高血圧だと保険に入れない?血圧高めでも入れる生命保険・県民共済など紹介

桜井 鉄郎

監修者:桜井 鉄郎

企業系ファイナンシャルプランナー。
プライム上場の金融機関に勤務、主に住宅ローンの相談販売を担当。
顧客に対し最適資金計画を提案、マイホーム購入に関連する法令・税額控除制度等について説明。
これらの経験を活かし金融・不動産に特化したライターとして活動中。

保有資格:
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引士
証券外務員1種(日本証券業協会認定)
ビジネス法務エキスパート(東京商工会議所認定)

高血圧であることが判明すると、生命保険や医療保険に加入するのが難しくなるのではないかと心配になりますよね。通常の保険に比べて条件は厳しくなりますが、必ずしも生命保険に加入できないということはありません。

通常の保険に加入できるチャンスがありますし、「引受基準緩和型医療保険」や「無選択型保険」という、健康に自信がない人でも加入しやすい商品は存在します。

この記事では、高血圧の人が保険に入れないといわれる原因や、血圧が高めでも入れる保険について解説します。

「高血圧だと保険に入れないのでは…」と心配されている方は、ぜひ参考にしてください。

\ 「オリジナル家計診断書」無料プレゼント /

無料診断する
目次

そもそも高血圧とは?保険に入れない?

高血圧になると、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの重大な病気の原因になります。そのため、高血圧の方は医療保険や生命保険に入れないと思われがちです。

しかし、高血圧の方でも保険に加入できる方法があるため、まずは高血圧の病態とリスクついて紹介します。

  • 保険に入れないと考えられている高血圧とは?
  • 高血圧は病気として扱われる

保険に入れないと考えられている高血圧とは?

高血圧は、血管にかかる圧力が高くなる状態を指します。日本高血圧学会のガイドラインでは、診察室での最高血圧が「140mmHg以上」、または最低血圧が「90mmHg以上」の場合に高血圧と診断されます。

参考:厚生労働省「e-ヘルスネット[情報提供]高血圧とは

自宅で測定する場合には、最高血圧が135mmHg以上、または最低血圧が85mmHg以上の場合に高血圧とみなされます。一般的に日本人の約3~4割が高血圧の状態にあるとされています。

高血圧は、タバコとともに日本人の生活習慣病の危険因子です。高血圧によって、酸素を運ぶ動脈にストレスがかかり、心臓や脳、腎臓などの重要な臓器に障害を起こす可能性が高まります。

高血圧の原因は、塩分の摂りすぎ、肥満、アルコール、運動不足、ストレスなどの生活習慣や遺伝的な要素などが考えられますが、特に塩分の摂りすぎには気をつける必要があります。

高血圧は病気として扱われる

保険に入るときの告知には、医者の診断・検査・薬・治療に関する項目があります。高血圧は持病として扱われるので、保険に入る際にできる限り詳しく告知することが大切です。

薬の処方箋や健康チェックの結果をそばに置いておくと、正しい告知がしやすくなります。

高血圧の方が発症しやすい病気

高血圧によって発症しうる病気はさまざまですが、中でも特に発生しやすく、かつ注意が必要な病気は以下のとおりです。

  • 動脈硬化
  • 脳卒中
  • 狭心症・心筋梗塞などの心臓病
  • 腎臓病

いずれも発症すると、一般的には入院や通院が必要になります。そのため、発症してしまった場合を考えて保険に入っておくのをおすすめします。

動脈硬化

動脈硬化とは、動脈の血管が硬くなり(硬化)してしまう症状です。

通常、血管とは弾力性を持つものですが、高血圧になると常に血管が大きな負担を負った状態になり、傷ついてしまいます。そして、傷部分に悪玉コレステロールが入ってしまうと、動脈硬化が発症するのです。

動脈硬化になると血管が詰まったり、破れたりしやすくなります。そして、実際に詰まる・破れるなどすると、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの合併症に繋がるのです。一般的に自覚症状はなく、健康診断や血液検査などで発見される傾向があります。

