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資産運用

「100万円で資産運用を始めたいけど、効率の良い方法がわからない」という人も多いでしょう。資産運用方法の選択肢はいくつかあり、人それぞれおすすめの方法は違ってきます。この記事では、各資産運用方法についての違いと効率よく増やす方法について解説します。

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「100万円の余剰資金で資産運用をしたいけど、100万円で何かできるだろうか」「資金が減らないようにしながら、効率的に増やせるだろうか」と不安に思っている方も多いでしょう。

結論、100万円の余剰資金がある場合は、資産運用をするのがおすすめです。しかし、資産運用はリスクもあるため、基本的な知識は備えておく必要があります。

本記事では、100万円を資産運用で効率よく増やす方法の他、注意点について解説します。

最後まで読み、自分に合った資産運用の計画を立てましょう。
 

100万円でできる効率の良い資産運用とは?

100万円を資産運用する際の、効率の良い資産運用方法は以下の7つです。

  1. 株式投資
  2. 投資信託
  3. 外貨預金
  4. REIT
  5. ETF
  6. 定期預金

株式投資や投資信託などで資産運用をすることで、効率よくお金を増やすことが期待できます。ただし、定期預金に関しては確実性は高いものの効率は良くありません。

詳細を見ていきましょう。

株式投資

株式投資は、株式会社が事業のための資金調達のために発行する出資証券である株式を購入し、その値動きの差で資産運用をする方法です。

株式は需要と供給により株価が決まり、より安い金額で購入し、より高い金額で売ることが基本的な取引となります。

他の運用方法と比較すると、株価の変動率は高い傾向にあります。

株式投資は自分自身で企業情報やニュースを調べ、投資する企業を選ばなければいけません。元本割れする可能性も高く、株式発行元の会社が倒産すれば株式の価値は0円になります。

効率よく運用するためには、ある程度のお金と、株式に関する基本的な知識が必要です。

投資信託

投資信託とは、投資家から調達した資金を、資産運用の専門家が運用し、運用結果を投資家に分配する運用方法です。各投資家の投資額に応じて、運用結果が分配されます。

プロが運用するものの、収支がマイナスになる可能性も0ではありません。マイナスになったとしても、運用結果は投資家に帰属することになります。

また、投資信託の商品により、国内株式、米国株式、インド株式、全世界株式など運用方針が決まっています。専門知識のあるプロに運用を任せるため、初歩的な知識があれば資産運用が可能です。

運用を任せるための手数料がかかるため、各商品ごとの手数料を確認しましょう。購入時の手数料がかからない、ノーロードと呼ばれるファンドもあります。

外貨預金

外貨預金とは、手元にある円を外貨に替えて預金する方法です。以前は外貨定期預金が一般的でしたが、現在は普通預金を外貨に替えて預ける外貨普通預金や、外貨通知預金を行う銀行もあります。

円で預金するより高い金利が見込めるため、資産が増える傾向にあります。ただし、為替手数料や為替相場によっては、引き出す際に損をしてしまうケースも0ではありません。

REIT

REIT(リート)は不動産に特化した投資信託です。「Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)」の頭文字を取った造語で、単一用途特化型、複数用途特化型、地域特化型、REIT型ETFの4種類があげられます。

税制的な観点から、REITは運用益の大半を投資家に分配できる傾向にあり、それに伴い、利回りも高い傾向にあります。

それぞれ投資対象が異なるため、商品を購入する際は不動産投資に関する一定の知識が必要です。

ETF

ETFは、金融商品取引所(証券取引所)に上場している投資信託です。「Exchange Traded Funds(上場投資信託)」の頭文字を取っており、株式と同様の感覚で売買可能です。

株式(日経平均株価やTOPIX)など値動きに連動するインデックス型と、連動指数を定めないアクティブ型の2種類があります。インデックス型は、株式以外にも、通貨、債券、REITなどの指数に連動する商品もあります。

定期預金

定期預金とは、普通預金よりも高い金利が設定された定期預金口座に、一定期間任意の金額を預け入れる運用方法です。普通預金よりも高い金利が設定されているため、ただ銀行に預けているよりもお金が増えます。

国内では、実店舗を持たないネット銀行の場合、0.2~0.3%ほどの金利が設定されているケースがあります。株式投資などに比べて元本割れのリスクはなく、低リスクで確実に増やせることが特徴です。

