PayPay資産運用は、投資の体験ができて初心者でも手軽に始められることで人気を呼んでいます。
ところが、「PayPay資産運用はやばい」「ポイント運用はやめとけ」という評判があり、心配になる方もいることでしょう。
この記事では、PayPay資産運用が“やばい”といわれている理由を始め、メリットやデメリットを徹底解説します。
PayPay資産運用に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
PayPay資産運用に“やばい”という評判があるのはなぜ?
PayPayの資産運用が“やばい”という評判を耳にしたことがあるかもしれません。しかし、そのやばいは良い方向でやばいという意味です。
資産運用といえば、多額のお金を運用し、大損する危険があるという印象が根強いものです。しかし、PayPayの資産運用は少ない金額から運用でき、手軽に始められます。
そのあまりの手軽さや安全性の面からPayPay資産運用は“やばい”といわれているのです。
PayPay資産運用に“やばい”という評判がある理由6選
「PayPay資産運用がやばい」という意見の中には、「儲かる」という声があります。そういったPayPay資産運用の利点について以下に紹介します。
- やばい理由①11円から始められる
- やばい理由②PayPayポイントとPayPayマネーで投資ができる
- やばい理由③未成年でもOK
- やばい理由④PayPayポイント増加でショッピングがお得
- やばい理由⑤いつでもどこでも自在に出し入れ
- やばい理由⑥PayPayポイントが積立額の0.7%分付与される
やばい理由①1円単位で始められる
PayPay(ペイペイ)の資産運用は1円単位で利用可能です。最低100円から運用額を自由に設定できます。
獲得ポイントが少ない方でも、気軽に投資を始められるのがPayPay資産運用の特徴です。
やばい理由②PayPayポイントとPayPayマネーで投資ができる
PayPay資産運用では、「PayPayマネー」または「PayPayポイント」を使って資産運用ができます。当初は「PayPayマネー」のみが運用の対象でしたが、2023年4月から「PayPayポイント」も資産運用に使えることとなりました。
参考:PR TIMES「「PayPay資産運用はじめようキャンペーン」の開催について」
PayPay資産運用は、仮想的な運用ではなく、実際に有価証券を取引するサービスです。そのため、現金で投資した場合と同じように、分配金を受け取ることができます(分配金を出す銘柄に限ります)。
また、「PayPayマネー」や「PayPayポイント」は、以下の表の通り「PayPay残高」という総称で呼ばれるものの一部です。
付与方法 | 上限額 | 本人確認 | 出金 | |
---|---|---|---|---|
PayPayマネー | 銀行口座 セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションの売上金 |
100万円 | 〇 | 〇 |
PayPayマネーライト | PayPayカード PayPayクレジット ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い |
100万円 | × | × |
PayPayポイント | 各種特典・キャンペーン | なし | × | × |
参考:PayPay公式サイト「PayPay残高の種類とPayPayポイント」
やばい理由③未成年でもOK
PayPay資産運用は、未成年の方でも利用可能です。一般的には親権者の証券口座が必要ですが、PayPay資産運用は15~17歳の方であれば親御さんの証券口座が不要です。
参考:PayPay証券「未成年口座のご案内」
インターネットで数々の情報が手に入る昨今、投資に関心がある未成年の方も少なくないでしょう。最低100円から運用可能ですし、PayPayポイントを使えば損失が出ても心の傷は軽いです。投資の勉強としてフランクに利用できるのが魅力といえます。
やばい理由④PayPayポイント増加でショッピングがお得
PayPayポイントを運用して利益が出たら、当たり前ではありますがPayPayを使う際の利用可能ポイントが増えます。
もちろん、初期段階よりもPayPayポイントが減るリスクもありますが、入金したリアルマネーではないため、「増えたらラッキー」くらいの感覚で取り組むとお得感が得られるでしょう。
やばい理由⑤いつでもどこでも自在に出し入れ
PayPay資産運用では、PayPayポイントを年中無休で好きなときに出し入れできます。一般的な株式運用などと異なり時間制限がないため、PayPay資産運用の魅力の1つといえます。
また、PayPayポイントを通じた入金・出金に一切の手数料がかからない点も特徴です。
参考:PayPay「PayPay資産運用の始め方」
やばい理由⑥PayPayポイントが積立額の0.7%分付与される
クレジットカードで積立をすると、資産運用の一環として積立額の0.7%に相当するPayPayポイントが付与されます。付与されたPayPayポイントは、支払いやPayPayカードの利用に使えるため、現金を使わずに済みます。
クレジット積立の積立額上限は毎月10万円(最大700ポイント)です。
また、PayPay証券の積立は、PayPay残高でもできます。しかし、PayPay残高で積立をすると、ポイント付与率は0.5%と少し低くなります。そのため、クレジットカードで積立をするほうが、ポイントを効果的に貯めることができます。
参考:PayPay「プレスリリース」
PayPay資産運用における3つのやばいデメリット
PayPay資産運用には、次の3つのデメリットがあります。
- やばいデメリット①配当がもらえない
- やばいデメリット②現金にできない
- やばいデメリット③運用するときには手数料が発生する
やばいデメリット①現金で配当がもらえない
PayPay資産運用で配当を現金で得ることはできません。「PayPay証券」での取引であれば配当を受け取れますが、PayPay資産運用ではPayPayアプリにてPayPayマネーで入金されることになります。
PayPayポイント運用で配当金の支払いは行われません。
やばいデメリット②基本的に現金にできない
PayPay資産運用で利用した資金や収益については、基本的に現金に換えられません。運用をやめて出金すると、収益や資金はPayPayマネーで出金されます。
現金として使えないケースが多いため、収益を上げたときの使い道には気をつけましょう。
なお、以下の条件を満たすと銀行口座への出金が可能です。
PayPayマネーの限度額
- 24時間以内で50万円、または直近30日間で「200万円」を超える額のPayPayマネーチャージを利用した場合
- PayPayマネーへのチャージの結果、残高が100万円を超える場合
やばいデメリット③運用するときには手数料が発生する
入金・出金時の手数料は無料ですが、取引手数料がかかります。PayPay資産運用の手数料は以下の通りです。
米国株/米国ETFの取引手数料 | 日本時間23:30 ~ 6:00(夏時間:22:30 ~ 5:00):「基準価格」に0.5%を乗じた価格 |
---|---|
上記以外の時間帯は、「基準価格」に0.7%を乗じた価格 | |
日本株/日本ETFの取引手数料 | 「基準価格」に0.5%を乗じた価格 |
参考:PayPay証券「PayPay資産運用とPayPay証券アプリの違い」
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投資初心者はPayPayポイント運用がおすすめ!