脳卒中

脳卒中とは、脳の血管が詰まる、破れるなどの理由から、脳の機能に障害が発生する症状です。高血圧が直接脳卒中の原因となるわけではなく、高血圧が動脈硬化を引き起こし、動脈硬化が最終的に脳卒中を引き起こします。

脳卒中の症状は、脳出血と脳梗塞の2種類です。血管が破れる症状が脳出血、詰まる症状が脳梗塞です。どちらの場合も、失神や半身まひ、言語障害、認知機能低下などの症状に繋がるため、重大なトラブルを招きます。くも膜下出血の場合は、頭痛や意識障害を伴うケースもあります。

脳卒中を発症してしまった場合は、早期治療が重要です。すぐに病院に向かい、適切な処置を受けてください。

狭心症・心筋梗塞などの心臓病

狭心症・心筋梗塞など、心臓病も高血圧によって引き起こされやすい症状です。高血圧になると、動脈硬化によって血管が狭くなります。すると、血液を循環させる役割を持つ心臓に負担がかかりがちになり、狭心症や心筋梗塞に至ってしまうのです。

狭心症は高血圧による動脈硬化などで一時的に冠動脈が狭くなって心筋への血流に不足が生じた状態、一方の心筋梗塞は冠動脈に血栓ができて冠動脈が完全に詰まり、心筋に血液がいかなくなる状態です。

症状としては、胸が締め付けられるように痛くなります。狭心症も心筋梗塞も症状は似通っていますが、心筋梗塞の方が発作が長引きがちで、旨をえぐられるような強い痛みが出るのが特徴です。

狭心症・心筋梗塞は、放っておくと重篤な状態になる危険性があります。発作がひいたとしてもそのまま放置するのではなく、病院で診察を受けましょう。

慢性腎臓病

腎臓病は、名称通り腎臓に不調をきたす病気です。高血圧により動脈硬化が発症すると、体の各所の血流が低下し、それに伴って腎臓の機能も低下します。

腎臓は血液をろ過し、体の老廃物や塩分を尿として体外に排出してくれる機能を持っています。そのため、腎臓の機能が低下してしまうと、体内に老廃物が溜まったままになってしまい、だるさ、吐き気、手足の痺れなど各種症状を引き起こしてしまうのです。

さらに腎臓病が進行すると、腎不全となります。特に時間をかけてゆっくり発症する慢性腎不全は、一度発症すると回復が難しくなるため、予防と早期発見が肝要です。
 

高血圧の方が通常の保険に加入するためのポイント

高血圧の方が通常の保険に加入するためのポイントは、以下の2つです。

  • 一定期間の治療を行う
  • 条件が緩い保険を契約する

前提として、保険は加入する際、被保険者が健康であることが求められます。そのため、高血圧の場合は、健康状態を良好にする意思があり対策を取っているかどうかや、症状の進行度合いがあまり重篤でないことなどが条件となりがちです。

一定期間の治療を行う

一定期間の治療を行うと、通常の保険に加入できる可能性は高くなります。正確に言うと、単に治療を行うのではなく、治療の結果が出て血圧などの数値が改善すると、加入条件をクリアできるケースがあるのです。

逆に言うと、数値を改善しなければならないため、加入は治療開始より逆算してある程度の期間を見込む必要があります。目安ですが、少なくとも半年程度はかかると捉えておきましょう。

なお、保険において「数値が改善したので高血圧を黙っている」という行動は許されません。保険加入には、健康状態や既往歴の告知義務があります。現状で数値が改善していても、以前高血圧と診断された場合は、保険会社にしっかり伝えてください。

条件が緩い保険を契約する

どうしても通常の保険の条件がクリアできない場合は、条件が緩い保険を検討しましょう。引受条件緩和型、限定告知型と銘打たれている保険は、通常よりも加入条件が緩和されているため、高血圧でも比較的加入しやすくなっています。

