【最大5万円】面談するとAmazonギフト券がもらえる不動産投資会社 今すぐランキングを見る

不動産投資の内見の持ち物は?中古ワンルームのチェックリストと見るべき場所・見送るサイン

不動産投資の内見は、居住用の内見と違って、自分が住みやすいかではなく、借り手に選ばれ続けるか、購入後に修繕費がどれだけかかるかを確認する場です。持ち物や見る場所を準備せずに臨むと、水回りの不具合や共用部の劣化を見落とし、購入後に想定外の出費が生じる原因になります。

本記事では、投資用の中古ワンルームを内見するときの持ち物リストと、専有部と共用部のチェックポイントを解説します。周辺環境と賃貸需要の確認方法、内見後にやること、購入を見送るサインも、順にまとめました。

2024年度版 プロも選ぶ積立投資の新定番 不動産投資 当メディアが選んだ不動産投資会社 総合人気ランキング 2024年度版 プロも選ぶ積立投資の新定番 不動産投資 当メディアが選んだ不動産投資会社 総合人気ランキング
ハイキャリア向け不動産投資会社 第1位 2024年 当メディア 不動産投資会社ランキングより

人気No.1

MIRAP
MIRAP

主要駅付近
4-5%程度

99.8%

RENOSY
RENOSY

3-5%程度

99%

プロパティエージェント
プロパティ
エージェント

4%以上

99.5%

あわせて読みたい
不動産投資おすすめ会社ランキング22選【最新2026年】悪い評判や口コミ特徴を徹底比較 2026年 完全保存版 不動産投資会社おすすめランキング22選 メリット・デメリット・口コミを徹底比較 📅 2026年 随時更新 忖度なし比較 22社掲載 「不動産投資会社のおす...
あわせて読みたい
RENOSYとMIRAPの違いは?メリットやデメリット、口コミを徹底比較! 不動産投資を考える際に、どのサービスを利用するかは重要なポイントです。特に人気の高い「RENOSY」と「MIRAP」は、それぞれ異なる特徴を持ち、多くの投資家に利用され...
目次

不動産投資の内見は居住用と何が違う?

不動産投資の内見は、入居者が借りたいと思う部屋か、購入後の修繕費が収支を圧迫しないか、空室になったときに早く埋まる立地かを、現地で確かめることが目的になります。

居住用の内見は、間取りや日当たりを好みで判断できますが、投資用は、数字と状態の客観的な確認が中心になり、気に入ったかどうかは判断の基準になりません。

内見の視点の違いと、確認の優先順位は、次の表のとおりです。

R-EAL編集部

投資用の内見は、自分の好みではなく、入居者に選ばれるかと修繕費の見通しで判断します。

項目居住用の内見投資用の内見
判断の視点自分が住みやすいか借り手に選ばれ続けるか
設備の確認使い勝手と好み年式と交換費用
共用部の確認見た目の印象管理状態と修繕の履歴
周辺環境通勤や買い物の利便性賃貸需要と競合物件の数

住む人の視点ではなく借りる人の視点で見る

投資用の内見は、自分が住みたいかではなく、入居者が借りたいと思うか、退去後にすぐ次の借り手が見つかるかという視点で判断します。ワンルームの借り手は、単身の会社員や学生が中心で、駅からの距離、設備、家賃のバランスで部屋を選びます。

自分の好みで物件を評価すると、間取りやデザインの印象に引きずられて、収支の悪さを見落とす恐れがあります。周辺の同条件の募集賃料と比べて、借り手に選ばれる部屋かを冷静に判断しましょう。

入居者付きの物件は室内を見られない場合がある

入居者がいる物件は、入居者の生活への配慮から、室内を内見できない場合が多く、図面と共用部の確認で判断することになります。室内を見られないときは、設備の年式や状態を、書類と売主への質問で確認する必要があります。

入居者付きで室内が見られない場合は、引渡し後に判明した設備の不具合を、誰が負担するのかを、契約書の特約で確認します。

空室の物件なら、室内を自由に確認できるため、購入前に設備の状態をすべて把握できます。入居者付きの利回りの良さと、室内を確認できない不確実さを比べましょう。

内見の前に図面と管理規約を取り寄せる

内見の前に、間取り図、管理規約、重要事項調査報告書の写しを取り寄せておくと、現地で確認すべき点が絞れ、見落としを防げます。書類の内容と現地の状態を照らし合わせることで、記載との食い違いに気づけます。

