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資産運用

「資産形成しなければ」と思っていても、どのような方法があるのかわからず、行動に移せない人もいるのではないでしょうか。そこで、本記事では資産形成の主要な方法5つと、資産形成を始めるためにやっておくべき手順3つを紹介します。

資産形成にはどのような方法があるのか、どう進めればいいのかがわかるため、今すぐ始めることができます。資産形成は人生100年といわれる現代において、安心して今後を生きるために取り組んでおきたい手法です。

本記事を読むと、今の自分にぴったりの資産形成方法がわかります。これからの人生を豊かにするために資産形成を始めましょう。

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資産形成とは?

資産形成とは具体的に何なのか、ピンと来ない人もいるかもしれません。資産形成は、資産が少ない状態から、着実に資産を増やしていくことです。具体的には、仕事で収入を得たり、貯金や投資をしたりして保有資産を積み上げることです。

スタート地点は、毎日少しずつの節約で十分です。資産が増えていくにつれ、資産形成の方法を変えることで、より効果的に資産を増やせます。

資産運用との違い

混同されがちですが、資産形成と資産運用は大きく異なります。資産運用は、既にある資産を戦略的に増やすことを指します。そのため、資産運用にはまとまった元手が必要です。運用においては、一定のリスクを取りつつ、資産を減らさず増加させることを目指します。

一方、資産形成は元手が少ない人も今すぐ始められます。ゼロ地点からの開始でも構いません。コツコツと地道に資産形成をすると、運用の元手に必要な金額がいつの間にか作れるので、まずは資産形成に取り組みましょう。

すでに一定の資産を持っていて、資産運用を始めたいという人は以下の記事を参考にしてください。

資産形成が必要な理由

「なぜ資産形成が必要なのか」と疑問に思うかもしれません。資産形成が必要な理由は、次の2点です。

  • ライフステージごとの出費に備える
  • 老後資金を確保する

結婚や出産、住宅購入、子どもの教育費など、ライフステージの変化によって出費が発生します。「必要なお金はその時に稼げば良い」という発想では、大きな出費に対応できません。早い段階から資産を形成する必要があります。

また、老後資金の確保は現役世代にとって重要です。人生100年時代といわれる一方、少子高齢化の進行によって年金受給額が下がると懸念されています。年金だけでは生活できないおそれがあるため、資産形成をしておくと老後も安定した生活を過ごせます。

主要な資産形成の方法

主要な資産形成の方法は、次の5つです。

  1. 預金
  2. 投資信託
  3. 株式投資
  4. 債券
  5. 不動産投資

誰でも今すぐ始められる方法から、一定の資産が形成できた段階で取り組む方法まで、幅広い種類があります。各方法について、以下で詳しく解説します。

資産形成の方法①預金

資産形成の第一歩としておすすめなのが、預金です。預金は金融機関にお金を預けることで利息がプラスされます。また、自動引き落としを利用すると、無理なくコツコツと預金を増やせます。

預金には大きく分けて普通預金と定期預金があり、日常用に普通預金口座、資産形成用に定期預金口座を作るとより効果的に貯蓄が可能です。

預金のメリットは、安全性の高さです。また、普通預金口座の場合は流動性も優れています。一方、デメリットは収益性が低いことです。現在の預金金利は、メガバンクで普通預金が0.001%、定期預金が0.002%であるため、金利で資産を増やすことは難しいといえます。

資産形成の方法②投資信託

少し資金の余裕ができた時におすすめの方法が、投資信託です。投資信託は、専門家に運用を任せて利益の還元を狙います。プロにお任せするため、自分に運用の知識がない場合も始めやすいです。また、積立式投資信託なら月100円から始められます。

投資信託は、顧客から預かった資金を専門家が様々な投資先を選んで運用するため、安全性は比較的高いといえます。その上、一定の収益性も見込めます。投資信託についてさらに詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

資産形成の方法③株式投資

株式投資は、長期保有・短期保有のいずれによっても収益を得られます。

  • 長期保有:株式を一定期間保有することで、配当や株主優待を受け取れる/li>
  • 短期保有:安値で株式を購入し高値で売却することで、売買差益を得る

自分に合った保有・投資が可能です。株式投資は収益性が高いため、資産形成に大きく役立ちます。一方で、安全性と流動性はやや低いため、あらかじめ資金の備えが必要です。

資産形成の方法④債券

債券は、国や地方公共団体、企業が資金を借りるために発行します。債券の購入は相手への貸付であるため、利息を受け取れます。利率や利払い日、償還日などが前もって定められており、いつどれだけ受け取れるかが明確にわかるのが特徴です。

