【最大5万円】面談するとAmazonギフト券がもらえる不動産投資会社 今すぐランキングを見る

やってはいけない老後の資産運用|損する人が必ず踏むNG行動10選

老後の資産運用は、若い時の投資と目的が少し違います。現役時代は「増やす」ことに目が向きやすいですが、老後は一度大きく減らすと取り返すのが難しくなります。だからこそ、老後の運用は儲け話より先に、損しない設計を作ることが大切です。

とはいえ、世の中には「年利◯%」「絶対安心」「元本保証」といった言葉があふれています。よく分からないまま商品を選ぶと、手数料や換金条件で損をしたり、相場の下落でパニック売りをして損失を広げたりしがちです。この記事では、損する人が踏みやすいNG行動を、初心者でも分かる言葉で整理します。

結論から言うと、老後の資産運用で一番大切なのは「増やす」より「減らさない」を軸にすることです。その前提を押さえたうえで、やってはいけない行動を1つずつ潰していきましょう。

2024年度版 プロも選ぶ積立投資の新定番 不動産投資 当メディアが選んだ不動産投資会社 総合人気ランキング 2024年度版 プロも選ぶ積立投資の新定番 不動産投資 当メディアが選んだ不動産投資会社 総合人気ランキング
ハイキャリア向け不動産投資会社 第1位 2024年 当メディア 不動産投資会社ランキングより

人気No.1

MIRAP
MIRAP

主要駅付近
4-5%程度

99.8%

RENOSY
RENOSY

3-5%程度

99%

プロパティエージェント
プロパティ
エージェント

4%以上

99.5%

あわせて読みたい
不動産投資おすすめ会社ランキング22選【最新2025年】悪い評判や口コミ特徴を徹底比較 「不動産投資会社のおすすめランキングは?」 「不動産投資のおすすめの始め方は?」 「不動産投資会社のタイプ別ランキングは?」 「評判の悪い不動産投資会社とは?」...
あわせて読みたい
RENOSYとMIRAPの違いは?メリットやデメリット、口コミを徹底比較! 不動産投資を考える際に、どのサービスを利用するかは重要なポイントです。特に人気の高い「RENOSY」と「MIRAP」は、それぞれ異なる特徴を持ち、多くの投資家に利用され...
目次

やってはいけない老後の資産運用とは?最初に知るべき前提

老後の資産運用で失敗する人は、投資の知識がないというより、「老後ならではの前提」を知らないことが多いです。老後は働いて取り返す力が弱くなり、生活費の不足がそのまま生活の不安につながります。まずは、老後運用の土台になる前提を押さえましょう。

この前提を理解していれば、甘い勧誘や高利回りの話に引っ張られにくくなります。逆に、ここが抜けていると、正しい商品でも使い方を間違えて損につながります。

老後は「増やす」より「減らさない」が大切

老後は、資産を増やすよりも、資産を守ることが大切になります。理由は、働いて収入を増やす選択肢が減り、損した分を取り返す時間も短くなるからです。若い時なら「また積み立てればいい」と言えますが、老後は同じことが難しくなります。

特に、生活費として毎月お金を取り崩す段階では、資産が減るスピードが速く感じやすいです。だからこそ、値動きの大きい商品に寄せすぎず、生活を守る枠をしっかり確保することが重要です。

老後運用は、利益を最大化するゲームではなく、生活を安定させる設計だと考えると失敗しにくくなります。

生活費の不足は取り返しにくい

老後に一番困るのは、生活費が足りなくなることです。生活費が足りないと、医療や介護、住まいの選択肢が狭まり、精神的にも追い込まれます。生活の土台が揺らぐと、冷静な判断ができなくなり、さらに損しやすくなります。

投資で損したとき、現役なら副業や残業、転職などで立て直せる場合があります。しかし老後は、収入を増やす手段が限られます。だからこそ、生活費に直結するお金は、安全性と流動性を重視して守る必要があります。

