「子どもに医療保険は必要?」
「みんな子どもの医療保険に加入しているの?」
「子どもの医療保険はどうやって選べば良い?」
と悩んでいませんか?
子どもが生まれると、しなければならないタスクが自然と増えるものです。しかし、日々の忙しさから先延ばしにしていることも多いのではないでしょうか。子どもの保険加入もそのうちの1つです。複雑で分かりにくく、どうしたら良いのかと悩んでいる方も多いでしょう。
病気やケガは、ある日突然襲いかかってきます。後悔しないためにも、子どもに医療保険は必要かしっかり考えておくことが大切です。
そこで、この記事では世間一般の加入状況をもとに、子どもの保険加入の必要性についてご紹介します。選び方やおすすめの保険についても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
子どもに保険は必要ない?子どもの加入状況を解説
病気やケガで医療機関を受診した場合、公的医療保険制度により医療費の自己負担に上限が設けられています。小学校へ入学するまでは2割、70歳に達するまでは3割が自己負担です。
さらに、各自治体では子どもの医療費に対して、独自の助成を行っています。そのため、子どもに保険は必要ないのではと考える人も多くいます。必要性を考える前に、以下のポイントから子どもの保険の実態について確認しておきましょう。
子どもの保険の実態:
- 子どもの保険加入率
- 子どもの年間保険料
- 子どもが加入している保険の種類
- 子どもの保険の加入目的
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきます。
子どもの保険への加入率は全体で46.7%
子どもに保険は必要ないのではないかと思っていても、世間的にどう考えている人が多いのか気になるものです。しかし、お金に関することは、そう簡単には聞けません。まずは、生命保険に関する全国実態調査から子どもの保険への加入率を確認しましょう。
生命保険の機関 | 子どもの加入率 |
---|---|
全生保 | 46.7% |
民保 | 19.3% |
かんぽ生命 | 4.7% |
簡保 | 1.8% |
JA | 2.9% |
県民共済・生協等 | 18.1% |
参照元:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」
子どもの保険加入率は、全体で46.7%という結果になりました。約半数の子どもが、保険に加入しているということです。同調査での世帯加入率は89.9%と約9割となっているため、子どもの医療保険加入率は決して多くはありません。しかし、助成が充実している子どもにも、万が一のリスクを考え保険で備えている家庭は少なくないということです。
子どもの保険の年間保険料は平均16万円
医療保険は、内容によって保険料が大きく異なります。充実した保障内容になればなるほど、保険料も高額です。しかし、ほとんどの自治体が子どもの医療費助成を実施していることから、保険料は最小限で良いと考える人も多いでしょう。子どもの医療保険に加入している家庭で、実際に支払っている保険料についての調査結果は以下の通りです。
年間保険料 | 割合 |
---|---|
6万円未満 | 37.1% |
6~12万円未満 | 19.5% |
12~18万円未満 | 22.0% |
18~24万円未満 | 4.4% |
24~30万円未満 | 6.3% |
30~36万円未満 | 4.4% |
36~42万円未満 | 0.6% |
42万円以上 | 5.0% |
不明 | 0.6% |
平均 | 16万円 |
参照元:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」
保険に関する全国実態調査から分かるように、子どもの年間保険料のボリュームゾーンは6万円未満でした。しかし、6~18万円未満に該当するケースも多く、平均では年間16万円という結果に。月々1万円以上を子どもの保険料として支払っている家庭が多いようです。
子どもが加入している保険の種類は医療保険と終身保険が多い