管理規約には、民泊や事務所利用の可否、ペットの飼育、リフォームの制限が記載されており、賃貸の募集条件にも影響します。仲介会社に依頼して、内見の前に書類を受け取っておきましょう。

時間帯や曜日を変えて複数回見る

内見は、昼と夜、平日と休日など時間帯や曜日を変えて複数回行うと、騒音や周辺の雰囲気の違いを確認でき、判断の精度が上がります。昼間は静かでも、夜に周辺の飲食店の音や人通りが増える物件があります。

一度の内見で結論を出さず、気になる点を見つけたら、別の時間帯に再訪しましょう。購入を急がせる営業に対しても、再訪を理由に判断を後日に回せます。

平日の夜と休日の昼では、周辺の人通りや騒音の質が変わり、入居者が感じる住み心地も違ってきます。再訪の際は、駅から物件までの道を、帰宅の時間帯に歩いて確認しましょう。

不動産投資の内見の持ち物リスト

内見の持ち物は、計測と記録の道具、設備を確認する道具、確認に使う書類の3種類に分けられ、事前に準備しておけば、現地で確認できなかった点を後から問い合わせる手間も減らせます。

特に、写真、メジャー、図面は、後から収支やリフォームの費用を見積もる際の根拠になるため、忘れずに持参することが重要です。

持ち物と使い道の一覧は、次の表のとおりです。

R-EAL編集部

写真とメモは、内見後に収支や修繕費を見積もる際の根拠になります。

持ち物使い道
間取り図・図面現地の状態と記載の食い違いを確認する
メジャー部屋の寸法、水回りの設備のサイズを測る
スマートフォン・カメラ設備の型番、劣化の状態、共用部を撮影する
筆記用具・メモ気づいた点、質問事項を書き残す
懐中電灯ブレーカー、点検口、収納の奥を照らす
水平器床の傾きを確認する
方位磁石窓や部屋の向きを確かめる
スリッパ・靴下空室の室内を歩くときに使う

計測と記録の道具はメジャーとカメラとメモ

計測と記録の道具として、メジャー、スマートフォンやカメラ、筆記用具とメモを必ず持参し、現地で見た状態を数字と写真で残します。メジャーは、部屋の寸法や設備のサイズを測り、家具の配置やリフォームの見積もりに使えます。

写真は、設備の型番、劣化の状態、共用部の様子を撮影し、後から複数の物件を比べるときの資料になります。室内の撮影は、売主や管理会社に許可を取ってから行いましょう。

設備確認の道具は懐中電灯と水平器と方位磁石

設備や構造の状態を確かめるために、懐中電灯、水平器、方位磁石を持参すると、目視だけでは分かりにくい部分も確認できます。懐中電灯は、ブレーカー、点検口、収納の奥、洗面台の下を照らす際に役立ちます。

水平器は、床の傾きを確認でき、方位磁石は、窓の向きと採光の見込みを判断できます。ワンルームでは、日当たりや換気の条件が入居者の選択に影響するため、数字で確認しましょう。

確認に使う書類は重要事項調査報告書と管理規約

内見には、重要事項調査報告書、管理規約、収支シミュレーションの写しを持参し、現地の状態と書類の記載を、見比べながら確認します。書類を持参すると、管理人や仲介担当者への質問も、根拠を示して具体的にできます。

収支シミュレーションの家賃や費用の前提が、現地の状態と合っているかも、内見の際に確認できます。書類は、売買契約の前に、すべて目を通しておきましょう。

書類にある修繕積立金の月額と、現地で見た共用部の状態が釣り合っているかも、内見の重要な確認点です。月額が極端に低い物件は、将来の増額の可能性も質問しましょう。

服装と携行品は動きやすさを優先する

内見では、収納の奥や共用部を細かく確認するため、動きやすい服装と、空室で使うスリッパや靴下を用意しておくと、確認の手間が減ります。夏は飲み物、冬は防寒具など、長時間の確認に耐えられる準備も必要です。

内見の所要時間は、室内、共用部、周辺環境を見るため、1件につき1〜2時間を見込み、次の予定との間に余裕を持たせましょう。急いで確認すると、見落としの原因になります。

不動産投資の内見|専有部のチェックポイント

専有部のチェックポイントは、水回りと漏水の跡、設備の年式と動作、壁や床や窓の状態、電気容量とインターネット環境の4つで、購入後の修繕費と入居者の満足度に直結する項目です。

