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税金

「初めて確定申告することになったけど、マイナンバーは必要なの?マイナンバーカードは?

初めて確定申告をする人であれば、このような疑問や不安をお持ちのことでしょう。

結論からご説明すると、マイナンバーは必要ですがマイナンバーカードは必須ではありません。しかし、ご自身のマイナンバーを知らないと確定申告で困りますし、マイナンバーカードを持っていないと不便なことも多くあります。

そこで本記事では、確定申告とマイナンバーの関係を徹底的に解説します。本記事を読めば、以上のような不安もなくなり、次のようなことがわかります。

  • 確定申告書にマイナンバーが必要な理由
  • 確定申告でマイナンバーカードがないとどうなるのか
  • 自宅で確定申告を完結する方法
  • マイナンバーカードに対応しているスマホ
  • マイナンバーカードを準備・発行申請する方法

ぜひ確定申告とマイナンバーの関係を理解し、スムーズに確定申告を終わらせるためにお役立て下さい。

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確定申告書にマイナンバーを書かないとどうなる?必要?不要?

確定申告書にマイナンバーを書くのは必要だと冒頭で紹介しましたが、なぜそうなのか。また、書かないとどうなるのかについて解説していきます。
 

マイナンバー(個人番号)を書くのは義務!

そもそもマイナンバーは個人番号のことで、社会保障・番号制度にもとづいて割り当てられている12桁の数字です。

このマイナンバーを確定申告書に書くのは義務となっています。

実際に国税庁の説明では、税務手続における申告書が必要であることが記されています。
 

社会保障・番号制度(マイナンバー制度)の導入に伴い、平成28年1月からは、 1 申告書や一部の申請書等にマイナンバー(個人番号)又は法人番号の記載 2 マイナンバーを記載した申告書や一部の申請書等を提出する際の本人確認 が必要となりました。

引用元:国税庁「税務手続の案内」

マイナンバーカードは確定申告に必須ではない

マイナンバーを確定申告書に書くのは必要ですが、マイナンバーカードは絶対に必要というわけではありません。

税務署などで税務手続をする場合(確定申告書の提出)には、本人確認として次の2つが必要です。

  • 番号確認書類:通知カードかマイナンバーの記載のある住民票の写しなど
  • 身元確認書類:運転免許証やパスポートなど(国民健康保険の被保険者証でも良い)

つまり、マイナンバーカードがなくても「住民票の写し +運転免許証の写し」などの組み合わせで本人確認ができます。確定申告にマイナンバーカードは必須ではないのです。
 

確定申告でマイナンバーカードなしだとどうなる?

マイナンバーカードは確定申告に必須ではありませんが、ないと不便な点も出てきてしまいます。ここでは、マイナンバーカードなしだとどうなるのかについて紹介します。

本人確認書類の添付が必要になってしまう

先ほども紹介しましたが、税務署での本人確認は以下のように実施されることになっています。

本人確認 = 番号確認書類 + 身元確認書類

ここでマイナンバーカードがないと、住民票の写しや運転免許証の写しなどが必要になってしまいます。

マイナンバーカードがあれば、後述するe-Taxで確定申告ができ、どちらの確認書類の添付も必要ありません。

e-Taxで申告しない場合も、マイナンバーカードがあればマイナンバーカード1つで本人確認が完了します。つまり「番号確認」と「身元確認」を1枚で済ませられるのが、マイナンバーカードなのです。
 

所得控除などを受けるための各種控除証明書を添付しなければならない

マイナンバーカードがあればe-Taxで添付書類の提出を省略できます。先ほどは本人確認書類について紹介しましたが、生命保険料などの「控除証明書」なども同様です。

そのためマイナンバーカードがなければ、e-Taxが原則として利用できず、各種控除証明書の添付を省略できません。
※税務署で本人確認を完了し、電子証明書を取得(ほとんどが有料)すればe-Taxでの確定申告書送信は可能です。(詳しくは後述)

ただし控除証明書の添付を省略するためには、マイナポータルに連携している保険会社であり、自分自身もマイナポータルと連携する手続きが必要です。

参照:国税庁「マイナポータルから控除証明書等を取得!」

確定申告を自宅で完結するには税務署に行かなければいけない

e-Taxを利用すれば、自宅で確定申告書を税務署に送信できます。

しかしマイナンバーカードがないと、原則としてe-Taxを利用できません。それでもマイナンバーカードなしの確定申告では、申告書を持参または郵送しなくてはなりません。

そもそもe-Taxで確定申告書を送信する方法には次の2つの方法があります。
 

  • マイナンバーカード方式
  • ID・パスワード方式

原則はマイナンバーカード方式ですが、「ID・パスワード方式」はマイナンバーカードが普及するまでの暫定的な対応として選択できます。

つまり、マイナンバーカードがなくてもe-Taxを利用できるのは「いつまでも続かない」と考えておくべきです。

ID・パスワード方式でe-Taxで確定申告書を送信するには、税務署に出向いて、税務署の職員と対面による本人確認を経ることになっています。

青色申告特別控除で満額65万円の控除が受けられないことがある

青色申告特別控除とは、次の要件を満たした場合に最大65万円の所得控除を受けられる制度です。

下記のとおり、55万円の控除はe-Taxなしでも受けられますが、65万円の控除はe-Taxで提出しなければ受けられないことがあります。(e-Taxで提出しないなら電子帳簿保存が必要)

 

<55万円の青色申告特別控除を受けるための要件>

・不動産所得または事業所得がある
・正規の簿記の原則(複式簿記)によって記帳している
・貸借対照表と損益計算書を確定申告書に添付して期限内に提出している

※すべて満たしていないと受けられません。

 