利息が確実に支払われるよう定められているだけではなく、償還日には額面全額が払い戻されるため、安全性が高く収益性も確かです。ただし、償還日前に換金する場合は、債券価値が額面より下がっていることがあるため、流動性はやや低いでしょう。

資産形成の方法⑤不動産

一定の資産形成ができた時に取り組みたい方法が、不動産投資です。不動産を購入・運用して家賃収入を得られます。不動産投資は長期にわたる運用であり、収益性の高さが優れています。また、多忙な人は客付けや物件管理を業者に委託することで、うまく運用できます。

不動産投資をいったん仕組化すると、資産がお金を稼いでくれるため、収益を効率よく増やすことが可能です。ただし、常に入居者がいる場合は安定した収入が得られますが、空室や建物補修が発生すると損失を生む点に注意が必要です。

不動産投資についてさらに詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

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資産形成を始めるためにやっておくべき3つの手順

「資産形成の方法がわかったから、早速始めよう」と思うかもしれません。自分に合った資産形成の方法を選ぶために、次の3つの手順に取り組んでおきましょう。

  1. 月の収支を把握する
  2. 資産形成の目標を定める
  3. 資産形成の方法を決める

これら3つの手順を済ませておくと、現状と自分に合う資産形成の方法を認識できるため、スムーズに資産形成を行うことができます。各手順について、以下で解説します。

手順①月の収支を把握する

資産形成を始める前に、現在の資産状況を認識する必要があります。具体的には、月の収支を把握することです。1カ月の収入額と支出額、支出の内訳を整理し直すと、意外な無駄遣いに気づく場合があります。

現状を把握することが、資産形成のスタート地点です。月の収支に加えて、現在の保有資産と負債も洗い出しておくと、どれだけ資産を形成すべきかが明確になります。家計のバランスシートをExcelや家計簿アプリで作ると、一目で状況がわかります。

家計のバランスシートについて詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

手順②資産形成の目標を定める

「お金は大事だから資産形成しよう」と漠然と取り組んでも、なかなか効果は上がりません。資産形成の目標を定めることが必要です。投資先進国のアメリカで普及しているゴールベースアプローチは、目標設定から逆算して資産運用を行う方法です。

ライフプランを立てて、結婚や出産、住宅購入費、転職、子どもの教育費、老後など起こり得る各ステージを想定します。そして、各ステージに必要な資金額を算出すると、資産形成の目標もおのずと明確になります

「ライフプランといってもよくわからない」という人は、下記のライフプランシミュレーションを試してみてください。あいまいだった自分の人生設計がクリアに認識できます。

ライフプランシミュレーションはこちら(金融庁)です。

手順③資産形成の方法を決める

現状を認識し目標を定めた上で、資産形成の方法を決めます。どの方法が適しているかは、人によって異なります。大きく資産を増やしたい人もいれば、少しずつでも着実に資産形成したい人もいるでしょう。自分の性格や目標に合う方法を決めるとうまく進められます。

資産形成の方法を決める際は、次の3つのポイントに着目すると決定しやすくなります。

  1. 収益性
  2. 安全性
  3. 流動性

これら3つのポイントをすべて備えた資産形成方法はありません。自分が重視するポイントは何かを明確に認識できると、適した資産形成方法を選べます。各ポイントについて、以下で解説します。

ポイント①収益性

収益性とは「元手に対してどの程度お金を増やせると期待できるか」という意味です。収益性が高い資産形成方法の例は株式投資です。一方、預金は収益性が低いといえます。

ポイント②安全性

安全性とは「狙った収益を得られる可能性が高いか、または、元手が減る可能性が低いか」ということを指します。預金や債券は安全性が高い一方、株式投資はやや低いです。

ポイント③流動性

流動性「お金が必要な時にすぐ現金化できるかどうか」という意味です。預金は流動性が高いですが、その他の資産形成方法はいずれも流動性がやや欠けるといえるでしょう。

まとめ:資産形成の方法は現状を把握した上でライフプランに合わせて選択しよう

資産形成について、必要性と、主な5つの方法、始めるためにやっておくべき3つのポイントを解説しました。今後の日本では、老後の生活は年金のみでは過ごせない可能性があります。また、現役世代の間に起こるさまざまなライフイベントに対応する資金も必要です。

そのため、早い段階から資産形成に取り組んでおくと余裕を持って物事に対処できます。焦って資産形成を始めるのは避けましょう。自分の現状を把握した上で、ライフプランに合った資産形成方法を選択すると、無理なく資産を形成できます。

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