運用を始める前に、最低限の生活費を確保し、取り崩しの計画まで考えることが「損しない老後」の基本です。

元本保証は基本的にない

投資の世界では、元本保証は基本的にありません。株や投資信託はもちろん、不動産や外貨、仕組商品も同じです。元本保証があるように見える商品でも、条件付きだったり、途中解約で元本割れしたりすることがあります。

老後は「元本が減るのが怖い」という気持ちが強くなりやすく、元本保証という言葉に弱くなります。そこを狙って、強い言葉で安心感を売る商品もあるため注意が必要です。

大切なのは、元本保証を探すことではなく、リスクを小さくしながら続けられる設計を作ることです。

手数料と税金で利益が減る

投資の利益は、手数料と税金で思ったより減ることがあります。たとえば、投資信託の信託報酬、売買手数料、保険や仕組商品の手数料などは、長期で見るほど効いてきます。老後は運用期間が長くなることもあるので、コストの差が結果に直結します。

また、利益が出ても税金がかかる場合があります。受け取り方法によって手取りが変わることもあるため、「いくら増えたか」だけでなく「いくら残るか」を見るのが重要です。

老後運用では、派手な利回りよりも、コストが低くて分かりやすい商品を選ぶほうが失敗しにくいです。

お金が必要な時に換金できない商品がある

老後は、急な医療費や介護費、家の修理など、予定外の出費が起きやすくなります。そんなときに、お金をすぐ換金できない商品を多く持っていると困ります。換金できないからといって、別の資産を慌てて売ると、損を広げる原因になります。

不動産系、仕組商品、長期の保険などは、途中解約が難しい、または不利になりやすいものがあります。商品を選ぶときは、利回りだけでなく、流動性(いつでも引き出せるか)を必ず確認しましょう。

老後の資産は「増やす枠」と「すぐ使える枠」を分け、換金できない資産に寄せすぎないことが大切です。

やってはいけない老後の資産運用で損する人に多い共通点

損する人は、特別に運が悪いわけではありません。共通するのは、情報の取り方と判断の仕方に偏りがあることです。老後は不安が強い分、強い言葉や短い説明に引っ張られやすくなります。

ここでは、損しやすい人に多い共通点を整理します。自分に当てはまるものがあれば、それだけで改善のヒントになります。

仕組みを理解せずに買う

投資で失敗しやすいのは、仕組みを理解せずに買うことです。「おすすめされたから」「有名だから」「みんながやっているから」で買うと、下がったときに耐えられず、最悪のタイミングで売ってしまいがちです。

最低限、「何に投資しているのか」「どうやって利益が出るのか」「どんなときに損するのか」の3つが説明できる状態にしてから買うのが安全です。説明できないなら、その商品はまだ買うべきではありません。

老後は取り返しにくいので、理解できない商品を避けるだけでも失敗の確率は大きく下がります。

短期の値動きで焦って売買する

相場は上がったり下がったりします。老後は資産が減る恐怖が強くなり、短期の下落で焦って売りやすくなります。ですが、焦って売買すると、下がったところで売って、上がったところで買う失敗が起きやすいです。

特に、ニュースで「暴落」「危険」と言われると、不安が一気に強くなります。その結果、ルールなしで動いてしまい、損を確定させてしまうことがあります。

対策は、売買のルールを先に決め、値動きを見る頻度を減らすことです。月1回の確認でも十分な場合が多いです。

利回りの数字だけで決める

利回りの数字は分かりやすいので、ついそこだけで比較してしまいます。ですが、高い利回りには理由があり、その分リスクや制限が増えることが多いです。老後資金でこれをやると、下振れしたときに生活に直撃します。

利回りを見るときは、手数料と税金を引いた手取り、換金のしやすさ、元本割れの可能性までセットで見ましょう。数字だけで決めるほど危険になります。

老後の運用は、利回りより「続けられる安全設計」を優先するほうが結果的にうまくいきます。

相談相手が販売側だけ

相談相手が商品の販売側だけだと、情報が偏りやすくなります。販売側は、良い面を強く伝え、悪い面を小さく見せることがあります。もちろん誠実な人もいますが、仕組み上、販売が目的になりやすいのは事実です。

