マンション投資をする上でどのエリアで始めるかはとても重要です。これからマンション投資を始めようとしている人の中には、大阪を候補として挙げている人もいるでしょう。
本記事では、マンション投資で大阪がおすすめと言われている理由について、大阪の特徴やエリアについて触れつつ解説します。
マンション投資をする地域を悩んでいる人や、実際に大阪で物件を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
大阪のマンション投資がオススメされる理由
マンション経営をする際に、大阪がおすすめであると言われますが、なぜなのか詳しくわからないという人も多いはずです。まずは、大阪の特徴について触れつつ、なぜ大阪でマンション経営がおすすめなのか解説します。
大阪でマンション投資がおすすめの理由
- 再開発が活発なので不動産投資の将来性に期待できる
- 大阪の商業地(梅田周辺含む)の地価上昇率が高く利益を出しやすい
- 人口1300万人都市で賃貸需要があるので入居率が安定している
- 大阪中心部のワンルームマンションに住みたいニーズが高く収益を上げやすい
- 梅田~数駅区間に一流企業が多く賃貸物件のニーズがある
- 今後地価や不動産価値が大幅に値下がりして損失を被る可能性が低い
再開発が活発なので不動産投資の将来性に期待できる
大阪は現在、再開発が進んで交通網や商業施設が発展してきているため、不動産投資の将来性に期待できます。将来性に期待できる理由としては、再開発によって利便性が良くなり、今後マンションの需要が高くなると予想されるからです。
不動産投資は、人が住まない地域で始めてもマンションの需要がないため、いかに住みやすい地域で始められるかが重要です。以上の点を考慮すると、大阪は人気エリアが多いため、不動産投資を始めるのにおすすめです。
ただし、マンション一棟買いやワンルームマンション購入の場合は金額も大きいため、人気エリアであっても慎重に選びましょう。
大阪の商業地(梅田周辺含む)の地価上昇率が高く利益を出しやすい
大阪は、梅田周辺を含めた商業地の地価上昇率が高い傾向にあり、将来的に不動産の価値の上昇が期待でき、利益を出しやすいです。下記に平成28年から令和5年までの、大阪府の平均変動率をまとめましたので、合わせてご覧ください。
平均変動率 | |
---|---|
平成28年 | 4.7% |
平成29年 | 5.0% |
平成30年 | 5.7% |
令和元年 | 8.7% |
令和2年 | 1.8% |
令和3年 | △0.9% |
令和4年 | 1.6% |
令和5年 | 4.3% |
参照:大阪府「令和5年大阪府基準地価格調査(地価調査)の結果について」
令和3年には平均変動率が下がったものの、令和4年からは再び上昇しています。また、市区町村別に見ると、大阪市西区や大阪市福島区の上昇率が高かったという結果が出ています。
人口300万人都市で賃貸需要があるので入居率が安定している
大阪は賃貸需要が高いため入居率が安定しています。入居率が安定すると、不動産投資の収益も安定するため、物件を選ぶ際は賃貸需要の高いエリアを重点的に見ると良いでしょう。
ただし、大阪府の人口は減少気味のため、本当に安定して入居率を保てるのか、疑問に感じる人もいるでしょう。人口の点については、地域によって増えている街もあります。例えば、大阪市をみてみると令和3年を除けば、人口は少しずつ増えています。
以下は令和元年から令和4年までの大阪市の人口についてまとめた表です。
人口 | 増減数 | 増減率 | |
---|---|---|---|
令和元年 | 2,741,336 | 15,481 | 0.6% |
令和2年 | 2,752,412 | 11,076 | 0.4% |
令和3年 | 2,750,835 | △1,577 | △0.1% |
令和4年 | 2,756,807 | 5,972 | 0.2% |
参照:大阪市計画調整局「大阪市の推計人口年報(令和4年)」
人口が増えている地域については、今後も入居率が上がることが期待できます。
もし、収益物件を関西、とくに大阪で探す際は、人口の増減についても見てみましょう。
大阪中心部のワンルームマンションに住みたいニーズが高く収益を上げやすい
大阪中心部は、ワンルームマンションで収益を上げやすい傾向にあります。なぜなら、学生や新社会人などの若い世代が多く、ワンルームマンションが人気だからです。
