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家計

「不労所得」と耳にすると、「働かずに手軽にお金を稼げてうらやましい」と思う人も多いでしょう。やり方次第で不労所得は誰でも得られます。大切なのは、あなたに合った方法を選ぶことです。

そこで、本記事では不労所得のおすすめ11種類を、タイプ別に解説します。どのタイプに該当するかを考えたうえで取り組む不労所得を決めると、ストレスなく不労所得を得られるでしょう。

また、不労所得づくりに取り組む際におさえておきたいポイントも解説しています。余計なトラブルを避けるためにも、ぜひ確認しておいてください。

本記事で解説する不労所得には、記事を読んだあと、すぐに取り組めるものもあります。自分にあった不労所得を見つけて、無理のない資産形成をおこないましょう。

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不労所得とは

不労所得とは、労働の対価として得るわけではない所得を指します。通常、所得を得るには労働を提供し、その労働に応じた所得を受け取ります。一方、不労所得は自分が保有する資産やビジネスが自動的に稼ぎ出す所得です。

ただし、不労所得は必ずしも定まった金額を稼げるとは限りません。労働の対価として得る所得は、時給や歩合、出来高など何らかの基準で金額が定められています。

しかし、不労所得は下手をすると「取り組んでから時間がたつのに全然稼げていない」という事態に陥りかねません。その点が、労働で得る所得との大きな違いです。

おすすめの不労所得一覧

「稼げるかどうかわからないのなら、不労所得づくりに取り組む意味がないのでは」と思うかもしれません。実は、不労所得は自分のタイプに合わせて選ぶことが重要です。

合わない不労所得を選ぶと苦労やストレスが募るばかりで、目指す金額を得られないという悪循環に陥ることもあるでしょう。

おすすめの不労所得11種類を向いているタイプ別に分類しました。自分が3タイプのうちいずれに該当するのかを考えたうえで、自分に合った不労所得を選ぶことをおすすめします。

タイプ別おすすめの不労所得一覧

向いているタイプ 不労所得の種類
収益目的 株式投資
債券
投資信託
FX
不動産投資
不動産クラウドファンディング
駐車場経営
低リスク志向 貯蓄
保険
情報発信が得意 印税収入
ネット上での広告収入

収益目的の人におすすめの不労所得6選

「多少のリスクをとってでも、不労所得で一定の収益を得たい」という人におすすめの不労所得は、次の6種類です。

  • 株式投資
  • 債券
  • 投資信託
  • FX
  • 不動産投資
  • 不動産クラウドファンディング

少額の資金で始められるものもあるため、投資初心者にも取り組みやすく収益をねらえます。ただし、損失のリスクは常に起こり得ると認識しておくことが必要です。

不労所得①:株式投資

株式投資は、企業が発行する株式を購入して運用益を得る方法です。運用益は、大きく分けると次の2種類です。

  • 安値で買い高値で売ることで得られる売買差益
  • 長期保有で得られる配当や株主優待

不労所得では、後者の「長期保有で得られる配当や株主優待」をねらいます。投資先を選ぶ際には、配当や株主優待をぜひチェックしましょう。現在は株式投資を数百円で始めることもできるので、手持ち資金が少ない人も気軽に始められます。

株式投資をおこなう際にぜひ利用したい制度が、NISAです。株式投資の運用益に対し通常は約20%が課税されますが、NISA口座で投資をすると非課税となります。ぜひ、NISAを活用してより効率的に不労所得を稼いでください。

不労所得②:債券

債券とは、国や地方自治体、企業などがお金を借り入れるために発行する有価証券です。債券には満期があり、満期になるまで債券発行側は利子を債券購入者に支払い、満期段階で元本が債券購入者に返金されます。つまり、債券購入は国や企業などにお金を貸して利子を得る方法です。

満期が来るまで保有しているだけで良く、不労所得に適しています。なお、満期到達以前に債券を売却して現金化することも可能です。

債券には国債や地方債、社債があり、特に国債と社債が投資対象として知られています。国債と社債の詳細に関しては、以下の記事を参考にしてください。

不労所得③:投資信託

投資信託とは、出資者からお金を集めて運用のプロが国内外の株式や債券などに投資し、その運用益が分配される仕組みです。プロが投資先を選ぶため、あまり投資の知識がない人も始めやすいです。