老後資金の判断は、できるだけ複数の視点で確認することが大切です。公的な情報、複数の金融機関、家族、第三者の意見など、比較できる材料を増やすと失敗しにくくなります。

少なくとも「悪い点も説明してくれるか」を基準にすると、危ない提案を避けやすくなります。

家計の見直しをせず投資に頼る

家計を見直さずに投資で何とかしようとすると、失敗しやすくなります。なぜなら、投資の利益は不確実で、毎月必ず増えるわけではないからです。支出が多すぎる状態で投資をすると、下がったときに取り崩しが増え、資産が減るスピードが上がります。

老後の基本は、まず支出を整え、必要な生活費を把握することです。そのうえで、余裕資金で運用するのが安全です。固定費の見直しや保険の整理だけでも、資産の寿命は延びやすくなります。

投資は家計の穴を埋める道具ではなく、家計が整ったあとに使う道具だと考えると失敗しにくいです。

やってはいけない老後の資産運用:損する人が必ず踏むNG行動10選

ここからは、老後の資産運用で損する人が踏みやすいNG行動を10個紹介します。どれも「やってしまう気持ち」は分かるものですが、老後ではダメージが大きくなりやすい行動です。1つずつ避けるだけで、損する確率を大きく下げられます。

もしすでに当てはまっていても大丈夫です。大切なのは、気づいた時点で方向修正することです。

1つの商品に全額を入れる

老後資金で一番危ないのは、1つの商品に全額を入れることです。どんな商品でも想定外は起きます。株なら暴落、不動産なら空室、債券なら金利変動、運営会社ならトラブルなど、リスクは必ずあります。

全額を1つに入れると、外れたときのダメージが直撃します。老後は取り返しにくいので、分散は必須です。商品・国・通貨・運用会社・換金性など、複数の軸で分けるだけでリスクは下げられます。

「分散」は儲けるためではなく、生活を守るための保険だと考えましょう。

借金(ローン)して投資する

借金して投資をすると、相場が下がったときに逃げ場がなくなります。ローン返済は止まらないので、運用がうまくいかないと家計が苦しくなり、最悪のタイミングで売らざるを得なくなります。

老後は収入が限られ、返済を支える力が弱くなります。現役時代なら耐えられても、老後では同じリスクが重くなります。借金を使った投資は「増える可能性」より「壊れる可能性」を大きくしやすいです。

老後資金は、余裕資金の範囲で、借金なしで運用するのが基本です。

「必ず儲かる」「元本保証」を信じる

「必ず儲かる」「元本保証」と言い切る話は、基本的に疑ってください。投資に絶対はありません。元本保証のように見えても、条件付きだったり、途中解約で元本割れしたり、手数料で実質マイナスになったりすることがあります。

特に老後は不安が強く、「安心」にお金を払いたくなります。その心理を利用して、強い言葉で勧めてくる人もいます。言葉ではなく、契約条件と仕組みで判断することが大切です。

少しでも違和感があれば、その場で決めず、家族や第三者に相談してから判断しましょう。

高い手数料の商品をよく見ずに買う

手数料は、確実に利益を削るコストです。買うときの手数料、運用中のコスト、解約や売却の費用など、気づかないうちに多く取られることがあります。老後は運用期間が長くなることがあり、コストの差がそのまま結果の差になります。

特に「説明が長くてよく分からない」商品ほど、コストが複雑になりやすいです。手数料を合計でいくら払うのか、税引き後の手取りはどれくらいか、必ず確認しましょう。

分からない手数料がある時点で、その商品は見送る勇気が必要です。

短期間で増やそうとしてハイリスクに寄せる

老後に焦って短期間で増やそうとすると、ハイリスクに寄せやすくなります。ハイリスク商品は上がるときもありますが、下がるときの幅も大きく、老後資金には向きにくいです。特に、取り崩し中に大きく下がると、資産の減りが加速します。

