不動産投資は資産形成方法のひとつとして知られており、気になる人も多いでしょう。近年、COZUCHIという不動産投資の会社がじわじわと話題になっています。ネット上での口コミや広告、営業電話などで、COZUCHIの名を知った人もいるのではないでしょうか。
「不動産投資は気になるけど、どんな会社かわからないし不安」と思うかもしれません。そこで、本記事ではCOZUCHIの特徴を口コミもまじえて解説します。利用者の生の声を知ると、よりリアリティーを持って理解できます。COZUCHIの特徴の利用を検討するときの参考にして下さい。
「自分にとって効率のいい投資って何かな?」とお悩みの方は、投資を始める上で重要なポイントを、まずは押さえておくことが大切です。それは、自分がどのような「投資タイプ」なのかを事前に把握しておくことです。 MIRAPの投資診断ではLINEでカンタンに「投資タイプ」を知ることができます。あなたは一体 なにタイプでしょう?
目次
COZUCHIは不動産投資のクラウドファンディング
「COZUCHI」は、LAETORI株式会社によって運営されている不動産投資のクラウドファンディングです。投資先の選定や運用は専門家がおこなっており、投資家は自分が投資したい不動産を選んで投資します。一定の運用期間を経過後、運用益を配当として受け取ります。
多数の投資家および専門家が共に投資するため、一個人の出資額が少額であっても不動産投資が可能です。投資先も事業用地から一棟ビル、エリア開発プロジェクトと多彩であり、個人では通常関与できない規模の不動産投資をおこなえます。
出典:COZUCHI公式サイト
多数の投資家および専門家が共に投資するため、一個人の出資額が少額であっても不動産投資が可能です。投資先も事業用地から一棟ビル、エリア開発プロジェクトと多彩であり、個人では通常関与できない規模の不動産投資をおこなえます。
COZUCHI(コヅチ) | |
運営会社 | LAETOLI株式会社 |
所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山2丁目26番1号 D-LIFEPLACE南青山2F |
設立 | 1999年5月20日 |
資本金 | 1億円 |
COZUCHIの口コミ・評判
良い口コミ・評判
ここでは、実際にCOZUCHIを利用している人の高評価な口コミを紹介します。
少額から不動産投資を始められて利回りも良い|☆☆☆☆☆
少額からでも不動産投資を始められ、また自分で運用する必要もないため安定して資産を増やすことができる。利回りも比較的高い。
(20代/男性)
担当者が丁寧でわかりやすい|☆☆☆☆☆
ファンドの説明が丁寧でわかりやすく、事業のイメージが湧きやすいので、それらが投資判断の後押しになりました。
(30代/男性)
途中解約ができて安心|☆☆☆☆
「途中解約することができる」ので安心して投資できます。また、他クラウドファンディングと比べるとCOZUCHIは特殊な案件募集が多いのも魅力だと思います。
(30代/女性)
全体的に、小さく始められて途中解約が可能のためリスクが小さい、利回りが高く担当者も丁寧といった口コミが多く見られました。
また、珍しい案件や特殊な案件が多く面白いといった声も散見されました。
イマイチな口コミ・評判
次に、イマイチな口コミも見ていきましょう。
案件数が少ない|☆
案件の数が少なく、良いと思った投資口があったとしても応募から落選になる場合があります。数十の案件に申し込んだですべて落選してしまったこともあります。応募したくとも出来ない時はがっかりするので、この点は改善して欲しいです。
(30代/男性)
元本保証がない|☆☆
今のところ元本割れはおきていませんが元本保証がないのは少し心配です。あと、キャンセル分募集の通知が遅いのでもう少し早くしてほしいです。
(30代/女性)
対応が遅く、利回りも微妙|☆
利回りなどが少し悪いというのもありますし、事務局のメッセージが遅いです。
(20代/男性)
イマイチな口コミには、案件数が少ないため抽選に外れて投資できないといった意見が目立ちました。
クラウドファンディングであるため、申し込みが確定しなければ投資は成立しません。
応募数が多いのは人気の証拠と考えることもできますが、そもそも投資できずに終わってしまう人も少なくないようです。
その他には、利回りが微妙、担当者の対応が遅いといった声がみられました。
想定利回りが高い案件が多いように思えますが、保証もなく必ずしも実現できるわけではないため、あまり得をしたという実感が湧かない場合もあるでしょう。また、案件によってばらつきが大きく、総合的に見ると微妙という声も多く寄せられました。