ただし、あくまで加入しやすいだけであり、必ず加入できると保証されているわけではありません。しっかり加入条件をチェックして、クリアできるかどうか確認しましょう。

また、加入条件は保険会社によって異なります。もし加入できない場合は、別の保険会社をチェックしてみるのがおすすめです。

高血圧でも保険に入れないことはない?加入できる保険とは

高血圧のような持病のある場合でも、保険に入れないことはありません。審査が緩いまたは不要の保険タイプもあり、高血圧でも加入できる可能性があります。

  • 通常の医療保険や生命保険
  • 引受基準緩和型保険
  • 無選択型保険
  • がん保険
  • 県民共済

上記3種類の特徴を解説しますので、保険商品を探したり見直したりするときの参考にしてください。

通常の医療保険や生命保険

高血圧の場合でも通常の医療保険や生命保険に加入できる可能性はあります。

年齢や入院歴など様々な観点から加入ができるかを審査されるので、直近で入院をしたことがなかったり、年齢が比較的若い方は可能性が高い傾向にあります。

後述する2つの保険と比較して特約の数が豊富であったり、掛け金が安かったりするので、まずは通常の医療保険や生命保険への加入を検討しましょう。

引受基準緩和型保険

一般的な保険商品と比べて引受けの基準が緩い商品です。告知内容は保険会社や商品によって異なりますが、基本的には医師による診査や及び健康診断結果の提出が必要ありません。

そのため、高血圧や持病があっても、保険契約を結びやすいのが特徴です。ただし、加入する際のハードルが低い分、加入してから一定期間は保険金が減ってしまうケースもあるためご注意ください。

引受基準緩和型保険に加入する際は、通常の保険と比べてどのようなデメリットがあるのかをきちんと確認した上で手続きを進めていきましょう。
 

無選択型保険

健康状態に関する質問や医師の判断、健康診断結果の提出などが全く必要ない保険タイプです。

月々の保険料が高めなことに加え、保険に加入してから一定期間は死亡保障が少ない点はデメリットです。一方で、高血圧や持病がある方でも必要な保障を得られることは魅力的なポイントといえるでしょう。

しかし、月々の保険料負担が大きな額となってしまうため、はじめから無選択型保険を選ぶことは賢明ではありません。先ずは、通常の生命保険や引受基準緩和型保険に加入できないかを検討し、無選択型保険は最終候補としておくことをおすすめします。

がん保険

他の保険と異なりがん限定ではありますが、がん保険も高血圧の方は加入できる可能性があります。

医療保険とは違って、通常の治療に関しては保障が出ませんが、がんにかかってしまった場合には手厚い保障を受けることが可能です。

他の保険とは告知項目が異なるため、高血圧の方でも健康状態に異常がなければ問題なく加入できるでしょう。

県民共済

民間の会社が運営している保険と異なり、非営利の団体が運営する県民共済も高血圧の方が加入できることがあります。

通常の保険より告知の内容が厳しいため、加入が難しいケースも多いですが、持病に関しては保障をしないという条件付きで加入できるケースがあるので、気になる方は一度問い合わせてみても良いでしょう。

掛け金が通常の保険よりも安いため、負担になりにくいので家計が苦しいという方はぜひ検討してみてください。

高血圧の人が保険に入れないケースは?

高血圧を放置すると動脈が硬くなり、心臓や脳に病気を起こすリスクが高まります。全ての保険に入れないわけではありませんが、以下のようなケースでは一般的な保険に入るのが非常に難しいといえます。

  • 治療を受けていない
  • 薬を飲み始めてからまだ日が浅い
  • 病気の併発をしている
  • 基準を超える血圧値の場合

「高血圧だと保険に入れないのでは?」と心配な方は、以下の懸念事項を参考にしてください。

治療を受けていない

高血圧と診断されたにも関わらず、通院をしておらず適切な治療を受けていない場合には、保険に入れない可能性があります。というのも、脳や心臓、腎臓などに病気を患う危険性が高まるからです。