老後は「急いだ人ほど損しやすい」タイミングが多いです。増やすより、安定して続ける設計を優先したほうが結果が良くなることがあります。

短期で増やす話が出たら、一度立ち止まり、生活費と余裕資金を分けて考えましょう。

生活防衛資金を残さずに投資へ回す

生活防衛資金を残さず投資に回すと、急な出費で詰みます。医療費、介護費、修理費など、老後は予定外の支出が増えやすいです。そこに備えがないと、相場が悪いときでも投資を売らざるを得なくなります。

この売り方は、損を確定させやすい最悪のパターンです。まずは数か月分の生活費を、すぐ使える形で確保しましょう。投資はその後で十分です。

老後の安心は、利回りより「いつでも出せる現金」で作るのが基本です。

途中解約しにくい商品を老後資金で買う

途中解約しにくい商品を老後資金で持つと、必要なときにお金が動かせず困ります。保険、仕組商品、不動産系などは、途中解約で損しやすかったり、そもそも解約できなかったりします。

老後は「いつ使うか分からないお金」が増えます。だからこそ、流動性の低い商品に寄せすぎるのは危険です。増やす枠と、すぐ使える枠を必ず分けましょう。

買う前に「いつでも換金できるか」を確認するだけで、大きな失敗を避けやすくなります。

相場が下がった日に怖くなって全部売る

相場が下がった日に怖くなって全部売るのは、損を広げやすい行動です。下がった日に売ると、安い価格で手放すことになり、回復したときの利益を取り逃がします。老後は不安が大きい分、パニック売りが起きやすいので注意が必要です。

対策は、事前に「下がったときの行動」を決めておくことです。たとえば、一定の現金を確保しておく、リバランスのルールを決める、月1回しか見ないなど、感情で動かない仕組みが役に立ちます。

怖くなったときほど、売買ではなく、計画の確認に戻ることが大切です。

税金・受取方法を考えずに取り崩す

老後は、運用して終わりではなく、取り崩し方が結果を左右します。受け取り方によって税金が変わったり、手取りが変わったりする場合があります。何も考えずに取り崩すと、必要以上に税金がかかる可能性もあります。

また、どの資産から取り崩すかによって、資産のバランスも変わります。下がっている資産を先に売ると損が確定しやすいので、順番やルールが重要です。

老後は「増やし方」より「取り崩し方」が大事なので、受取方法と税金までセットで考えましょう。

詐欺や強引な勧誘を「紹介だから」と信じる

詐欺や強引な勧誘は、「知人の紹介」「昔からの友人」など、安心しやすい形で来ることがあります。紹介だからといって安全とは限りません。むしろ、断りにくい関係性を利用されることもあります。

高い利回り、元本保証、限定募集、今だけ、などの言葉がそろったら要注意です。焦らせる提案は、冷静な判断を奪うための手口になりやすいです。

老後資金は守るべきお金なので、紹介でも必ず書面で確認し、即決せず、第三者に相談してから判断しましょう。

やってはいけない老後の資産運用を避けるための安全な考え方

老後の資産運用で失敗を避けるには、「何を買うか」より先に「どう考えるか」を固めるのが大切です。考え方が整っている人は、相場が下がっても慌てず、うまい話にも引っ張られません。逆に、考え方が曖昧だと、良い商品でも使い方を間違えて損につながります。

ここでは、老後ならではの安全な考え方を5つ紹介します。全部を完璧にやる必要はありませんが、1つでも取り入れると判断が安定します。

目的は「年いくら使うか」を決める

老後の運用は「いくら増やすか」より、「毎年いくら使うか」を決めるほうが現実的です。なぜなら、老後は資産を取り崩しながら生活するからです。使う金額が決まれば、必要な現金の量や、取り崩しの計画が立てやすくなります。