COZUCHIの口コミまとめ
上記の口コミをまとめると、以下のようになります。
良いものとそうでないもの、片方だけでなく両方の視点から考えて決めることが重要です。
COZUCHIの口コミ・評判まとめ
- 少額から始められ、リスクを抑えられる
- 途中解約ができるので安心
- 担当者の説明がわかりやすい
- 案件が少ないため、そもそも投資できない場合がある
- 元本・利回り保証がなく、利回りもばらつきがある
COZUCHIのメリット
「COZUCHIは他の不動産クラウドファンディングと何が違うのか」と気になる人も多いでしょう。COZUCHIのメリットは、次の4点です。
- 「優先劣後方式」を採用している点が評判
- 案件の種類が豊富である
- 出資は一口1万円から、最低1万円から可能
- 途中解約できる
それぞれについて詳しく解説します。
メリット①:「優先劣後方式」を採用している点が評判
「優先劣後方式」を採用している点が、COZUCHIユーザーに評価されています。優先劣後方式とは、万一損失が発生した場合はプロの出資分で損失を補填し、一般投資家の出資金を守る方式です。一般投資家にとって、リスクが低減化されています。
実際に、「投資家の安全性を高める優先劣後方式を採用していて、安心できる点も大きい」という声も。
通常の投資であれば、株式であれ不動産であれ、値下がりリスクはすべて自分で負わねばなりません。しかし、COZUCHIならそのリスクをプロが一定負担するため、個人が低リスクで投資に取り組めるといえるでしょう。
メリット②:案件の種類が豊富である
案件の種類が豊富である点も、COZUCHIの大きな利点です。「COZUCHIは他の会社と違って、ユニークで面白い案件が多い」と評価されています。過去にはニュースで報道されるほど有名な不動産を扱ったこともあります。
現在も、エリア開発から一棟ビルまで幅広いジャンルの不動産を扱っており、個人では通常関われないような規模の不動産投資への参加が可能です。大規模不動産プロジェクトに専門家と共に参加する感覚は、COZUCHIだからこそ味わえる経験といえるでしょう。
メリット③:出資は一口1万円から、最低1万円から可能
「不動産投資はまとまった資金が必要なのでは」と思うかもしれません。しかし、COZUCHIなら1万円で出資が可能です。一口1万円から始められるため、社会人はもちろん、学生や主婦でも家計を少し節約するだけで出資できます。
通常の不動産投資は頭金やローンなどがかかるほか、投資にあたって多くの準備が必要です。一方、COZUCHIは1万円から不動産に出資できるため、気軽に不動産投資をおこなえます。1万円でスタートできるので、初めての投資としてもおすすめです。
なお、一般の不動産投資における必要な資金額に関しては、以下の記事を参考にしてください。
メリット④:途中解約できる
出資を途中解約できるのも、COZUCHIの大きな利点です。他の不動産投資クラウドファンディングサービスでは、一定運用期間を経過しないと解約できないケースがよく見られます。しかし、COZUCHIでは24時間365日、ネット上で換金申請ができます(換金手続きの際に、事務手数料3~5.5%必要です)。
「出資していたものの、急に別件で資金が必要となった」という場合でも、COZUCHIならすぐに手元にお金を取り戻せます。いつでも解約できるのは資金流動性が高いため、投資家にとってうれしいメリットです。
COZUCHIのデメリット
投資初心者にも取り組みやすいCOZUCHIですが、デメリットもあります。
その中で特に注意しておきたいのは次の4点です。
- 案件の倍率が高く、希望のファンドに投資できない
- 元本保証がなく、損失の可能性がある
- 利益は雑所得扱いで確定申告が必要
- 運営会社は非上場企業
デメリット①:案件の倍率が高く、希望のファンドに投資できない
COZUCHIでは先着・抽選と2つの方法で案件への出資を募っています。
しかし、口コミ・評判でも取り上げた通り、COZUCHIの案件数は多くはないので、人気のプロジェクトであれば開始から1日と経たずに募集金額に達することもあります。
実際、倍率が高すぎるがゆえに「宝くじ」だという声もしばしばあるようです。
そのため、抽選に外れてしまう可能性が高いことを理解した上で応募する必要があるでしょう。
https://twitter.com/prokojiki_eagle/status/1600820891730210817?s=20デメリット②:元本保証がなく、損失の可能性がある