ひとことで保険と言っても種類があり、保険金が支払われる内容が異なります。家計の状況や今後のライフプランなどによって必要性が変わるため、どの種類の保険へ加入すべきか悩んでいる人も多いでしょう。子どもが加入する場合、以下の種類の保険への加入が多くなっています。
保険の種類 | 割合 |
---|---|
医療保険 | 33.5% |
終身保険 | 19.1% |
こども保険 | 13.8% |
定期保険 | 7.4% |
個人年金保険 | 5.9% |
参照元:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」
全体的に見てみると加入している保険は医療保険がもっとも多く、次いで終身保険という結果になりました。加入率が高いと考えられる子ども保険は13.8%と、全体の2割に満たない結果に。定期保険や個人年金保険は1割未満で、子どもの加入は必要ないと考えている人が多いことが分かります。
子どもの保険の加入目的は医療費・入院費のためが50%超
保険は、目的によって加入する種類が異なります。例えば、教育費などに備えたい場合、医療保険に加入してもあまり意味がありません。無駄を省くためにも、加入する目的を明確にしておきましょう。一般的には、以下の目的により保険に加入するケースが多いようです。
加入目的 | 割合 |
---|---|
医療費や入院費のため | 57.4% |
万一のときの家族の生活保障のため | 35.6% |
子どもの教育・結婚資金のため | 18.6% |
災害・交通事故などにそなえて | 11.2% |
老後の生活資金のため | 10.1% |
貯蓄のため | 10.1% |
参照元:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」
子どもの保険に加入している目的は、医療費や入院費に備えるためとの回答が50%以上という結果になりました。自治体により医療費助成があるものの、万が一を考え保険に加入していると考えられます。
特に、公的医療保険では、子供の実質医療費の負担が軽減されるのみで付き添う親の諸費用は対象とはなりません。簡易ベッドや食事代・交通費などは全額自己負担です。こうした費用に備える意味でも、保険に加入しておくと安心です。
子どもが医療保険に入る必要がないといわれる理由
子どもの保険への加入率は、全体の5割ほどと決して高くはありません。これは、子どもには医療保険への加入が必要ないと考える人が多いためです。実際の加入の必要性の高さは、各家庭によって異なります。では、なぜ子どもには医療保険が必要ないと広く考えられているのでしょうか。その理由は、以下の3つが考えられます。
子どもが医療保険に入る必要がないといわれる理由:
- 各自治体における医療費助成制度が充実しているから
- 子どもの入院患者数や入院期間は比較的短いから
- 学校などで共済に加入するケースが多いから
それぞれの理由について、詳しくみていきましょう。
①各自治体における医療費助成制度が充実しているから
子どもの医療費は、公的医療保険制度により自己負担が軽減されているだけでなく、自治体による助成が受けられます。年齢制限や所得制限・助成される内容などは自治体によって異なりますが、負担が軽減されることは間違いありません。令和3年度の厚生労働省の調査では、以下の事実が分かっています。
・全ての都道府県及び市区町村が乳幼児等に係る医療費の援助を実施していた。
引用元:厚生労働省『令和3年度「乳幼児等に係る医療費の援助についての調査」について』
日本で暮らす限り、子どもの医療費には助成が受けられ負担は軽減されます。そのため、子供に医療保険は不要との考えが浸透しているのでしょう。
ただし、先述した通り、自治体によって助成が受けられる年齢は異なります。早いところであれば就学前までとなっており、小学校入学と同時に助成が受けられなくなることも。所得制限のある自治体も存在するので、注意してください。
②子どもの入院患者数や入院日数は比較的少ないから
小さな子どもはよく病気になるイメージをお持ちの人も多いでしょう。しかし、子どもは突発的な発熱などが多いだけで、入院に至るケースは多くありません。さらに、入院となるケースでも回復力が高いことから入院日数は他の年代に比べて少ない傾向があります。実際の入院患者数と日数は、以下の通りです。
