こんにちは、FPの柴田です。
最近、20~30代の若い方の証券口座開設が急激に増えている傾向にあります。
金融庁の年代別調査をみても、40代以降の口座開設率が数％である一方で20代・30代は20%に届きそうな勢いで増加していました。
いまの貯蓄で老後は大丈夫？
ご存知の方も多いですが、金融庁が金融調査会によってまとめられた報告書によると
夫65歳以上、妻60歳以上の無職世帯の場合、毎月5万円程度の赤字が予想されています。
そのため、90歳まで生きた場合にトータルで1800万円の赤字になるため補填するための貯蓄が必要というものでした。
あくまで平均値なので、収入や支出によっても変わってきますが、
この数字は決して無視できない金額であることに変わりはありません。
数年前は定期預金しかなかった
今でこそ多くの人が始めている「NISA」や「iDeCo」も始まってからまだ10年も経っておらず店舗に行かずに運用や手続きができる「ネット銀行」が広まってきたのもつい最近のことです。
それに伴い、各銀行もネットで手続きができるようにサービスを拡張しました。
投資は『お金持ちがやる難しいもの』という考え方から
『初心者でも少額から簡単にできる』という考え方に転換しており、『賭け』ではなく『積み立てて増やす』ものとして認識されつつあり『資産運用』がさらに身近になってきました。
賭けではなく増やしていくという概念
資産運用をすると確実に増え続けるわけではなく、もちろんリスクはあります。
しかし、ただ適当にやるのではなくきちんと理解して投資することでプラスになっていくきちんとした資産になっていくことがわかっています。
私たちのようなファイナンシャルプランナーはもちろんのこと、お金に関わる仕事をしているプロならば『どうすればプラスになっていくのか』色々なノウハウが培われてきているのは事実です。
確実に積み立てて増やしていきたい方は闇雲に行うのではなく、プロに相談のもと長期間かけて運用していくスタイルは今後もさらに定着していくでしょう。
賢く貯めるには
資産運用だけでなく定期預金や株式投資、外貨預金全ての金融商材に言えることは無理なくコツコツと貯めること。生きている限りお金は必要なものですから、大金を貯蓄に回すことも全く回さないこともオススメできません。できるのであればなるべく早く若いうちに無理なくコツコツと備えることが大切です。
一番若い今のうちに賢く無理のない資産運用を考えてみてはいかがでしょうか。
明日は意外と知らない貯金が増える方法について解説します是非チェックしてみてください
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