確認の結果は、写真とメモで残し、交換や修繕が必要な箇所は、購入後の費用として収支に織り込む必要があります。

確認する項目の一覧は、次の表のとおりです。

R-EAL編集部

設備の交換費用は、購入後の収支に直接影響するため、年式を必ず確認します。

確認する場所見るポイント
キッチン・洗面台下の収納の水跡、排水の流れ、水圧
ユニットバスカビ、コーキングの劣化、排水口、点検口
給湯器・エアコン製造年、動作、異音、リモコンの有無
壁・床・天井染み、浮き、傷、カビ、クロスの汚れ
窓・サッシ結露、開閉、防音の程度
電気・通信ブレーカーの容量、コンセントの数、インターネット設備

水回りは漏水の跡と排水を確認する

キッチン、洗面台、ユニットバスは、漏水の跡や排水の不具合が修繕費に直結するため、収納の奥や配管の周りまで、懐中電灯を使って確認します。洗面台やキッチンの下の収納に、水の染みやカビがあれば、過去に漏水があった可能性があります。

水を流して、排水の流れや水圧、異音を確認し、天井や壁に染みがないかも合わせて見ましょう。階下や上階への漏水は、賠償の問題に発展するため、疑わしい跡があれば管理会社に履歴を確認してください。

給湯器とエアコンは製造年と動作を確認する

給湯器とエアコンは、製造年と動作を確認し、10年前後で交換の目安を迎える設備は、購入後の交換費用を見込んでおきます。製造年は、機器の銘板やラベルに記載されており、写真で記録できます。

設備の交換は、1台あたり数万円から十数万円かかる場合があります。給湯器とエアコンの2台が同時期に壊れると、出費が重なります。

動作の確認では、お湯が出るまでの時間、エアコンの冷暖房の効き、異音の有無を確認しましょう。

壁・床・天井・窓の状態を確認する

壁、床、天井、窓の状態は、染み、カビ、結露、傷を確認し、退去時の原状回復費や、入居者の満足度に影響する劣化がないかを見極めます。北向きの壁や窓際は、結露やカビが出やすく、湿気の逃げ場が少ない部屋ほど、傷みやすい傾向があります。

床の傾きは水平器で確認でき、ドアや窓の開閉に不具合があれば、建物の歪みの兆候かもしれません。気になる点は、写真とメモを残し、管理会社に原因を質問しましょう。

電気容量とインターネット環境を確認する

ブレーカーの容量とインターネットの設備は、入居者の暮らしやすさを左右するため、内見の際に、分電盤と通信設備の有無を確認します。ワンルームでは、電子レンジやエアコンを同時に使うとブレーカーが落ちる物件があり、入居者の不満につながります。

光回線や無料のインターネット設備の有無は、賃貸の募集で、入居者に選ばれる理由にもなります。設備の導入や、通信会社の対応エリアも、あわせて確認しましょう。

不動産投資の内見|共用部と建物のチェックポイント

共用部と建物の状態は、管理組合と管理会社の運営の質を映し、長期の修繕費と入居者の評価に影響するため、専有部と同じか、より丁寧に確認することが重要です。

共用部は、売主の努力では変えられない部分が多く、購入後も自分で改善できないため、管理状態が悪い物件は避ける判断が欠かせません。

確認する場所と見るポイントは、次の表のとおりです。

R-EAL編集部

共用部は購入後に自分で改善できないため、管理状態の悪い物件は慎重に判断します。

確認する場所見るポイント
エントランス・廊下清掃の状態、照明の切れ、掲示物の古さ
ゴミ置き場分別の状態、悪臭、散乱の有無
外壁・屋上ひび割れ、錆、タイルの浮き、防水の劣化
エレベーター点検の記録、異音、停止の履歴
郵便受け・掲示板チラシの溢れ、督促や修繕の掲示
駐輪場・宅配ボックス放置自転車、利用状況、設備の有無

エントランスとゴミ置き場の清掃状態を見る

エントランスや廊下、ゴミ置き場の清掃状態は、管理の質が表れる場所で、汚れや散乱が目立つ物件は、入居者の定着にも悪影響が出ます。清掃が行き届いている物件は、管理会社が定期的に点検し、管理組合も機能している傾向があります。

ゴミ置き場の分別が乱れていたり、悪臭があったりすると、入居者の不満につながり、退去の原因になります。清掃の頻度と、管理員の勤務の形態も、仲介会社に確認しましょう。