そのため、大阪中心部で不動産投資を始めるのであれば、マンションを一棟買いするよりもワンルームマンションがおすすめです。また、大阪中心部は人も集まりやすく、入居者希望も多くなることが期待できます。
マンション投資で収益を出す際は入居者希望が多いほど安定しやすいため、物件を選ぶ際は大阪中心部で探すのも1つの手です。
梅田~数駅区間に一流企業が多く賃貸物件のニーズがある
梅田から数駅の区間内には、全国に事業所を持つような一流企業が多いことから、賃貸物件のニーズがあります。理由としては、転勤で大阪に転入する人も多いからです。そのため、一人暮らしに向いているワンルームマンションが人気傾向にあります。
特に、オフィス街に近いほど通勤に便利だったり、食事ができるお店が多かったりと中心部になるほど物件の人気が高い傾向にあります。
以上の点も考慮して、ワンルームマンションでの不動産投資を考えている場合は、梅田から数駅区間も視野に入れて検討してみましょう。
今後地価や不動産価値が大幅に値下がりして損失を被る可能性が低い
大阪は、ここ数年のデータを見ても地価が安定しており、大幅に地価が下がる可能性は低いです。以下は、ここ数年の大阪の住宅地と商業地、工業地の平均変動率です。
住宅地 | 商業地 | 工業地 | |
---|---|---|---|
平成28年 | 0% | 4.7% | 0.1% |
平成29年 | 0% | 5.0% | 0.4% |
平成30年 | 0.2% | 5.7% | 0.8% |
令和元年 | 0.4% | 8.7% | 1.6% |
令和2年 | △0.3% | 1.8% | 0.3% |
令和3年 | △0.2% | △0.9% | 0.6% |
令和4年 | 0.4% | 1.6% | 2.1% |
令和5年 | 1.3% | 4.3% | 3.2% |
参照:大阪府「令和5年大阪府基準地価格調査(地価調査)の結果について」
住宅地と商業地については減少した時期もありますが、そのほかは大幅な減少もありません。全体的に見ても、変動率の幅が小さく、安定した不動産投資が期待できます。
大阪の主要エリアのマンションの家賃相場や特徴
大阪は国内の中でも人口が多い地域であり、賃貸物件の需要は高い傾向にあります。
そのため、大阪で賃貸マンションの不動産投資をする際は、人気エリアも多く比較的始めやすいです。
ですが、大阪といっても範囲が広いため、どのエリアで不動産投資を始めるか悩む人もいるはずです。以下で8つの主要エリアの特徴について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
大阪の主要エリア
- 新大阪エリア
- 梅田・大阪駅エリア
- 京橋エリア
- 淀屋橋・中之島エリア
- 本町・心斎橋エリア
- 難波エリア
- 天王寺エリア
- 咲洲コスモスクエアエリア
新大阪エリアの家賃相場と特徴
新大阪エリアは交通のアクセスもよく、国内外の主要都市に移動しやすいのが特徴です。
また、新大阪エリアは比較的家賃が安いです。以下に新大阪駅周辺の家賃相場について表でまとめましたのでご覧ください。
新大阪駅の家賃相場 | |
---|---|
ワンルーム | 4.95万円 |
1K | 6.08万円 |
1DK | 6.66万円 |
1LDK | 9.37万円 |
2K | 10.08万円 |
2DK | 7.19万円 |
2LDK | 11.73万円 |
3LDK | 13.89万円 |
比較的家賃が安いのは、列車の音や人が混雑している音などが原因とされています。アクセスの良いエリアではありますが、マイナス面もありますので住んだり家賃設定をしたりする際は注意が必要です。
しかし、新大阪エリアは大手企業が多く、今後も関西に進出する際に大阪を拠点として活動する企業が増えることも考えられるでしょう。大阪の物件で賃貸の安い地域を探している、人が集まりそうなエリアを探しているのであれば、新大阪エリアで探すのも1つの手です。
梅田・大阪駅エリアの家賃相場と特徴
梅田・大阪駅エリアの家賃相場は、他の主要エリアよりも高い傾向にあります。以下の表に梅田・大阪駅エリアの家賃相場をまとめましたので、ご覧ください。
梅田駅の家賃相場 | 大阪駅の家賃相場 | |
---|---|---|
ワンルーム | 7.56万円 | 8.55万円 |
