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保険

子どもが生まれると、教育費の準備を始める人も多いでしょう。学資保険は、その名の通り教育費を準備する保険商品ですが、必ず加入すべきなのでしょうか。

今回は、学資保険が本当に必要なのかどうかを解説した上で、学資保険に加入すべき人の特徴も併せてご紹介します。教育費の準備を始めようと考えている人は、この記事を参考にしながら、必要に応じて学資保険への加入を検討しましょう。

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「学資保険は必要ない」と言われる理由

教育費を計画的に準備するために、学資保険に加入する人がいる一方で、「学資保険は必要ない」と考える人もいます。では、なぜ学資保険は不要と言われるのでしょうか。「学資保険は必要ない」と言われる主な理由は以下の通りです。

理由1:早期に解約すると元本が割れる可能性があるため

一般的な学資保険は、子どもの大学入学・卒業までを保険期間としていることが多く、早期に解約すると元本が割れる可能性があります。

無理なく支払うことができる保険料かどうかを加入時に確認することが大切です。

理由2:インフレに対応できないため

学資金をいくら受け取るかは契約時に決まります。つまり、加入している間にインフレが進行したとしても、学資金として受け取る金額は変わらないため、インフレに対応できない点も学資保険の大きな特徴です。

物価の上昇は学資保険には不利であることを理解しましょう。

理由3:返戻率が低い商品もあるため

学資保険の返戻率は契約者や被保険者の年齢、保険料の払い込み期間などによって異なります。返戻率が100%を超える商品がある一方で、学資保険に医療保障が付加されている場合は返戻率が100%を下回ることも珍しくありません。

単に教育費の積み立てを目的として学資保険に加入するのか、医療保障も付加するのか、返戻率を参考にしながらよく検討することが大切です。

「返戻率」とは?

支払った保険料の総額に対して、受け取ることができるお金の割合を返戻率といいます。受け取り率や戻り率とも呼ばれることがあり、返戻率が100%を超えると、支払った保険料より多くのお金を受け取れることを示しています。

学資保険ならではの3つの特徴を理解しよう

インフレに対応できないなど注意すべき点がある学資保険ですが、学資保険ならではの魅力もあります。加入前に、学資保険の主な特徴を理解しましょう。

特徴1:計画的に教育費を貯められる

学資保険の最大の魅力は、確実に教育資金を貯められる点といっても過言ではありません。毎月(毎年)決まった金額が保険料として引き落とされるため、計画的に教育費を貯めることができます。

特徴2:生命保険料控除の対象となる

その年の1月1日~12月31日に支払った生命保険料があれば、生命保険料控除を利用することができます。学資保険料も生命保険料控除の対象です。生命保険料控除を活用することで所得税や住民税の負担を軽減できるため、契約者のメリットも大きくなります。

ただし、死亡保障のある生命保険に加入しており、一般生命保険料控除枠を満額使っている場合、追加で控除を受けることはできません。学資保険への加入前に、一般生命保険料控除をどの程度活用できているか確認しておくと良いでしょう。

特徴3:万が一の際の保障が付いていることもある

契約者が死亡した場合や高度障害状態に該当した場合に、以後の保険料の払込が免除になる払込免除特約があります。学資保険は、払込免除特約を付加できることが多く、契約者に万が一のことがあっても学資保険で用意するはずだったお金を確保できます。

保険料が払えない事態になっても学資金の受け取りに影響がなく、契約者の死亡などを理由に途中で解約することも避けられるのは、学資保険ならではといえるでしょう。

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学資保険に加入すべき人の特徴

学資保険には、加入するメリットとデメリットの双方があるため、教育費を準備するために必ず学資保険に加入すべきというわけではありません。

学資保険に加入すべき人の特徴を知り、該当する項目があれば積極的に学資保険への加入を検討しましょう。

貯蓄が少ない人

子どもの進路次第では、教育費が非常に高額になるため、計画的な準備が不可欠です。貯蓄が少なく、これから教育費を準備するという人こそ学資保険に加入すべきといえます。

先述の通り、学資保険は計画的に教育費を貯めることができ、途中で解約しない限りまとまった金額を準備することが可能です。教育費に充当する貯蓄を確実に増やすためにも、学資保険の活用を検討してください。

浪費癖がある人

教育費は、必要になる時期が明確であり、そこから逆算して計画的な準備が可能です。
しかし、浪費癖があると、教育費として貯めたお金を使い込んでしまい、本当に教育費が必要な時期にお金がないという事態にもなりかねません。

手元のお金をつい使ってしまう人や、お金の使途が分からずいつの間にかお金を使ってしまっているといった人は、強制力のある学資保険がおすすめです。

学資保険の他にもさまざまな方法で教育費を準備できる

教育費の積み立てに学資保険を活用する人が多い一方で、学資保険以外にも教育費を準備する方法があります。例えば、低解約返戻金型の終身保険は、保険料の払込期間の解約返戻金が低く抑えられているものの、保険料の払込が満了すると返戻率が100%を超える商品が多いです。

子どもの年齢を考慮して払込期間を設定することで、解約返戻金を教育費に充当できるでしょう。

また、生命保険の他にも、NISA制度を利用して教育費を準備することも可能です。

金銭的な負担を理由に、子どもが進学を諦めることがないよう、さまざまな商品や制度を活用しながら計画的に教育費を準備することが大切です。

まとめ:学資保険ならではの魅力は多数!必要に応じて加入しよう

学資保険は、インフレに対応できないなどのデメリットがある一方で、学資保険ならではの特徴も多いです。学資保険の主な特徴は以下の通りです。

  • 生命保険料控除が活用できる
  • 計画的に教育費を貯めることができる
  • 払込免除特約を付加することで万が一の際の保障がある

教育費はできるだけ早くから準備することが大切です。特に、貯蓄が少ない人や浪費癖がある人は、学資保険を活用して計画的に教育費を準備しましょう。

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