外壁と屋上防水とエレベーターの劣化を見る

外壁のひび割れや錆、屋上の防水、エレベーターの状態は、大規模修繕の時期と費用に直結するため、見える範囲で劣化を確認します。外壁のタイルの浮きや鉄部の錆は、修繕が必要な兆候で、将来の積立金の増額や一時金の徴収につながります。

大規模修繕の履歴と、次の工事の予定は、長期修繕計画で確認できます。直近に工事を終えた物件か、近く工事が迫る物件かで、購入後の負担が大きく変わります。

郵便受けと掲示板から空室や滞納の兆候を読み取る

郵便受けのチラシの溢れ方や、掲示板の内容からは、空室の多さや、管理費の滞納、修繕の話し合いの状況といった、建物の実態を読み取れます。郵便受けにチラシが溜まった部屋が多ければ、空室が多い可能性があります。

掲示板に、管理費の督促や、騒音のトラブルの注意書きが多く貼られている場合は、管理組合の運営に課題がある可能性があります。気になる掲示は写真に撮り、管理会社へ質問しましょう。

駐輪場と宅配ボックスと防犯設備を確認する

駐輪場、宅配ボックス、オートロックなどの設備は、ワンルームの借り手が重視する条件で、有無と状態が、空室の期間と家賃に影響します。放置自転車が多い駐輪場は、管理が行き届いていない兆候です。

単身者の入居が多いワンルームでは、宅配ボックスやオートロックの有無が部屋選びの基準になる場合があります。設備が古い場合は、交換費用の負担者も確認しましょう。

オートロックや宅配ボックスの設備は、築年数の古い物件ほど設置されていない場合があり、家賃の競争力に影響します。周辺の競合物件が備えている設備と比べて、不足がないかを確認しましょう。

不動産投資の内見|周辺環境と賃貸需要のチェックポイント

周辺環境と賃貸需要は、購入後の空室リスクと家賃の水準を決める要素で、内見の際に現地を歩いて、駅からの距離、買い物の利便性、競合物件の数を、実際に確認することが重要です。

インターネットの情報だけでは分からない、周辺の雰囲気や夜の状況は、現地でしか確認できないため、内見の機会に、物件の周辺も歩いて確かめましょう。

周辺環境で確認する項目は、次のとおりです。

R-EAL編集部

駅からの距離は、地図の表示ではなく、実際に歩いて確認すると正確です。

  • 駅から物件までの徒歩時間と、道のりの明るさ、坂道の有無
  • コンビニ、スーパー、ドラッグストアなど、日常の買い物の施設
  • 周辺の同じ条件のワンルームの数と、募集賃料
  • 騒音や治安に関わる、飲食店、幹線道路、繁華街の位置

駅から物件までを実際に歩いて測る

駅から物件までの距離は、地図の表示と実際の徒歩時間に差が出る場合があるため、内見の際に実際に歩いて、所要時間と道のりを確認します。坂道、信号の多さ、夜の暗さは、地図では分からず、入居者が部屋を選ぶ際の判断に影響します。

特に、ワンルームの借り手は、駅から近い物件を選ぶ傾向が強く、徒歩10分を超えると、空室が長引く場合があります。帰宅の時間帯にも歩いて、周辺の様子を確かめましょう。

買い物施設の充実度を確認する

コンビニ、スーパー、ドラッグストアなどの日常の買い物の施設は、単身者の暮らしやすさを左右し、賃貸の需要にも影響します。物件から徒歩圏に、必要な施設がそろっているかを、現地で確認します。

夜遅くまで営業するコンビニや、24時間営業の店舗が近くにあれば、単身の会社員の需要が見込めます。周辺の施設の営業時間も、あわせて確認しておきましょう。

施設の営業時間や価格帯は、単身者の生活スタイルに合うかを見る材料になり、コンビニだけでなく、スーパーやドラッグストアが徒歩圏にあるかも重要です。実際に店舗まで歩いて、所要時間を測っておきましょう。

周辺の競合ワンルームと募集賃料を調べる

周辺に同じ条件のワンルームが多いほど、空室になったときに競合が増えるため、募集中の物件数と賃料を、内見の際に調べておきます。不動産ポータルサイトで、駅周辺の同じ広さのワンルームの募集件数と家賃を比べます。