まずは、年金などの収入と、生活費の差をざっくり計算します。その差が「毎年いくら取り崩す必要があるか」の目安になります。ここが見えると、焦ってハイリスクに寄せる必要がなくなります。

年いくら使うかが決まると、運用は「生活を支える道具」になります。目的がはっきりすると、投資のブレが減ります。

使う時期が近いお金ほど安全寄りにする

老後資金は、全部を同じリスクで運用しないのが基本です。使う時期が近いお金は、下がったときに待つ時間がないため、安全寄りにするほうが失敗しにくいです。逆に、10年先に使うお金なら、多少の値動きがあっても時間で回復を待てる可能性があります。

たとえば、直近1〜3年分の生活費は現金や流動性の高い資産で持ち、それより先の分を分散投資で持つ、という考え方が分かりやすいです。これをやるだけで、暴落時のパニック売りが減ります。

老後の資産配分は「いつ使うか」で決めると、自然に安全性が上がり、続けやすくなります。

想定より下がっても続けられる配分にする

投資は想定通りに動かないことがあります。老後に大切なのは、想定より下がったときでも生活が壊れない配分にすることです。ここができていないと、下落局面で怖くなって売り、損を確定させやすくなります。

目安としては、「もし資産が一定割合下がっても、数年は生活できる」設計を作ることです。現金を確保し、値動きのある資産の割合を無理に上げないだけでも、耐えやすさは上がります。

続けられる配分は、人によって違います。自分が眠れる範囲のリスクに抑えることが、老後運用では最強の戦略になります。

「利回り」より「続けられるか」で決める

老後の資産運用は、利回りが高いほど良いわけではありません。利回りが高い商品は、値動きが大きかったり、換金しにくかったり、条件が厳しかったりすることがあります。老後は生活の安定が優先なので、続けられない商品は意味がありません。

大切なのは、下がっても慌てず、取り崩しながらでも維持できるかどうかです。短期で増やすより、長く安定して続けるほうが、結果的に資産が長持ちしやすいです。

迷ったら「この商品を持っていて、値下がりしても続けられるか」を自分に聞くと判断がしやすくなります。

手数料は少ないほど有利と考える

手数料は、投資の結果に確実に効く要素です。相場は読めませんが、手数料は事前に分かります。だからこそ、老後運用では手数料を抑えることが、安定した戦略になります。

特に長期になるほど、わずかな手数料の差が積み上がります。購入時の手数料、運用中のコスト、売却時の費用などを確認し、なるべくシンプルで低コストのものを選ぶと失敗しにくいです。

「よく分からない手数料」がある時点で危険信号です。手数料が少ないほど有利、と覚えておくだけでも損を減らせます。

やってはいけない老後の資産運用を防ぐ商品選びと分散のコツ

老後の資産運用は、商品を増やしすぎるよりも、役割を分けて分散するほうがうまくいきます。現金で守る枠、値動きで育てる枠、趣味やチャレンジの枠、というように役割を分けると、相場が荒れてもブレにくくなります。

ここでは、初心者でも実行しやすい分散のコツを紹介します。難しい計算より、「守る・育てる・遊ぶ」のバランスを意識すると分かりやすいです。

現金(普通預金など)を一定額は確保する

老後運用の土台は、現金です。普通預金など、すぐ引き出せるお金を一定額確保しておくと、急な出費や相場の下落時に慌てにくくなります。現金があるだけで、下がった資産を売らずに済む可能性が上がります。

目安としては、直近の生活費数か月〜数年分を現金で持つ考え方がありますが、正解は人によって違います。医療費が心配なら多めに、収入が安定しているなら少なめに、というように調整します。

現金は増えにくいですが、老後では「安心を買う」役割があります。まずは現金の土台を作りましょう。

値動きのある資産は広く分ける(国内・海外、株・債券)