保険に入りたい場合は面倒がらずに通院し、薬などで血圧を管理することが必要です。血圧が安定すれば、いろいろな病気を防ぐことができます。

治療にしっかりと取り組むことが、保険加入のコツです。

薬を飲み始めてからまだ日が浅い

高血圧の治療には薬を飲むことが必要ですが、効果が現れるのはすぐではありません。飲み始めてからしばらくはもちろんのこと、血圧の値が落ち着くまでには時間がかかります。

薬を飲んでいる期間が短いと、状況に応じて別の疾患にかかるリスクが高まります。

薬を飲んでいる期間はまだ足りないけれど、保険に加入できる可能性があるのか気になる方は、保険の専門家に相談してみるのも1つの方法です。

病気の併発をしている

高血圧をそのまま放置していると、脳や心臓などの臓器に障害を引き起こす可能性が高まります。さらに、高血圧とは無関係な疾患を抱えてしまうことさえあります。

定期的な受診や薬の服用などで血圧を適正な範囲に保っていても、他の疾患を併発してしまうと、病状によっては保険に加入できない可能性があります。

別の疾患が合併しているときは、疾患の重さに応じた審査が緩い保険を検討するか、あるいは加入を断念するしかないでしょう。

基準を超える血圧値の場合

薬の服用を行っていても基準値を超える血圧ですと、保険に入るのは難しいです。血圧が高い状態を放置してしまったり、薬を自分でやめたりすると、1度高血圧と診断された方は簡単に血圧が上昇します。

先述している通り、基準を超える血圧の場合は脳や心臓に障害が起きる危険性が高まるため、保険に入るのは難しいというのが現実です。薬を飲み始めたばかりなら、飲み続けて様子を見るか、審査が緩い保険を探してみましょう。

この記事の内容の他にも、「お金が貯まる29の知恵」を1冊にまとめました。
今ならLINE登録するだけで、無料でプレゼントしています。
この機会に是非一度LINE登録して、特典を今スグ受け取ってください。

高血圧の人が医療保険に入るときのポイント

高血圧の人でも、自分の病状や治療状況を正しく告知すれば、一般の医療保険に加入できる場合もあります。ただし、健康な人に比べて保険料が高くなったり、保障の範囲が制限されたりすることも考えられます。

また、告知に不備があると審査に悪影響を及ぼします。高血圧の人が医療保険に入るときは、次のことに気をつけましょう。

  • 一般の医療保険・生命保険に加入できないか確認する
  • 高血圧を隠した申し込みはNG
  • 特別条件の有無をチェックする
  • 保険をいくつか見比べてみる

一般の医療保険・生命保険に加入できないか確認する

高血圧の方でもまずは一般の医療保険や生命保険に加入できないかを確認しましょう。

確かに、健康状態に良くない影響を与えているとして高血圧の場合は加入できないケースもありますが、適切な治療を受けていたり、入院歴がなかったりすれば加入できることもあります。

加入しやすくても制約のある他の保険と異なり、特約の数も多く保障できる内容も多いため、まずは一般の保険が利用できないかチェックしておくのがおすすめです。

高血圧を隠した申し込みはNG

高血圧は合併症の危険性が高い病気として知られていることから、健康な人よりも保険に加入できる範囲が限られています。

かといって、高血圧を隠して保険の申し込みをすることは避けましょう。もし保険に入れたとしても、告知義務を守らなかったことが分かれば、保険金がもらえなくなるかもしれません。

保険契約を無効にされてしまうだけでなく、払った保険料も戻ってこないかもしれません。告知義務を守らないまま生命保険に入っても何の得もないため、今の健康状態を正しく告げて、適切な内容で審査を受けるようにしましょう。

特別条件の有無をチェックする

高血圧持ちの人が医療保険に入るときには、「部位不担保」や「疾病不担保」という特別条件が付くことがあります。特別条件とは、ある部位や疾患に関する給付金の支払いを保険会社が拒否するということです。

保険契約に条件が付いてしまうと、せっかく保険に加入できても給付金がもらえないといった事態になりかねません。

特別条件は時間が経てば外れるケースもありますが、同時に既存の病気が悪化してしまう可能性も否めません。不安な人は、一般の医療保険に無理して入るよりも、緩和型保険に加入することを検討してみましょう。