1K | 6.99万円 | 7.45万円 |
1DK | 9.53万円 | 8.61万円 |
1LDK | 16.30万円 | 16.58万円 |
2LDK | 27.36万円 | – |
3LDK | 27.80万円 | 33.17万円 |
参照:LIFULL HOME’S「大阪梅田駅の家賃相場情報」「大阪駅の家賃相場情報」
梅田・大阪駅エリアについては、全国に事業所があるような大手企業が多いため、転勤で大阪に移動してくる人が多いです。また、JRや地下鉄などいくつかの路線が通るため、アクセス面をみても充実しています。
そのため、梅田・大阪エリアには多くの人が訪れます。企業勤めのサラリーマンも多いですし、大阪の人気エリアで賃貸マンションを探すのであれば、梅田・大阪駅を検討してみましょう。
京橋エリアの家賃相場と特徴
まず、京橋駅周辺の家賃相場を確認してみましょう。京橋駅の家賃相場については、他のエリアと比較すると家賃が低い傾向にあります。下記の表にそれぞれの家賃相場をまとめましたので、ぜひ確認してみてください。
京橋駅の家賃相場 | |
---|---|
ワンルーム | 5.15万円 |
1K | 6.10万円 |
1DK | 6.45万円 |
1LDK | 9.56万円 |
2DK | 6.97万円 |
2LDK | 13.64万円 |
参照:LIFULL HOME’S「京橋駅の家賃相場情報」
京橋エリアは、梅田・大阪駅エリアと比較すると規模は小さいと思う人もいるかもしれません。しかし、オフィスビルや飲食店などがあり、多くのビジネスマンが利用しているエリアです。
京橋駅の周辺には生活に欠かせない施設が揃っているため、比較的生活しやすい環境が整っています。大阪市の中で収益不動産を探すのであれば、京橋エリアで探すのも1つの手です。
淀屋橋・中之島エリアの家賃相場と特徴
淀屋橋・中之島エリアの家賃相場は、淀屋橋の方が中之島エリアより家賃が高い傾向にあります。以下の表にそれぞれの家賃相場をまとめましたので、ぜひご覧ください。
淀屋橋駅の家賃相場 | 中之島駅の家賃相場 | |
---|---|---|
ワンルーム | 7.40万円 | 7.21万円 |
1K | 7.54万円 | 6.61万円 |
1DK | 10.04万円 | 7.46万円 |
1LDK | 15.06万円 | 13.20万円 |
2K | 13.38万円 | 7.53万円 |
2DK | – | 7.57万円 |
2LDK | 26.27万円 | 20.90万円 |
3LDK | – | 19.25万円 |
参照:LIFULL HOME’S「淀屋橋駅の家賃相場情報」「中之島駅の家賃相場情報」
淀屋橋・中之島エリアは、オフィスビルや文化施設などが多いエリアです。オフィスビルについては、他のエリアでも大手企業が進出している場所もあります。
しかし、淀屋橋・中之島エリアについては他のエリアと比較すると、落ち着いたイメージがあり、イメージを重視するような大手企業が多いです。例えば、金融関係や情報通信関係の企業が淀屋橋・中之島エリアにはあります。
本町・心斎橋エリアの家賃相場と特徴
最初に本町・心斎橋エリアの家賃相場についてみていきましょう。本町・心斎橋エリアの家賃相場を確認すると、それぞれの間取りで大きな差がないことがわかります。以下の表にそれぞれの相場をまとめましたので、確認してみてください。
本町駅の家賃相場 | 心斎橋駅の家賃相場 | |
---|---|---|
ワンルーム | 7.98万円 | 8.72万円 |
1K | 7.38万円 | 7.34万円 |
1DK | 9.24万円 | 9.45万円 |
1LDK | 13.74万円 | 14.23万円 |
2K | 9.25万円 | – |
2LDK | 22.37万円 | 20.82万円 |
3LDK | 29.64万円 | 23.35万円 |
参照:LIFULL HOME’S「本町駅の家賃相場情報」「心斎橋駅の家賃相場情報」
本町・心斎橋エリアは、梅田や難波エリアの間に位置しています。他のエリア同様、ビジネス街であり大手企業が集まっているのも特徴です。
また、心斎橋の方に移動するとブランド店が多く、小売業の割合が高くなります。そのため、観光客をターゲットにした店も多いです。
難波エリアの家賃相場と特徴