COZUCHIはリスクを抑えた不動産投資を行えるため、初心者にもおすすめですが、元本・利回り保証はありません。そのため、元本割れするリスクや想定利回りよりも低くなる可能性があります。
先に上げた通り、COZUCHIでは一般投資家のリスクを低減するために「優先劣後方式」を採用しています。この方式では損失をプロの出資で補填するため、一般投資家の出資金には影響が及びにくいことが特徴です。
しかし、損失が大きすぎた場合はプロの出資でも補填しきれず、一般投資家の出資金が失われることもあります。リスクを抑えていても、投資では損をする可能性があると覚悟したうえで、無理のない範囲でCOZUCHIに出資することをおすすめします。
デメリット③:利益は雑所得扱いで確定申告が必要
COZUCHIの分配金は、所得税+復興特別所得税の20.42%の源泉徴収が行われ、取引口座に振り込まれます。
この金額は雑所得扱いであり、総合課税の対象であるため原則確定申告が必要です。
勤め人の場合、企業側が年末調整を済ませているため通常は確定申告が不要ですが、投資による利益が20万円を超えた場合、確定申告する必要があります。そのため、手間に感じる人もいるでしょう。
例えば、株式投資やエンジェル税制に該当するクラウドファンディングを行うの場合、分離課税になることから税制上のメリットを受けられるため、このような投資方法と比較するとCOZUCHIはデメリットに感じやすいです。
デメリット④:運営会社は非上場企業
COZUCHIの運営会社であるLAETOLI株式会社は1999年に設立しており、20年以上の歴史がありますが上場企業ではありません。
そのため、運営元に対して不安を感じる人もいるでしょう。実際に不動産投資は大きな金額が動くため、運用元の信頼性はサービスを利用する上で重要なポイントです。
大手企業など知名度が高い会社が運営している方が安心できるという人の場合、運営元が非上場企業であることはデメリットになるでしょう。
COZUCHIでの投資の始め方
申し込みから投資まで、COZUCHIはすべてネット上で完結します。投資の始め方は次の5ステップです。
- 本人確認書類を準備する
- 新規会員登録をする
- 投資家申請をする
- 審査結果が届き投資家登録が承認される
- ファンドを選び投資額を決定する
すべての手続きを簡単にネット上で済ませられるため、早い場合は最短15分で投資が可能になります。以下で、各ステップについて解説します。
ステップ①:本人確認書類を準備する
まずは本人確認書類を準備します。本人確認書類として使用できるものは次の7点です。
- 運転免許証
- 個人番号カードおもて面
- パスポートの写真貼付面、所持人記載面(2020年4月以降に発給申請されたものは不可)
- 住民基本台帳カード(顔写真あり)
- 在留カード
- 運転経歴証明書
- 特別永住者証明書
ステップ②:新規会員登録をする
新規会員登録は、電話番号とメールアドレスだけで登録可能です。会員登録をすると、各プロジェクトの詳細ページの閲覧が可能となるため、比較・検討しやすくなります。また、新プロジェクト公開情報もメールで送られます。
ステップ③:投資家申請をする
会員登録後、ネット上で投資家申請をします。口座やマイナンバーを記載し、顔写真および準備した本人確認書類を撮影してアップロードします。
最短15分で投資家登録が可能ではあるものの、申請が殺到していたり休日に申請した場合は、審査・承認に時間がかかるとお考えください。
ステップ④:審査結果が届き投資家登録が承認される
審査結果が届いて投資家登録が承認されると、あなた専用の投資家ページが作成されます。そのページにログインすると、各プロジェクト一覧を見ることができます。
ステップ⑤:ファンドを選び投資額を決定する
投資家ページ内で各プロジェクト一覧から、投資したいファンドを選び、投資額を決定します。そして、同ページ内で出資を申し込みます。
まとめ:COZUCHIは不動産投資のクラウドファンディングで少額から投資が可能
不動産投資のクラウドファンディングであるCOZUCHIについて、特徴や始め方、注意点などを解説しました。不動産投資を少額から始めたいと考えている人は、選択肢の1つとしてCOZUCHIの利用を検討してもいいでしょう。
「それでもまだ何となく不安」という人もいるでしょう。お悩みの場合、シュアーイノベーションのMIRAPに相談してはいかがでしょうか。マンション投資はもちろん、不動産投資全般の相談が可能です。
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