値動きのある資産を持つなら、広く分けることが基本です。国内だけ、海外だけ、株だけ、債券だけ、のように偏ると、特定のショックで大きく揺れやすくなります。広く分けると、どこかが下がっても全部が同じ動きをしにくくなります。

初心者がやりやすいのは、国内と海外を混ぜ、株と債券も混ぜる考え方です。株は成長の期待がある一方で値動きが大きく、債券は比較的ブレを小さくしやすい役割があります。

分散は儲けるためというより、老後の生活を守るための技術です。広く分けるだけで、パニック売りを減らせます。

投資信託は低コストのインデックス中心で考える

投資信託で失敗を減らすなら、低コストのインデックス中心で考えるのが分かりやすいです。インデックスは市場全体に連動するため、個別の当たり外れを減らしやすく、長期で続けやすいのが特徴です。

老後運用では、難しい銘柄選びよりも、手数料を抑えて分散し、淡々と持つ設計が合いやすいです。信託報酬などのコストは必ず確認し、長期で負担が大きくならないものを選びましょう。

「よく分からないアクティブ運用」より、「分かりやすい低コスト」を優先するだけで、損する確率は下がります。

個別株は割合を小さくして趣味枠にする

個別株は当たれば大きいですが、外れると下落も大きくなります。老後の生活費に直結するお金で個別株に寄せると、値動きに耐えられず失敗しやすくなります。だからこそ、個別株は割合を小さくして趣味枠にするのが安全です。

趣味枠なら、多少下がっても生活は壊れません。株を見るのが好き、企業を応援したい、という気持ちを満たしつつ、全体の資産は守りやすくなります。

老後は「勝つ投資」より「負けない投資」が大切です。個別株は遊び枠として割り切ると、冷静に続けられます。

外貨・暗号資産は「無くなっても困らない額」にする

外貨や暗号資産は、値動きが大きくなりやすい分野です。上がるときは魅力的に見えますが、下がるときも急で、老後資金の中心に置くと不安が強くなりがちです。だからこそ、「無くなっても困らない額」にするのが基本です。

また、外貨は為替の影響を受け、暗号資産は価格変動だけでなくルールや取引所リスクもあります。仕組みが分かりにくいときは、触る額を小さくするだけで大事故を防ぎやすくなります。

刺激の強い資産は、生活の柱にせず、あくまで小さな枠で扱うのが老後では安全です。

保険商品は「保障」と「運用」を分けて考える

保険は本来、もしもの保障を買う商品です。ところが、運用と一体になった保険商品を「元本保証っぽい運用」と誤解して買い、途中解約で元本割れするケースがあります。ここは老後の失敗で多いポイントです。

考え方のコツは、「保障」と「運用」を分けることです。保障が必要なら掛け捨てなどでシンプルに確保し、運用は別で低コストに行う、という形にすると分かりやすくなります。

保険を検討するときは、払込期間、解約返戻金の推移、手数料の仕組みを必ず確認し、老後資金で無理な縛りを作らないようにしましょう。

やってはいけない老後の資産運用に関するよくある勘違い

老後の運用では、よくある勘違いが失敗の入口になります。勘違いは、知らないから起きるので、先に気づければ回避できます。ここでは、特に危険な思い込みを5つ紹介します。

もし当てはまっていたとしても大丈夫です。思い込みを言葉にして外すだけで、判断が安定しやすくなります。

年金だけで足りないから一発勝負が必要だと思う

年金だけで足りないと聞くと、焦って「一発で増やさないと」と思いがちです。ですが、一発勝負は失敗したときのダメージが大きく、老後では取り返しにくいです。必要なのは一発ではなく、支出の調整と、続く取り崩し設計です。

まずは生活費を把握し、足りない分をどの資産から、どのペースで補うかを決めるほうが現実的です。増やすより、減らしすぎない設計のほうが成功しやすいです。

老後の安心は、勝負ではなく設計で作れます。一発勝負の発想は捨てましょう。

分配金が出る投信なら安心だと思う

分配金が出る投資信託は、毎月お金が入るので安心に見えます。ですが、分配金の原資が必ず利益とは限りません。場合によっては元本を削って出していることもあり、資産が減るスピードが上がることがあります。