難波エリアの家賃相場は、他のエリアと比較すると平均的です。梅田・大阪駅エリアや淀屋橋・中之島エリアと比較すると低いですが、新大阪エリアや京橋エリアと比較すると高いです。以下に難波エリアの家賃相場をまとめましたので、ぜひ確認してみてください。
難波駅の家賃相場 | |
---|---|
ワンルーム | 6.60万円 |
1K | 6.24万円 |
1DK | 8.16万円 |
1LDK | 11.91万円 |
2K | 8.04万円 |
2DK | 10.80万円 |
2LDK | 16.91万円 |
3LDK | 24.87万円 |
参照:LIFULL HOME’S「なんば駅の家賃相場情報」
難波エリアは、関西国際空港からのアクセスが非常に良く、利便性が高いエリアです。また、商業施設や道頓堀などに加えて宿泊施設や飲食店が多く、観光客が集まりやすいエリアです。
しかし、難波エリアを含めた浪速区では「治安がやばい」といった声もあるため、住むことを考えると不安に感じる人もいるはずです。例えば、繁華街に近いほど遅くまで賑わっている傾向にあるため、静かに暮らしたいという人には向きません。
現在はパトロールの強化や周辺環境の整備により、落ち着いた街並みの場所も多いです。
天王寺エリアの家賃相場と特徴
天王寺エリアの家賃相場は、他のエリアと比較すると若干家賃が低い傾向にあります。下記に家賃相場を表でまとめましたので、確認しておきましょう。
天王寺駅の家賃相場 | |
---|---|
ワンルーム | 5.32万円 |
1K | 5.84万円 |
1DK | 6.28万円 |
1LDK | 8.96万円 |
2DK | 6.31万円 |
2LDK | 11.73万円 |
3LDK | 16.86万円 |
参照:LIFULL HOME’S「天王寺駅の家賃相場情報」
天王寺エリアは、関西国際空港と直結しているので、アクセスが良いエリアの1つとして知られています。そのため、商業施設や飲食店などが多い傾向にあります。また、天王寺エリアには歴史的な建造物があり、他のエリアとは違う雰囲気のある地域です。
咲洲コスモスクエアエリアの家賃相場と特徴
咲洲コスモスクエアエリアの家賃相場については、3LDKしか確認できなかったものの、他のエリアと比較すると家賃相場は低いです。
コスモスクエア駅の家賃相場 | |
---|---|
3LDK | 15.69万円 |
参照:LIFULL HOME’S「コスモスクエア駅の家賃相場情報」
咲洲コスモスクエアエリアは、大阪の中心部からはやや離れた位置にあります。住宅地というよりは、研究開発をおこなっている企業やオフィスなどが並んでいるイメージの人もいるでしょう。
そのため、もし大阪で収益不動産を探しているのであれば、他のエリアを探すのがおすすめです。ただし、今後も発展していくことが期待されるエリアでもあるため、周辺エリアについては注目しておきましょう。
大阪の収益物件でマンション投資を始めるメリット
ここまでの解説を見て、本当にマンション経営を大阪でしても良いのか疑問に思っている人もいるでしょう。実際に大阪の収益物件でマンション投資を始めると、以下4つのメリットがあります。現段階で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
大阪の収益物件でマンション投資を始めるメリット
- リニア開通やなにわ筋線新路線開業で今後の地価が上昇する可能性が高い
- 大阪は利回りがよい収益不動産に投資できる可能性が高い
- 2025年の大阪万博でマンション需要の高まりに期待できる
- 制限なしで民泊事業ができるため空室リスクを回避しやすい
リニア開通やなにわ筋線新路線開業で今後の地価が上昇する可能性が高い
リニア開通やなにわ筋線新路線開業によって、将来的に地価が上昇することが予想されます。なぜなら、交通の利便性も向上し、街に人が来やすくなるため街としての需要も上がるからです。
不動産投資をする場合、将来性を考えた上で物件を選ぶ必要があります。その点を考慮すると、大阪でマンション経営をするのは良い戦略です。もちろん、これから発展する街ということを考えると、東京でアパートやマンション経営をするのも1つの手です。
しかし、次でも解説しますが、東京のマンションの価格や利回りを含めて、今後のことを考えると大阪がおすすめと言えます。
大阪は利回りがよい収益不動産に投資できる可能性が高い
