ニュースレター登録

家計

「お金がなかなか貯まらない」といった悩みを抱える人は少なくありません。また、これまで何度も節約に取り組んだものの長続きせず、結局お金を使ってしまうという人もいるでしょう。

今回は、お金の貯め方のコツをご紹介した上で、お金を貯める際の注意点も解説します。無理なく実践できるものから、早速取り入れてみましょう。

\ 「オリジナル家計診断書」無料プレゼント /

無料診断する

なぜお金を貯めなければならないのか

やみくもに貯蓄しようとしても、お金はなかなか貯まりません。まずは、貯蓄が必要な理由を知り、お金を貯める目的を整理しましょう。

突発的な支出に対応できるため

病気・ケガ失業など、日常生活にはさまざまなリスクがあります。普段からある程度のお金を貯めておくと、急に収入源がなくなったり、多額の支出が発生しても対応可能です。

心にゆとりができるため

お金があれば生活がさらに充実し、趣味や習い事といった仕事以外の活動にもお金を費やすことができます。心身が健康で充実していると心にゆとりが生まれます。

お金が貯まれば、心にゆとりができて豊かな人生を送れるでしょう。

老後に備えなければならないため

公的年金があるものの、自助努力による老後資金の準備も大切です。いざ老後を迎えて金銭的に苦労することがないよう、安定してまとまった収入を得ることができる現役時代にお金を貯めておくことを意識してください。

今日から実践できるものも!お金の貯め方のコツ

収入を増やす方法や支出を減らす方法など、お金を貯めるコツはさまざまです。

いきなり全ての方法を実践するのではなく、今日から実践できるもの無理なく取り組むことができそうなものからスタートし、徐々にお金が貯まる家計に近づけましょう。

収入を増やしてお金を貯めるコツ

現在の収入では十分にお金が貯まらないと感じたら、まずは収入アップを目指しましょう。ただし、収入が増えるにつれて支出も増えることがある点には注意が必要です。

①副業を始める

勤務先での昇格や昇進が難しいなど、早期の収入アップが見込めない場合は副業がおすすめです。スキマ時間に取り組むことができるものや、スキルや経験を活かせるものまで種類はさまざまです。

②転職する

勤務先で副業を禁止されている場合など、収入を増やすにあたって障害となる規則がある場合は思い切って転職を考えるのも良いでしょう。

業種や経験年数によっては転職することで年収を上げられる可能性がある一方で、条件次第では現在よりも年収が下がることもある点には気を付けてください。

支出を減らしてお金を貯めるコツ

収入を増やす努力とともに、支出を減らす心がけも大切です。特に、保険料や通信費など、毎月の固定費を見直すことによる節約効果は非常に大きく、浮いた金額を貯蓄に回すことで徐々にお金が貯まり始めるでしょう。

③生活コストを下げる

お金をしっかりと貯めることができる人は、生活コストを低く抑えることが上手です。生活コストを下げるには、固定費を見直すほか、同様の質や量でより安い商品・サービスを利用することを意識してみてください。

支出にメリハリをつけるなど、身の丈に合った生活コストかどうか確認してみましょう。

④ローンの借り入れ条件を確認する

大きな金額の買い物の際にはローンを組む人も多く、ローンを組んでから一度も見直したことがない人は利息の負担を減らせるかもしれません。

ローンの借り換えには審査が必要であるものの、利用しているローンよりも低金利のものに借り換えられれば、大きな節約効果を得ることができます。借入れ条件を確認し、利息軽減分を貯蓄に回すことでお金を着実に貯められます。

⑤各種ポイントサービスを積極的に利用する

お金をなかなか貯められない人の中には、現金主義という人も少なくありません。そういった人は各種ポイントサービスを積極的に利用しましょう。

例えば、クレジットカードでの支払い時はポイントがつき、貯まったポイントはマイル移行買い物代金に充当といったことが可能です。「たかがポイント」と侮らず、ポイントサービスを上手に利用しながら、支出を抑えてみましょう。

⑥家計簿をつける

家計簿は収支を把握する上で非常に大切なツールです。家計簿をつけると、不要なものを購入していないか、収入と家賃のバランスは適切かといったことが一目瞭然でわかります。