ただし、物価上昇などのインフラには対応できないうえに、効率はよくないためおすすめできません。

なお、定期預金口座を開設した金融機関が倒産等によりなくなった場合、ひとつの金融機関につき1人あたり1000万円保護されます。

もし、資産運用が効率よく進み資産が増えてきた場合には、ひとつの金融機関につき1000万円ほど預け入れるようにしましょう。
 

100万円を資産運用するメリット

100万円を資産運用するメリットは、以下の2つです。

  1. 銀行に預けておくより増える見込みがある
  2. 分散投資ができるためリスクを抑えられる

詳細を見ていきましょう。

銀行に預けておくより増える見込みがある

100万円を普通預金で銀行に入れたまま放置するよりも、資産運用をしたほうが増える見込みがあります。普通預金で100万円預けていた場合、年利0.001%の場合は1年間預けた場合で10円(税引き前)です。

しかし資産運用をすることで、運用方法にもよりますが年利3~5%ほど期待できます。

もちろん元本割れの可能性もあるため、事前に運用方法をよく検討し、知識を身につけておく必要があるでしょう。

分散投資ができるためリスクを抑えられる

100万円あれば、分散投資も可能です。例えば株式投資をする場合は、A社、B社、C社の株式を購入することで、A社の株が下がっても、B社やC社でカバーできる可能性があります。

ある程度まとまったお金がなければ、投資先を分ける分散投資はできません。

また、投資信託の場合、月5万円ずつ積立しながら投資する時間によるリスク分散を行うことでリスクを抑えられるでしょう。
 

100万円を資産運用するデメリット

100万円を資産運用するデメリットとしてあげられるのは、以下の2つです。

  1. 使えるお金が減る
  2. 場合によっては損失が発生する

詳細を見ていきましょう。

使えるお金が減る

100万円を資産運用することで、使えるお金が減ります。資産運用の方法によっては、引出までに時間がかかるケースも考えられるでしょう。

つまり、緊急時に引き出せるお金の総額が減ります。

資産運用は余剰資金で行い、資産ポートフォリオなどを作成し現金保有率などは厳密に管理しておくことがおすすめです。

場合によっては損失が発生する

資産運用をすることで、損失が発生する可能性があります。株式投資や投資信託、外貨預金などは元本割れの可能性もあるので注意が必要です。

元本割れをしないよう資産運用するためには、リスク管理の他、基本的な資産運用の知識が必要不可欠です。投資のプロでも、毎日100%利益を出し続けることはできません。

余剰資金でゆとりのある資産運用をすることが重要です。

資産運用のコツとは?

資産運用のコツは、以下の3つです。

  1. 分散投資を徹底する
  2. 資産運用の目的をはっきりさせる
  3. 余剰資金を運用に廻す

詳細を見ていきましょう。

分散投資を徹底する

投資の基本的な考え方は、長期、分散、積立です。

極端な例として、「A社の株を1回で100万円分購入し、その後A社が倒産した」場合は、投資した100万円は0円になります。しかし、A社の株の他にB社やC社の株を購入すれば、A社の損失をカバーできるかもしれません。

また、A社の株が底値だと思った際に1回で購入せず、複数回に分けて購入するのも良いでしょう。こちらは投資する対象ではなく、投資するタイミングを分散させているので、「時間の分散投資」と呼ばれています。

A社の株が底値だと思っても、実際にはその後さらに下落するケースは多々あります。さらに下落した際に、また上がると判断したのであればその時点でまた株を購入することで、その後株価が上昇すれば2回目の分はプラスになるでしょう。

リスクを最小限に抑えたい場合は、投資信託の積立購入もひとつの手です。株式や投資信託を検討している場合は、新NISA制度の活用を検討しましょう。

資産運用の目的をはっきりさせる

資産運用の目的により、資産運用方法は異なります。

「65歳で定年を迎えて70歳から年金を受け取りたいが、その5年の生活資金が不安」など、人に寄って悩みや目的は違います。

よりリスクを抑えて期待できる年利回りも低い運用が良いのか、高い利回りを期待したいのかなど、目的に応じてきちんと運用方法を決めておきましょう。

資産運用のプロに相談するのも、ひとつの手段です。

余剰資金を運用に廻す

資産運用は余剰資金で行いましょう。

ほとんどの資産運用は、元本割れのリスクがあります。生活に必要なお金で資産運用を行った場合、資産が目に見えて減った際に正常な判断がしにくくなります。

また、お金が減っている際に強いストレスを感じるでしょう。ゆとりのある生活をするために資産運用をすることはおすすめですが、生活ができなくなっては元も子もありません。

余剰資金で投資を行いましょう。

まとめ

100万円で資産運用する際の、おすすめの方法と注意点を紹介しました。

100万円ほどあれば、リスクを分散した上での投資が可能です。銀行に預けておくよりも、効率的な資産の増加が期待できます。

しかし、資産運用の方法を間違えればマイナスになるケースもあります。資産運用の基本的な知識を身につけ、よく検討したうえで資産を運用していきましょう。

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