マンション投資を大阪でおこなう場合、利回りがよい収益不動産に投資できる可能性が高いです。なぜなら、首都圏より関西圏の方が物件取得にかかる費用を抑えられるからです。
例えば、物件取得にかかった費用が1,500万円と1,200万円の物件で、年間の家賃収入が100万円の場合を想定しましょう。2つの利回りを求めると以下のとおりです。
利回り | |
---|---|
1,500万円の物件 | 6.67% |
1,200万円の物件 | 8.33% |
今回はあえて年間の家賃収入をあわせて比較しましたが、実際は取得費が高い物件ほど家賃収入が高くなる傾向にあります。上記の点を考慮しても、物件取得費の差が大きくなるほど、取得費の小さい方が利回りのよい物件に出会いやすいです。
2025年の大阪万博でマンション需要の高まりに期待できる
大阪では、2025年に日本国際博覧会が開催に向け、マンションの需要の高まりに期待できます。現在大阪では、万博に向け交通網や公共施設のインフラ設備が整い、街全体が活性化します。
万博メインで大阪に訪れる人も増えると予想されますが、インフラ設備が整うと交通や通信などが向上し生活が便利になるため、移住者が増えることも期待できるでしょう。
移住者が増えると、マンション等の住居を増やす必要もあるため、万博の開催に伴いマンション需要が高まる可能性も考えられます。
制限なしで民泊事業ができるため空室リスクを回避しやすい
マンション経営を大阪でする場合、宿泊日数に関する制限なしで民泊事業もできるため空室リスクを下げやすいです。賃貸の空室が出たとしても民泊として貸し出すことで、利益を確保できる可能性があります。
ただし、民泊ができる物件なのか、部屋の構造上民泊事業ができるのかなど、確認すべき点がいくつかあります。もし、民泊事業ができる物件なのであれば、リスクを下げた上でマンション経営ができるでしょう。
大阪でマンション投資をはじめる5つのステップ
いざ、マンション投資を始めようとした際に、流れがわからないという人も多いでしょう。
どのタイミングで物件を探して、いつ物件が引き渡しされるのかなど、大まかな流れについては把握していた方が良いです。
まずは、以下の5つのステップを覚え、不動産投資を始める準備をしましょう。
大阪でマンション投資を始める5つのステップ
- 関西が対象エリアの不動産投資会社を選ぶ
- 資料請求やセミナーに参加する
- 物件を選ぶ
- 申し込んで契約する
- 物件の引き渡しをおこなう
①:関西が対象エリアの不動産投資会社を選ぶ
最初に不動産投資会社を選びます。注意すべき点は、対象エリアが関西の不動産投資会社を選ぶことです。他のエリアに強い、あるいは関西エリアが対象外の場合、自分が思い描く不動産投資ができない場合があります。
もし、不動産投資会社をどこにしようか悩んだ際は、本記事でも「【厳選】おすすめの不動産投資サービス4選」にて紹介しています。ぜひ、不動産投資会社を検討する際はそちらもあわせてご覧ください。
②:資料請求やセミナーに参加する
不動産投資会社を探したら、資料請求やセミナーに参加しましょう。資料には、主に不動産投資とはどのようなものかや資産形成に関するノウハウなどの説明が記載されています。
セミナーは、資料とは違い、実際に不動産投資や資産形成に関する説明をしてもらえます。
現地開催されているものやオンラインでおこなわれているもの、無料で聞けるものや有料で聞けるものなどさまざまです。事前に確認して自分が参加しやすいものを探しましょう。
③:物件を選ぶ
資料請求やセミナーに参加したら、物件を選びます。物件探しについては、不動産投資の方向性が定まったら不動産投資会社に問い合わせしましょう。
後は、自分の希望に沿って不動産投資会社に物件を探してもらいます。実際に物件が見つかった後は、選んだ物件が問題ないのかを確認し申し込みへと移ります。この際、入居者がいると部屋を確認できませんので注意が必要です。
④:申し込んで契約する
選んだ物件が問題なければ申し込みに移ります。申し込む際は、同時に不動産投資ローンの審査についても考えなければいけません。現金一括で購入できれば問題ありませんが、基本的に金額が高いため、ローンを組むことになるでしょう。
不動産投資ローンの審査を受けるためには、いくつか書類が必要になるため事前に用意しておくのがおすすめです。なお、必要な書類については以下のとおりです。
不動産投資ローンの審査で必要な書類
- 登記事項証明書や賃貸借契約書