分配金が多いほど良い、というわけではなく、資産全体がどう推移するかが重要です。受け取るか再投資するか、税金はどうなるかなど、取り崩し設計として考える必要があります。

老後は「毎月もらえる」より「長持ちする」ことが大切なので、分配金の仕組みを理解して選びましょう。

高利回り=優良商品だと思う

高利回りは魅力ですが、それだけで優良商品とは言えません。高利回りには高いリスク、厳しい条件、換金のしにくさなどが隠れていることがあります。老後資金で高利回りに寄せすぎると、下振れしたときに生活に直撃します。

見るべきは、利回りの数字だけではなく、手数料、税引き後の手取り、元本割れの可能性、換金性、運営体制などです。総合で見て「続けられるか」が判断基準になります。

老後では、高利回りより「安全に続く中利回り」のほうが結果が良いことも多いです。

プロに任せれば損しないと思う

プロに任せると安心に感じますが、損しない保証にはなりません。プロでも相場は読めませんし、販売側のプロは商品を売ることが目的になる場合があります。任せること自体が悪いのではなく、任せ方を間違えるのが問題です。

任せるなら、何に投資しているのか、どんなリスクがあるのか、手数料はいくらか、を説明してもらい、自分でも理解できる状態にしておくことが大切です。説明できない商品を持つと、下がったときに判断できず、失敗しやすくなります。

老後の資産は自分の生活を守るものなので、最後の判断は自分ができる状態を作りましょう。

相場はいつか必ず元に戻ると思い込む

相場は回復することもありますが、「必ず元に戻る」と思い込むのは危険です。国や時代によっては長く低迷することもあり、個別の商品や銘柄は戻らない可能性もあります。老後は時間が限られるため、回復を待てないケースもあります。

だからこそ、最初から「下がっても耐えられる配分」にしておくことが大切です。現金を確保し、分散し、取り崩しのルールを決めておけば、回復を待つ余裕が生まれます。

楽観の思い込みではなく、現実的なリスク管理で老後の資産を守りましょう。

やってはいけない老後の資産運用をしてしまったときの立て直し方

もし「やってはいけない運用」をしてしまっても、終わりではありません。大切なのは、感情で動いてさらに損を広げないことです。老後の立て直しは、いきなり増やそうとするより、まず生活を守り、次に危ない部分を整理し、最後に続けられるルールを作る順番が安全です。

ここでは、初心者でも実行しやすい立て直し手順を7つに分けて解説します。できるところから1つずつ進めれば、状況は必ず整理されていきます。

いまの資産を「安全」「普通」「危険」に分けて見える化する

立て直しの第一歩は、現状を見える化することです。口座や商品が散らばっていると、何をどれくらい持っているか分からず、不安だけが大きくなります。そこで、まずは全資産を一覧にして「安全」「普通」「危険」に分けます。

安全は現金や元本変動が小さいもの、普通は分散された投資信託など、危険は値動きが大きいものや仕組みが複雑なもの、換金しにくいもの、というイメージで大丈夫です。厳密な分類より、行動の優先順位を決めるための分類だと考えましょう。

見える化できるだけで、何を減らし、何を守るべきかが分かり、立て直しの迷いが減ります。

生活費1〜2年分の現金を先に確保する

次に、生活費の現金を確保します。目安として1〜2年分を現金で持てると、相場が荒れても慌てにくくなります。老後は医療費や介護費などの急な出費も起きやすいので、「すぐ使えるお金」は安心の土台になります。

現金が足りない状態で相場が下がると、下がっている資産を売って生活費を作ることになり、損が確定しやすいです。これは最悪のパターンなので、先に現金を確保して「売らなくていい期間」を作ります。