最近は家計簿アプリも人気であり、レシートの読み取り機能などを活用しながら毎月のお金の流れを把握してみてください。

税負担を抑えられる制度を利用してお金を貯めるコツ

収入を増やして支出を減らすことができれば、これまでよりも多くのお金を貯めることができるでしょう。しかし、さらにお金を貯めたい人は税金の負担も抑えたいものです。

以下の各制度の詳細を確認し、必要に応じて積極的に利用しましょう。

⑦NISA制度を利用する

少額での長期・積立・分散投資を後押しするための非課税制度がNISAであり、NISA口座内で購入した投資信託や株式から得られる売却益や配当益が非課税になります。

さらに、2024年以降は新しいNISA制度が導入され、非課税保有期間が無期限化されるほか、口座開設期間が恒久化するなど制度そのものの拡充が予定されています。

制度の改正により、さらに多くの資産をより長期で運用できるようになるため、NISA制度の積極的な活用を検討しましょう。

⑧確定拠出年金に加入する

拠出された掛金と運用益をもとに将来の給付額が決まる年金制度を確定拠出年金といい、企業型確定拠出年金(企業型DC)個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の2種類があります。

確定拠出年金は、拠出時・運用時・給付時のそれぞれにおいて税優遇措置が設けられており、税金面でのメリットを享受しながら将来の年金を準備できる仕組みです。原則60歳まで引き出せないという強制力もあり、確定拠出年金に加入することでお金を貯めることができます。

⑨ふるさと納税制度を利用する

本来、住まいがある自治体に納めるべき税金を、任意で選んだ自治体に寄付し、税金の還付・控除を受けられる制度をふるさと納税制度といいます。控除上限額の範囲内での寄付は、2,000円を超える部分について税金が控除される点が特徴です。

応援したい地域の特産品などがもらえる嬉しい制度であり、上手に活用することで食費や日用品費の負担を軽くできます。

⑩所得控除を利用できないか確認する

所得控除とは、一定の要件に該当する場合に所得の合計から所定の金額を差し引く仕組みをいいます。所得控除が大きければ大きいほど納めるべき所得税額は低くなります。

例として、生命保険料控除医療費控除などがあり、どの所得控除を利用できるのか確認することは非常に重要です。「いろいろな控除の種類があってわからない」といって利用しないのは、貯蓄の観点から考えると非常にもったいないです。

所得控除の種類を知った上で、自分自身がどの所得控除を利用できるのか毎年チェックすることで税金の負担をできる限り抑えられるでしょう。

この記事の内容の他にも、「お金が貯まる29の知恵」を1冊にまとめました。
今ならLINE登録するだけで、無料でプレゼントしています。
この機会に是非一度LINE登録して、特典を今スグ受け取ってください。

無理は禁物!お金を貯める際の注意点

「とにかくお金を貯めたい」と考えるあまり、むやみに支出を削るといった無理は禁物です。例えば、食費を抑えるために1日1食にしたり、光熱費の使用料を抑えるために電気やガスを使わないといった過度な節約は避けましょう。

生活に負担がかかるほどの節約は長続きしないだけでなく、かえってストレスが溜まり、心身の健康を害する恐れがあります。

また、「今月だけ節約しよう」といった一時的な取り組みも、お金を貯める効果は低いです。できるだけ無理なく、継続できる方法でコツコツとお金を貯めることを心がけることが大切です。

まとめ:収入アップとともに支出の削減が第一歩!貯蓄上手を目指そう

金銭的な余裕があれば、心のゆとりが生まれます。お金の貯め方はさまざまですが、まずは収入を上げることを目指しながら、不要な支出がないかを見直すことから始めてください。

ただし、過度な節約になりすぎないよう、負担のない方法を選ぶことが大切です。今回ご紹介したお金の貯め方のコツを参考にしながら、徐々に貯蓄を増やしましょう。

\ 「オリジナル家計診断書」無料プレゼント /

無料診断する

CONTENTS 注目のコンテンツ

THIS WEEK’S RANKING 今週の記事ランキング