- 本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)
- 収入証明書(確定申告書や源泉徴収票など)
その他にも必要な書類が出てくる可能性があるため、その都度用意しましょう。
⑤:物件の引き渡しをおこなう(MIRAPの実際の案内物件)
最後に登記手続きや融資の実行、決済が終了し、問題がなければ物件の引き渡しに移ります。
マンション投資に特化している不動産投資サービスのMIRAPに実際に物件を問い合わせてみたところ、以下のような物件情報を受け取れました。
クリスタルグランツ梅田Ⅱ | プレサンス梅田東アルファ | プレサンス梅田東クォーレ | |
---|---|---|---|
住所 | 大阪市北区西天満6-4-16 | 大阪市北区西天満4-1-14 | 大阪市北区西天満3-6-4 |
構造 | RC構造 | RC構造 | RC構造 |
規模 | 地上15階建 | 地上11階建 | 地上14階建 |
築年数 | 2014年10月 築8年7ヶ月 | 2015年1月 築8年4ヶ月 | 2018年3月 築5年4ヶ月 |
最寄り駅・物件周辺情報 | 大阪メトロ堺筋線ほか「南森町」徒歩7分/大阪メトロ谷町線「東梅田」徒歩8分 | 京阪中之島線「なにわ橋」徒歩6分/大阪メトロ堺筋線ほか「北浜」徒歩8分/大阪メトロ谷町線ほか「南森町」徒歩8分 | 大阪メトロ谷町線ほか「南森町」徒歩4分/JR東西線「大阪天満宮」徒歩5分/京阪中之島線「なにわ橋」徒歩7分/大阪メトロ堺筋線ほか「北浜」徒歩8分 |
※2024年2月時点の情報です
また、実際に問い合わせをした際に以下の資料もいただけました。上記表の物件情報と合わせて確認しておきましょう。
以上がマンション投資の際の流れです。不動産投資に関する疑問がある場合は、不動産投資会社の問い合わせを検討してみましょう。
本記事でもおすすめの不動産投資会社について解説しておりますので「【厳選】おすすめの不動産投資サービス4選」を確認してみてください。
大阪でマンション投資をする際によくある質問
大阪でマンション投資をする際によくある質問について、1つずつ解説します。細かなことですが、多くの人が気になるポイントでもありますので、ぜひ確認しておいてください。
大阪でマンション投資をする際によくある質問
- Q1:大阪でマンションではなく戸建て投資するのはおすすめ?
- Q2:マンション投資ではなく大阪で家を買うのはおすすめ?
- Q3:大阪で戸建ての不動産投資はおすすめできる?
Q1:大阪でマンションではなく戸建て投資するのはおすすめ?
本記事ではマンション投資をおすすめしています。
もし、戸建て投資をするのであれば、始めるエリアを考えなければいけません。例えば、家族で住む家を探している人であれば、戸建てを検討する人もいるため、需要があります。
特に住宅街であれば戸建ても多いため、マンション投資ではなく戸建てで不動産投資をするのも1つの手です。オフィス街が近ければ、戸建てよりもマンション投資の方が上手くいく可能性もありますし、どちらが向いているかは不動産投資をする地域にもよるでしょう。
Q2:マンション投資ではなく大阪で家を買うのはおすすめ?
大阪ではマンション投資だけでなく、家を買うのもおすすめです。現在大阪では、商業施設や交通網が発達しており、住みやすい環境が整っています。利便性が高い点に加えて、人口が増えている地域もあるため、今後の発展にも期待できます。
Q3:大阪で戸建ての不動産投資はおすすめできる?
Q1でも触れたとおり、不動産投資をするエリアによっては戸建てで始めるのも1つの手です。もし、大阪で戸建ての不動産投資を考えている場合は、MIRAPの利用を検討してみてください。
MIRAPは関西の不動産に強い不動産投資の管理ができるサービスです。問い合わせるだけで、手軽に物件情報を取得できます。
まとめ
マンション投資をする際は大阪で始めるのがおすすめですが、どのエリアにするか考えた上で物件を選ぶようにしましょう。
選ぶエリアによっては、ワンルームマンションと戸建てが人気なのか異なります。どのエリアに需要があるのかをしっかり考えて不動産投資を始めると、成功する可能性が高まります。
これから不動産投資を始める、あるいは大阪で不動産投資を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。