募集件数が多く、家賃を下げている物件が目立つ場合は、供給過剰の兆候です。購入を検討している物件の家賃が、周辺の相場と合っているかを、数字で確認しましょう。

競合の物件より設備や家賃で劣る場合は、空室のたびに家賃を下げる事態になりかねません。募集中の部屋の写真と設備を見比べ、自分の物件の強みと弱みを書き出しましょう。

昼と夜で騒音と治安を確認する

周辺の騒音と治安は、昼と夜で状況が変わるため、時間帯を変えて現地を訪れ、飲食店の音、人通り、街灯の明るさを確認します。幹線道路や線路、繁華街に近い物件は、夜間の騒音が入居者の不満になる場合があります。

夜の人通りが少なすぎる道や、暗い路地は、女性の単身者に敬遠される場合があります。入居者の属性を想定して、時間帯ごとの周辺の様子を確認しましょう。

線路や幹線道路に近い物件は、窓を閉めた状態の室内で、騒音の大きさを確かめる必要があります。可能なら、窓を開けた状態と閉めた状態の両方で、音の違いを確認しましょう。

不動産投資の内見後にやること

内見の後は、記録の整理、管理会社への質問、修繕費の見積もり、収支への反映の順で進め、現地で得た情報を、購入の判断に使える数字に変えていく作業が欠かせません。

内見の直後は、記憶が鮮明なうちに、写真とメモを整理することが重要で、時間が経つと、見た状態の細かい違いを忘れてしまいます。

内見後の作業と目的は、次の表のとおりです。

R-EAL編集部

内見で見つけた修繕箇所は、購入後の費用として収支に織り込みます。

作業目的
写真とメモの整理複数の物件を同じ基準で比べる
管理会社への質問気になった点の原因と履歴を確認する
修繕費の見積もり購入後の費用を数字にする
収支への反映修繕費と空室リスクを含めて判断する

写真とメモを整理して物件を同じ基準で比べる

内見の直後に写真とメモを整理し、物件ごとに同じ項目で評価をまとめると、複数の物件を客観的に比べられます。項目は、水回り、設備の年式、共用部、周辺環境、賃貸需要の5つを基準にします。

評価は、5段階の点数や、問題あり、問題なしの区分で付けると、後から見返しても判断できます。写真には、撮影した日付と場所のメモを添えて、保管しましょう。

比較の表を作る際は、価格、利回り、築年数に加えて、修繕費の見込みと管理状態の評価も並べると、見た目の利回りでは分からない違いが見えてきます。表は、検討する全物件で同じ形式にそろえましょう。

気になった点は管理会社に履歴を質問する

内見で気になった漏水の跡や共用部の劣化は、管理会社に過去の履歴と修繕の予定を質問し、書面で回答をもらいます。口頭の説明だけでは、後から言った言わないの争いになるため、記録に残る形で確認します。

仲介会社を通じて質問し、回答が曖昧な点や、答えられない点があれば、物件のリスクとして記録しましょう。誠実に対応する会社かどうかも、判断の材料になります。

質問は、漏水の履歴、直近の大規模修繕の時期、修繕積立金の増額の予定、管理費の滞納額の4点を軸にすると、物件の状態を短時間で把握できます。回答は、メールなどの書面で受け取りましょう。

修繕費を見積もって収支に反映する

内見で見つけた交換や修繕が必要な箇所は、リフォーム会社の見積もりで金額を出し、購入後の費用として収支に織り込みます。修繕費を含めた収支でも、毎月の持ち出しが出ないかを、計算して確かめます。

購入直後に必要な工事の費用は、頭金に加えて必要な現金になるため、資金計画にも影響します。見積もりは複数社から取り、費用の妥当性を比べましょう。

工事の見積もりは、設備の交換、クロスの張り替え、クリーニングを項目ごとに分けてもらうと、優先度の判断がしやすくなります。購入前に必要な工事と、入居者が決まってからで足りる工事を分けて考えましょう。

判断を急がず再度の確認を提案する

内見の結果に不安が残る場合は、判断を急がず、別の日に再度の内見や、専門家の同行を提案して、納得できるまで確認します。建築士や、インスペクションの専門家に同行を依頼すれば、素人では見落とす不具合も見つけられます。