現金を作るために何を売るかは、次の手順で整理します。とにかく最優先は、生活が詰まない状態を作ることです。

手数料が高いものから見直す

次に見直すべきは、手数料が高い商品です。手数料は確実に資産を削るので、相場がどう動いても損になりやすいからです。購入時手数料、運用中のコスト、解約や売却の費用など、合計でどれくらい払っているかを確認しましょう。

特に、内容が分かりにくい商品ほどコストが重いことがあります。パンフレットや説明が長い、よく分からない横文字が多い、手数料がはっきり書かれていない、という商品は要注意です。

手数料を下げるだけでも、資産の減り方がゆるくなり、立て直しが楽になります。

損失が大きい一発商品は出口(売り時)を決めて整理する

損失が大きい商品ほど、「取り返したい」と思って放置しがちです。ですが、一発勝負のような商品は、回復を待つだけで状況が改善しないこともあります。大事なのは、感情ではなく、出口戦略で整理することです。

具体的には、「いつ」「どの条件なら」売るのかを先に決めます。たとえば、一定の価格まで戻ったら売る、期限を決めて見直す、損失がこれ以上広がるなら縮小する、などです。決めないままだと、下がった日に怖くなって売るなど、最悪の動きになりやすいです。

出口を決めると、迷いが減ります。老後の立て直しは、勝負より整理が大切です。

取り崩しは定額・定率などルールを作る

老後は、運用の成果以上に「取り崩し方」が重要になります。取り崩しにルールがないと、相場が悪い時期に多く売ってしまい、資産の減りが加速します。そこで、定額(毎月同じ金額)か定率(資産の一定割合)など、ルールを作るのがおすすめです。

定額は家計を組みやすい反面、相場が悪いときに資産を多く売りやすいことがあります。定率は相場が悪いと取り崩し額が減りますが、生活費の調整が必要になります。どちらが正解というより、自分の生活に合うほうを選ぶことが大切です。

ルールがあるだけで、感情で売らずに済み、老後資産が長持ちしやすくなります。

困ったら金融庁の「金融サービス利用者相談室」や国民生活センターに相談する

強引な勧誘や説明不足、契約トラブルなどで困ったときは、一人で抱え込まないことが大切です。公的な相談先として、金融庁の「金融サービス利用者相談室」や国民生活センター(消費生活センター)は頼れる窓口になります。

相談するときは、契約書、パンフレット、やり取りのメモ、振込記録など、資料をできるだけそろえると話が早いです。感情的に説明するより、「いつ」「誰から」「何を」「どう言われて」契約したかを時系列でまとめると伝わりやすくなります。

相談は早いほど選択肢が増えやすいので、違和感がある時点で動くのが安全です。

投資トラブルはFINMAC(証券・金融商品あっせん相談センター)も選択肢にする

証券会社や金融商品に関するトラブルでは、FINMAC(証券・金融商品あっせん相談センター)も相談先の候補になります。販売の説明が適切だったか、対応に問題がないかなど、状況に応じて相談できます。

特に、証券会社とのやり取りで話が進まない場合や、第三者の窓口に相談したい場合に役立つことがあります。トラブルの種類によって向いている窓口が違うので、状況に合わせて使い分けるのが良いです。

困ったときに相談先があるだけでも安心感が増え、冷静に立て直しを進めやすくなります。

まとめ

老後の資産運用で失敗してしまっても、立て直しは可能です。まずは資産を「安全・普通・危険」に分けて見える化し、生活費1〜2年分の現金を確保して、焦って売らなくていい状況を作ります。そのうえで、手数料が高い商品から見直し、一発商品は出口を決めて整理していきましょう。

また、取り崩しは定額・定率などルールを作るだけで、感情的な売買が減り、資産が長持ちしやすくなります。もしトラブルや不安がある場合は、金融庁の相談窓口や国民生活センター、FINMACなどの第三者の窓口を活用して、一人で抱え込まないことが大切です。

老後の運用は、勝負ではなく設計です。守る順番を間違えなければ、ここからでも十分に立て直せます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

監修者

目次