年齢 | 入院患者数 |
---|---|
0歳 | 8,900人 |
1~4歳 | 5,000人 |
5~9歳 | 3,700人 |
10~14歳 | 5,300人 |
15~19歳 | 7,000人 |
参照元:厚生労働省「令和2年(2020)患者調査の概況|1 推計患者数」
年齢 | 平均在院日数 |
---|---|
総数 | 32.3日 |
0~14歳 | 8.9日 |
15~34歳 | 12.2日 |
35~64歳 | 24.4日 |
65歳以上 | 40.3日 |
参照元:厚生労働省「令和2年(2020)患者調査の概況|3 退院患者の平均在院日数等」
厚生労働省による調査を見てもわかるとおり、20歳未満の入院はそう多くはありません。入院日数に関しても、全体の半分以下で済むことが多いようです。このような理由から、子どもの医療保険への加入は必要ないと判断する人が多いと考えられます。
③学校などで共済に加入するケースが多いから
子どもが成長するにつれ、保育園や幼稚園などを通して共済に加入するケースが増えてきます。共済とは、特定の組織に属する人間の相互扶助を目的にした制度の総称のことです。
営利を目的としておらず、掛け金は民間の保険よりも比較的安い傾向があります。共済を利用すれば医療費を補うことが可能なため、医療保険への加入が必要ないと考える人も多いでしょう。職場の印象が強いですが、都民共済や県民共済など居住条件によるものもあり、身近な存在です。
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子どものうちに医療保険に加入する5つのメリット
子どものうちは入院するリスクが低く、高額な医療費がかかりにくいことから、医療保険は不要と考える人が多いことがわかりました。確かに、子どもの医療保険の優先順位は低く、家計を圧迫してまで加入する必要はないでしょう。
ただし、子どものうちから医療保険に加入しておくことで、得られるメリットもあります。具体的なメリットは、以下の通りです。
子どものうちに医療保険に加入するメリット:
- 医療費助成制度の対象でない費用に備えられる
- 医療費助成制度の対象でない年齢になった際に備えられる
- 保険に加入できないリスクが低い
- 個人賠償責任保険が付加できる
- 終身タイプなら大人になっても保険料が抑えられる
それぞれのメリットについて詳しく見ていきます。
①医療費助成制度の対象でない費用に備えられる
医療費助成は、自治体が独自で行う制度です。現在では全国の市区町村で実施されていますが、制度の内容は自治体によって異なります。さらに、医療に係るすべての費用がカバーできるわけではありません。入院時の差額ベッド代や食事代の自己負担分など、賄えない費用は個人で用意する必要があります。
また、子どもが入院することで保護者の生活に影響が及んでしまう可能性もあります。看病のために働く時間が制限され、収入が減少する可能性も十分にあるでしょう。このような場合、医療保険に加入しておけば負担が軽減されます。
②医療費助成制度の対象でない年齢になった際に備えられる
自治体が行う医療費助成には、年齢制限が設けられていることがほとんどです。「就学前まで」「小学校卒業まで」など、具体的な年齢は各自治体によって異なります。助成対象から外れるタイミングで保険に加入すれば問題ありませんが、加入を忘れたり保険料が上がったりなどのリスクがあります。
そうなると、負担する医療費が増え、入院を伴う場合などは家計を圧迫しかねません。子どものうちから医療保険に加入しておくことで、このようなリスクは回避できるでしょう。
③保険に加入できないリスクが低い
万が一に備える目的の生命保険や医療保険は、必ずしも加入できるわけではありません。状況によっては、保険会社から引き受けを断られてしまうこともあります。審査の基準は保険会社によって異なりますが、健康状態や病歴・身体的リスクなどが考慮されます。
そのため、大きな病気を患ったあとは医療保険への加入が難しくなってしまうでしょう。健康な子どものうちに医療保険に入っておくことで、将来加入できなくなるリスクに備えられます。