PayPay経済圏では、投資&運用の方法が3つあります。
- PayPayポイント運用
- PayPay資産運用
- PayPay証券アプリ
PayPayポイント運用では、PayPayアプリでPayPayポイントを使って、最低1ポイントから運用できます。運用先は、以下の5種類から選べます。
- 金(ゴールド)コース
- テクノロジーコース
- スタンダードコース
- チャレンジコース
- 逆チャレンジコース
金(ゴールド)コース
金(ゴールド)コースは、金の価格動向に沿って運用されるETF(SPDR Gold Trust)と連動しています。金は株式市場の暴落にも強く、危機に備えるものとして知られています。
歴史を振り返っても着実に価値を高めているため、長期間の保有にも適しています。ただし、価格の変動幅が小さいため、短期的な利益を狙うには物足りないかもしれません。
テクノロジーコース
テクノロジーコースは、ナスダック市場に上場するハイテク分野の代表的な企業約100社の価格変動に沿っています。ハイテク株は価格変動が大きいですが、長い目で見ると上昇傾向にあり、時代の流れに合わせて構成銘柄も変わります。
S&P500とも類似していますが、違いとしてはS&P500は文字通り約500社に資金を分散させており、ハイテク以外の分野の銘柄も多く含まれていることが挙げられます。
そのため、S&P500のほうが価格変動は穏やかです。S&P500もナスダックも長い目で見れば上昇しているため、どちらもおすすめです。
スタンダードコース
スタンダードコースは、「SPDR S&P500 ETF(SPY)」の価格変動に沿って動くコースです。 テクノロジーコースやチャレンジコースに比べて安心感があり、金(ゴールド)コースに比べて価格変動が大きいです。
米国の優良企業約500社に投資しており、長い目で見ると上昇傾向にあるため、長期的にも短期的にもおすすめのコースといえます。
チャレンジコース
チャレンジコースは、「DIREXION S&P500 3X(SPXL)」という投資商品に連動しています。この商品は、スタンダードコースのS&P500の動きを約3倍に増幅します。つまり、S&P500が5%の変動をすると、15%の変動になります。上昇も下降も3倍になるのです。
長期的に上昇傾向にあるS&P500に比べて、より短期間で高い収益を得られる可能性があります。「ポイント運用ならではのリスクに挑戦したい!」という方にはぴったりのコースです。ただし、自分が許せるリスクの範囲で運用することが大切です。無茶なリスクは避けましょう。
逆チャレンジコース
逆チャレンジコースは、米国の株式市場が落ち込むときに逆に価値が上がると見込まれるインバース型の3倍レバレッジETF「SPXS(Direxion S&P500 Bear 3X)」です。
「S&P500指数」というアメリカの代表的な多数企業株価指数の動きと反対方向に約3倍動きます。通常は株価指数が高くなるとリターンが出ますが、このコースは指数が低くなった場合にリターンが出る仕組みになっています。
短期運用に向いており、10%落ちればポイントは30%増えます。
PayPay資産運用に関するよくある質問
PayPay資産運用に関するよくある質問と回答を以下に紹介します。
- PayPay資産運用で税金は発生する?
- PayPay資産運用は儲かる?
- PayPay資産運用のNISAとは?
PayPay資産運用で税金は発生する?
PayPayポイント運用で得られた利益が雑所得と一時所得のいずれかに該当するかは所轄税務署に確認するのが確実です。年間50万円以下の一時所得は非課税であり、確定申告は必要ありません。
PayPay資産運用は儲かる?
PayPayが提供するポイント運用、資産運用、証券アプリはどれも投資です。投資はリスクがつきものであり、儲かるという保障はありません。
PayPay資産運用のNISAとは?
PayPay資産運用のNISAは、PayPayアプリで簡単に証券口座を開くことができます。日本株や米国株、投資信託などの取引もアプリでできます。PayPayマネーやPayPayポイントを使って、株式や投資信託を100円から購入可能。投資信託の手数料は一切かかりません。
まとめ:PayPay資産運用はPayPayユーザーにおすすめ
この記事では、“やばい”と噂されるPayPay資産運用のメリットやデメリット、コースの選択方法などを紹介しました。
現金不要で仮想的な投資ができるため、投資の練習に挑戦したい方や初めての方にもぴったりのサービスです。
PayPayをよく利用する方で資産運用に関心がある方は、この機会にぜひ取り組んでみてください。