または赤字になることがあります。

節税効果だけを見て買うと、空室、家賃下落、修繕費、売却損で投資全体がマイナスになる可能性があります。営業トークだけで判断するのは危険です。

ワンルーム投資を検討するなら、駅距離、家賃相場、実質利回り、ローン返済、売却価格を確認しましょう。節税より収支が大切です。

節税目的のワンルームマンション投資は、収益性と出口戦略を確認しないと失敗しやすいため注意が必要です。

確定申告は自分でできる?税理士に頼むべき?

区分マンション投資の確定申告は、自分でできる場合もあります。家賃収入や経費が少なく、内容がシンプルであれば、会計ソフトを使って申告できる人もいます。

ただし、減価償却、建物と土地の内訳、ローン金利、修繕費の扱いなど、判断が難しい部分もあります。間違えると税金を多く払ったり、税務調査で問題になったりする可能性があります。

初めて申告する人や複数物件を持つ人、節税効果を正しく確認したい人は、税理士に相談すると安心です。費用はかかりますが、申告ミスを減らせます。

確定申告は自分でもできますが、不安がある場合は税理士に相談して正しく申告することが大切です。

まとめ

区分マンション投資で節税できる仕組みは、家賃収入から必要経費を引いて不動産所得を計算し、赤字が出た場合に給与所得と損益通算できる場合があることです。減価償却費、ローン金利、管理費、修繕積立金、固定資産税、保険料などが節税に関係します。

特に減価償却は、建物の購入費を毎年少しずつ経費にする仕組みであり、帳簿上の赤字を作れる場合があります。ただし、土地部分は減価償却できず、償却期間が終わると節税効果が小さくなる場合があります。

区分マンション投資の節税には、所得税や住民税を減らせる可能性、給与所得が高い人ほど効果を感じやすい可能性、経費管理を通じて収支を把握しやすくなるメリットがあります。一方で、節税できても毎月赤字なら手元資金は減るため注意が必要です。

節税目的だけで新築区分マンションを買う、表面利回りだけを見る、空室や家賃下落を考えない、減価償却終了後の税負担を見ない、売却時のローン残債を考えないといったケースは失敗しやすいです。購入前には、家賃収入から全費用を引いた毎月の手残り、税金の変化、空室時の赤字、家賃下落、金利上昇、売却価格まで確認しましょう。

結論として、区分マンション投資の節税は正しく使えば役立つ場合がありますが、それだけを目的にすると危険です。節税は投資判断の一部にすぎず、最終的には家賃収入、費用、ローン、売却まで含めて手元にお金が残るかを判断することが最も重要です。

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