④個人賠償責任保険が付加できる
日常生活において子どもは、他人に怪我をさせてしまったり、物を壊してしまったりすることは珍しくありません。そのような損害賠償責任を負った際に利用できるのが、個人賠償責任保険です。
保険のタイプによっては、特約として個人賠償責任をつけられるものもあります。日常生活で起こり得るさまざまなリスクに備えられるという点もメリットの1つです。
⑤終身タイプなら大人になっても保険料が抑えられる
医療保険は、一般的に契約時の年齢で保険料が計算されます。そのため、子どものうちに加入したほうが保険料はお得です。また、終身タイプの医療保険に加入しておけば、保障は一生涯継続して保険料も据え置きです。
成長につれ病気などで新規の加入が難しくなったとしても、保険料を抑えたまま保障を確保できます。ただし、医療保険の中には、年齢に応じて保険料が高くなってしまうものもあるので注意してください。
子どもの医療保険を決める際の4つの選び方
不要と言われることも多い子どもの医療保険ですが、一概にそうとは限りません。子どものうちから加入しておくことで受けられるさまざまなメリットもあるので、一度検討してみる価値はあるでしょう。
しかし、検討段階で頭を悩ませるのが、商品の選び方です。子どもに限らず医療保険は数多くの商品ラインナップがあり、どれを選ぶべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そんな人は、以下の4つのポイントに着目して子どもの医療保険を選んでください。
子どもの医療保険の選び方:
- 保障を受けたい期間を決める
- 保険金の金額を決める
- 先進医療特約を付加するか決める
- 保障と貯蓄のどちらを重視するか決める
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきます。
選び方①:保障を受けたい期間を決める
子どもの医療保険に加入する場合、まずは保障を受ける期間を考えます。子どもが独立するタイミング以降も保障を継続させるかどうかをポイントに考えると良いでしょう。
独立したタイミング以降も保障を継続させたい場合、終身医療保障がついた保険への加入がおすすめです。保険料が変わらないタイプを選べば、お得な料金で一生涯保障が受けられます。逆に、独立までの保障なら共済や学資保険に医療特約を付加するなどの方法で備えることが可能です。
選び方②:保険金の金額を決める
医療保険を選ぶ場合、保険金額も重要です。保険金額とは、保障範囲内に該当した際に保険会社から支払われる給付金のことです。医療保険の場合は、入院給付金や手術給付金・通院給付金などにあたります。この保険金額によって保険料が大きく左右されるため、注意しましょう。
ただし、保険料を気にしすぎて、必要とする保障が備わっていなければ意味がありません。どのような保障が必要かしっかり検討し、保険料とのバランスを考慮しながら金額を決定してください。
選び方③:先進医療特約を付加するか決める
保障内容を決めるときは、先進医療特約を付加するかどうかも考えておきましょう。先進医療とは、厚生労働大臣が指定する高度な医療技術を用いた治療のことで、より効果的に病気やケガの治療ができます。現時点では、先進医療の技術料は全額自己負担となり、保険の適用がありません。
そのため、まとまったお金が必要となるケースが多く、費用面から先進医療を受けられない人もいます。オプションで先進医療特約をつけておけば、費用の心配なく効果的な治療が受けられます。
選び方④:保障と貯蓄のどちらを重視するか決める
医療保険には、掛け捨てタイプと貯蓄タイプの2種類があります。掛け捨てタイプは、充実した保障内容で保険料が安いメリットがありますが、何もなく保障期間が過ぎるとお金は戻ってきません。そのため、安く保障を買っていると割り切れる人に向いています。
一方で、保険料の還付や保険契約の解約返戻金を受け取れる貯蓄タイプは、保険料の一部を貯めていく医療保険です。掛け捨てタイプより保険料が高くなりますが、貯蓄もしたい人に向いています。保障と貯蓄のどちらを重視するか決めた上で考えると、選びやすくなるでしょう。
子どもの病気やケガに備える際におすすめの5つの保険