<65万円の青色申告特別控除を受けるための要件>

・上記55万円の要件をすべて満たしている
・電子帳簿保存をしているか、e-Taxで提出している

 

端的に言えば大きな節税効果があるものですが、事業所得などに限定されているため、副業程度の所得では、そもそも青色申告特別控除をなかなか受けられません。

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e-Tax(電子申告)を利用して自宅で確定申告を完結する方法

ここまで何度もe-Taxを紹介してきました。マイナンバーカードとe-Taxの関係は強く、e-Taxは非常に便利な電子申告システムです。

e-Taxのメリットは、「確定申告でマイナンバーカードなしだとどうなる?」の裏返しとなります。

<e-Taxで電子申告するメリット > 

  • 本人確認書類の添付が不要
  • 各種控除証明書の添付が不要
  • 自宅で確定申告を完結できる
  • 事業所得者などであれば、青色申告特別控除で65万円の控除を受けられる

ちなみに、マイナンバーカードがなくても「ID・パスワード方式」で確定申告書を提出できますが、提出時には電子署名が必要で、電子署名には電子証明書が必要です。

マイナンバーカードを発行すると電子証明書も無料で交付されますが、マイナンバーカード以外で取得するには手数料がかかるなどあまりおすすめできるものではありません。

例えば、帝国データバンクが提供する電子証明書サービス「TDB電子証明書TypeA(ICカード)」では、2年版でも28,000円の費用がかかります。

そのため、e-Taxで確定申告書を提出するならマイナンバーカードが現実的だと言えます。

以降では、マイナンバーカードでe-Taxを利用する方法を流れに沿って解説します。
 

マイナンバーカードを準備する(取得方法・発行申請方法)

まずはマイナンバーカードを準備します。マイナンバーカードを取得する方法、発行申請する方法は次のとおりです。

  • 個人番号カード交付申請書からスマホやパソコンで発行申請する
  • 個人番号カード交付申請書を郵送して発行申請する
  • 個人番号カード交付申請書から証明写真機で申請する
  • 交付申請書をなくしたなら申請書をダウンロードして郵送申請か市区町村の窓口から申請する

大まかには「個人番号カード交付申請書」があるときの方法と、なくしたときの方法に分けられます。

個人番号カード交付申請書をなくしたなど手元にない場合には、「自分の個人番号(マイナンバー)」がわかっていれば郵送申請できます。もしわからない場合には市区町村の窓口から申請する方法しかありません。

個人番号カード交付申請書がある場合は、上記のうち好きな方法を選びましょう。いずれにしても、申請には顔写真が必要です。

なお受け取りは市区町村の窓口となるのが一般的で、申請から受け取りまでには1ヶ月ほどかかります。

マイナンバーカード対応スマホ(iPhoneなど)またはICカードリーダーを準備する

マイナンバーカードがあっても、カードに埋め込まれている電子証明書を読み込まなければe-Taxで確定申告書を送信できません。

読み込むためには、マイナンバーカード対応スマホかICカードリーダーが必要です。市販されているもので、マイナンバーカードに対応しているものでなければいけません。注意しましょう。

具体的なものは、それぞれ以下の参照先で確認できます。

参照:公的個人認証サービス「マイナンバーカード対応のスマートフォン」
参照:公的個人認証サービス「マイナンバーカードに対応したICカードリーダーライタ一覧」

iPhoneであれば、次の機種が対応しています。ちなみにiPadは「NFC」という技術・機能が実装されていないため、マイナンバーカードの読み取りには使用できません。
※確定申告書の作成には使用できます。

  • iPhone 7(Plus含む)
  • iPhone 8(Plus含む)
  • iPhone X
  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone SE(第2世代)

2021年2月現在、iPhoneの最新機種は「iPhone 12シリーズ」ですが、2021年1月28日にまとめられた対応表では記載されていません。動作確認中であることが考えられます。
 

確定申告書等作成コーナーの事前準備セットアップを行う

e-Taxのマイナンバーカード方式で申告するためには、事前準備セットアップが必要です。

実際には「事前準備セットアップファイル」をダウンロードし、その流れに沿って進めていきます。
 

確定申告書等作成コーナーで確定申告書を作成する

セットアップが完了したら、確定申告書等作成コーナーで確定申告書を作成します。

必ずしも「確定申告書等作成コーナー」で作成する必要はありませんが、その他の方法はパソコンのみしか利用できないダウンロード型の「e-Taxソフト」しかありません。

e-Taxで確定申告書に電子署名し税務署に送信する

「確定申告書等作成コーナー」またはダウンロード型の「e-Taxソフト」で確定申告書を作成したら、それぞれ電子署名して税務署に送信します。

まとめ:確定申告にマイナンバーは必須!確定申告でメリットが多いマイナンバーカードも持っておこう

確定申告には、マイナンバーの記載が必須です。

マイナンバーカードに関しては、マイナンバーカードがなくても確定申告書を提出できます。

しかし、マイナンバーカードがあれば本人確認書類や控除証明書の添付が省略できたり、税務署へ郵送や持参しなくても確定申告書を提出できたりなどメリットが大きいです。

マイナンバーカードを使って確定申告書を作成・送信するには、最初だけ手続きが手間に感じるかもしれません。しかし一度設定してしまえば今後の確定申告が楽になるはずです。

確定申告書等作成コーナーで確定申告書を作成すると、画面に沿って入力していくだけで申告データの作成が完了します。

申告ミスによる追徴課税のリスクが抑えられることもあるのです。

確定申告を今後も行う予定があるなら、ぜひマイナンバーカードを持ち、自宅で確定申告を完結しましょう。

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