保険をいくつか見比べてみる

一般の医療保険に加入できるかどうかは、血圧の高さや飲んでいる薬の種類、過去の病歴などを基に総合的に評価されます。また、審査基準も保険会社によって異なります。

一方の保険会社で加入ができなかったとしても、他の保険会社なら加入が可能な場合もあります。

1社に絞るのではなく、いくつか見比べてみることがおすすめです。

高血圧の保険に関するよくある質問

高血圧の保険に関する、よくある質問を以下にまとめます。

  • 高血圧だと生命保険に加入できないですか?
  • 告知義務に違反した場合バレますか?
  • どのようなことを告知すれば良いですか?
  • 高血圧でも加入できる保険はありますか?
  • 保険を契約した後に高血圧になった場合は告知が必要ですか?

加入前だけでなく、加入後にも注意すべきことはあるため、無関係と考えず目を通しておきましょう。

高血圧だと生命保険に加入できないですか?

高血圧の場合でも、生命保険に加入できないと限ったわけではありません。高血圧であっても、治療の結果数値が改善していたり、加入条件が比較的緩めな生命保険であれば、加入できる可能性はあります。

ただし、健康な人と比べて加入しにくくなるのも事実です。実際に加入可能かどうかは、検討している生命保険の条件や、被保険者本人の血圧などの数値に左右されるため、まずは自分の状態と、加入したい保険の条件を比較、確認しましょう。

告知義務に違反した場合バレますか?

生命保険加入後、告知義務に違反している場合バレるかどうかは、保険を実際に利用するかどうかに左右されます。契約後2年以内に保険を利用した場合や、数年以内に2回以上保険を利用し、内容に相違がある場合、保険会社は高血圧の告知を怠った可能性を疑い、詳細を調べます。

そのため、バレないようにするには保険を利用しない方が良いということになりますが、そもそも高血圧の場合は、健康な人よりも保険を利用する可能性が高いです。調べられて告知義務違反がバレるよりも、最初から申告しておいた方が良いでしょう。

どのようなことを告知すれば良いですか?

高血圧の状態で生命保険加入を行うにあたり、具体的に告知する事項は以下のとおりです。

  • 直近の血圧値
  • 治療の有無
  • 治療の期間
  • 薬名

その他、告知するように指示された事項があれば、正直かつ正確に答えましょう。本人にそのつもりがなくとも、数値を間違ったりしてしまった場合、数値を誤魔化したと取られる可能性があります。

高血圧でも加入できる保険はありますか?

高血圧でも加入できる保険は、前述した通り数値改善によって入れる水準の保険や、引受条件緩和型、限定告知型の保険です。

ただし、いずれも必ず入れるという保証はありません。治療をまったくしておらず、各種数値が極端に悪い場合は、どの保険も入れないという可能性もあります。加入の際は、加入条件と自分の状態を比較し、クリアしているかどうか確認しましょう。

保険を契約した後に高血圧になった場合は告知が必要ですか?

結論から述べると、保険契約後に高血圧となってしまった場合、連絡は一切不要です。保険の告知義務は、原則加入時の一回のみであり、その場での健康状態を告知するものです。そのため、加入後に健康状態の悪化がわかった場合は、連絡不要です。

また、上記の状態で保険を利用しても、問題はありません。保険金を受け取れる条件を満たせば、通常通り保険を利用し、お金を受け取れます。

まとめ:高血圧の人は複数の保険を比較しよう

この記事では、「高血圧だと保険に入れない」といわれる理由や、おすすめの保険商品について紹介しました。

高血圧でも治療で血圧をコントロールできていれば、普通の医療保険に入れる可能性があります。医療保険に加入したいなら、高血圧という理由で最初から諦めず、まずは普通の医療保険に申し込んでみましょう。

もし審査に落ちてしまっても、引受基準が緩い保険や無申告型の保険といった助け舟もあります。

引受基準が緩い医療保険の告知事項は保険会社によって異なるため、加入するなら一括資料請求で複数の保険会社を比べてみましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次