投資信託には毎月定額を積み立てる積立投資信託があり、証券会社によっては月100円から可能なので、初心者でも取り組みやすいでしょう。積立投資信託をする場合、つみたてNISAを活用して運用益への課税を0%にすることをおすすめします。

つみたてNISAの詳細に関しては、以下の記事を参考にしてください。

不労所得④:FX

FXは「外国為替証拠金取引」ともいわれる投資手法で、為替差益をねらいます。たとえば、1ドル=100円の時に1ドルを買い、1ドル=130円になった段階で手持ちの1ドルを売ると30円の利益となります。

FXの大きな特徴として、レバレッジが挙げられます。FXでは証拠金を担保として差し出し、その最大25倍の金額を取引に使えます。例えば、4万円しか資金がない場合でも100万円の取引ができるため、非常に資金効率が高いといえるでしょう。

ただし、レバレッジを高くかけると、失敗した場合に大きな損失を抱える可能性があります。FXは一瞬で状況が変わることも多いため、リスクを覚悟したうえで取り組みましょう。

不労所得⑤:不動産投資

不動産投資は、不動産を取得し運用して利益を得る方法です。家賃収入や賃料が主な運用益となります。不動産投資にはさまざまな種類があるので、詳しくは以下の記事を参考にしてください。

代表的な不動産投資を3種類「アパート投資」「ワンルームマンション投資」「駐車場経営」を解説します。

アパート投資

アパート投資はアパート1棟全体を所有し、運用する投資方法です。改修やリフォームが自在におこなえるため、需要やトレンドを見越してアパートの価値を上げることが可能です。また、長期にわたる家賃収入が見込めます。

ただし、アパート全体を取得するため初期費用が一定必要です。

ワンルームマンション投資

ワンルームマンション投資は、マンションの1室を購入して運用する投資方法です。1室のみなので比較的初期費用が少なく、副業として始める人も近年増加しています。

ワンルームマンション投資についてさらに知りたい場合、MIRAPに相談してみてはいかがでしょうか。マンション投資を専門としており、手厚いサポートで知られています。不動産投資の資料も受け取れるので、気楽にアクセスしてみてください。

MIRAPはこちらです。

駐車場経営

駐車場経営は、駐車場を設置し利用料を得る投資方法です。建物ではないため初期費用が比較的おさえられますが、立地や税制面に注意する必要があります。

不労所得⑥:不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディングとは、出資者のお金を集めて不動産投資の専門家がビルや不動産プロジェクトに投資する方法です。投資で得られた運用益は出資者に分配されます。クラウドファンディングの一形態として知られるのがソーシャルレンディングです。

ソーシャルレンディングは「lending=貸付」の名称のとおり、貸付に特化しています。不動産クラウドファンディングもソーシャルレンディングも、少額から参加できるため投資初心者も始めやすいといえるでしょう。

この記事の内容の他にも、「お金が貯まる29の知恵」を1冊にまとめました。
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低リスク志向の人におすすめの不労所得3選

「大きなリスクを負ってまで不労所得を稼ぐことは不安」と思う人もいるかもしれません。

初期費用や損失などのリスクが少ない不労所得もあります。おすすめの低リスク不労所得は、「シェアリング」「預金」「保険」の3種類です。

不労所得⑦:シェアリング

シェアリングとは、既に保有しているものをインターネットを通じて他の人とシェアすることで利益を得る手法です。たとえば、自宅ガレージが一定時間空いている場合、オンラインサービスに登録しておくだけで利用されるたびに利用料を得られます。

既に持っているものをシェアするので、初期費用が不要です。自宅に使っていないスペースやブランド品、車がある場合は、シェアリングで活用してみてはいかがでしょうか。

不労所得⑧:預金

預金も不労所得の一種です。金融機関に預金するだけで定期的に利息を受け取れます。「銀行に預金しても利息はほとんどないけれど」と思うかもしれません。しかし、金融機関によって預金金利は大きく異なります。