再度の内見や専門家の同行を嫌がる売主や営業は、物件に問題がある可能性もあるため、慎重に判断しましょう。納得できないまま契約する必要はありません。

インスペクションの費用は数万円程度の場合が多く、購入価格に比べて小さな負担です。大きな不安が残る物件ほど、専門家の目を入れてから、購入を判断しましょう。

不動産投資の内見で購入を見送るサイン

内見では、購入を見送る判断が必要になるサインがあり、漏水や深刻な劣化、管理の乱れ、営業の急かしを見つけたら、価格が安くても、慎重に判断する必要があります。

見送りのサインを知っておけば、内見で見つけた違和感を、感覚ではなく、判断の基準として扱え、購入後の後悔を避けられます。

見送りを検討するサインは、次の表のとおりです。

R-EAL編集部

価格が安い物件には、安い理由があるため、理由を確認できない物件は見送りを検討します。

サインリスク
天井や壁の染み、カビの広がり漏水や結露による修繕費の増加
共用部の汚れ、郵便受けのチラシの溢れ管理の乱れと空室の多さ
修繕積立金の残高不足増額や一時金の徴収
内見や質問を急がせる営業判断の時間を奪われるリスク

漏水の跡やカビが広がっている

天井や壁の染み、カビが広がっている物件は、漏水や結露の原因が建物に潜んでいる可能性があり、修繕費が大きくなる恐れがあるため、慎重に判断します。表面の補修で隠されている場合もあるため、原因の調査結果を確認します。

原因が特定されていない漏水は、購入後に再発して、下階への賠償や入居者の退去につながるリスクがあります。調査と修繕の履歴を、書面でもらえない場合は、見送りも検討しましょう。

共用部の管理が乱れている

共用部の清掃が行き届かず、掲示板に督促や苦情が目立つ物件は、管理組合の運営に課題があり、長期の資産価値に影響します。管理状態は、購入後に自分で改善できないため、重要な判断の基準になります。

管理組合の総会議事録や、管理会社の報告書で、運営の状況を確認できます。議事録を開示しない、または不備が多い場合は、慎重に検討しましょう。

管理会社が頻繁に変わっている物件や、理事会が機能していない物件は、修繕の意思決定が遅れ、劣化が進む傾向があります。管理会社の変更の履歴と、理事会の開催頻度も、確認しましょう。

修繕積立金が不足している

修繕積立金の残高が長期修繕計画に対して不足している物件は、購入後に月額の値上げや一時金の徴収が起きる可能性が高く、収支を悪化させます。重要事項調査報告書と長期修繕計画で、残高と増額の予定を確認します。

直近に大規模修繕を終えている物件は、当面の負担が小さい反面、積立金が減っている場合があります。工事の履歴と、残高の推移を、あわせて確認しましょう。

令和5年度のマンション総合調査では、修繕積立金の残高が計画に対して不足しているマンションが36.6%、不足していないマンションが39.9%でした。

内見や契約を急がせる営業は避ける

「他の人も検討している」「今日中に決めてほしい」と内見や契約を急がせる営業は、判断の時間を奪うため、距離を置いて冷静に検討します。良い物件は、焦らなくても検討の時間が確保できる場合が多いものです。

急かされたときは、書類を持ち帰り、家族や専門家に相談する時間を確保しましょう。時間を与えない営業は、購入後の責任を持たない可能性もあります。

契約を急がせる理由が、物件の希少性ではなく、営業側の成績や期限にある場合もあります。返事の期限を示されたときは、期限の根拠を書面で説明してもらいましょう。

まとめ|不動産投資の内見は持ち物を準備して借り手の視点で確認する

不動産投資の内見は、借り手に選ばれ続けるか、修繕費が収支を圧迫しないかを確認する場で、メジャー、カメラ、メモ、懐中電灯、水平器、図面や管理規約などの書類を準備して臨むことが重要です。

専有部では、水回りの漏水の跡、給湯器やエアコンの年式、壁や窓の状態、電気容量を、共用部では、清掃の状態、外壁や屋上の劣化、郵便受けや掲示板を確認します。

周辺環境では、駅からの実際の徒歩時間、買い物施設、競合の数、昼と夜の騒音を確かめ、内見後は、修繕費を見積もって収支に反映してから判断します。

確認のポイントは、次の3つです。

  • 図面、管理規約、重要事項調査報告書を持参し、現地の状態と照合する
  • 設備の年式と共用部の劣化から、購入後の修繕費を数字にする
  • 漏水、管理の乱れ、積立金の不足、急かす営業は見送りを検討する

内見で見つけた違和感は記録に残し、納得できるまで確認してから、購入を判断しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

監修者

目次