子どものうちは自治体の助成もあって医療費の負担は大きくないものの、万が一のリスクに備え保険に加入しておくと安心です。とはいえ、子どもの医療費に備える保険には、いくつかの種類があります。
備えたい目的によって選ぶべき保険が異なるため、どれを選べば良いかわからないと悩んでいる人も多いでしょう。そんな人は以下の5つの保険の中から、目的に合ったものを選んでください。
子どもにおすすめの保険:
- 終身タイプの医療保険
- 学資保険の医療特約
- 傷害保険
- 共済保険
- こども保険
それぞれの保険について、お勧めするポイントや特徴をふまえて詳しく見ていきましょう。
子どもにおすすめの保険①:終身タイプの医療保険
子どもが独立したタイミング以降も保障を継続させたいなら、終身タイプの医療保険がおすすめです。定期型の医療保険とは異なり、終身タイプの医療保険なら一生涯に渡って保障が継続します。一度加入してしまえば、解約しない限り病気やケガによる保障の心配はありません。
また、更新時に保険料が変わる定期型とは異なり、終身タイプは多くの場合で一生料金が変わらないのが特徴です。年齢が低いほど保険料も安くなる傾向にあるため、金銭的な負担を軽減させたいなら終身タイプの医療保険で備えましょう。
子どもにおすすめの保険②:学資保険の医療特約
教育資金を貯める目的で加入する学資保険にも、医療保障を特約として付加できます。ひとつの契約で、教育資金の貯蓄と万が一の際の医療保障のどちらも得られます。教育資金・医療保障の両方を備えておきたいけれど面倒な手続きはしたくない人にぴったりです。
ただし、商品によっては特約をつけることで元本割れする可能性がある点には注意しましょう。支払う保険料の中から医療特約の保険料に回っているので、一部掛け捨てになっている点は頭に入れておいてください。
子どもにおすすめの保険③:傷害保険
子どもは突然思わぬ行動をおこすこともあり、親でも予測できません。遊びのつもりでも、重大な事故に遭遇してしまうこともあるでしょう。
そんなときに必要な費用を保障してくれるのが傷害保険で、偶然のケガや事故による入院・通院に備えた保険です。中には、子どものケガや事故に特化した補償内容の傷害保険もあるので、検討してみると良いでしょう。
子どもにおすすめの保険④:共済保険
保険料を抑えて子どもの医療保険に加入したい場合は、共済保険もおすすめです。共済保険は、相互扶助を目的にした制度で運営されています。一般的な保険とは異なり、営利目的ではありません。あくまで組合員のための事業を行なっているので、一般的な商品より保険料が抑えられています。
基本的には組合員にならないと加入できませんが、数百円程度の出資金を払えば良いところもあるので確認しておきましょう。ただし、保障内容のカスタマイズがしにくく、範囲が限定されてしまうデメリットもあります。保険料の安さだけではなく、どの程度の保障を希望するかもよく検討しましょう。
子どもにおすすめの保険⑤:こども保険
貯蓄性も確保しつつ、万が一の事態に備えたいならこども保険も1つの方法です。こども保険は、入学や進学に合わせて生存給付金や満期保険金が受け取れます。保険期間中に契約者が亡くなってしまった場合、それ以降は保険料の払い込みが必要ありません。
特約を付加することで、契約者死亡後も育英年金が受け取れるケースもあります。保障の対象となっている子どもが死亡した場合は、死亡給付金が給付されます。年齢に応じて給付される祝金や万が一の際にもらえる育英年金で、リスクに備えておくと良いでしょう。
まとめ:子どもの保険に加入して病気やケガに備えよう
子どものうちは、公的医療保険制度だけでなく自治体の医療費助成など手厚い保障が受けられます。自治体によって助成内容は異なるものの、民間保険への加入の必要性はさほど感じていない人も多いのではないでしょうか。
しかし、子どもに医療保険は不要だと決めつけるのは危険です。公的医療保険や自治体の医療費助成はあくまでも治療費を賄うもので、カバーできない費用が発生する可能性を忘れてはいけません。
長期での入院となる場合、付き添いが必要になり収入が減少してしまう可能性もあります。子どもの病気やケガで生活が一変してしまうこともあるので、保険へ加入して備えておくことをおすすめします。