定期預金の場合、メガバンクでは金利0.002%ですが、ネット銀行や地方銀行では0.25~0.3%とメガバンクの100倍以上です。普通預金でもネット銀行では最高0.2%の金利を得られます。預金先金融機関しだいで高い金利を得られるため、預金先選びが重要であることがわかります。

預金を活用する場合、おすすめしたい方法が先取り貯金です。毎月定額を自動的に預金する仕組みを利用することで、金額を決定し申し込んだ後は預金額と金利分が自動で増えていきます。

不労所得⑨:保険

保険も不労所得といえます。「保険は何かあった時の備えなのでは」と思うかもしれません。確かに、保険への加入は状況に応じた保障を目的としています。しかし、資産形成タイプの保険を選ぶと、毎月の支払保険料が自動的に貯蓄となっていきます。

しかも、支払保険料は所得控除や住民税控除の対象となるため、節税が可能です。保障を得ながら貯蓄ができ節税にもなる保険は、一石三鳥の不労所得といえるでしょう。

「不労所得としてどんな保険を選べばいいの?」と気になる人は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。

情報の発信が得意な人におすすめの不労所得2選

「自分で何かを作り上げて不労所得を得たい」という人もいるでしょう。そのような人におすすめなのが、情報発信によって得る不労所得です。やりがいや自己実現を達成しながら不労所得も獲得できるため、情報発信が得意または情報発信をしたい人にぴったりです。

情報発信で不労所得を得る場合、初期費用がほとんどかかりません。そのため、手元に資産がない人も気軽に始められます。

情報発信型の不労所得について、詳しく説明します。

不労所得⑩:印税収入

情報発信型の不労所得の代表例として挙げられるものが、印税収入です。書籍等を出版し、その出版物が売れるたびに印税が入ります。

「本を自費出版するのは費用がかかるのでは」と心配になる人がいるかもしれません。たしかに、かつては自費出版には一定の資金が必要でしたが、現在は電子書籍であれば無料で出版できます。

たとえば、大手ECサイトのAmazonのサービスなら無料で電子書籍とペーパーバックを出版でき、印税収入は最大70%です。1冊1,000円の本が売れるたびに700円印税収入が得られるのは、かなり大きな不労所得といえるでしょう。

不労所得としての印税収入は、書きたいことや伝えたいことがある人にぴったりの方法です。

不労所得⑪:ネット上での広告収入

インターネットを活用した不労所得として、動画やブログ、SNS上で得る広告収入が挙げられます。インターネット環境とスマートフォン(パソコンがあればなお良い)があれば始められるので、初期費用がさほどかかりません。

自分の発信した情報を見てもらい、広告の視聴やクリックなどで報酬を得ます。視聴者や読者の数が多いほど報酬も得やすくなるため、いかに多くのファンを作るかが勝負といえます。

パフォーマンスや動画編集ができるなら動画で、文章力に自信があるならブログやテキストSNSを活用することがおすすめです。あなたがネットで情報発信をしている(=SNSを利用している)なら、ついでに不労所得も得てはいかがでしょうか。

ネットを使った副業は他にも数多くあります。ネット副業の詳細は、以下の記事を参考にしてください。

不労所得を得るべき理由

「不労所得は今のところ必要ないし、面倒くさい」と思うかもしれません。しかし、変化の激しい現代社会において、不労所得はぜひ得ておきたい収入です。

不労所得を得るべき理由は、次の2つです。

  • 老後や万一に場合の備えになる
  • 取り組むジャンルによっては起業もできる

それぞれの理由について解説します。

老後や万一の場合の備えになる

不労所得は、老後や万一の場合の備えになります。現役世代が老後を迎える頃、年金制度がどのようになっているのか、不確実性が増しています。既に現段階で「老後は年金だけでは生活が難しい」といわれている以上、少しでも多く老後に備えておくことが必要です。

本業の所得に加えて不労所得を得ていると、老後への備えにもなるでしょう。また、不労所得があれば、病気やケガで働けなくなったり失業した場合でも、所得を得ることができます。生活を不労所得で維持できれば、体の回復や求職活動に余裕を持って取り組めます。

取り組むジャンルによっては起業も可能

不労所得で取り組むジャンルによっては起業も可能です。「今の勤務先で満足しているから、起業するつもりはない」と思うかもしれません。しかし、社会情勢が激動する現代では、勤務先や勤務状況が想定外の事態に陥る可能性もあります。

不測の場合に備えて、不労所得を事業化しておくと、いざというときに焦らずに済みます。また、起業することで人脈が広がったり夢をかなえたり、さまざまなメリットも得られるでしょう。投資家や大家さん、ライター、コンサルタントなど幅広いジャンルで起業が可能です。

不労所得づくりに取り組む際のポイント5つ

「良いことばかりだから、今すぐ不労所得づくりに取り組もう」という人も、始める前に次の5つのポイントを確認しておきましょう。

  1. 気長に継続する
  2. 情報収集や学習に取り組む
  3. 事前に勤務先の就業規則を確認する
  4. 確定申告が必要な場合がある
  5. 怪しい儲け話に乗らない

これらのポイントを確認せずに不労所得づくりを始めてしまうと、「こんなはずではなかったのに」と後悔する事態に陥る可能性もあります。5つのポイントを理解・確認したうえで、あなたに合った不労所得づくりに取り組んでください。

ポイント①:気長に継続する

不労所得は、気長に継続することが必須です。短期間で大きく稼ぐことを目指すのではありません。仕組みを作ってコツコツと継続することで不労所得を得られます。

たとえば、株式投資の場合、不労所得では配当や株主優待をねらいます。一方、短期間で大きく儲けたいならデイトレードが必要です。しかし、デイトレードをするには常に株価のチェックが必要となり、不労所得では済まなくなってしまいます。

不労所得はあくまで長期にわたって得るものと理解したうえで、気長に継続してください。

ポイント②:情報収集や学習に取り組む

不労所得ではあっても、常に情報収集や学習に取り組むことが大切です。「不労」所得という名称なので、いったん始めた後は放置しても大丈夫と誤解する場合があります。

しかし、どの不労所得であっても最新の情報にアップデートし、その分野を学習していないと利益や機会の損失に陥る可能性があります。特に、マネー関連情報は不労所得の分野を問わず、常におさえておきたいです。

マネー関連情報の学習には、さまざまな方法があります。以下の記事も参考にしてください。

ポイント③:事前に勤務先の就業規則を確認する

あなたが自営業ではなく勤め人の場合、不労所得を始める前に勤務先の就業規則を確認する必要があります。近年、副業解禁の企業が増えていますが、副業禁止の企業も存在しています。

また、副業解禁であっても業種が限られていたり、社内で申請が必要な場合もあるので、しっかりと確認しておきましょう。

ポイント④:確定申告が必要な場合がある

不労所得で稼げると、確定申告が必要な場合があります。勤め人の場合、不労所得が年間20万円を超えると確定申告をしなければなりません。今までは勤務先が年末調整しているため、確定申告のやり方がわからないという人もいるのではないでしょうか。

確定申告には期限があり、慣れていないと想定以上に時間や手間がかかるおそれがあります。早い段階で確定申告の方法と必要書類を確認しておくと、あせらずスムーズに申告できます。確定申告については、以下の記事を参考にしてください。

ポイント⑤:怪しい儲け話に乗らない

怪しい儲け話に乗らないことも、不労所得づくりに取り組む際に絶対に必要なポイントです。インターネット上では特に、「誰でも」「すぐ(即日)」「〇〇万円可能」など、いわゆる「おいしい話」が飛び交っています。

「不労所得を得たい」と思って情報を検索し、とりあえずサイトに登録すると詐欺に巻き込まれてしまった、という事態が起こり得ます。未公開株式やFXなどで勧誘する「投資詐欺」も横行しているため、インターネット上でのおいしい話には絶対に乗らないよう注意してください。

参考:金融庁「詐欺的な投資勧誘等にご注意ください!」

まとめ:自分に合った不労所得を選んで上手に稼ごう

おすすめの不労所得11選を解説しました。自分がどのように不労所得を得たいのか、許容できるリスクの程度を明確にしたうえで、不労所得の種類を選ぶことが重要です。

自分に合った不労所得なら、ストレスなく気長に継続できるため、着実に稼げるでしょう。

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